標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

庭のいろんな苺

2016年07月30日 | 農業

植えて4~5年たつハナイチゴの実が初めてついた。



梅雨時のため、傷んで黒くなった実もあるが、



なかなかかわいいし、甘い。



今回、今まで購入した植物に付いていたタグを整理したら、この木イチゴは、買ってから10年以上たつ。



その間、一度も実をつけなかった。
というか、消毒嫌いの我が家では、出てくれば芯くい虫にやられで、実のなるような幹に育たなかった。
5月31日、初めて花が付き、



6月23日、実になり始めた。



そろそろ終わりだが、とても甘い。
今年は、4本の幹が出ている。
虫に注意し、大事に育てなくては。



こちらは実が黒くなるブラックベリー。
移植したら、凍みたのかつい最近まで新芽が出てこなかった。
主幹を剪定したら、脇芽が出てそれに実が付いた。



キイチゴの難点は、粒々の種があること。
ご近所の別荘の方が、上手に種をこしたジャムを作る。
毎年大量に作っていらっしゃるので今度いらしたら、どんな風にこしているのか伺ってみましょう。


家の光協会 「甘梅干し漬け」 と 「梅の砂糖漬け」

2016年07月24日 | 農業

以前友人からいただき、すっかりお気に入りとなり、レシピを教えてもらい毎年作り始めた梅漬けがある。
東京にいる時は、紀州の梅と同じ塩漬けの梅干ししか知らなかったが、こちらではほとんどの家が甘梅干し漬け。
初めていただいた時はその味に感激した。

友人のは、家の光協会から出版された「漬物百科」に出ているやり方。
この本を借りたとき購入したいと思って検索したが、既に絶版になっている書籍だった。
どれもおいしそうな色々な漬物が出ている分厚い、なかなか良い本だった。

材料 ー 梅干し 2キロ、氷砂糖 1キロ、酢 550ml、赤紫蘇 正味600g 他下漬け用の材料。

これをするとき、毎年困るのが赤紫蘇探し。
今年は、とうとう庭に播いたのだが、一本も発芽しなかった。
蒔いた後、そこに小さな蟻がやたらと群がっていて気になったのだが、蟻の餌蒔きをしたのかもしれない。
今年も、蓼科自由農園に行ったり、ピアみどりに行ったりとあちこち探したが無し。
地元米沢の朝市「みどり市」で良い紫蘇を見つけたのだが、売り切れだったり予約分とかで3日目でようやく手に入った。
紫蘇はできたらあげるからと言ってくれる友人もいるが、梅とのタイミングがある。
ようやく手に入った3束の赤紫蘇を塩もみして(一束500gの葉を取ったら半分の250g前後になった)、



3日3晩干した梅と合わせ、できた梅干し漬け。
赤紫蘇の葉は、約750gあったが、お茶漬けなどで重宝するので、全部入れた。



もう一種類は、青梅の砂糖漬け。
こちらは、レシピをコピーでくれたので婦人部ででも作ったのかもしれない。
これもこちらへ来て知った物だが、梅割り器という木でできた物がある。
青梅を挟んで上から押して種と実を別々にするものだが、我が家にはそんな便利なものはなく、すりこ木で押して割っている。
下漬けをした2キロの青梅に氷砂糖1キロを加えた物。
容器の関係で、2キロずつしか漬けないのでおすそ分けができないが、どちらもお配りしたいくらいおいしい。



梅の上に重しで使っている石は、3月の歩いて旅する会で行った熊野古道の海辺で拾ってきた平らな石。
皆さんにつられてなんとなく拾ってきた石だが、バスに乗ってから「小さな器で漬物をするときの重しに良いのよ」という話を聞いた。
なるほど、使ってみるとなかなか便利。



歩いて旅する会のメンバーに、30キロの梅干し漬けをするという方がいらっしゃる。すごいなぁ。
私には容器もないし、気力もない。
下漬けをしないでお醤油、塩昆布と削り節で漬けるとか、ラッキョウ酢につけると簡単という方もいらっしゃるが、やはりひと手間かけた味にはかなわない。
  

モンタナ・ルーベンスの挿し木

2016年07月16日 | 植物

6月10日、友人から「モンタナ・ルーベンス」の挿し穂をもらい、挿し木をした。



7月16日、1ヶ月経ち、葉も茂ってきたので抜いてみた。



出根していました。



我家には、モンタナ「エリザベス」がある。
「ルーベンス」は、これの周りが、白っぽくなるタイプ。
5月7日



モンタナは、白や八重、ルーベンスなどいろいろ植えたのだが、主人が冬に野生のつる植物と間違え、抜いてしまった。
そんなわけで、今残っているのは、「エリザベス」だけ。
昨年挿し木した「エリザベス」の間に定植。
花の色が白っぽくなるせいか、葉色もエリザベスより薄い緑。



「エリザベス」は「安曇野」同様、挿し木苗があちこちの庭にお嫁に行っている。
来年か、再来年になるのか「ルーベンス」の開花が楽しみ!

