標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

庭への訪問者

2008年07月31日 | Weblog

朝晩だいぶ涼しくなってきました。山道ではネムの大木が満開です。カラスアゲハが好むようで木の上で沢山舞っていますが標準レンズでは写せません。



そんな日の庭への訪問者です。



同じく小さな小さな蜘蛛ですがこちらは背中に可愛い模様があります。





標高900では旧盆過ぎれば秋の気配を感じます。



トンボが花に止まるのは珍しい。



始めて見たセセリチョウ。



オレガノに停まるホシミスジチョウ。食パンにバターを塗ってオレガノの葉を散らしトーストでいただくのが好きです。



他にもカラスアゲハ、蜂、コガネムシなど殺虫剤を撒かない我が家の庭は昆虫だらけで、せっかく咲いたバラや果実も穴だらけ。

雷雨の後の 夕焼け

2008年07月28日 | Weblog
 後 
ゴルフ場ではプレー中断になるほどの雷雨の後、山が見え始めたので写しに出ました。(18時15分)



恵みの雨を浴び、稲も順調に育っています。 どうも夕焼け雲になりそうな空模様です。



夕食の支度をしながら空とにらめっこ。始まりました。 (19時)

西側 



東側



そして



(19時5分)



夕焼けが終わる頃、八ケ岳の上には夕焼け雲とは違う白い笠雲が浮かんでいます。明日は雨? (19時8分)



西側には飛行機雲が伸びています。松本空港から関西方面に行く飛行機でしょうか? それとも?
わずか8分の天空ショーでした。






画像処理 http://www.dumpr.net/rubik.php

2008年07月23日 | パソコン

梅雨明けと共に暑い暑い日々が続いています。
先月、遊びに行った北海道と高山の写真で涼をお届けできましたら。。。

北海道、羅臼岳。



原生花園のエゾスカシ百合。



エゾシカ



そして、とても環境の良い場所にある



外人観光客も沢山いた飛騨高山。



懐かしい味。



いかがでしたか? 少し涼しくなったでしょうか?


霧が峰で見つけた突然変異花

2008年07月22日 | 植物

ニッコウキスゲ満開の今、車山、霧が峰の駐車場は朝5時ごろには、カメラマンの車で満杯だそうです。



塩壺の湯に行きがけに寄った夕方も同じく満杯。その際、見つけた変異花をご紹介。

これが普通のニッコウキスゲ



我が家の庭で咲いているヘメロカリス



それによく似たニッコウキスゲの突然変異花。



これが普通の白山フウロ



切れ込みの入った白山フウロ。



それぞれ、その種を蒔けば同じのが咲くのでしょうか?
それとも株分けでなければだめ? 
いずれにせよ、広い霧が峰で再度この場所を探すのは不可能。

久しぶりの山々

2008年07月19日 | Weblog

今朝は、久しぶりに山々がきれいに見えました。



夕方のニュースでは、全国的に猛暑日の今日、いよいよ梅雨明け宣言です。



そんな日も働き蜂はせっせと働いていました。巣はもうこんなに大きくなっています。



こんな顔していました。

コガタスズメ蜂の巣

2008年07月14日 | Weblog


先日から何蜂の巣かと思っていた特徴のある巣。コガタスズメ蜂の巣と判明。
地元では「トックリ蜂」とも呼ぶ。
庭木や生垣の木の枝に巣を作り最初は女王蜂一匹で作り、中に働き蜂を産んで育てる。
(7月9日 撮影)

スズメバチには、危険度の高い順に大スズメバチ、黄色スズメバチ、コガタスズメバチの3種がいる。













働き蜂は成長すると花瓶の口のような部分を壊して巣から出て、周りに新たな巣の素材を付けていく。
その間、女王蜂は働き蜂を生み続け秋に新しい女王蜂が生まれ世代交代する。
この新女王蜂のみが越冬し働き蜂は晩秋全滅。
上京する前にはあった筒の部分が帰宅したら無くなり一回り大きくなりつつあります。
(7月14日 10時30分 撮影)












小さな体で仕事、速いですね。夕方には、こんな形に。。。
それにしても素材は何?
唾液で固めるそうですが、土 or 樹皮?
(7月14日 18時30分 撮影)






梅雨時 アジサイ

2008年07月09日 | Weblog
 後 
梅雨空の八ケ岳



東京では梅雨時、あちこちの庭先できれいなアジサイが咲きますが標高900では地植えで西洋アジサイを咲かすのは難しい。100メートルほど下がると地植えでも立派な大株になり花が咲いているのですが。
冬に花芽が凍みて前年枝は枯れ、毎年新枝が更新されるのみで前年枝に花芽が付くアジサイは当然咲かない。
藁で囲ったり色々試みましたが、だめ。
そんなわけで、山あじさいを育てています。



黒姫沢あじさい



玉アジサイ



普通のアジサイより葉が柔らかい感じです。





紅(クレナイ)あじさい



この紅アジサイは最初は白く、段々紅くなり最後は真っ赤になります。

















明日から上京。ブログはちょっとお休み。

七夕の日の合体

2008年07月07日 | Weblog
 時々 にわか雨

ようやく咲いたバラの花がコガネムシに食べられ穴だらけ。
困ったものだと花を切り落としていたら、すごい場面に遭遇。一匹のメスに三匹のオス。
まず、一匹が蹴落とされ







もう一匹も、努力の甲斐なく



蹴落とされ



小さなバラの蕾の上で、小さな虫の大きな闘い。



マメ科植物を食い荒らす害虫マメコガネの子孫がまた庭に増えます。
今年は、花豆も植えたし、つるなしモロッコも蒔きました。さあ、大変!!


