標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

自然界での帯化現象

2009年05月27日 | 植物

裏山の、クリンソウ群生地を見てきました。
日本の桜草の仲間では、最も大きい桜草とはいえ、庭ではほどほどの大きさで咲くのに、自然界では、びっくりするほど大きな株があります。
70センチくらいあったでしょうか。

普通、クリンソウは、このように、花が何段も層になって咲きます。


ところが、こちらのクリンソウは、どこか違います。
クリンソウにも、桜草のように、玉咲きがあるのかと、よくよく見たら、



自然界での帯化( タイカ )現象でした。( 茎が帯状に平らになる現象 )
クリンソウは帯化すると、玉咲きになるようです。
以前、1年草の花の帯化した物の種をまいて、帯化が遺伝するか試したことがありますが、帯化は出ませんでした。
宿根草だと、来年はどうなるのかな?
玉咲き桜草は、かわいいけれど、玉咲きクリンソウは、グロテスク。


ヤフー・スライドショー 「 ブログに戻る 」

2009年05月20日 | パソコン

「ブログ記事中のヤフースライドショーを見た後、ブログに戻ろうと、右上の✕印を押したら、ブログ自体も消えてしまい、再度、ブログを立ち上げなくてはならず、煩わしい。」とのご指摘をいただきました。



スライドショー左上の ← をクリックしていただくと、ブログに戻れます。



スライドショー画面上で、カーソルを動かすと( ✕ ウインドーを閉じる )という文字が出ますが、そこをクリックした場合は、右上の✕をクリックしたのと同じくブログは、終了します。



我が家のボタンのスライドショー ( ← クリック ) で試して頂けたらと思います。
我が家のボタンが満開になると、毎年雨が降り、花の命は短くてとなります。今年も、明後日から雨の予報。残念!!

ブログをご覧いただき、ご不審なことがありましてら、また、いつでもご指摘くださいね。
ありがとうございました。

ウマノスズクサ科カンアオイ属の花々

2009年05月18日 | 植物


カタクリの群生地に咲いていたこの花。
ウスバサイシンの花が咲き終わったものかと思って写真を写してきました。
ところが、どこか違う感じで、念のため、図鑑を見たら、同じウマノスズクサ科カンアオイ属の花で、徳川家の御紋章になったフタバアオイと載っていました。
高貴な御紋章になるだけあって、葉は、照り葉で輝いています。

ウスバサイシンは、株立ち。フタバアオイは、蔓状に伸びています。





このウスバサイシン、今まで、気がつかなかったのですが、我が家の生垣沿いに何株か出ていました。大きなマンサクの木がありますが、長年積もったその落ち葉をどけたら、何株も顔を出し、びっくり。
何年も落ち葉の下で、育っていたようです。
でも、窮屈な所に出ているので、このように、写真に写すには、ご近所の林まで、出向かなくてはなりません。



こちらは、カンアオイの葉。ちょっと、長細く、肉厚です。



山野草店「つどいの里」での、値段にびっくり。どこの国か、外来種のようです。
この種の愛好家は、いくら高くても、のどから手が出るほど、欲しい植物なのかもしれませんね。


朱赤の山ツツジ

2009年05月17日 | 植物

裏山の散策をしていて、もう咲いていていいはずの山ツツジを見なかった。
「この辺の山には、ツツジは、育たないのかしら?」と話していたら、ありました。



裏山で初めて見る山ツツジです。



桜草の自生地を見て、へ戻るのとは、反対の道を登ってみました。



残念ながら写真は写さなかったのですが、八ヶ岳が見える所もあり、明るい斜面に出たと思ったら、山ツツジ満開です。



突然、現れた朱赤を堪能!!



ただし、この道は、行き止まり。沢山の薪が積んでありましたので、個人の山なのかもしれません。


琥珀アクセサリーのリフォーム

2009年05月15日 | 手芸

ロシア土産の琥珀のペンダント。お気に入りのデザインでしたが、ペンダントトップが、胸の位置の長さで、椅子から立ち上がる時にテーブルにあたったりして、いつのまにか、左右にぶら下がっていた琥珀が金具ごと1つ、無くなってしまいました。



仕方がないので、もう1つを外して、真ん中の1つだけをぶら下げた状態で使おうと思いましたが、どうもバランスが悪いです。
そこで、先生にご相談。


ロシアの近くチェコビーズのスクエアと、メロン玉、特大丸ビーズを足して、Tピンに通し丸カンでつなぎ、揺れるようにしました。
バランス良くまとまり、お気に入りのリフォームアクセサリーができました。


茅野市北大塩財産区の桜草自生地

2009年05月14日 | 植物

最近の朝の散歩は、車で林道の入り口まで行き、毎朝、知らない違う道に入り、ちょっぴり探検してきます。
今朝は、前に友人が、「裏山に、桜草の群生地があるんだよ。」と話していた場所を探しながらの散策。



解っているのは、「マレットゴルフ場を通り過ぎて行くんだよ。」ということだけ。車が、がったんがたんと揺れる、春のわだちで、でこぼこの砂利道です。シートベルトをしていても、体が飛びはねます。
「川があるから、この辺で曲がってみようか。」桜草は、沢沿いに自生していることが多いです。
入口に車を止めて、しばらく歩いたところで、代り映えのない林道のため「戻るか?」と主人。
「もうすこし行ってみよ。」と、またしばらく、お散歩。だいぶ歩いたところで、木に、スーパーの袋が縛ってあります。
「誰かが何かの目印で縛ったのかしら?」
「そういえば、目印をつけてきたんだって言っていたよ。」というわけで、そこから、沢に入ってみることに。
枝をよけながら、すごい所を登って行きます。



