標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

柿酢

2016年11月28日 | 新聞から

信濃毎日新聞に、「干し柿を楽しむ」という記事があった。
その一つに、「柿酢」があり、作ってみた。
干し柿にするのでむいた柿の皮が、たくあん漬けの時使おうとベランダに干してある。
それをぎゅうぎゅうに瓶に詰め、お酢を加えた簡単なもの。
1週間くらいで使えるそうですが、柿の香りが酢に移り、甘い、柿風味の酢になりお正月のおなますに良いとある。
おなますには、いつもは干し柿を入れていますが試してみることにしました。



先日の歩いて旅する会で「blogは、中断しないで載せてほしい」と言われたのですが、写真の整理ができていません。
極力、載せるようにしますが、悪しからず。

茅野市美術館ワークショップ 「ちのミュージアム・ピクニック」 に、参加。

2016年11月24日 | 諏訪圏

今日は雪。今冬初の雪かき。15センチほど、積もったでしょうか。



昨日は、茅野市美術館主催の「ちのミュージアム・ピクニック」に参加。
晴天でしたが、今日の雪予報のせいか寒かったです。
9時半、市民館集合。大型バスで移動。
学芸員の解説付きで市の美術館や博物館をまわります。
今まで、気にはなっていたけれど、なかなか行く機会が無かった所へご案内くださり、参加費は無料です。
まず、私たちが住む米沢にある「駒形遺跡」。
霧ヶ峰が、全国一の黒曜石産地だったそうで、そこから運んだ黒曜石をまで降ろし、黒曜石の加工をしていたそうです。
ここの黒曜石が、青森県の遺跡からも発掘されているそうです。



次に国宝「仮面の女神」を出土した「中ッ原(ナカッパラ)遺跡」へ。
こんな状態で、出土したそうです。
これはレプリカですが、以前盗まれたことがあるそうです。



8本柱方形柱穴列。



手前はお墓。奥、丸いのは住居跡。



その本物がある尖石考古館へ。
この周辺は「尖石石器時代遺跡」。
国宝 「仮面の女神」



先輩の国宝「縄文のビーナス」。
この発掘遺跡には行きませんでしたが、大型バスが入るには道が狭いのでしょうか?



その国宝指定書。



茅野市の国宝は、「仮面のビーナス」「縄文のビーナス」の2点だけと認識していましたが、こちらの一緒に出土した土器8点も「仮面のビーナス」がらみで国宝だそうです。
附土器(つけたりどき)といいます。



土器の持ち手は、マムシ。
茅野市で出土する土器には、白い石の細粒が混入しているのが特徴で、八ヶ岳の石の破片で甲府、松本の遺跡からも出土し、この辺のが流通していたのが判るそうです。
蛇の飾りもこの辺の特徴とか。



