標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

入院

2022年06月07日 | 患う

今日は、日赤の検診日。

出がけに戻してしまい、一日一回になっていた貴重な食事は、全て体外に出てしまいました。

そんなわけで急遽、検査入院となり即日入院となりました。

点滴やら、胃カメラなどでチェックをしていただくようです。

恒例の血液、尿検査の結果、腎臓に問題が出ているそうで、脱水症状が出ているとのこと。

とりあえず、いつまでというのは判らないそうですが、しっかり栄養補給をしていただいてきます。

「ずいぶん、ガリガリになっちゃったなあ」とは、2週間ぶりにお会いした先生のお言葉。

入院準備でいったん帰宅しましたが、これから再度日赤へ。

しばらく、blogをお休みします。


睡蓮植え替えと赤い三つ葉&その後の検査結果

2022年04月28日 | 患う

気になっていた水生植物 「蓮」と 「睡蓮」の植え替えを試みた。

発泡スチロールで育てられるとのことで双方とも昨年から育て始めたが、成長途中で発泡スチロールの底に

穴を開け新芽が飛び出してきた蓮。

本来なら、その後に今年用の苗が育つようで新苗が採れず失敗。

私では、無理と悟り、あきらめました。

睡蓮は植え替え後、「根をカットし、脇芽を取り除き植え直す」 とネットで知り再挑戦。

ずいぶん元気な根が張っていて、これでは直ぐ鉢がいっぱいになってしまうと思っていました。

ようやく、植え替え終了。かわいい花を咲かせてくれますように。

庭のあちこちに出てくる三つ葉を抜いていたら、1株、赤い三つ葉を発見。

どうなるか、抜かずに育ててみることに。

4月26日の日赤での診察では、CTの結果、4ヶ月前のCT検査で肺に大幅増と出ていた癌細胞が更に大きくなり、

元の肝細胞癌も少しだが大きくなっているとの検査結果。

肝細胞癌の抗がん剤は、最初に試みた点滴の 「テセントリク&アバスチン」と今回の飲み薬 「レンビマ」 が

主な治療薬で、主治医は、「これが効かないとなると、どうするかなあ。」

「もう一つ、飲み薬があることはあるのだけれど・・・。 レンビマと似た薬だし・・・。」

さあ、どうなるのでしょうか?

 


癌宣告 Ⅶ 抗がん剤「レンビマ」 服用中止、そして、服用再開

2022年04月04日 | 患う

久し振りでblog掲載しようと思ったら、なんだか様子がおかしい。

2ヶ月記事を投稿しないと、gooがblogをチェックするようだ。

まあ、今回はup出来たので良かった。

ちっとも記事をupしないので、皆様にはご心配いただいたようで申し訳ありませんでした。

抗がん剤「レンビマ」服用になってからは、2週間ごとの火曜日に諏訪日赤通院。

毎回、診察前に尿検査、血液検査を受け、その結果を医師が確認。

3月15日、「う~ん、血小板の値が(LL)・・・。」ということで、2週間、抗がん剤服用を止めて様子を見ることになった。

少し前から右下の奥歯の手前の歯茎に、舌で触ると丸く鋸歯のようなぎざぎざ感がある。

「先生、親知らずかもしれませんが、以前、怪我をしないようにとのご注意があり抜歯で出血すると差し障りがありますか?」

「今日の検査結果を持って行ってね。」

ということで、とりあえず歯科に行くことになった。

地元のかかりつけの歯科で診ていただいたが、レントゲンの結果、親知らずではなく骨とのこと。

結局、口腔外科で診ていただくようにとのことで、諏訪日赤を紹介され、4月7日の日赤口腔外科を予約。

3月29日、「調子は、どう?歯科には行かなかったの?」

「行きましたが、こちらの口腔外科をご紹介いただき4月7日の予約になりました。」

ところが、2週間、抗がん剤を飲まなかったせいか、昨日あたりから歯茎が普通の状態に戻った。

せっかく取れた予約なので7日は行くにしても、元に戻った状態で診ていただいてもどうなのでしょう?

