標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

本年も、お世話になりました!

2010年12月30日 | Weblog

朝から、雪が降っています。

今年初めて、積もりそうな降り方です。

年末のお買物や、銀行への用事がありましたが、こんな日は都会っ子の私は運転を控え外出しないことにしています。

お蚕様にあげた桑の木。剪定しないとこんなに大きくなります。

ほっておいても、良い樹形ですね。

春に、はじける蕾にも雪。(チンチョウゲ)

俳句の事で調べたいことがあり、検索しておりましたら、下のような句を見つけました。

沢木五十八

差引けば仕合はせ残る年の暮 
 『角川 俳句大歳時記 冬』(2006・角川書店)所載

ナナカマドの実に残る雪のように、差し引いて、ほんの少しでも幸せが残れば良しとしましょう。

2010年は、あなたにとって、どんな年でしたか?

来年は、戌、猪、羊年の方が、良い年周りだそうです。

我が家にも、猪、羊年がいます。

良い年になるとうれしいのですが。。。

皆さまも、よい年をお迎えくださいませ!


来年の干支

2010年12月27日 | Weblog

 

今日は、写真展に出品した写真を受け取りに、諏訪まで行ってきました。

夕焼けになったら、まだ写していない諏訪湖からの富士山を写すか、前日写した白鳥に再挑戦してみるかと思いながら出かけたのですが、あいにく雲がかかり始めたので残念ですが、何も写さず帰宅しました。

諏訪湖の白鳥が渡ってくる所には、今は、鳥インフルエンザを懸念して、餌をあげないようにとの立て札が立ててあります。

3時になると市の職員が餌やりに来ますので、その餌をとるため、鳥たちが動き回り、写すのが大変です。

その時間を狙って、写真を写しに来る方もいらっしゃるようで、最初は知らずに行った私たちだけでしたが、だんだん人が増えてきました。

地元カメラマンならではで、顔見知りの市の職員に「おい、こっちのにやってくれ」なんていいながら写真を写しているかたもいます。

帰宅してパソコンを開いたら、同期生から、ご自宅のうさぎさん集合という写真が届いていました。

彼は、写真が上手なので、かわいいうさぎ達が、なおさら、かわいく撮れています。

そこで、私も我が家には来年の干支のうさぎが何匹いたかしらと、あちこち探してみました。

結局、我が家には、7うさぎいました。

後ろの2匹と、前の小さなクロウサギは、私のお手製。小さな白ウサギもいたのですが、作るそばから、差し上げてしまい、今は、黒い子だけです。

真中の大きな土鈴のうさちゃんは、埼玉県川越市の喜多院に、初詣に行ったさいに購入したもの。

前列左の小さいのは張り子、その隣は、箸置きとして売っていたものを飾り用に購入したもの。

明日は、母の様子を見に上京しますので、新年までには、かわいく飾りつけてあげましょう。


メリー・クリスマス

2010年12月24日 | Weblog

今朝は庭に雪があり、雪のクリスマス・イヴになるのかと思いましたが、今は、おひさまが照りすっかり溶けています。

クリスマスというと、友人の面白い話を思い出します。

彼は、学生時代の英作文で「サンタクロース」について、本担当の新米サンタが、東京で煙突を探したがない。やっと発見したのは、銭湯の煙突で、あろうことか、女湯に入ってしまい、さあ大変。。。

というような事を書いたそうです。

教諭からは、「英文法はデタラメだが面白い」と誉められたといいます。

都会生活をしていると、ありそうなお話だとは思いますが、学生時代の英作の答案にこんな事を思いつくとは、ユニークな人ですね。

私のクリスマスの思い出は、毎年、父がイブの仕事帰りに買ってきた大きな大きなクリスマスケーキ。

それに小さなろうそくを立て、マッチで火を点け、部屋の明かりを消し、子供たち全員で一斉に吹き消し、ナイフを入れほおばりました。

そんな話をこちらの方にした時、「私たちが子供の頃、田舎には、ケーキ屋なんてなかった」とのことでした。

地方によってクリスマスの思い出も違うようです。

今の私のクリスマスは、イブ深夜から、クリスマスにかけて、TBS系で放送される小田和正さんの「クリスマスの約束」です。

今年は、そのチケット公募に、80,000枚以上の応募があったとか。私も見れるものなら、見たいと思いますが、どう、コネを使っても無理なのでしょうね。

みなさまは、クリスマス・イブをいかがお過ごしですか? 