こちらは、イノシシ。



お弁当をいただいた後、お隣の京都造形芸術大学付属「康耀堂美術館」へ。
ここには以前、クリスマスカードのワークショップで来たことがあります。

いつも苔玉が飾られていますが、我が家では躍起になって抜いているトクサと笹もいけられていました。



日本画や洋画、ガラス工芸品など鑑賞。
日本画が良かったです。
中庭の池。



藤森照信さんの「空飛ぶ泥舟」へ。
泥舟と行っても、モルタルにわらを混ぜて泥っぽく見せているそうです。



作者が細川前総理宅の茶室を建造して、ご自分の茶室もほしくなり建設した茶室 「高過庵」。
どうやってお部屋まで行くのでしょう。



この梯子をかけていくのだそうです。
スカートでの訪問はできませんね。



御柱祭には、上社、下社の本祭の他に、小宮(の神社)、牧(同じ名字の家)の御柱祭りがあります。
藤森 牧 の御柱。かやぶき屋根のお社です。



藤森先生設計のお隣の「神長官守矢史料館」へ。
周囲は、オカメ笹の植栽。
オカメ笹の名前の由来は、浅草の酉の市でこの竹竿におかめの面を下げることからだそうです。



守矢 牧 の御柱。



前の道路からは、2度目の雪をかぶった八ヶ岳が見えます。



16時半、茅野市美術館へ戻り常設展の説明を受け、この日のイベント終了です。
マルチホールで二科会の写真展をやっていましたので、それを鑑賞して家路へ。



歩いて旅する会 「熊野古道」 5 那智で出会った生物編

2016年11月21日 | 

先月の北国街道の最終回は那須山行と重なり残念ながら欠席したが、17日から19日まで歩いて旅する会のメンバーで5回目の熊野古道の旅をエンジョイ。

2泊3日のお天気。

1日目の夕日。



2日目の海。



2日間晴天の後の3日目は、降りしきる雨。
カメラも完全防水のTG-3に替えました。
参拝が終わってから雨はやみましたが、尾鷲市へ向かうバスの車中に居る頃、震度4の地震があったようです。
昼食のレストランで、ウェーターから聞き、初めて知りました。
感知した人は一人も居ませんでしたが、ウェイターの話では尾鷲市で震度4は非常に珍しいことだそうです。
主人もニュースで地震を知り、行程表で確認したら、ちょうどバスでの移動中のようで安心したとのこと。



雨の参道には、たくさんの沢ガニが居ましたが、絶えず動いていてシャッタースピードのモードがないTG-3で写すのは難しい。
靴で止めても、カニの横ばいで止まらない。



今年は、蜘蛛が多いという人がいますが、我が家の庭にも同じのが居ます。



皆で、「綺麗な猫ね」と見ほれました。



こちらも見事な鶏。
絶えず動いていて、ぼけぼけですので年賀状の干支としては使えません。
これがボスのようで、周辺を見渡しています。



初日の宴会に出たお祝いの鯛。
この日は、メンバーご夫婦の 48 回目の結婚記念日とのことで参加者からのお祝い。
といっても宴会最後に、全員で鯛雑炊でいただきました。
今晩、我が家でも初めて作ってみましたが、焼いた後、身をほぐすのが結構面倒。
でも、おいしかった!


オリンパス OM ー D EーM 5 MarkⅡ 用に LEDビデオライト購入

2016年11月14日 | デジカメ

OM-D EーM5 MarkⅡ 付属のフラッシュでは、マクロにしか役だたないので、外付けのフラッシュを購入しようと、価格を調べてびっくり。
オリンパス純正フラッシュの高いこと。これは、最下位のフラッシュ価格。
そんな話を写真クラブの方に話したら、LEDビデオライトでも間に合うのではと教えてくださった。
早速ネットで調べたら、大小色々あり、価格も様々。
何でも持ち運ぶものは、小さいものが良いし、価格も性能に大差なければ安い方が良い。
パナソニックやマンフロットのようなメーカーからも出ているが、一万円をこす。
さんざん調べて、見つけたのがこれ。
Facebookにアップしたら、東京の写真仲間が買ったら感想をアップしろという。
で、試写。

カメラに、装着。付属で下の半透明と、オレンジのフイルターがついている。
単4電池4つ入れての重量は、150g弱。電池は別売り。
これの2セット入り。



ライトをつけて、今日いただいたオリンパスの新発売カメラのパンフレットに光を当ててみる。
天井ライトの反射がなくなる。
光量も調節できるし、台座の角度も前傾のみだが変えられる。。



夜、天井灯がついている部屋のカレンダーを3m50ほど離れた場所から一番強い光量で試写。
補正なし。

LEDライトのみ。



半透明のフィルター付き。



オレンジのフィルタ-付き。



オリンパス付属の外付けフラッシュ。
小さな画像になるとそれぞれの違いがわかりにくく、どれも大差なく見えるがこれが一番暗いし、下の日付、ヤマタネの文字が怪しい。1mくらいが限界なのだろうか。



