今日から、青森県内の主要なスーパー、デパート、ホームセンターなど計231店舗で、レジ袋の有料化がスタートしました。県レベルでは、全国で5番目の試みだという。たいていのことは全国で後ろから何番目ということが多い青森県にしては珍しいことです。県(県庁)がゴミ減量化をめざして進めている「もったいない・あおもり県民運動」の一環とのことですが、最初からスーパー、デパート、ホームセンター、クリーニング店の4業種が参加するのは全国で初めてだそうです。
弘前大学の調査(回答者:弘前市内のスーパーを訪れた客502人)によれば、買い物客の78.6%が有料化に賛成しているという(2009年1月31日付け東奥日報)。4年前の調査では、賛成が49.7%だったそうで、ここ数年の「エコブーム」の成果を感じます。
レジ袋有料化の目的は、もちろんレジ袋の使用量の削減にあります。日本で1年間に使われるレジ袋の量は3億枚にのぼるといいます。一人当たり300枚近く。これだけの量のレジ袋を作るのには55万8,000キロリットルの原油が必要で、これは、日本の1日当たりの原油輸入量に匹敵するのだとか。
仮にレジ袋が全部なくなったとしても、年間でたった1日分の原油の節約か、とも思いますし、そもそもレジ袋より先に、節約するべきことがあるのではないかとも思います。たとえば、今回、レジ袋削減に賛同しているスーパーやデパートでいえば、発泡トレイとか過剰包装とか、「なくてもいい」ものは、ほかにもたくさんありますね。
考えてみれば、レジ袋なんて昔はなかった。買い物をするときは、買い物かごに入れるか風呂敷(究極の「エコバッグ」!)に包めばそれで済んでいたのです。いつの頃からか、「紙袋」が出てきて、1970年代にはレジ袋が登場、軽くて丈夫なレジ袋は、あっという間に買い物の世界に広まりました。レジ袋は、「ゴミ袋」をはじめ、買った物を入れてきたあとでもいろいろな用途で重宝しています。今回の有料化でも、エコバッグを持って買い物に行くのはいいけれど、レジ袋を、買い物以外の用途で使えなくなるのがけっこう大変という声も耳にします。
今回のレジ袋有料化は、きっと、「意識の変化」への第一歩だととらえるのが正解なのでしょう。レジ袋を減らしたからといって、そうすぐには環境問題は解決しないけれど、レジ袋1枚を我慢することから、「エコ」を考えることにしよう、というように。レジ袋がない、ことが普通に思えるまではちょっと時間がかかりそうですが、ちょっと昔の不便さ(昔は不便だなんて考えていなかったわけですが)に戻るだけと考えれば、意外と慣れるのも早いのかもしれません。
ちょっと気になるのは、店によってまちまちなレジ袋1枚の値段です。3円~5円程度になりそうですが、そのうち、ダンピングして1円とかにする店も出てこないとも限りません。レジ袋の値段を下げて客を引き込もうなんて、あまりにもセコい考えですな。何より、完全に本末転倒ですね。どうせなら、1枚10円とか、レジ袋の値段は一律にするべきではなかったでしょうか。
たかがレジ袋、されどレジ袋。たった1枚のレジ袋から地球環境を考える。みんなが考えられればいいけれど。自分も含めてですが。
弘前大学の調査(回答者:弘前市内のスーパーを訪れた客502人)によれば、買い物客の78.6%が有料化に賛成しているという(2009年1月31日付け東奥日報)。4年前の調査では、賛成が49.7%だったそうで、ここ数年の「エコブーム」の成果を感じます。
レジ袋有料化の目的は、もちろんレジ袋の使用量の削減にあります。日本で1年間に使われるレジ袋の量は3億枚にのぼるといいます。一人当たり300枚近く。これだけの量のレジ袋を作るのには55万8,000キロリットルの原油が必要で、これは、日本の1日当たりの原油輸入量に匹敵するのだとか。
仮にレジ袋が全部なくなったとしても、年間でたった1日分の原油の節約か、とも思いますし、そもそもレジ袋より先に、節約するべきことがあるのではないかとも思います。たとえば、今回、レジ袋削減に賛同しているスーパーやデパートでいえば、発泡トレイとか過剰包装とか、「なくてもいい」ものは、ほかにもたくさんありますね。
考えてみれば、レジ袋なんて昔はなかった。買い物をするときは、買い物かごに入れるか風呂敷(究極の「エコバッグ」!)に包めばそれで済んでいたのです。いつの頃からか、「紙袋」が出てきて、1970年代にはレジ袋が登場、軽くて丈夫なレジ袋は、あっという間に買い物の世界に広まりました。レジ袋は、「ゴミ袋」をはじめ、買った物を入れてきたあとでもいろいろな用途で重宝しています。今回の有料化でも、エコバッグを持って買い物に行くのはいいけれど、レジ袋を、買い物以外の用途で使えなくなるのがけっこう大変という声も耳にします。
今回のレジ袋有料化は、きっと、「意識の変化」への第一歩だととらえるのが正解なのでしょう。レジ袋を減らしたからといって、そうすぐには環境問題は解決しないけれど、レジ袋1枚を我慢することから、「エコ」を考えることにしよう、というように。レジ袋がない、ことが普通に思えるまではちょっと時間がかかりそうですが、ちょっと昔の不便さ(昔は不便だなんて考えていなかったわけですが)に戻るだけと考えれば、意外と慣れるのも早いのかもしれません。
ちょっと気になるのは、店によってまちまちなレジ袋1枚の値段です。3円~5円程度になりそうですが、そのうち、ダンピングして1円とかにする店も出てこないとも限りません。レジ袋の値段を下げて客を引き込もうなんて、あまりにもセコい考えですな。何より、完全に本末転倒ですね。どうせなら、1枚10円とか、レジ袋の値段は一律にするべきではなかったでしょうか。
たかがレジ袋、されどレジ袋。たった1枚のレジ袋から地球環境を考える。みんなが考えられればいいけれど。自分も含めてですが。
最初のうちはよく持ち忘れて買っていた買い物袋ですが、最近は出かけるときに必ず持ち歩くようになりましたよ。
人間って慣れるんです!
有料になる前、スーパーのレジ袋はものすご~くヤワだった。家までたどり着けずに崩壊することもしばしば…(^^;;;
有料になって、レジ袋は日本のレジ袋並に丈夫になりました。店によって若干値段は違いますが、3角~5角程度(3円~5円くらい)です。
ところで、やっぴ先生も書いてますがレジ袋ってゴミ捨てにとても重宝しますよね。でも、エコバッグを持って買い物に行くので、ゴミ袋が無い。
ですからワタシは日本に帰るたび、大量に袋を買ってきます。
なんだか…腑に落ちない(滝汗)
確かに、ゴミ袋として買うのは腑に落ちない。何のためにレジ袋有料化してまで減らそうとしているのかわからないですよ。でも、けっこうのびびさんみたいな人は多いかも…(滝汗)
ゴミ袋としてのレジ袋がなくなるのは、実際困りますよね。おっしゃるとおり、日本のはゴミ袋として耐えうる丈夫さが魅力。いや、ゴミ袋としてだけでなく、レジ袋はいろいろと重宝するんだよなあ!ま、そうも言ってられないってことか。