それにしても、調子が悪かったのは癌自体では無く、抗がん剤副作用のせいでした。

服用しないと、すこぶる調子が良い。

長いこと食欲不振でしたが、久し振りで空腹感を味わった。

血小板の値が4週間前の「 L 」に戻ったということで、レンビマ服用再開となりました。

さあ、副作用との戦いが始ります。

以上、現況報告まで・・・。


癌宣告 Ⅵ 抗がん剤 点滴「テセントリク+アバスチン」から、飲み薬「レンビマ」へ変更

2022年01月27日 | 患う

ようやく、修理に出していたパソコンが帰宅し、退院のご報告が出来ます。

遅くなりましたが、電話や葉書などでご心配の連絡をいただた方々ありがとうございました。

抗がん剤が替わるため2週間の経過観察入院をしていましたが、15日に退院しました。

以後、朝4錠、昼3錠、夜6錠の薬を飲んでいます。そのうち夜の2錠が、抗がん剤。

朝と夕食後に血圧を下げる薬を1錠ずつ。毎食後、咳止めを2錠ずつ。その他です。

こんなに服用するのは、初めて。

咳止めの薬は、現時点で一番強い薬だそうですが、もう半年以上服用しているにもかかわらず、全然、効いている感がない。

前回の「テセントリク+アバスチン」で、肺に大幅増と出ましたので、むしろ咳はひどくなっている。

今度の抗がん剤「レンビマ」の副作用で現在出ている症状は、高血圧、蛋白尿、手足症候群。

血圧は、入院中に一度、退院してから一度200を超えた。

医師からは、毎日起床時と就寝前に血圧を測り、180を超えたら病院に連絡するように言われている。

蛋白尿というのは、排尿後、便器を見ると水面に細かな泡が浮いている。

手足症候群は手足の先が赤くなる症状。入院中最初のうちは、足の指が赤くなった。

ただ、医師が回診に見える頃は、消えていたりする。

「まだ、出ないと思う。前から何かあったのが赤く出たのだと思うよ。」

え、何もないけど・・・。

「看護師さんには、診ていただき確認していただいたのですが、消えてしまいましたね。」

その後の回診時、「看護師も赤くなっていたと言っていました。」

む・・・。経験値が優先し、患者のいうことは信用できないのかなあ・・・。

以後、症状が出たときは、iphoneで写真を写しておき、診ていただくことにした。

で、医師も納得。

私の場合、前回の抗がん剤を点滴してからまだ3週間が過ぎていないので、もしかしたらその影響もあるのかもしれない。

退院後、今のところ足には出ていないが、手の甲が赤くなってきた。

その対処として、塗り薬が2種類処方されていて、手足に1日5回ほど塗るようにとある。

薬の対応だけで1日が終わってしまう感じ。

「テセントリク+アバスチン」点滴の効く方は6割、「レンビマ」服用が効く方は、4割だそうです。

今度は、4割に食い込めるでしょうか?

4ヶ月ほど試した後、再びCTスキャンをして効果を確認するそうです。

 


癌宣告 Ⅴ 4ヶ月経ち、CTスキャン。その結果は・・・。

2021年12月28日 | 患う

5回の抗がん剤点滴が終わり、その効果確認のCTスキャンを22日に撮影。

今日は、その結果を伺うため主人と諏訪日赤へ。

「う~ん、肺に増えている。この薬が効く人は、6割。次は、飲み薬になるのだけど、それは4割の人に効くと言われています。」

「このところ、咳が一段とひどくなってきたと思っていましたが、増えているのですか~。」

主治医から次の候補薬の副作用の説明を受けた後、「このパンフレットをよく読んで、どうするか決めて下さい。」とのこと。

「では、お願いします。」

「え、読まなくて良いの?」

「私は治療について何も知識は無いのですから、全て先生にお任せです。先生が次はこれとおっしゃれば副作用が大変な薬だろうが、それをお願いするしかありません。今度の薬は、禿げますか?」

