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テレビで、震災以外のニュースも流れるようになると、身近な人からの地震についての便りが届き始めた。
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★数年前に、ご主人様をなくし、一人暮らしをしている知人が、茨城県に住んでいます。
大震災の日、震度6強の地震を体感し、今までの人生で、一番怖い思いをしたという。
家の中は、ごちゃごちゃ。震災後も続く、余震で、怖くて家の中では眠れず、何日か車の中で寝たという。
お一人で、心細かったでしょうね。お察しいたします。
幸い、I君の無事は確認できたが、身近な方が被災され、安否が判らないという人もいる。
計画停電では、見えないところでの影響もある。
母のケアホームでは、エレベーターが止まるので、食事時が、停電時間とぶつかった場合、各自で4階の食堂まで1階の厨房から、階段で運ぶことになった。いくら、健常者入居が前提とはいえ、92歳の母には無理。私も、行った時に、お部屋で一緒にいただいたりするので、食堂から運ぶ時があるが、お盆に乗せたご飯や汁物は、重たい。そんな物を持って、階段で躓いたりすれば、命取りになりかねない。
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★物不足
田舎のこの茅野でさえ、スーパーの棚に物が無くなっている。先日、寄った農協でも、お米の棚が空。農協なのになぜ?と思い、見回したら、10キロの袋は、沢山ある。
別荘族や、スキー客が、とりあえず、田舎に来たついでに5キロの袋を買っていくのでしょうか。「5キロ袋は入荷の見通しがありません」と、貼り紙がしてあります。
茨城県が主生産地の納豆の棚も空。ニュースで、大手2社が、製造できない状態と報じている。東京にも、納豆製造会社があるようで、フル稼働で製造している様子が映っている。長野県にも、「川中島納豆」という納豆がある。普段はおいていないこの納豆を納豆好きの主人は、「昔の納豆の味だ」と喜んでいる。最近は、大豆が刻んであったり、小さかったりするが、川中島納豆は、特別大きな国産丸大豆。
長野県北部榮村でも、大きな地震があったせいか、卓上ガスコンロの棚も空。
トイレットペーパーの棚には、「地震の影響で、紙製品が不足しています」という張り紙がしてあり、ここも空。
そして、ガソリン、灯油。この前、行った時は、クローズ。焦りましたが、帰りには、オープンしていました。
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★イベント
19日茅野市民館で、開演予定だった、地元アマチュアオーケストラ「諏訪響コンサート」が中止になった。
東京で受講する予定だった勉強会も中止。当然、講師に入るはずだった受講料は入らなくなる。
大震災は、そんな形で遠く離れた土地でも間接的にいろいろな形で、ひびいている。
一瞬のうちにすべての物が無くなるのをまのあたりにして、私たちも、買い占めどころか、物を買わなくなる。
納豆が製造できなければ、あの発泡スチロールの容器の会社にも、ひびく。
こんなときでも旅行会社からは、これでもかというくらいに次々とパンフレットが送られてくる。
今年は、ベストシーズンのアルプスへハイキングに行こうと、張り切っていた主人も、そんな気分ではなくなってきたようです。ダイレクトメールは、そのままゴミ捨てへ。
そんなこんなで、経済は動かなくなる。
今は、何より、原発問題と、被災者の方への対策が優先です。
無力な私は、テレビや新聞の悲惨な状況報告に、なすすべもなく心を痛めるだけ。
これからの長い復興への道のり。本当に、どう手を差し伸べたらいいのでしょう。。。
ブログを更新する気にも、なかなかなれない。
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20日静岡県で、全国で、最も早く「ソメイヨシノ」が花開いたという。
庭でも、春の花が咲き始めた。
春は、必ず、来る。