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昨日は、八ヶ岳自然文化園のイベント、第十回 八ケ岳講座「白樺峠の勇壮なタカの渡りを観に行きましょう」に参加。
上高地への道の途中にある東電奈川渡ダムの手前を左に曲がり、白樺峠へ。
原村の文化園に8時集合、途中バスの中で鷹についてのレクチャーを受け、
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9時20分、現地に到着。
延々と続く車の列にびっくり。
鳥マニアの間では、全国的に有名な場所だそうです。
連休の中日、他県ナンバーが、びっしり並んでいます。
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車の陰に隠れてしまいそうな狭い入口。
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20分ほど登ります。
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乗鞍眺望広場からの乗鞍岳。
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タカ見の広場に着いて、また、びっくり。
大勢のカメラマンが山に向かってカメラを構えています。
この先の下り斜面に、びっしり。
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鳥を狙う方は、準備万端。日除けのパラソルにチェア。
あとは、ゆったりと鳥を待つのみ。
大きなレンズ、三脚、双眼鏡、お弁当のほかに、これだけの荷物をお持ちで大変ですね。
神奈川県から来たという右隣の方の話では、こういうレンズの新品は100万円もするそうです。
「僕は新品は買えないので、中古で50万円のを買ったのです」とのこと。
「中古レンズに50万円も出し、心配じゃないですか?」と聞いたら、「100万円は、出せないので仕方がないのです」との答え。
「そのほか、写しに行く交通費も大変なのです」とのこと。
鳥マニアは、本当に大変!
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向こうの山のポイントには、名前がついています。
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右下、旗が立っている売店で、鷹についての資料が売られています。
これも、その一つ。
お隣のヤングマンが買ったのを写させていただいたもの。
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写している人たちは、鷹が現れると「一(のピーク)の上にいるぞ」とか「二の左から右に行った」「今度は、鉄塔の上に、二羽」と声を出し合っています。
カメラや双眼鏡が、一斉に同じ方向へ向きます。
この日は、左から右に風が吹いていました。
あっという間に、右のほうへ飛んで行ってしまいます。
私も、皆様のレンズの向く方を必死で追いますが、間に合いません。
写せたのはこれ一枚。
一眼レフも三脚も持って行ったのに、なんということでしょう。
所沢からきて朝から粘っているという左隣の方の話では、この日、一番多く渡ったのは、20羽くらいとのことでした。
100万円の新品レンズで構えていますが、昨夜は、みどり湖のサービスエリアで、車の中で寝たとのこと。
どこかで浮かさなくては、お金がいくらあっても足りませんね。
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鷹の渡りは、この白樺峠では9月中旬、愛知県伊良子岬で10月くらいに見られるそうです。
バスの中での講師の話では、先日の台風の後には、数千羽の渡りがあったそうです。
通常群れにならない鷹が、渡りの時だけ群れになります。
(詳しくは、「白樺峠のタカの渡り・2013年度速報」で、検索してください。転記ご遠慮くださいとあります)
「それを見てしまうと、ここにハマっちゃうのです」とのことでしたが、前もって自然のことに対して日にちを決めておくというのは難しいですよね。
鷹の写真は、写せませんでしたが、参加費わずか1,500円のなんとなく面白い一日でした。
近いうちに、次のまとまった渡りがあるだろうとのことです。
鷹は、上昇気流に乗って移動しますので、上昇気流の上がりやすい雨の後の日が良いそうです。
興味がおありの方は、9月の時期だけのことだそうですので、ぜひ、お出かけください。
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「鷹の渡り」は、俳句秋の季語にありますが、この日の経験では、私の力量で詠みようがありませんでした。
来年は、9月中旬の台風の後を狙って主人と来てみましょう。
タカ柱を見たいです。