「今までの薬だって、抜けてはいるんだよ。」

「お風呂に入ったりするとそんな感じはしていましたが・・・。飲み薬なら、もう病院へ来なくても良いのですか?」

「2週間入院して、様子を見ます。」ということで、新年4日から入院となりました。

新たな抗がん剤使用開始ごとに、2週間入院による観察期間が必要なようだ。

現在の私は咳以外は、体力が落ち運動や遠出はしなくなりましたが通常の生活が出来ている。

新年早々、東京の中学同期生で八王子七福神めぐりがある。

体調が良かったら、八王子なら近いので行ってみようかと迷っていたぐらいだ。

兄姉や知人から次々送られてくるお見舞いを前に「私って、ひょっとしたら詐欺?」と思ったりしたが、甘くはなかった。

さて、パンフレットを読んでおかないと・・・。(←クリック)


5回目の抗がん剤点滴 諏訪日赤のクリスマスオーナメント

2021年12月23日 | 患う

昨日は、日赤で5回目の抗がん剤点滴。

8時半から、尿検査、シリンジ5本の採血。今回は明日CTスキャンを受けるので、胸部レントゲンはない。

主治医の問診。

「その後、どう?」

「咳がなくなったら、うれしいのですが・・・。」

「咳はこの薬の副作用でもあるしね。今回は甲状腺は良いけれど、肺の数値が・・・。」

一番強い咳止め「コデイリン酸塩」というのを癌発見当初から、もう何ヶ月も処方され服用しているが効いている感が全然無い。

まぁ、肺に癌が飛んでいるために出る咳とのことですので、肺から癌組織が無くならない限り咳止めの薬で快方に向かうというものではないのでしょうが、苦しい。

点滴の許可が出て、癌ケアセンターの奥にあるカーテンで仕切られたベッドの並んだ処置室で点滴。

本館には、素敵なクリスマスオーナメントが飾られていた。

今日、真似して庭にあるもので我が家のオーナメント作成。

私の雑な性格が出てしまいましたが、まぁ、良いか。

アナベルもピラミッドアジサイも花が終わると直ぐに切ってしまいますが、来年はクリスマス用に少し穫っておきましょう。

縄ではなく、赤いリボンも用意して・・・。


諏訪日赤で4回目の抗がん剤点滴

2021年12月02日 | 患う

昨日は4回目の抗がん剤点滴と、インフルエンザ予防注射接種で8時半から諏訪日赤へ。

3回目までは、すぐに「検査結果に問題はないので、点滴をしましょう。」とおっしゃっていた主治医が、今回は「甲状腺の数値がどうのこうの」と検査結果と最初に撮ったPET-CT画像の映ったPC画面とにらめっこ。

かなり長い時間、画面の端から端までをチェックしていらしたので、見ても判らない私も画面とにらめっこ。

「咳ばかりしているので、どこかおかしくなってしまいましたか?」

「う~ん」

その時はうっかり先生に報告し忘れたが、先週あたりから物を飲み込むと右側の首の付け根から10cm下くらいにかけて少し痛みがある。

毎回違う副作用が出るので、今回はこれかなと軽い気持ちでいましたが報告しないといけないことだったのかも。

甲状腺て、その辺?

