南大沢昆虫便り

八王子市南大沢より、昆虫に関する情報をお届けします。
昆虫の専門家ではないので、間違い等ありましたらご指摘ください。

クリシギゾウムシ?

2016-11-30 12:18:21 | ゾウムシの仲間

いよいよ11月も最後になり、冬に突入ですね。

2週間ほど前の11月の中旬、虫の少なくなった公園で、やや暗い手すりの上を歩いている少し大型のゾウムシを発見した。

よく見ると、元気よく歩いているシギゾウムシではないですか。

 

 

小枝に移ってもらうと、ここでも元気良く歩き回る。

 

 

顔も撮影。

 

 

シギゾウムシは似たのがいるので、上からも撮影。

 

 

クヌギ、シイ、コナラ、クリなどが頭につくシギゾウムシがいるがどれだろう?

同行していたMさんと帰宅後に調べてメールのやり取りをした。

触角第2中間節は第1中間節より短い、触角柄節は第1-3中間節を合わせた長さより短い、そして白線のある模様などで、クリシギゾウムシでは?としたがどうでしょう。

クリシギゾウムシは秋に出現して、クリに産卵し、クリの中で育った幼虫は土に潜って越冬し、2~3年して成虫になるという記事があった。  参考にしたサイト

そんなにかかるのか? びっくり。

 

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ベニツチカメムシについて聞いてきた

2016-11-27 11:12:41 | カメムシ

11月25日(金)の夜、池袋ジュンク堂で、「こんなに面白いカメムシがいたのか!ベニツチカメムシの驚異の保育行動」という題でトークショーがあったので参加してきた。

これが、ものすごく興味深い内容で面白かった。

司会進行が鈴木海花さん、それにカメムシ研究者の向井裕美さんと昆虫写真家の新開孝さん。

 

 

まず、聞きなれないベニツチカメムシですが、残念ながら関東にはいなくて、九州以南だそうです。一部四国や本州でも観察例があるようですが。

新開孝さんのブログで時々紹介されるので、保育をする変わったカメムシというのはなんとなくわかっていたが、見た事もないし見られるとも思っていなかったが、なんと写真に撮ることができました。

トークショーの始まる前、ジュンク堂前の歩道で(店内に持ち込めないというので)、鈴木海花さんが虫かごに入れたのを持っていてくれたのを撮らせてもらったのです。

 

 

これが、鮮やかな赤と黒の模様のベニツチカメムシの成虫です。

さて、特設コーナーには昆虫に関する本・グッズそれにカメムシ関連の展示がありました。

新開さんの大きなカメムシ卵の写真展示もありました。

 

 

そしてトークショーが始まりました。

会場はびっしりで満員でした。

 

 

ベニツチカメムシの行動で知られているのは、食樹のボロボロノキの実を拾いに行って巣に持ち帰り幼虫に与え、3齢幼虫くらいまで子育てをするということです。

今回初めて聞いたのは、産卵したメスは、卵を球体にまとめて持ち運ぶことができる。

卵には受精卵と栄養卵がある。

孵化するときに共生菌のあるゼリーを卵塊にかける。

ゼリーが固まる前に食べさせたいため、親が振動を与えて一斉に孵化させる。

振動を与えないと短時間で孵化せず、そして孵化率が下がる。

等々、向井さんが発見して発表したとのことです。

まだまだいろいろなことを話してもらえました。

(若干表現が違っていたらご容赦を)

 

新開さんからは、ベニツチカメムシの生息地についての話や、いろいろなキンカメムシたちの興味深い話を聞きました。

 

まあ、九州に行かなくてはいないのだから、話を聞いただけだなと思っていたら、最後に耳寄り情報がありました。

実は、東京でも普通に見られるツチカメムシの仲間で、ミツボシツチカメムシが子育てをするそうです。

そこで、来年の3月ごろに、ヒメオドリコソウやホトケノザの群落の地面を探してみようと思っています。

見つかるかなあ?

 

 

 

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オオアオイトトンボ

2016-11-23 17:00:54 | トンボ

今回も、先日の井の頭公園の観察会で撮影した昆虫です。

オオアオイトトンボが何頭も水辺で飛んでいた。

飛ぶとわかるが、とまっていると見つけにくい。

 

 

後ろにはカマキリの卵が写り込んでいた。

もう少しわかりやすいところにとまっている♀がいた。

 

 

更にわかりやすいところで、木製の柵にとまった。

 

こちらは♂。

 

似たのに、アオイトトンボがいる。

この違いは、だいぶ以前に南大沢季節便りに載せていた。 →クリック

 

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クモガタテントウ

2016-11-18 21:00:23 | テントウムシ

今日は知り合い3人と、井の頭公園で自然観察会だったが、天気も良く楽しい一日となった。

井の頭公園ならお任せのTさんが案内してくれるので、これは大変ありがたい。

ボート池では、初めて訪問してくれたというハジロカイツブリが、キンクロハジロ達と一緒に泳いでいるのを教えてもらった。

昆虫も、寒さの中オオアオイトトンボや越冬ウラギンシジミ等、いろいろと撮影することができた。

玉川上水の向こうの公園で昼食を食べた後、草むらで小さな2.5mm位の見たことのないテントウムシを見つけた。

これが小さいのに動き回り、OM-D E-M5 MarkIIでは、どうもうまく撮れない。

TG-3の顕微鏡モードで一枚だけ何とか見られるものが撮れた。

 

 

帰宅すると、Tさんからメールでクモガタテントウだったと教えてくれた。

調べると、1984年に東京で見つかった外来種だが、近年関西でもどこでも普通に見られるようになったとある。

あまりに小さいので気が付かなかったのだろうか。

これからは、南大沢でも気を付けてみてみよう。

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ナカボシカメムシ

2016-11-17 20:20:56 | カメムシ

暖かく、秋晴れの一日となった。

昼頃駅前に出かけたので、足を延ばして首都大学の紅葉を見に行った。

ここにはトウカエデやモミジバフウがあるので、青空に赤が映えてきれいだった。

 

 

 

更にその裏の富士見台公園の展望台にも行ってみた。

ここはケヤキの黄色が目立つ。

その展望台を降りる時に、小さな虫が勢いよく飛んできて、ピカピカに銀色に光る手すりにとまった。

 

 

ナカボシカメムシだった。

手すりには青空が写り込んでいた。

越冬場所を探して飛び回っているのだろうか?

 

 

忙しく歩き回って、何やら変な格好をした。

 

 

そしてあっという間にものすごい速さで飛び去ってしまった。

 

じつは、この「南大沢昆虫便り」の記念すべき第1号の記事が、ナカボシカメムシだった。

2年10か月前のことである。

 

 

 

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