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5月3日、中学時代の同期生15名ほどで新緑を求めて東京都町田市の小山田緑地へ行って来ました。
9時30分京王多摩センター駅集合。私も八王子まであずさで行き、橋本経由で参加しました。
「日本の里 100選」 というのがあり、東京都ではここ 「小野路」 一ヶ所のみだそうです。
期待どうり、まばゆいほどの新緑のお出迎え。何色の緑織りなす新緑でしょうか?
ここは、多摩丘陵の一角。
丘陵地谷あいの段々畑のある所を谷戸と呼び、その段々畑を谷戸田と呼びます。
ここには、ニュウが3つ。。。
谷戸への途中、見事な竹林がありました。同期生の一人が、自分たちになぞり、団塊の竹林と呼んでいます。
「いただくのに丁度よさそう。」 と言ったら 「筍は地面から出たら、もうダメなんだよ。」 ですって。
東京都が、都立公園の七夕用の竹を育成しているところです。
私たちの時代は、この竹の子たちのように、日本もすくすく、すくすく伸びていたのですが、今は、お国に元気がありませんね。
昨日、今日と先日来のギリシャ問題が響き、株価大暴落です。
五反田谷戸、奈良ばい谷戸、神明谷戸など、いくつかの谷戸があります。
途中、
我が家周辺では見ない キンランなどかわいい花々が咲いていました。
新緑をめでながら歩いていましたら、
汗ばむ帽子に蝶が止まりました。
「蝶ちょ、ちょうちょ。」 という声に、彼は動くに動けません。
もうじき世代交代する蝶でしょうか?
すっかり羽が傷んだ 「越冬ルリタテハ」 です。
歩いている時、足元にサルトリイバラ (食草) があるなぁと思っていたのですが。
新緑の谷戸を抜けると深紅のモミジと八重桜がお出迎えです。
谷戸には、藤沢周平の映画 「蝉しぐれ」 の一場面になった桜もあります。
今は松が寄生していて、桜のシーズンには、大勢のカメラマンが押し寄せるそうです。
葉桜になり小さな写真では見分けにくいのですが。。。
松と2本の太い枝は、1本の桜の木から出ています。
「来年の松桜の頃に、また来よう。」 という声がします。
幹事さんは、この2つのニュウが目印で、まず、こちらの五反田谷戸にご案内くださる予定だったそうですが、最初の写真、ニュウが3つの違う谷戸に出てしまったそうです。
何度も私たちのために下見をして下さったようですが、私有地のため、案内板が少なく1本違う道に入ってしまうと慣れた方でも迷子になりやすい場所とのこと。
お蔭で私たちは、予定外の所も見れたようでラッキー!
爽やかな5月の1日でした。