毎回、シリンジ5本の採血と尿検査をするが、その「検査詳細情報」というのをくださる。

帰宅後、よく見ると甲状腺関係の「FT3」と「FT4」のうち「FT3  2,91」とある。

横に上限値「FT3  3,1」とあるので、これを気にしていらしたのだろうか・・・。

その後、看護師さんにインフルエンザの予防注射をしていただいて、抗がん剤点滴。

「熱が出なかったら、お風呂に入って良いです」

熱は出なかったので、部落にある茅野市在住65才以上無料の市営温泉「ゆうゆう館」へ。

次回は、12月22日に抗がん剤点滴。同じ日に予約が取れなかったとのことで24日にCTスキャン。

兄が送ってくれた本にも、抗がん剤は使い始めてから3~4ヶ月後に、その効果を一度チェックすると書いてあった。

写真は、今日16時40分の部落からの山々。


3回目の抗がん剤投与。高島城紅葉。

2021年11月10日 | 患う

今日は、諏訪日赤消化器内科外来へ。

8時半から、尿検査。

血液検査。採血室では、40名ほどが順番待ちです。

胸部レントゲンの後、主治医問診。

検査に異常なしとのことで、3回目の抗がん剤点滴許可。

生食塩水50、テセントリク、生食塩水50、アバスチン、生食塩水50の順に点滴。

終了時間は、12時30分。

本日の費用は、18,000円。

迎えに来た主人と高島城へ寄り道。

あいにくの曇り空に、早、木々は落葉シーズンとなり、寂しい景色でした。

変わったもみじ葉が落ちていて

見上げたら、この木でした。

みどりのシーズンには気がつきませんでしたが、立派な枝振りの枝垂れモミジ。

来春、注意して見ましょう。

お堀は落ち葉で埋まってきれいでしたが、先日の強風で飛んできたのか、あちこちにビニール袋などが散乱。

ゴミをよけて写したつもりでしたが、この写真も真ん中になにかのゴミが写り込んでいました。

残念!

春は、桜の花びらで埋まり、それはそれは綺麗なお堀となります。

次回12月1日は、インフルエンザの予防注射もやるとのこと。

コロナワクチン接種の後は大変でしたが、大丈夫かなあ・・・。


癌宣告 Ⅳ お見舞い & 諏訪日赤1F 癌ケアセンター

2021年10月22日 | 患う

「元気になってもらいたいから・・・。」と、蜂の子佃煮が届きました。

黒いのは、小さな子、茶色のは大きくなった子だそうです。

蜜蜂とは違う地蜂という種類。

「これはおいしいし、食べやすい」というのが、初めて蜂の子を食した夫婦の感想。

そして、蜜蜂からの贈り物、おいしい自家製蜂蜜も届きました。

私の気分が良いときに京都の紅葉を見に行こうと、パンフレットを取り寄せ届けてくれた友も。

これは、無理かなあ・・・。

4回抗がん剤の点滴を受けた後、体をスキャンし抗がん剤の効果がどう出たかをチェック。

その結果で、今後の治療を検討すると言われている。

と言うことは、12月まではおとなしくしていないといけない。

コロナがどうなるかも判らないし・・・。

兄からは、「癌は、今は不治の病ではないようだ。」と書き添え、癌についての2冊の本が届いた。

ステージ4の最終段階と聞き、自分より年下の妹の方が先に死んでしまってはと気をもんでいるのでしょうか。

諏訪日赤医療センターの癌ケアセンターには癌に関するたくさんの蔵書があり、貸し出ししてくれるので私も入院中にしっかりお勉強した。

6階病棟から1階ケアセンターまで運動不足解消を兼ねて階段を歩いて上り下りしましたが、2週間病室にいると退院する頃にはすっかり体力減退。

最後には、1回、休憩をしないと部屋まで戻れなくなった。

医療従事者向けの本もあり、ちょうど読んでいるときに回診にいらした主治医に「とうとうそこまできたか」と笑われました。

関心のあるページは、無料でコピーもしてくれます。

コピーしていただいたうちの1枚。

以下のような事は、私たちの歳になると、病気でなくとも心がけておかないといけないことですね。

毎日の癌関連本読破で、頭でっかちになった私は主治医に質問。

「先生、私には本に書いてある肝細胞癌になる原因に当てはまることは1つもないのですが・・・。」

どの本にも書いてなかった原因「加齢が原因です」

返す言葉がありません。

 


癌宣告 Ⅲ 国立まつもと医療センターから諏訪日赤へ ようやく治療開始

2021年10月13日 | 患う

9月21日、国立まつもと医療センター総合診療科初診。

この日の総合診療科担当医は、紹介状宛先の肝臓内科診療部長。

私一人で診察室に入室したが、「ご家族は?」とのことで主人と治療についての説明を伺う。

私の場合、既に肺に転移しているので手術他の外科的治療は出来ず、抗がん剤のみの治療方法しかないとのこと。

「抗がん剤治療が始まり、もし副作用で具合が悪くなり救急車で病院へというようなときに、エリアが違うのでここまで来てもらえないという問題もあります。薬のためだけに茅野からここまで通うのは大変。手術となればここでやりますが、薬ならどこで治療しても同じなので通うのに便利な諏訪日赤の方が良いと思います。癌基幹病院ですから、肝臓の専門医もいるはずです」

