標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

食用オイル用 ヒマワリの種 F1

2008年06月30日 | 農業


先月、米沢農協婦人部の方々に混ざり、休耕田にヒマワリの種を蒔きました。
昨年に続いての行事です。
















今日の苗の状況です。昨年、花は、朝陽の方向を向いていましたのに苗は夕陽の方向を向いています。



昨年のヒマワリ。ブログに載せたヒマワリの写真を見て東京でブルーベリー園と養蜂業を営むおがつ農園より、ヒマワリの種のリクエストがあり、サンフラワーオイルを作るため種を収穫した時期にreityaさんの畑の分を1ついただき早速送りました。



ところが、種を送ったあとでその種はF1のため、出来た種からは、同じものが出来ないということが判明。
昨日、おがつ農園からそのヒマワリが6月20日ごろから咲きだしたと添付メールで写真が届きました。花が幾分ボケていますので、はっきりした色はわかりませんがオレンジがかっていて、やはり元の花とは違うようです。



でも彼は、蜂蜜、サンフラワーオイル、通行人の観賞用と一石3鳥を試みるようです。



一緒に「ロシア」という品種も蒔き、道行く人に楽しんでいただいているそうです。
昨年のヒマワリの写真は8月2日に写していますので、標高900は東京より花の時期が1ヶ月遅れるようです。

大きくて、おいしいブルーベリーを味わってみたい方は京王線武蔵野台駅前
(042)365-2823 おがつ農園へ電話予約のうえどうぞ!!
そろそろ開園準備が始まるそうです。


雫の中

2008年06月29日 | Weblog

こちらでは、夜、雨が降り昼間は晴れるという梅雨時もあるのですが、今年は、よく雨が降ります。



オニゲシの蕾が平らに、そして前の県道の中央分離帯が写っています。この土地は知らずに購入しましたが県道に面しています。
雪の季節、県道は県で除雪してくれるので楽といわれますが、そのせいかどうか、県道に面した土地は固定資産税が高いそうです。



瓔珞(ようらく)つつじ。こんなに、棘とげなのマクロで写して始めて知りました。花の付け根にまで。。。


ウスバシロチョウ ♀

2008年06月23日 | Weblog
 時々  
先日、庭に今迄に見たウスバシロチョウとは



(5月23日)



どこか違う蝶がやってきました。よく見ると羽にウェーブがかかっています。
まるで飢えていましたといわんばかりに蜜を吸っています。
マクロのシャッター音がしても他の蝶のように飛び立ちません。
その様子をみて蛹からかえったばかりでお腹が空いているのかと見ていましたが、
(6月16日)



尻尾も変です。



昨年、蝶のことでお世話になった栗岩さんに添付メールで送ってみましたところ、興味深い解説をいただきました。
面白いので皆様にもお読みいただけたらと思います。 

             

この蝶、とても原始的なグループに属し、交尾嚢(こうびのう)を持つことで知られています。他にギフチョウの仲間も交尾のうを作ります。
交尾のうとは、交尾成立後に♂が♀の腹端に袋を作り、他の♂との再交尾を出来なくさせる物です。ウスバシロチョウの♀にとって交尾は先着1名様限りなのです。下の写真は♀で、三角の突起が交尾のうです。しかし時として交尾のうを無理矢理外して再交尾を迫る♂もいて、目を見張るシーンを観察することもあります。
お腹の先端をもぞもぞ動かし、手足を使わず交尾のうを外すのですから、器用と言うか、根性があると言うか、たいした奴がいます。



翅が縮んでいるのは羽化不全と言います。各種の蝶で時々あることです。
それでも蛹から抜け出て、飛べる状態なら幸いですが、中には蛹から抜け出る途中で羽化に失敗し、落命する個体もあります。
翅はたとえ縮んだ状態でも一旦硬化するとそれ以上展開せず、ウェーブが取れることはありません。実際これもよくあることですが、羽化の途中で早くも♂がやってきて、交尾に至る可能性も、決して低くはないことです。

        

いかがでしたか? 面白かったでしょう!!