沢沿いに、いくつもの桜草の塊があります。



あちこちの山に、自生していますが、こちらの桜草は、どれも薄いピンク色です。



まだ、野生の白の桜草は見た事がありません。



行きは、沢の右側を登り、帰りは左側を降りることに。
右側には何もなかったのに、帰りの斜面は、いろんな山野草が咲いています。

ヒトリシズカ



ルイヨウボタン



破れ傘も群生しています。



今は、すっかり、傘を開いて。



まばらではありますが、カタクリ、二輪草も咲いています。

それにしても、カタクリといい、桜草といい、良くこんな場所を見つけた方がいるものです。本当に山歩きが好きな方は、林道の散歩では物足りなく、人が入らないような場所を歩き回り、花や山菜やらを見つけて楽しんでいるのでしょうか?

今朝の私の勘も冴えていました。「ここで曲がろう。」「もう少し行ってみよう。」と、花好きの私の鼻が効いたようです。
「本当だなぁ。」と主人も感心。

当選!! 無料ご招待の日帰り旅行

2009年05月13日 | 

地元、「花とペットの店、カタクラ」の抽選で、2等の日帰り招待旅行に当選のお知らせが届きました。
ただとはいえ、1日つぶして行くほどのコースでもなさそうだしと、さんざん迷ったあげく、まだ行ったことのない三保の松原に、ひかれ参加することにしました。

途中、河口湖では、富士も見えていました。

最初に、河口湖近くの湖水パールの店、「珠屋」に案内され、湖水真珠の説明を受け、加工の様子を見学。確かに素敵なアクセサリーですが、20数万円の品々。簡単に「はい、買います。」という価格ではありません。湖水パールというのは、淡水パールですが、なかなか丸いのができず、形の良い大きい物は、高価になるそうです。白、トキ色、薄い紫があり、紫は、不祝儀にも使えるそうです。どれも、きれいな色でした。貝自体も大きいですし、大量に生産しないと丸い大きな粒は採れないので日本の湖の広さでは無理で、中国の大きな湖で養殖されているそうです。
大型バス1台ともなると、何人かの購入客はいます。現金を持ち合わせなくとも購入できるように、「ローンの金利は、当社が負担します。」と説明しています。

その後、2時間のドライブで、昼食地、焼津へ。お寿司のバイキングをいただいて、私の目的地、三保の松原へ。



羽衣伝説で有名な松ですが、



すっかり、枯れてしまい



根元に2代目が植えられましたが、見ごたえある松に育つには、あと何十年、何百年かかるのでしょうか?
( 1代目は樹齢600年の黒松 )



現在は、主人公の「羽衣の松」よりも、周りの脇役のほうが見ごたえがあります。





駿河湾に面した砂浜。久しぶりの海です。貝殻でも打ち上げられていないかと散策しましたが、



あるのは石ころのみ。



このころには、富士はすっかり、かすんでしまい富士と海との写真は撮れず、なぜ、ここが名勝地なのかも理解できない私にとっては、自費で参加した場合、9,800円の今日のツァーですが、残念でしたの旅になりました。、
最後に、海産物店に案内され、皆さん沢山の買い物をして、バスの中では、網棚から、土産物を入れたビニール袋がすべりおちたりしています。
信州人対象のバス旅行には、海産物店への案内をセットしないと不評と聞いた事があります。

茅野市 小泉山の破れ傘

2009年05月06日 | 植物

温泉での、(車が沢山、止まっているところが、にある市営温泉「塩壺の湯」)



見知らぬ方たちとの会話で、標高1,000m強の小泉山頂上に、



破れ傘の群生地があると教えていただき、早速、写しに行きました。
「色んな所から登れるけれど、中沢口から登るのが一番なだらかで歩きやすいからね。」というわけで



登り口のお寺さんの駐車場に車を置いて、こんな道をハイキング。



この時期は、破れ傘の他にも、スミレや、筆リンドウ、千本槍が咲いています。





「富士山に向かって、右側の斜面だからね。」と教えていただいたのですが、なかなか見つからず、群生していると話していたのに、見つからないはずはないと斜面を、登ったり降りたり。
ようやく見つけました。かわいい傘を開き始めたばかりで写真を写すには、グッド・タイミング。



『 破れ傘のスライドショー 』 です。 ← クリックしてください。

傘のトップが、赤いのと白い種類とがあります。

ヒメギフチョウ

2009年05月03日 | Weblog

先日、写したこの蝶、キアゲハとは違うし、なんという蝶かしらと思っていました。
今日、AkIOさんに、「 ヒメギフチョウ 」と教えていただきました。



カタクリや



スミレの密を好み







この日、止まっていた食草は、こんな葉 ( アマチャヅル? ) でしたが、



ウスバサイシンの葉に、卵を産みつけ、



その卵は、10日前後で孵化し、ウスバサイシンの葉を食べて育ち、夏の終わりに、サナギになって、越冬するそうです。
そういえば、昨年、花の後、ウスバシシンが、どうなっているかと林に見に行ったら、虫に食われて、丸坊主になっていました。
葉を丸坊主にした後、落葉松の林の中で蛹はどこに、ぶらさがるのでしょう?



我が家の庭や、近所の林に、ヒメギフチョウが生育するための素材は、ぜ~んぶ、揃っています。