「その大変な薬での治療というのは、どのくらい続くのですか?」

「半年から1年のところを薬でどのくらい伸ばせるかということです」

「遺書を書いておく必要がありますか?」

「そうですね。そういうことも含めて色々考えておく必要はあります」

と話しながらパソコンで調べてくださった。

「諏訪日赤にも肝臓専門医がいます。私の後輩(医大の)です。紹介状元の諏訪中央病院へ連絡しますから、そちらから日赤への紹介状を書いてもらってください」

「中央病院の主治医がこちらをご紹介くださったのではなく、私がネットで色々調べてこちらの病院への紹介状をお願いしました。今までそうした連絡で空白の時間が沢山ありました。諏訪日赤への紹介状はこちらから直接お書きいただくわけにはいきませんか?1ヶ所分時間の節約になります」

「判りました」と目の前で「当院をホームページで知り、・・・」と入力内容を見せながら「うちを選んでくれたのはうれしいけれども、こういう内容で紹介状を書きましたから、これを日赤へ持って行ってください。中央病院へは、こちらから連絡しておきます」と、予約係の方に引き継ぎ。

なんと予約日は、翌日。今までこんなことは一度もなかった。その都度、1週間とか2週間の無駄な空白の時間があった。

癌になり、始めて医師らしい医師にあったという感じの医師だった。

翌朝、諏訪日赤へ。

「まつもと医療センターでは、薬についての説明はありましたか?」

「副作用が強い薬とのことでした」

医師の手元には、薬の名前が数種書かれた紙がある。

そうか、まつもと医療センターで渡された封筒が見せていただいた紹介状1枚入っただけにしては、ずいぶん厚いなあと思っていましたが、後輩の医師ということで薬なども細かく書いて申し送りしてくださったのかもしれません。

「2週間入院し、処方薬があうか診ます。次回は、大腸検査をした後、入院の説明などしますのでご主人と来てください」ということで帰宅。

9月27日、大腸内視鏡検査受診。異常なし。

主人と今後の治療についての説明を受け、「では、明日、入院ということで、ご都合はいかがですか?」

「判りました。よろしくお願いいたします」

なんだか、病院を替えてからは、えらく進み方が早い。

9月28日、諏訪日赤入院。血液検査。

9月29日、抗がん剤「テセントリク(1200mg/回)、アバスチン(750mg/回)」点滴。

テセントリク(←クリック)」は、今年、保険適用になったばかりの薬。

保険がきかなければ、年間3,000万円かかるお薬だそうです。

ようやく「肝細胞癌(←クリック)」の治療が始りました。

入院する頃から、秋の味覚「落葉松ジゴボウ」の収穫が始まった。


諏訪日赤へ入院 レンタルパジャマ

2021年09月27日 | 患う

昨日、裏山に秋を捜しに行きましたが、まだ、ちょっと早かったようです。

ススキの穂は、開き始め。草紅葉も少し早かったです。

木道には、小さな秋がありました。

信濃毎日新聞に、こんな記事が載っていました。

先月、諏訪日赤に入院した時、皆様同じ柄の甚平さんふうの寝間着を着ていらっしゃいました。

コロナ禍で家族が洗濯物の手配が出来なくなり、レンタルで済ませる方が増えているのですね。

ただ、気をつけていただかないと、たまたま私が借りたのは、ウエストゴムが伸びきりで下がってきてしまう古いものでした。

そうしたことをきちんと管理する部署を決めておかないと、忙しい看護師さんを煩わせたりお客に不快感を与えてしまう。

明日から、急遽、諏訪日赤に入院することになりました。

「癌宣告 Ⅲ 」のご報告する間もなくの入院ですので、国立まつもと医療センターじゃなくて何で日赤なの?と思われる方もあるかと思いますが、退院後のご報告ということで。

そんなわけで、しばらくBlogをお休みしますが、ご心配なく!