 明日から、知床旅情   ブログはちょっとお休み。。。 

ジキタリス

2008年06月22日 | 植物

ジキタリスの蕾



雨の雫がよく留まります。



この花を地元では「おえどんばな(お江戸花)」と呼んだそうです。
田舎の方が見るとホタルブクロに比べ洋花のジキタリスはどこかモダンな感じがしたのでしょうか。。。


霧が峰 れんげつつじの下で咲く花々

2008年06月21日 | 植物
 時々 
ミスジスミレ



白花ミスジスミレ



紅花イチヤクソウ



チゴユリ 里で育てると30センチ以上になりますが、山では10センチ足らずで可愛く咲いています。



スズラン 群生しています。



アマドコロ



群生するスズランの間にはこんなシダが伸びています。



これは何でしょう?1週間位していってみると花が咲いているかもしれません。
ラン科かユリ科の花が咲きそう。もしかしたら、ノギラン?


霧が峰 れんげつつじ

2008年06月20日 | 植物

霧が峰のれんげつつじを見に行ってきました。



ちょうど見頃です。





きれいな赤です。



梅雨の合間、霧が峰名物、霧も出て。



霧の駅。梅雨時の平日ですので駐車場もすいています。



静岡から、鳥を撮りに来たそうです。カメラを覗かせていただきましたが、鳥を撮るにはこのくらいの望遠で離れて撮らないと逃げられてしまうのでしょうね。5メートル以上から撮れるレンズだそうで、ずいぶん遠くがアップされます。
ここはよく鳥が来る所だそうで、じっと待っていらっしゃいます。
ワンセット10キロ以上あり、三脚だけでもこれだけの望遠レンズを支えるとなると10万円以上するそうです。



最初に、どこから来たどなたが積んだのでしょう?


これって 何蜂?

2008年06月18日 | デジカメ

アカシアの花が咲き始めました。おいしい蜂蜜になるこの花は良い香りを広範囲に漂わせています。



藤の花に似た、この花房を天ぷらにする方もいます。





















そろそろ裏山に蜂箱がセットされたのでしょうか?
花の周りを飛び交う蜂たちが増えました。
飛んでいるところを撮ろうとしてもブンブ~ンと、すばしっこくって、いつもぼけてしまう。

ようやく撮れました。














マクロで蜂を写してみたら



こんなに、けばけば。。。 マタギが羽織る毛皮のベストを着ているようです。



こんな顔のもいます。


ヒマラヤの青いケシ

2008年06月17日 | 新聞から

朝日新聞に八ケ岳の標高1,500mの所にあるゴルフ場でブルーポピーが咲き出し、一般公開されていると載っていました。
NHKでは、大鹿村でヒマラヤの青いケシが満開と報じています。
遠くまで行かなくとも山の保養所で山野草咲き乱れるロックガーデンを一般に開放している所があり、そこにもヒマラヤの青いケシがあると聞いていました。
ひょっとしたら咲いているかもと行ってみることにしました。

途中、霧が峰から見る八ヶ岳です。



良かった!!一株だけですが咲いていました。



でも、どういうわけか初花は岩と睨めっこ。

 