今回は、明るさのみの報告ですが、2個使用の影の感想などはまたいずれ。
昨日の写真クラブでは、蝶の標本をLEDライト4つで照らし写したという写真を持参した方がいらした。
もちろん、ピンで止めた標本の下に影は、一切無い。
ネットの書き込みには、懐中電灯代わりになるというのもあった。確かに明るい。
私は室内なので、3m50ほどで試しましたが、5mは光が届くとの書き込みもあった。
また、使いこなさなくてはならないものが増えた。


みどり湖サービスエリアから高ボッチ高原へ

2016年11月07日 | 

17日から、歩いて旅する会で熊野古道へ行く。
集合時間に間に合う電車がないということで、春はメンバーのお家に泊めていただいた。
そのメンバーが、このたび体調を崩されたりで、お泊りは遠慮することにして、ほかの方法を考えた。
主人がみどり湖サービスエリアで拾ってもらえばよいのではということで、所要時間を調べるため行って見ることにした。
みどり湖で皆様のバスは、登り車線で茅野からは下り車線になるので、高速道では無理ということで一般道で行くことになった。
9時30分、我が家をスタート。
諏訪湖端の桜並木の紅葉も終盤。



10時25分、みどり湖サービスエリア着。
高速道路の隣に小さな駐車場がありそこからサービスエリアに入れるようになっていた。便利。
リーダーにどこで待って居たらよいか指示していただくのに、写真を写して送ろうとあちこち写真に収める。



10時35分。
その後、小坂田の道の駅へ寄ってみた。
道の駅は好きで見ると寄るのだが、ここは大したものを置いていないし種類も少なかった。



この後、どこへ行くかということになりましたが、途中で道路標識にあった「高ボッチ高原」 へ行くことにした。
主人は、ずいぶん前に連れてきたというのですが、全然記憶にありません。

11時。
高ボッチ高原着。
諏訪湖の向こうに、富士と南アルプス。
ここからの諏訪湖の夜景は、投稿写真でよく見ます。
お天気が良すぎて、山がぼけています。



御嶽山。今日は、噴煙が出ていませんね。



蓼科山から八ヶ岳。



穂高と槍ヶ岳。



遙か右の方には、白馬連峰も見えます。
360度の山の景色を楽しんで帰宅後、リーダーに送る写真の整理を始めた。
そのさなか、歩いて旅する会のメンバーから、今回のバス手配から電車で間に合う旨の連絡をいただいた。
主人を煩わすことなく、お出かけできるようで良かったです。
さあ、楽しんでこなくては!

大身ショウガの栽培と、その佃煮。

2016年11月06日 | 農業

春5月10日、園芸店で大身ショウガの苗を値下げして売っていた。1袋 398円。
この値段なら、失敗して食べるまでいかなくともよいので試しに植えてみようと購入した。
ショウガ栽培、初挑戦。



育て方をネットで検索したら、植え付け可能時期ぎりぎり。
袋には、正味700gと書いてあったが、売れ残り乾燥したせいか600gになっていた。
だから値下げになっていたということだが。
2~3芽つけて50g前後を一株にすると書いてあったので、小さく割って植え付け。



1ヶ月ほど芽は出てこないと書いてあったが、わが庭では2ヶ月出てこなかった。
7月17日、値下げの苗は、やはりだめかとあきらめかけていたころ発芽。



8月9日。
ショウガは水を好むそうで、乾燥に注意とあったが今夏の長雨が幸いしたようで、発芽後は順調に育った。



11月3日、1キロ分を収穫。左は、種ショウガ。
あと、これくらい採れそう。



それを佃煮にした。
山に友人が持ってきてくれたのが、おいしかったので、ネットでレシピを検索。
薄切りにしたショウガを、茹でて絞る。
砂糖400gと醬油250㏄、細切りにした昆布を入れ、水は全然入れない。
調味料は好みでよいと思ったので、書いてあったレシピの砂糖は中間、醤油は最低量にした。
大丈夫なのかと思ったが、茹でたてのショウガからかなりの水分が出る。



その水分がなくなるまで煮詰めるのに、1時間ほどかかった。



最後に、大匙5の白ゴマと50gの鰹節を混ぜて出来上がり。
おいしい!