 


癌宣告Ⅱ 検体摘出手術2週間後 諏訪日赤から諏訪中央病院へ

2021年09月18日 | 患う

 

8月19日、諏訪日赤で肺をほんの少し切除して、癌の検体を採る手術を受けた。

2週間後に結果が出るということで、9月3日、諏訪日赤へ出向いた。

執刀医からは「間違いなく肝細胞癌が肺に転移したものでした。先ほど写した胸部レントゲンは綺麗でした。地域連合での紹介ですので、今後は諏訪中央病院でお願いします。」という説明。

癌の方がよく話される、ステージいくつとか、余命何年とかの説明は一切ない。

看護師さんが、諏訪中央病院への予約をしてくれた。

予約日は、10日後の9月13日。今まで何もしないこうした空白の日が何日もある。

13日、諏訪中央病院受診。

なんということか、この日も自分の癌が、どういう程度のものなのかなどの説明がない。

いきなり「では、この次からは消化器内科へ行ってもらいます。」の一言。

患者が知りたいのは、自分の体が今どういう状態なのかだ。

6月に肝臓癌と言われてから、検査、検査でなんの治療もせずに既に3ヶ月半が過ぎている。

最初は、なんの自覚症状もなく肝臓ってどこにあるの?という感じだったが、今は右乳房の下が内側から押されるような重いような自覚症状がある。

「先生、家の者も友人も皆心配していて、結果がどうかを報告しなければなりませんが、癌の方がよくおっしゃるステージいくつとかそうしたご説明はいついただけるのですか?」と言っても黙っている。

しばらくして「そりゃそうだな。ステージは4です」

「ステージ4というのは何段階あるうちの4なのですか?」

「1から4までの4です」

「で、これからお願いする先生は、肝臓の専門医でいらっしゃいますか?」

「消化器内科ですから」ということで帰ってきた。

当初から、「病院を替えた方が良い」「癌は、中央病院じゃだめなんですよ。この辺では最低で諏訪日赤か相沢病院というんですよ」とか、言われていた。

今まで元気はつらつだったよそ者の私に、地元の医療機関のレベルなど判るはずもない。

そんな時、前回「癌宣告」の記事に知り合いから「国立まつもとに入院することになった」というコメントが入った。

初めて聞く病院名だが国立というので、早速ネットで調べてみた。

肝臓の専門医師が複数いらっしゃる。肝臓がん治療方法も複数載っている。

そのうちの1つ「ラジオ波」は、すでに肺に転移している人には行えないとあるが、まだほかの選択肢がある。

アクセスを調べたら村井駅から徒歩10分。主人が具合が悪く送迎してもらえない時は、電車でも行ける。

自覚症状が出始め、もうぐずぐずしていられない。

「ここだ!」とひらめき、中央病院に紹介状を書いてもらいに行った。

主治医に「国立まつもと医療センターへの紹介状をお願いします」と依頼。

「え?」というお顔をなさったが、「ここだと、手術はできないので薬という治療になりますが、あちらではいろいろ選択肢があります。結果、薬治療が一番向いているということになるのかもしれませんが、今後、まつもと医療センターで診ていただきたいと思います」とお願いした。

「紹介状は、すぐには書けないので2~3日かかります」

「承知しました。ただ、また間が空いても困りますので、先に先方の予約をお願いできますか?」

「予約は、紹介状ができてからじゃないとできません。紹介状ができたら、あなたが自分で予約するようになります」

「そうですか。わかりました。先方では、病院でしてくれるので心配ないですよと言われたものですから」

今回は、いろいろはっきり言わせていただいた。

本当にぐずぐずしてはいられない。

結局、予約の手配をしてくださり、9月27日ということになった。また、空白の時間が長い。

夕方、事務の方から紹介状ができたと電話があり、すぐに取りに行った。

翌朝、国立まつもと医療センターへ電話。

「ステージ4と言われたのですが、まだ何の治療も受けていないで自覚症状が出てきています。予約日は先になりますが紹介状を持って外来で行ったほうが早く診ていただけるでしょうか?」