 


都会のトイレ Ⅱ

2010年12月23日 | Weblog

上京の際、また、面白いトイレのプレートをみつけました。

 

どういう意味なのでしょうか?

ホームレスの方が、ビルの中に入り、寝泊まりするなどということもないでしょうし、なぜ、こんなものを貼らないといけないのか、田舎者には、判り兼ねます。

トイレに、こんなメッセージを貼らなくてはならない都会ならではの現象があるのでしょうか?


「車山肩」駐車場からの夕陽

2010年12月20日 | Weblog

3時半、夕陽を撮りに裏山へドライブ。

先日も、八ヶ岳農場まで、同じ時間に出かけたのですが、空振り。山は雲をかぶってしまいました。

今日も、同じような雲でしたので、またダメかしらと話しながら登って行きましたが、車山肩に付く頃には、雲はすっかり無くなりました。

4時45分、日没です。

画像をクリックして、出てきた画像の上でクリック。下のスクロールバーを左右に動かしながら、夕焼けに浮かぶ富士、南アルプスの甲斐駒ケ岳、北岳、千丈岳のパノラマ写真をご覧ください。

日没を見て、帰ろうと思ったら、今頃カメラを持った方たちが見えます。

どういうことかと見ていましたら、日没後の写真をお撮りになるようです。

私も車に乗りかけていたのですが、真似して、またカメラを出しました。

いつも、日没を見たら温泉へ向かっていたのですが、なるほど日没後、しばらくしてから、空がひときわ赤くなり始めました。

こちらは、5時20分、車山肩からの茅野市の夜景です。我が家は、手前の山で隠れて見えません。

画像をクリックして、上と同じ操作をしていただきますと、中央アルプス、木曽御岳山、乗鞍、北アルプスまでのパノラマ写真をご覧いただけます。

夕陽の反対側では、蓼科山と月。

明晩は、赤い満月の予定だそうですが、お天気はいかがなものでしょうか?

今、天気予報で夜は、雨と報じています。珍しいお月さまを見れずに、残念ですね。


オペレッタ 「こうもり」

2010年12月17日 | Weblog

明後日、茅野市民館で、公演されるオペレッタ「こうもり」のチケットを買いに行ってきました。

前から気になっていたのですが、なかなかチケットを購入に行く時間がとれませんでした。

10月20日から前売りされていたようで、もう残っている席は、1階は、両サイドの席がとびとびで、2階も真ん中の席は、ほぼ満席。

市民館の職員に、「残っているお席で、どの席が見やすそうですか?オペラグラスがいるようですか?」と聞いてみましたが、「さぁ?」

私は、マルチホールというのに入ったことがありません。

1階で、斜めから舞台を見るのと、2階の一番後ろの方でも、真ん中から見るのとどちらが良いのか、判りません。

しばらく迷いましたが、結局、あいている席ではいちばん前の1階の端の席にしましたが、どうなのでしょうか?

オペレッタ「こうもり」は、来月、東京に観に行く、オペラの予習です。

今回は、日本語ですので、言葉のハンディはありません。

曲は、スケートのキム・ヨナが時々、使いますのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。

茅野市民館のホームページに、「初めてオペレッタを観る方々が楽しめるように日本語で上演し、多くの方に舞台芸術の魅力を知って頂くため、特別料金で開催します。」とあります。
  
パンフレットには、「この公演の入場料は宝くじの助成により特別料金になっています。」と記載されています。

前売り 2,000円と随分お安いです。

楽しみ。

 


母の補聴器 (パナソニック製)

