標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

茅野市北大塩財産区の桜草自生地

2009年05月14日 | 植物

最近の朝の散歩は、車で林道の入り口まで行き、毎朝、知らない違う道に入り、ちょっぴり探検してきます。
今朝は、前に友人が、「裏山に、桜草の群生地があるんだよ。」と話していた場所を探しながらの散策。



解っているのは、「マレットゴルフ場を通り過ぎて行くんだよ。」ということだけ。車が、がったんがたんと揺れる、春のわだちで、でこぼこの砂利道です。シートベルトをしていても、体が飛びはねます。
「川があるから、この辺で曲がってみようか。」桜草は、沢沿いに自生していることが多いです。
入口に車を止めて、しばらく歩いたところで、代り映えのない林道のため「戻るか?」と主人。
「もうすこし行ってみよ。」と、またしばらく、お散歩。だいぶ歩いたところで、木に、スーパーの袋が縛ってあります。
「誰かが何かの目印で縛ったのかしら?」
「そういえば、目印をつけてきたんだって言っていたよ。」というわけで、そこから、沢に入ってみることに。
枝をよけながら、すごい所を登って行きます。



沢沿いに、いくつもの桜草の塊があります。



あちこちの山に、自生していますが、こちらの桜草は、どれも薄いピンク色です。



まだ、野生の白の桜草は見た事がありません。



行きは、沢の右側を登り、帰りは左側を降りることに。
右側には何もなかったのに、帰りの斜面は、いろんな山野草が咲いています。

ヒトリシズカ



ルイヨウボタン



破れ傘も群生しています。



今は、すっかり、傘を開いて。



まばらではありますが、カタクリ、二輪草も咲いています。

それにしても、カタクリといい、桜草といい、良くこんな場所を見つけた方がいるものです。本当に山歩きが好きな方は、林道の散歩では物足りなく、人が入らないような場所を歩き回り、花や山菜やらを見つけて楽しんでいるのでしょうか?

今朝の私の勘も冴えていました。「ここで曲がろう。」「もう少し行ってみよう。」と、花好きの私の鼻が効いたようです。
「本当だなぁ。」と主人も感心。