「少し、お待ちください」「それでは、連休明けの火曜日に」ということになった。

友人たちも「よかった。良かった!一歩前進だ。」と喜んでくれた。

この辺の方たちは、国立まつもと医療センターといっても知る方がいない。

信州大学医学部付属病院のほうが、馴染みがあるようだ。

ただ信大は、電車で行く場合のアクセスが悪い。松本駅からバスなりタクシーを使わないと行かれない。

とりあえず、やれやれという感じだ。

 

 

 

 


日赤で術後の歯科検診

2021年08月27日 | 患う

退院したら、庭の百合では最後に咲く鹿の子百合が開花した。

遅霜の害を受け、殆ど開花しなかった紫陽花類だが、この玉アジサイは沢山の蕾を付けた。

遅霜よりも、蕾の時期が遅かったのだろう。

5月に、前の家より株分けしていただいた睡蓮。

前後の家ともとっくに開花したのですが、我が家のもようやく蕾が出てきたようです。

多分、右の丸いのは花芽。尖っている左側のは、葉芽。

同じく5月15日、裏の家からいただいた蓮。

これも我が家が1番遅くなりました。

入院中に咲いてしまうかと思っていましたが、退院の翌朝に開花しました。

そして、カボチャ。

今まで種を蒔いても、ちっとも出来なかったのですが、今年はふっせで出てきた苗をそのままにしておいたのが見事食べられる大きさまで育ちました。

昨晩、焼き肉といただきましたが、おいしいカボチャでした。

あと、実が3個付いています。

カボチャの種は、腐らないようで生ゴミの堆肥から毎年出てくる。

みんな退院を待っていてくれてありがとう。

もう一つ、うれしい物が待っていた。

兄からの入院見舞い。

入院費のたしにするようにと付記されていたが、ノー。

入院費は主人持ちなのだから、何に使おうかなぁ。楽しみ!

日赤では口から管を挿入する手術前後に、歯のチェックがある。

私の場合は、全身麻酔の管がそれにあたるのかな?

管が歯を損傷したりすることがあるそうで、その点検をしてくれる。

昨日、その検査で日赤へ。異常なしでした。

行くときは、帰りがけに諏訪湖によって写真でも写してこようと毎回カメラを持っていくのですが、病院通院はそれだけで疲れてしまい、すぐ前なのにいまだに寄り道する気になれずこの日も直帰。