追記
今日11月6日、再度煮た。
結局、600gの種ショウガから私の農力では、種ショウガを含め2キロの収穫。
売れ残りのショウガから、おいしい佃煮ができて良かったです。

那須 茶臼岳 登山

2016年11月01日 | 

同期での那須登山、2日目は茶臼岳。
宿 「煙草屋旅館」。
私たちのグループは、渡り廊下を渡って左側の別館。
洗面所、食堂は、右の建物にあります。
外には、白濁した湯の露天風呂がありますが、洗い場はありません。男女、時間で交代入浴。
この宿は、すべて宿側の指示に従い行動します。
ご飯も、標高の高い山宿独特の炊きあがり。
前日のニューおおたかさんのお食事のようなわけにはいきません。



6時15分、林越しに朝日に染まる雲が見えます。お天気は良さそう。



9時35分、「すごく、きれいな池なんだよ」というリーダーの声で、ここにリュックを置いてひょうたん池まで行くことになりました。



9時43分、ひょうたん池に映る茶臼岳。
池の縁は、狭くて次の方たちとすぐに場所を交代しないとなりません。



「雨で、石が浮き上がってきて危険だから」と登山道の整備をしてくださっています。
おかげさまで、登れます。



10時10分、あの広場も通ってきました。



茶臼岳から、噴煙が上がっています。
山頂が見えてはいますが、噴煙の手前の巻き道を左に画面端から回り込んで行きますので、まだまだ、時間はかかります。



10時35分、ここで一人太ももに異変があるとのことでリタイア。
リーダー指示で、右、牛ヶ首側からロープウェイ乗り場へ向かいます。
女性ですが、登山キャリアは別格の方ですので単独行動となりました。
ここで、すでに予定より1時間の遅れが出たとのこと。
残り9名は、左へ。ここにも、緊急時の連絡ナンバーが 「25」 と打ち込まれています。



沸き上がる噴煙の横を通り過ぎたとたんに「ぐわ~ん」と大きな音がして何事かと思ったら、ヘリコプター2機が負傷者の救援に(後で伺った話)向かう音でした。
噴火かと思いました。



11時10分、見覚えのある避難小屋が見えてきました。
前日は小屋の手前を左に行き、朝日岳に登りました。今日は、右に行き茶臼岳です。



向こうに見えるのは、尾瀬、燧岳という方がいらっしゃいましたが、定かではありません。



稜線には大勢の登山者が見えます。



11時50分、山頂です。この日は、次から次へと学童登山が登ってきました。



大きなキノコ型の岩があります。



ガスが、かかり始めました。
さあ、下山しなくては・・。
幹事さん「僕らのコースタイムは、ネットにある1.5倍しないといけないな」



13時13分、ロープウェイ山頂駅に到着。登りは歩きましたが、下りは乗ります。
先に下ってきたメンバーと合流。
彼女は彼女で、ガスがかかってきて「すごく、心配していた」とのこと。
ロープウェイの中からは、ガスに隠れて山は見えませんでした。
ちょうど良い時間に降りてこられたようです。
ヘリコプターのお世話になることも無く、全員無事帰還。



ニューおおたかさんでお風呂をお借りし、高速バス乗り場前のお店でビールを一杯。
ニューおおたかさんの標高は、1,300mとありますが、標高900の我が家では咲かない玉咲きのあじさいが、たくさん花をつけるようです。温泉で地熱が高いのでしょうか?
那須岳(朝日岳、茶臼岳、今回登らなかった三本槍)は、茅野市周辺の山とは違う趣もあり、とても、すてきな山行でした。
幹事さん、ありがとうございました!