2010年12月15日 | Weblog

上京して、母の様子を見てきました。

先日の検査で、2センチほどの悪性腫瘍が見つかったとのこと。

気丈な母は、「先生のお母様でしたら、どうなさいますか? 手術をなさいますか?」と、医師に直接確認したそうです。

今まで、何度か、生死をさまよう病をしましたが、いつも自分で納得しながら、乗り越えてきました。

医師は、即座に「しません。」と、おっしゃったそうです。

92歳の母が、全身麻酔を受けると副作用で、認知症になったりする恐れがあるとのこと。

そんなわけで、付き添って行った兄も母の判断を承諾したそうです。

私は、新調した補聴器の調子が悪いという母に付いて、お茶の水のパナソニック補聴器プラザまで行ってきました。

吉祥寺の駅から、お茶の水まで、中央線の快速に乗り、ニコライ堂の前の坂を下ったところに、

その店舗があります。

92歳の母にとっては、駅の階段やここまで来るだけでも大変です。

他には池袋にあるそうですが、どちらも同じような距離になります。

待合室のテレビに、字幕が出ています。

知らなかったら、今のテレビは、こんなふうになっていたのですね。

ヤマダ電機に行って、調べてあげなくては。

でも、全放送が、字幕付きというわけでは、ないのでしょうね。

係りの方が、母の耳元で、補聴器をちょこちょこといじっています。

「家では聞こえないけれど、ここにくると聞こえるの」と言います。

どうも入れ方が悪いようです。

係りの方のお話では、年をとると、耳の中まで、たるんできて、狭くなっているそうです。

その部位へ、補聴器を差し込まなくてはならないので、微妙に合わせられなくて、聞こえないようです。

そんなわけで、入れやすくするためのアダプターのようなものを作ることになりました。

 

注射器のようなもので、型をとるゴムのようなものを注入しています。

 

両耳終わったところで、型を見せていただきました。

 

「ケア・ホームでお食事する時に、お隣の方の声が聞こえるようにしてくれればそれだけで良いの。

あと、テレビで、水戸黄門くらい聞きたいの。」と係りの方にお願いしています。

耳が遠い母は、どうしても声が大きくなります。

食堂では、母は入口側に座っていますが、反対側の奥の方のいちばん遠いお席の男性に、うるさいと叱られてしまったそうです。

医師に、もう年齢的に、補聴器を新しくしても効果はないだろうと言われたそうですが、そんなわけで、数十万円という高価なものをまた作ることにしましたが、使いこなせていないようです。

