南大沢昆虫便り

八王子市南大沢より、昆虫に関する情報をお届けします。
昆虫の専門家ではないので、間違い等ありましたらご指摘ください。

ゲンジボタル (片所谷戸)

2017-01-18 11:14:38 | ホタル

真冬にゲンジボタルの話とは? と思ったのですが、地元の情報提供です。

南大沢の隣の駅、多摩境駅から少し歩いただけでゲンジボタルの見られる谷戸がある。
我が家からも歩いて20分程だろうか。

片所(かたそ)谷戸というところで、10年以上前に知って南大沢季節便りにも何回か載せている。→ゲンジボタル

その後、ここ周辺でホシザクラ(最近はタマノホシザクラと言うらしい)という希少種の桜もたくさん見つかったところである。

地元の人が保全活動をして、毎年ホタルのシーズンには観察会なども開いている。

観察会には、通常立ち入ることもない若い人や、小さな子供を連れた家族なども大勢訪れてにぎわい、こんな機会から虫に触れ合う子供も出てくると思うのだが。

三方が住宅地、緑地、墓地に囲まれ上流は多摩境通りが通って、奇跡的に残ったホタルの谷戸である。

10年ほど前に、谷戸周辺の開発計画が出て、交渉の結果、谷戸については開発はなくなったと聞いていた。

(この時はホシザクラを守ろうというのが前面に出ていたが。)

 

さてしばらくぶりに先日何気なく行ってみたら、隣の緑地は伐採が進み見通しが良くなっていた。

まあ、宅地造成が始まったとは聞いていたので「そうかついに始まったのか。」と、思いながら谷戸の上流から入って下流へ進むと「エッ、何これ」。

 

 

この写真の右のカーブしている道の左側は谷戸なので、ここは残ると思っていたのだが。 

谷戸の下流地域1/4くらいが造成中。

下の写真は、反対側から見たところです。

 

 

これで、今年のホタルの発生はどうなるのだろう。

経緯については、こちらの地元の守る会のホタル通信151号をご覧ください。

ビックリしたので、整地中の写真だけで、残された谷戸の写真を撮り忘れました。

 

地主の方の都合もあるとは思いますが、これだけ人口も減って空き家が多い時代に次々と宅地造成しなくてよい施策はないのだろうか。

まあ、多摩ニュータウンという大規模造成地に住んでいるので、複雑な思いである。

 

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ツヤアオカメムシ

2017-01-13 09:49:15 | カメムシ

晴天が続いているが、明日から寒波襲来で雪のところも多いらしい。

長池公園の手すりを見てもあまり虫がいないのでどうしようかと思っていたら、ブログ「へなちょこ何でも写真」にいろいろなところの手すりが出ていた。

そうだ、少し違う手すりも見てみようと、雑木林ではなくて、照葉樹の暗い森に入ってみた。

わずかに陽があたっている場所の擬木に、緑色のカメムシがいた。

近づいてよく見ると尺取り虫も一緒だ。

 

 

つやがあるので、ツヤアオカメムシのようだ。

 

今度は、小さなチャタテムシのような虫が乗ってきた。

全く動かないので、カメムシと思われていないらしい。

 

 

さっきの、乗り越えていった尺取虫が戻ってきてまた背中を歩き回ったら、さすがに少し動き始めた。

死んでいたのではなかったのだ。

 

 

暗い森の中の、小さな擬木の上の出来事でした。

 

 

 

 

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ヤドリノミゾウムシ

2017-01-11 18:38:11 | ゾウムシの仲間

昨日、ケヤキの樹皮下で越冬している虫が例年より少ないみたいだと書いたのですが、毎年たくさんいるケヤキを見てもやはり少ないです。

やっと、一頭ヤドリノミゾウムシを見つけた。

 

 

一緒にいたクモは、太陽に当たるとあっという間に走って消えてしまった。

このヤドリノミゾウムシは全く動かない。

でも、そのうちにのそのそと動き始めた。

 

 

そして、体が温まったのか、ぴょんと飛んでステンレス製の公園の案内板に移った。

更に元気に動き始めた。

 

 

起こしてしまったが、元のケヤキに戻したので、また樹皮下に潜り込んで春まで過ごすのだろう。

 

 

 

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ムラサキシジミ

2017-01-10 17:24:00 | チョウ

年が明けて、このブログに載せるような虫の話題もないまま、あっという間に10日もたってしまった。

まあ、今年ものんびりマイペースで更新しますので、よろしくお願いいたします。

そうは言っても、植物、天体、それに雲の話題などは「南大沢季節便り」に載せていました。

興味ありましたら、ご覧ください。

更に、昨年後半に始めたFacebookはいつまで続くかわかりませんが、更新していました。

 

 

今日は、気持ちの良い青空の広がる午前中、清水入緑地を歩いた。

チラチラと至近距離を飛ぶチョウがいて、見るとムラサキシジミのメスだった。

 

 

これも成虫越冬なので、どこかこのあたりで越冬中で暖かな日差しなので飛んできたのかもしれない。

崖の下の枝にいるので、手を伸ばしてアップで撮ってみた。

 

 

前翅の右先が欠けているのかと思ったら、葉の影のようだ。

 

昨年、近所でムラサキツバメの集団越冬を見たので、今年もあちらこちら探しているのですが、なかなか見つからない。

何とか見つけたいと思うのだが・・・

 

寒い日には全く虫も出てこないが、今日みたいな日差しだと、結構いろいろとみることができて楽しめた。

ただし、ケヤキの樹皮下の越冬昆虫は例年に比べて少ないように感じる。

 

 

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今年出会ったのは!!

2016-12-31 10:59:00 | 昆虫いろいろ

今年は、マイペースでゆったりとした昆虫観察と撮影でしたが、それでもいろいろと初めての出会いもあり、振り返るとたくさん撮影していました。

その中から、印象に残る一部の虫たちを再掲載します。

 

冬には、地元で是非見たいと思っていた、ムラサキツバメの集団越冬が見られた。

 

 

そして春になると、もう一度撮りたかったウマノオバチのメスを見つけた。

 

 

更に、アオサナエは今年も現れ、見事な逆立ちをして太陽の影を最小面積にしていた。

 

 

これも、地元で見られるとは思っていなかったフチグロヤツボシカミキリをMさんが見つけてくれた。

 

 

長池公園にいたワモンヒラタハバチは活発で愉快な行動。

 

 

 

富士山ではマツアナアキゾウムシを始め沢山の初見の虫に出会えた。

 

 

 

夏になって、少し遠出で希少種のオオモノサシトンボを見た。

 

 

 

そして、ずっと探していたツバキシギゾウムシが地元で見られた。

 

 

9月の北海道では、いやに懐いたオツネントンボに出会い、毎日指に乗せて遊んだ。

 

 

 

そのほかにもたくさん出会うことができた。

 

お世話になった皆さん、1年ありがとうございました。

また、このブログを訪問していただいたたくさんの皆さん、ありがとうございました。

また、来年も楽しい報告ができるようにしたいと思いますのでよろしくお願い致します。

 

 

 

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