歩いて旅する会 北国街道 10 「関川宿」から 「田切宿」へ

2016年07月13日 | 

12日、歩いて旅する会の方々と「北国街道」を歩いてきた。
今回は松本駅を出発するなり、リーダーから「今朝、茹でたトウモロコシです」と、まだアツアツの甘くて柔らかいトウモロコシが配られました。
ごちそうさま!
9時半、前回の最終地点、野尻湖町営駐車場でバスを降りると、左に黒姫山(下)、右に昨年途中まで登った妙高山(上)がきれいに見えた。



恒例の体操をした後、妙高山に向かいスノーシェードを2ヶ所通過し、関川宿へと向かいます。



街道沿いには、ネムノキ、アジサイが満開。
どこの家にも植わっているというくらい紫陽花が咲いていた。



10時25分、私たちの「北国街道ウォーキング」も長野県から、いよいよ新潟県へ入ります。

☆関川宿
下は、関川の関所へ通じる「長寿橋」



長寿橋を渡ると、「きんさん、ぎんさんの像」があります。
1998年106歳の時にいらしたようで、館内にサインと手形が飾られています。



関川関所跡の「道の歴史館」を見学。
皆、消火栓が高いのにびっくり。
豪雪時に、埋まらない高さとのこと。



15年4月16日の追分宿から、月一で北国街道を関川宿までやってきました。高田まで行く予定です。
下図によると、新潟県の北国街道では今日の位置が一番高く、これから高田に向かい下って行くということでしょうか?



関川の関所



出女が取りしまわれた時代、男装の疑いのある女性の検問をしているところ。



見学が済んだところで、会手配のお弁当で早お昼。
「yakkoさん、可愛いキノコがあるので写して」との声がかかりました。
小さなちいさな赤いキノコが、沢山出ています。



☆田切宿
天神森の国の天然記念物「下町天神社の大杉」
目通り 8,2m、樹高28,78m、推定樹齢 1,000年。
所々、補強がしてあります。



スキー神社。(←クリック)
子供用ゲレンデのような斜面に鎮座。



会の最高齢者、木曽から参加の女性が代表して(?)、お参り。
とてもお元気で、足取りも軽く歩かれています。ニックネームは「姫」
前回は、大型バス一台の参加者に木曽の粽を作ってきてくださいました。
祠には、ご紋の代わりにスキー板が祀られています。



豪雪地帯のせいでしょうか、ほとんどの家が3階建て。
玄関が2階にあり、屋根の傾斜は、雪が道路側に落ちないようになっているようです。
車いす生活の方は、どう外出するのでしょう。



自然の中で咲く「ハナイカダ」(上)を初めて見ました。
下は桐の実。
メンバーのお話では、桐の木は成長が早く、娘が生まれると桐の木を植え嫁ぐときに桐ダンスにする時代があったとか。
曲がった木が出たときは、根元から切るとすぐにヒコバエが出るそうで、それをまっすぐな木に育てれば間に合ったそうです。



ネジバナと久し振りで見たど根性草。



たわわに実るプラムとクルミ。
プラムおいしそうですね。収穫なさらないようで下に沢山落ちていました。お味見したかったです・・。


野生動物被害

2016年07月09日 | 農業
ときどき

庭を歩いていたら、なんだかおかしい。
これだ!
昨日まで、今にも開きそうな蕾がついていた桔梗の蕾がぜ~んぶ無くなっています。



見回すと畑の野菜の上の方がありません。
かぼちゃも



万願寺唐辛子も



茄子も、ピーマンもみ~んなトップがありません。



カボチャの根元には、足跡が・・。何の足跡でしょうか?
今度会ったら、虫のようにプチンとというわけにはいかないでしょうが、う~ん。
外回りに網はしてあった(つもり)のですが、動物は賢い。
どこかに手抜きがあったのでしょう。



今年は、遅霜で苗をやられ買い直し、良い具合に育ってきたところだったのですが・・。
今から植え直すのも・・。
今夏は、産直野菜はあきらめることにしますか。
モグラ除けには、reityaさんに良い物を教えていただいたのですが。


盆月 仏さま用のお花 「タナセタム・ジャックポット」 「アルストロメリア」

2016年07月03日 | 植物

昨年、友人から2株いただいた「タナセタム・ジャックポット」
15年6月30日、バラ花壇に植えたが、



秋に半分を移植し、16年3月23日、こんなだった株が、



現在こんなに花開いている。
すごい、繁殖力。



バラ花壇では矢車草同様、邪魔になるほどだが、切り花にすると日持ちが良かった。
ご主人様をなくされたりで、仏様にむくお花を欲しがる人がいるが、キク科だし、これはもってこい。
昨年は7月19日に、花が終わりましたが、来年用に、今月の歩いて旅する会に、苗を持っていってみましょう。

先月の歩いて旅する会の北国街道沿いには、アルストロメリアのピンクが咲いていた。
どこの家も同じ色。



「うちのは、出荷用のを株分けしてくれたのだけど黄色なの」と話したら、アルストロメリアも日もちが良く、仏様のお花に向くとのこと。
で、「わあ、黄色の方が良い。欲しい、ほしい!頂戴」との声。
これもずいぶん増えて、春先にかなり処分したのですが、まだ、株分けして差し上げられるほどあります。
それまで、花が咲いているかどうか。
3人の方が欲しがっていたのですが、どなたとどなただったかなあ。
上のピンクと、下のイエローとでは、少し花びらの形が違いますね。