今日から、青森県内の主要なスーパー、デパート、ホームセンターなど計231店舗で、レジ袋の有料化がスタートしました。県レベルでは、全国で5番目の試みだという。たいていのことは全国で後ろから何番目ということが多い青森県にしては珍しいことです。県(県庁)がゴミ減量化をめざして進めている「もったいない・あおもり県民運動」の一環とのことですが、最初からスーパー、デパート、ホームセンター、クリーニング店の4業 . . . 本文を読む
新年早々、八戸市内で起こった断水騒動は、2週間以上たってもいまだ完全復旧はしていません。水道企業団や市役所の対応のまずさ、遅さが強調され、あれは「事故」ではなくて「人災」だという見方がもっぱらです。一般の家庭はもちろんのこと、初売りに期待を寄せていた店舗や市場が、かき入れ時の正月2日に営業中止に追い込まれてしまい、その怒りの矛先が「役所」に向けられるというのも分かるような気がします。
それにして . . . 本文を読む
宇宙まで、とはいかないまでも、空高くそびえる超高層ビルも、とんでもない高さに到達しようとしています。
「摩天楼(スカイスクレーパー)」といえば、かつてはニューヨークの代名詞でさえあったものですが、最近は中東と東アジアにすっかりお株を奪われているようです。2008年現在、世界で最も高いビルは、2004年に完成した台湾の「台北101」というビルで、高さ509m。以下、ベスト10を見ると、なんと6個が . . . 本文を読む
11月15-16日の2日間、「第1回日本宇宙エレベーター会議」が東京・お台場の日本科学未来館で開催されました。主催は、日本宇宙エレベーター協会(JSEA)。
「宇宙エレベーター」…? 宇宙まで届くエレベーター? 漫画やSFじゃあるまいし。…なんて、いかにも怪しげなんですが、確かに、少し前なら完全に「SFの話」だった。ところが、近年の技術の進歩によって、俄然、現実的になってきたのだそうです。
宇 . . . 本文を読む
27年ぶりに、トキが佐渡の空に美しい弧を描きました。
佐渡トキ保護センターで育てられていた10羽のトキが、9月25日、野生復帰に向けて先日放鳥されました。佐渡の空にトキが舞ったのは、1981年1月、人工繁殖のために最後の野生のトキ5羽を捕獲して以来のことだそうです。2年前、佐渡に行ったときに保護センターのゲージの中で甲高い声で鳴いていたトキたちの中に、この10羽もいたんだろうなと、とてもうれしく . . . 本文を読む
コラムニストの中野翠さんが、朝日の「耕論─どうみるエコブーム」(2008年8月31日付け)で、「エコブーム」に対する警鐘を鳴らしています。そうなんだよなあと、我が意を得たり。
中野さんは、エコブームを「基本的にはいいことだと思っている」としながらも、「エコ自慢」やエコの持つ「オシャレ感」に対して、「モヤモヤしたイヤな感じ」を抱いています。つまり、「誰も反対しない正義」に対する不安。「専門家ではな . . . 本文を読む
「ゴミ」って、いったい何でしょうか?
・自分にとって必要でなくなったもの。(でも他の誰かにとっては必要なものかもしれない。)
・壊れたり故障したりして本来の用途をなさなくなったもの。(誰にとっても使えなくなったもの。)(でも、修理すればまた使えるようになるかもしれない。)
つまり、「ゴミ」とみなすかどうか(捨てるかどうか)は、多分に主観の問題なのですね。自分にとって不要なものは、フリーマーケッ . . . 本文を読む
海洋地球研究船「みらい」が母港のむつ市関根浜港に帰港し、このほど1日だけの一般公開が行われたので、見に行ってみました。
「みらい」はもともと、あの「原子力船むつ」です。日本初の原子力を動力とする船舶として建造されたものの、1974年、太平洋上で最初の原子炉の出力上昇試験が行われた際に、なんと放射能漏れ事故を起こしてしまい、母港のむつ大湊港が帰港を拒否、その後16年間、母港を持たない「さまよえる船 . . . 本文を読む
最近聞いた気になる言葉、「都市鉱山」。「都市」と「鉱山」の組み合わせに意表を突かれました。
金や銀、コバルト、ニッケル、インジウムといった非鉄金属は、携帯電話やパソコン、液晶テレビ、自動車などに使われる電子部品には欠かせません。こうした商品を大量に生産している日本ですが、原材料となる非鉄金属は、そのほとんどを海外からの輸入に頼っています。しかも、今後、その使用量はますます増える傾向にあります。
. . . 本文を読む
子どもの頃、春が近くなると、林の中で最初に雪が溶け始めるのが木の根元周辺だということに気づいて、やっぱり木も「生きて」いるから熱を持ってるんだなーと勝手に思っていたら、実はそうではなくて、「黒い」ところが太陽の光を集めやすいからだということを何かの拍子に知って、そうだったのか!と納得したことがありました。
夏になると白い洋服を着る人が増えるように、黒は光を吸収しやすく、白は光を反射しやすいという . . . 本文を読む
2007年12月9日付け東奥日報に、カマキリには積雪量の予知能力があり、高い所に産卵すれば大雪になる、という俗説は誤りであるという記事が載っていました。弘前大学の安藤名誉教授が検証したとのこと。
カマキリにそんな「予知能力」があったなんてそもそも知らなかったのですが、記事によれば、新潟県の民間研究者がカマキリの産卵位置のデータを収集した結果、俗説が本当であることを突き止め、4年ほど前に本にも書い . . . 本文を読む
月探査機かぐやから、最も期待していた映像が届けられました。月から見た地球の映像です。先日の月面の映像に続いて、「地球の出(Earth-rise)」と「地球の入り(Earth-set)」。JAXA(宇宙航空開発機構)のサイトで見ることができます。
「地球の出」は、月の北極付近からの撮影。かぐやが進む方向の地平線(月平線?)に、小さな地球が姿を現し、ゆっくりと昇っていきます。「地球の入り」の方は、か . . . 本文を読む
9月14日に打ち上げられた月探査衛星「かぐや」は、10月18日に高度約100kmの月周回観測軌道に乗り、現在、初期機能の確認をしながら月の周りをぐるぐる回っているそうです。その「かぐや」から、すごい映像が届きました。世界初という、ハイビジョンによる月面の動画です。かぐやに搭載されたNHK開発の宇宙仕様のハイビジョンカメラを使い、10月31日に、直径約3,500 kmの月の上空100kmの地点から2 . . . 本文を読む
地元紙掲載の連載で、自然生物の保護に努めている方のコラムがあります。先週今週は、「テングコウモリ大量殺りく事件」の顛末について。
岩手県久慈市の内間木洞の動物群は、岩手県指定天然記念物に指定されているのだそうですが、そのうち、絶滅危惧種Ⅱ類に入っているテングコウモリが、9月から69匹も何ものかによって「殺りく」されたという「事件」です。
さて犯人は誰か? 残された死骸の状態から、「殺しを楽しん . . . 本文を読む
今日は中秋の名月。
古来から月を愛でてきた日本人は、その満ち欠けに応じて、様々な呼び名をつけてきました。
1日目…新月、朔(さく)
3日目…三日月
7日目…上弦の月、弦月(ゆみはり)
13日目…十三夜月
14日目…十四日月、小望月(こもちづき)
15日目…満月、望月(もちづき)
16日目…十六夜(いざよい)
17日目…立待月(たちまちづき)
18日目…居待月(いまちづき . . . 本文を読む