仕方が無いので岩に登って写したり



後ろから撮ったり



ようやく撮れた一枚です。花が大きく、青色が濃いきれいなケシです。



文ちゃん、下見してきましたよ!! 待ち合わせは「霧の駅」ですよ。

チャワンバス

2008年06月16日 | 植物


粉末の苦土石灰を野菜や花に振りかけておくと、うどん粉病等の予防になると聞き、園芸店に出向きました。苦土石灰は粒上になっていて粉末のは、なかなか売っていません。
ようやく見つけ咲き終ったバラに振りかけてみたら雨の後、葉が生き生きしています。
そんなわけで、キュウリの苗やらナスやらにパラパラぱらぱら。
「暖炉の灰を蒔いていて、やたら石灰まけばアルカリになりすぎるぞ!!」と教えてくれた方から思わず声が。。。
その折、園芸店でチャワンバスを見つけました。ご飯茶碗の中で育てても花が咲くといわれるハスですがお茶碗で育てているのはまだ見たことはありません。単に、それほど小さいハスというたとえかも知れません。
値段を見たらウ~ン。花芽が3本。ということは花一つ1,000円。
我慢、がまんと帰ってきました。
今度は野菜は植えっぱなしでは無く、根元に時々、液肥を撒いてあげると良いと教わり再び園芸店へ。
以前2鉢並んでいたチャワンバスの鉢が一鉢になっています。
気になる、気になる。
結局、お夕飯の材料費より高いお花をまたまた購入。

蓮は葉の中心に穴が開いていてそこから酸素を取り入れ、その酸素の通り道が蓮根の穴になるそうです。



大、中、小と蕾の大きさに、だいぶ差がありますのでしばらく楽しめそう。

オリエンタルポピー

2008年06月11日 | 植物

こんなに棘とげのオリエンタルポピーの蕾ですが、



結構、訪問者がいるようです。



2年前に種を蒔いたオリエンタルポピーにつぼみが付き

(6時44分)



昨日、ようやく花、開きました。

(7時40分)



赤は既にあるので違う色だと良いがと楽しみにしていたところ、サーモンピンクの可愛い花が咲きました。
そろそろ開く頃かと見に行きましたが、花が見える所まで行った時に殻が飛び散ってしまいました。
あのバッタは、その瞬間どうなったのでしょうか?

(8時35分)



殻が開き始めてから咲くまでに、約2時間かかるようです。

神代桜 宇宙へ

2008年06月09日 | Weblog

先日、伺ったお話です。
日本3大桜の一つ、山梨県の山高神代桜の種が次の宇宙船で宇宙へ行くそうです。今秋、薄墨桜、三春滝桜の種と共に日本三大桜の種が宇宙ステーション「きぼう」に送られ6ヶ月ほど留まり、その後、持ち帰られるとのこと。
有償の公募企画だそうですが桜の種一粒の宇宙旅行代は、いかほどになるのでしょうか?
私が知らなかっただけかもしれませんが、すでに宇宙から持ち帰られた他種の種が、花開き宇宙桜と呼ばれて日本の何箇所かで咲いているそうです。


霧が峰

2008年06月07日 | Weblog

久しぶりで霧が峰にドライブ。
途中、ピンクの花と白い花の大木がきれいに開花。



ピンクの花はズミ。開花すると白花になる。10メートルほどになり地元ではこなしの木とも呼び、秋に小さな実がなる。ズミは染みで樹皮を染料にする。



白い花は、エゾノコリンゴ。15メートルほどになり秋に小梨よりは大きめの赤い実がなる。



その木々の下では紅花イチヤクソウが咲き始めています。この花は白い糸のような根を横に伸ばし大群で咲く。
山野草店の方の話では、アツモリソウが咲くような場所では咲かせられるが庭で咲かせるには、難しい花だそうです。知らずに購入した方はすぐに枯らしてしまうということでしょうか?



帰りは霧が峰の名前どうりの霧。



久しぶりの霧のドライブ。



ドライバーはベテランさんでしたので、安心して乗っていられました。



水田に映る 山々

2008年06月06日 | Weblog

水田に映る山々の姿が好きです。

八ケ岳や



蓼科山が映る田んぼは沢山あるのですが



甲斐駒が岳の映る田んぼが見当たりません。
中の田んぼを覗いてみましたが見つからない。
一番下の田んぼの方 「こんな下じゃ山は映らないよ。もっと高い所の田んぼじゃなくては。。。」
途中でお会いした奥様「そうだねぇ。玉川(原村よりの)あたりの田んぼなら映るかもしれないねぇ。」
そうか、玉川かと思いながら戻ってきたらありました。なんと我が家から一番近い田んぼ。
で一番高い所にある田んぼに確かに映っていました。
早苗を植えた向きで写真では解りにくいですが、確かにしっかり映っています。
稲が育つこれからは写せませんので、また来年のお楽しみ。