さて、次は9月3日に主治医からの検査結果の説明。


癌宣告 諏訪中央病院から諏訪日赤へ

2021年08月22日 | 患う

2月から咳が出始め、なかなか止まらなかったので茅野市にある諏訪中央病院へ行った。

咳だし熱もないし、喉かなあと耳鼻科へ。

1ヶ月ほど耳鼻科で治療を受け、これ以上耳鼻科での治療はないと呼吸器内科へ回された。

そこでは、ぜんそくの疑いということで肺のCTスキャンを受けた。

結果、ぜんそくではなく肺に癌の組織が飛んでいるために出る咳とのこと。

画像を見ると、白い点がいくつかある。

元の癌は肝臓の非常に取りにくいところにあるそうだ。

1ヶ月半ほど、あちこち検査をしたのち7月8日~9日1泊2日の検体を採るための入院をした。

その結果がでる2週間後に病院へ行ったら検査に必要な分が採れなかったのか結果は出ず。

諏訪日赤への紹介となった。

中央病院には肺の専門医がいないため、肺の専門医がいる日赤で診てもらうようにと病院から予約をしてくれた。

諏訪日赤は、この辺の癌基幹病院。

7月30日、中央病院で受けた諸々の検査結果を持ち日赤呼吸器外科外来初診。

日赤には諏訪中央病院で1ヶ月半ほどかかった検査を1回で出来るPETーCTという機械があり、中央病院の6月のCT画像では古いということで再度、撮り直し。

この機械で撮影した場合、帰宅後、家人と1mは離れていて下さいと注意があった。

私の体は、この3ヶ月ほどでかなりの被爆。

検体を採るための入院が8月16日、手術は17日午後と決まった。

ここで、また問題発生。

後日電話があり、17日午前中に予定されている方の手術が予定より長びきそうで午後予定の私の手術は17時過ぎになりそうなので手術日を替えてほしいとのこと。

ようやく、18日入院、19日手術と決まった。

18日、日赤入院。

病棟デイルームからの諏訪湖。

センターよりの小さな島が有名な「諏訪湖お盆の花火」を上げる初島。

残念ながらコロナ禍の昨年、今年と2年続きで中止。

絶好の撮影ポイントだが、あいにく天気が悪く入院中、花火(小規模)は上がらなかった。

先日の台風の影響で、沢山のゴミが浮いているし水も濁っている。

夕焼けもだめ。

日赤受診の際、ロビーにこんなパンフレットが置いてあった。

入院中だが、ノートPCを持ち込めばWi-Fi 視聴できるというので申し込んできた。

入院日しかWi-Fi設定などしている時間はないので、早速操作を始めたが日赤のパスワードを入力しても繋がらない。

スタッフに相談したら病棟で一番PC に詳しいという若者が来てくれたのだが、同じく。

結局、下記に引っかかるのではないかということになった。

インターネットにつながらないので持ち込みPCが2.4GHzかどうかの確認は出来ない。

19日全身麻酔手術後、ICUで1泊。

その翌日、入院日の病室ではなく、まだ色々な検査器具との接続コードが取れないので病棟内の4ベットに看護師が一人付くというICUと一般病室との間のカーテンで仕切られた4人部屋に1泊。

そこで、またまた問題発生。

昼間、お隣の患者さんの担当医が回診に来たときに「○○さん、今日、手術を受けたのは覚えていますか?」「覚えていない」「覚えていないのかぁ」と立ち去ったのが聞こえてきたので、ひょっとしてお隣さんは認知症の方?と思っていましたがそうでした。

尿を採るための管を抜いてしまうようで、お若い看護婦さんの「抜いたらだめよ。これが入っているのだからトイレは行かなくて大丈夫なのよ」という高い声が病室内に響きっぱなし。

21時の消灯時間になってもその声が響いている。

術後2日目の私は、とうとう我慢が出来なくなり、装着器具のコードを外し、空きベットのある部屋がないか自分で確認に出た後、スタッフステーションへ行き「申し訳ないが病室を替えてほしい」とたのんだ。

色々コードが付いているので、その器械のない普通病室は無理と思いつつ・・・。

私は何も理由は言わなかったが、スタッフステーションの隣の部屋なので他のスタッフ達にもその声は聞こえていたようで先輩看護師が注意をしたのか看護師がお隣さんへ注意する声は急に小声になった。

だが、今度はお隣さんが「オイ」と独り言をいうと、それまで「痛い、痛い」と泣き声で言っていたその向こうのベットの女性が元気な声で「なあに」と答え始める。

「え~。そちらも認知症?」という感じで、参った、まいったである。

もう翌日になっている。結局、朝まで一睡もしなかった。

次回入院するようなことがあったら、個室ならば色々な器械が付いているのか確認したうえで個室にしなくてはと思った。

まあ、何はともあれ第一段階の検体採取は、無事済んだ。

中央病院では、肺の近くの採りにくいところから採るとの説明でしたが、日赤は肺を直接小さく三角形に削る感じで採るとのことでした。

2週間後に結果を聞きに行き、その後、手術をするか薬で治すかが決まるようだ。

「薬でということは、禿げますか?」と医師に伺ったら、「使う薬によります。」ということで詳しい説明はなかった。

翌朝、胸部レントゲン撮影を正面と左横から写し主治医が画像確認後、早々と退院した。

手術は、左脇3ヶ所に穴を開け行われた。

癌ケアのZOOMは、帰宅後、自分のデスクトップで拝聴した。

パンフレットに載っていた坂本医師は、手術時の麻酔について説明して下さった麻酔科医師でした。


奥蓼科 王滝

2018年11月05日 | 患う


昨日、久し振りで、奥蓼科の王滝に行ってみた。



駐車場には、いつの間にか展望デッキが出来ていて、大勢の人がくつろいでいた。
歩いて旅する会のMさんに似た方がアルピコのバスのステップに足をかけていたが・・・。

展望台からの眺望。



王滝へ。









最近、病葉を写し始めている。



そのうち、組み写真にしたい。



今日は、ここだけが夕焼け雲。