アダプターの仕上がりまでに10日ほど、かかるそうですが、「あんまり時間がかかると、私、死んじゃうわ。」と独り言を言っています。

悲しいことですが、いつかそんな日を迎えることになります。

年をとると、病の進行も遅くなると言います。

せめてそうある事を願うしか術がありません。

これからの私の生活は、何よりも、母の事が優先することになります。

お約束してあったことを、突然キャンセルするようなことも出てくるかもしれません。

もし、そんなことが起きたら、ごめんなさい。


庭に初雪

2010年12月10日 | Weblog

昨晩、デジカメ教室に出かける頃から、雪が降り始めました。

まだ、スタッドレスに履き替えていない私は、reityaさんの車に便乗。

今はすっかり溶けていますが、今朝、初めて庭にも雪が積もりました。

スキー場も今日から、オープン

主人は早速、初滑りに出かけました。

他のブルーベリーは、皆、葉が落ちているのに、この木だけはまだ、葉がついています。

庭で、一番最初に紅葉が始まり、最後まで茶色くならずに、赤いままでいるカシワバアジサイの葉の上では、融け始めた雪が朝陽に輝いています。

春に赤くなるこのモミジは、枝で茶色くなってから、落ち葉になります。

雪が溶けて、葉に残った滴の中に、ダイニングの出窓とドアが閉じ込められています。


母 92歳

2010年12月08日 | Weblog

大好きな母。10月で92歳になりました。

子供たちの負担にはなりたくないと、父が亡くなった後、ケァホームに入所しました。

ホームで仲良しのお友達もでき、一人暮らしの時の寂しさからも解放されたようです。

冷暖房完備の、南向きの部屋で「快適よ」と喜んでいます。

朝日新聞天声人語に、「69年前のきょう、日本は、太平洋戦争に突入した」と記されています。

終戦記念日は、お盆と重なるせいか、だれもが忘れませんが、開戦の日は、忘れがちです。

母の青春時代、日本はずっと戦争をしていました。

兄も、弟も、母に「戦争が終わって帰ってくるまで待っていてほしい」と言い、戦争に行った恋人までも戦争で亡くしています。

関東大震災や、幾多の戦争の時代を体験してきた「年輪」です。

ようやく平穏な時代を迎えても、そういう時代に生きてきたせいか、子供に甘えるということができません。

お花が好きな母は、ホーム2階のベランダの花壇のお世話係を何人かの方とで、させていただいています。

先日行った時もお部屋にいませんでした。

「どこへ出かけているのかしら?」と捜しましたら、主人が「下にいるよ」と2階のベランダにいるのを見つけました。

耳が悪く、補聴器を新しくしても、良く、聞こえないと、傍まで行っても足音に気づきません。

お天気も良かったので、近くのスーパーまで一緒にお買物です。ホームロビーで。

いつも、「あら、いやだ。こんなおばあさんの写真なんか写さないで」と、なかなか写真に写りたがらない母ですが、この日は、どういうわけかモデルになってくれました。

いつまでも、元気で長生きしてほしいと思っています。


今日の夕陽

2010年12月06日 | デジカメ

 

このところ、夕陽がきれいな時間は、16時30分。

今日は気がつくのがちょっと遅かったのですが、カメラを持って外へ。

パノラマにしてみましたが、うまく合成できなかったようです。雲が微妙にずれて、きれいな空になりません。

画像の上でクリックし、出てきた画像の上でクリック。下のスクロールバーを左右に移動しながらご覧ください。


八ヶ岳から南、中央アルプス パノラマ写真

2010年12月05日 | デジカメ

昨日、新雪の山に散歩に行ってきました。

奥蓼科、渋の湯裏からのいつもとは、角度の違う左から八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスのパノラマ写真です。

米沢のから見ていますと、横に整列しているように見える八ヶ岳ですが、随分、ずれています。

からの八ヶ岳。

我が家からは、甲斐駒ケ岳の陰になり、見えない北岳も見えます。

富士見パノラマスキー場も、雪の準備が始まったようでスロープが浮かび上がっています。

写真の上で、クリック。でてきた画像の上でクリックして、下のスクロールバーを移動させながらご覧ください。


虹のたもとに金の壺 & Pig can fly 

2010年12月02日 | Weblog

結婚してオーストラリア東部に住んでいる友人がいます。

先日、一時帰国したので上京し、ほぼ、50年ぶりの再会をはたしました。

ご主人様は、イギリス人。

1つの国籍しか持てない日本と違い、イギリスは、国籍を2つ持てるそうで、彼は、オーストラリア国籍を取得し、日本人の彼女は、永住権のみを取得しオーストラリアに住んでいます。

主人は、もう少し、年をとり、寒さが身にこたえるようになったら暖かい海の方に住むかなどと言っています。

いっそのこと、オーストラリアもいいかもねと彼女に話しましたら、オーストラリアへのシニア世代の移住には、高額な費用がかかるとのこと。

「だったら、気が向いたときに行く方が、いいわね」 「そうよ」 ということになりました。

同席の友人のお知り合いが、6人のグループでオーストラリア移住を試みましたが、結局、帰国したとのこと。

大橋巨泉さんや、さんまさんが、オーストラリアにお持ちの別荘は、年間管理費だけで、100万円以上が必要だそうです。

そこを掘れば、そういう費用を捻出できるかどうかは、判りませんが、日本には、「虹のたもとに、宝物がある」と言う言葉があります。

このゴルフ場の虹のたもとを掘ると何が出てくるのでしょうか?

この辺には、縄文時代の遺跡が沢山あります。縄文の宝物が出てくるかもしれませんね。

先日、テレビでパタゴニアにも似たような言い伝えがあると報じていました。

 

下の木彫りは、彼女の秀作です。

オーストラリアでは、豚は縁起の良い動物と言われ、マスコットなどで愛用されているとのこと。

なぜ、豚に羽が生えているのかと思いましたが、「タイトルは、 Pig can fly  豚だって頑張れば空を飛べるよという意味で、オーストラリアでは、みんな知っています。」ということでした。

そして、同じく「虹のたもとに金の壺」という言葉があるそうです。

世界中、虹のたもとには、いいものが埋まっているようです。

その虹には、黒っぽい年輪がはっきり判る木を使用。

その右側、虹のたもとの「金の壺」には、黄色の木。

それらが乗っている雲を表す台には白い木を使うというように、写真では判りませんが、それぞれ異なった木を用い、その特性をいかした労作のようです。

にっこり、かわいい豚さんですね。

オーストラリアでの、幸せな彼女の家庭生活を彷彿とさせます。