庭のブルーベリー

2008年07月06日 | 農業

今日は、標高900も蒸し暑い一日でした。
先月末ごろから庭のブルーベリーが色づき始めました。
初めて実がなった頃は、もう少し紫が濃くなる方がおいしくなりそうとぎりぎりまで採らずにいました。
ところがさあ収穫という朝、すっかり鳥に食べられていてガッカリしたものです。
そんなわけで、その後はネットで鳥除けをしています。
最近は、鳥より強敵、ご近所のお孫さんが出没します。












青いケシと白い残雪草 (台東区立霧が峰学園にて)

2008年07月03日 | 植物

もう一度、ヒマラヤの青いケシを見ておこうと山の山荘まで出向きました。



まだきれいに咲いています。



ほとんどのケシは一茎に一花ですが、青いケシには、複数の蕾が付くので長く花期を楽しめます。
産毛のように沢山のトゲトゲが写っていますが、これがあるか無いかで栽培してよいケシと不可のケシを見分けるそうです。



普通は四弁ですが五弁



6弁の花もあります。



この庭に来ると色々変わった花を見れますが今回のお気に入りはこの花。



白い葉から名が付いた「残雪草」



とても可愛いです。



帰りには、餌をくわえた狐にも会えて。。。こちらに来て、始めて見ました。
夏毛になり、やせて見えます。


米沢→霧が峰→車山→塩壷の湯

2008年07月02日 | Weblog

梅雨の晴れ間、3時を過ぎていましたが山に行ってからお風呂に行くかということでドライブに。
霧が峰のレンゲツツジは終盤。コバイケイソウの季節です。



終わったレンゲツツジには、ノビタキの雄が餌をくわえて止まっています。



看板の編笠山から左の山々です。



看板、右から4つの山々、南アルプスです。



八ケ岳の左には、蓼科山。いつも見ている形とはかなり違います。右は富士山から来た車山のレーダー。
八ケ岳と南アルプスの間には富士も見えていますが標準レンズでは写せません。



霧が峰では終わりに近づいたレンゲツツジ、車山では満開。



駐車場の水溜りにも映っています。



ちらほらですが、ニッコウキスゲも咲きだしました。



夕陽で葉が輝き始めました。



夕陽の斜光が射し始め、何人ものカメラマンが三脚を構えています。
残念ですが私たちは塩壺の湯に行く時間です。

寿齢讃歌 Ⅲ  木之下 晃 ワークショップ

2008年07月01日 | デジカメ

昨年に続き応募した茅野市 寿齢讃歌Ⅲの 木之下 晃さんによる講評会ワークショップが開催されました。












会場は茅野市市民館。廊下のモニターに中の様子が映し出されます。
左側のスクリーンに原画が映り中央のスクリーンに白黒にプリントし直された作品が映され、それを見て批評が行われます。応募作品はカラーですが全て白黒プリントになります。



それぞれ、応募した方が壇上に上がり木之下さんに作品の批評をいただきます。トリミングが必要な作品は、L字状の物で木下さんが指示なさり,スタッフがマーカーで角に印を入れます。トリミングした後、お年寄りがグッと浮かび上がります。
右側の方が世界の音楽家が写してもらいたがるという音楽家の写真で有名な 木之下 晃 さんです。



大学時代の恩師の写真で応募した方に、被写体は資料を持たれた手に訴えるものがあるので手だけを写しても年齢、その方の積み重ねてきたものなどを伝えられるのだからとモニターを通して説明しているところ。



私が応募したのはのお年寄り2人と母の写真。
去年と同じ質問「あなたは写真を長くやっていますね。」「いいえ。」で始まり、写真について色々感じ取ったことを話してくださいました。
90歳になる母は、写真に写りたがらず最近は私が知られないようにシャッターを押す写真ばかりで当然正面からの写真がありません。たまたま応募は3枚までというのがあり、のお年寄りのよく撮れた写真が2枚あったので母のも横向きではありましたがついでに応募する事にしました。
これはスナップ写真だけれどもと見抜き、何故私がその写真を選んだかということをきちんと読み取り写真に残した物とかトリミングの仕方とかの良い点を解説してくださいます。
こちらが何もしゃべらなくとも自分が訴えたかった事を全て読み取ってくださり、ただただすごいなぁと思いかえってきました。

写真展は8月28日から9月8日まで茅野市市民館にて開催されます。

寿齢讃歌Ⅲのことが「日本カメラ 9月号」に掲載予定。