さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

「テルマエ・ロマエ」を観てきた!

2012-04-30 23:10:03 | 映画・番組等、各種鑑賞録
仲間うちで話題の実写版テルマエ・ロマエを観てきた! いやぁ、阿部寛・・・なかなか好演していました。肉体美も存分に披露してたし。富士山と松島ではなく、ヴェスヴィオス火山とナポリ湾の描かれた大浴場・・・私も入ってみたいわ。

平たい顔民族同士でどう日本とローマを演じ分けるのかと思っていたら、ローマのシーンには大量の外人さん(イタリア現地の方々らしい)のエキストラが採用されていた。その外人さん達であふれかえった街を阿部寛が歩いていても、ちゃんとローマ人に見えるから不思議だ。あとケイオニウス役の北村一輝も、ローマ人に見えたな。ただ市村正親のハドリアヌスと宍戸開のアントニヌスはかなり日本人ぽかった。原作にないオリジナルキャラを演じた上戸彩は、顔の濃い俳優さんたちに囲まれて、平べったさが際立ってた!

会場はなかなかの盛況で、ちょくちょく自然な笑いが起こっていた。原作を読んでから行った人間としては、原作と違うシーンを入れてもらったのがかえってよかったかな。ルシウスが溺れてタイムスリップするたびにヴェルディやプッチーニのイタリアンオペラが流れるのだが、劇中にもヴェルディやプッチーニの作品が沢山使われていた。

ヴェルディ「アイーダ」「リゴレット」「ドン・カルロ」「レクイエム」
プッチーニ「トスカ」「西部の娘」「蝶々夫人」「トゥーランドット」

まぁ、これらは古代ローマの音楽ではないけれど、脱力系を狙うこの作品の選曲としてはよかったかな。イタリアでのロケ地は、古代ローマの巨大セットがあるチネチッタというヨーロッパ最大級の撮影所だそうで、ここでアイーダが鳴るのも悪くはない・・・アイーダの舞台は古代ローマではなくて古代エジプトだけど・・・という気がした。この映画、見終わったあと、温泉ファンよりもオペラファンが増えるんじゃないか? 不覚にも、どのオペラのどの曲だ!と言い当てられない曲がいくつか存在したため、私もまだまだ修行が足らんと思ってしまった。



嬉しいオマケ、原作者ヤマザキマリさんによる「特別編」ももらうことが出来た! 阿部寛が当たり役であることを再認識してしまうかも。

阿部寛って、実は自分と同い年だということを知ってビックリ。この年でよくあの体型を保っているよな。身長189cm、体重75kgだなんて、超羨ましい。昔、ヨン様を目指そうとして75kgまでの減量を目標にダイエットしたことが2回ほどあるけど、今度は目指せ、阿部寛・・・か。

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【DVD鑑賞録】ヴェルディ/歌劇 《イル・トロヴァトーレ》

2012-04-29 23:20:14 | オペラ・バレエ鑑賞
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指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演出:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
出演:マンリーコ…プラシド・ドミンゴ(テノール)
レオノーラ…ライナ・カバイヴァンスカ(ソプラノ)
ルーナ伯爵…ピエロ・カップッチッリ(バリトン)
アズチェーナ…フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
フェランド…ヨセ・ファン・ダム(バス)
収録場所:ウィーン国立歌劇場 《1978年収録》
収録時間:約2時間31分(1枚組)
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このオペラは初めて見るが、有名な《アンヴィル・コーラス》だけではなく、他にも知ってる曲があったなぁ。

マンリーコ(テノール)による「火刑台の恐ろしい炎が《見よ、恐ろしき炎を》」は、子供の頃から、パヴァロッティの歌を集めたカセットテープで聴いていたのだ。末尾に男声合唱も入り、やたら勇ましい曲だが、な~るほど、こういう場面で使われてるのか!

火刑に処せられる母を助けるために出陣するマンリーコ。兵たちも「あなたのために戦います!」とか威勢よく武器を掲げ、最後にマンリーコが高らかにHigh-Cを出して第3幕が閉じる。う~ん、若いドミンゴ・・ルックスも声も素晴らしいけれど、この歌に関して言えば、私が聴きなれているパヴァロッティの方が、高音の鋭さが際立っていてしっくりくるんだけど。

でも役者としてのドミンゴは素晴らしい。今年ドミンゴの出ているオペラを沢山見たけれど、ちゃんと演じ分けていて、役にハマッている。この作品でもマンリーコは英雄でも豪傑でもなく、運命に翻弄される悲劇の人。そういう青い部分もよく表現されていると思った。

で、3幕末尾で威勢よく飛び出したはいいんだけど、戦うシーンはなく、4幕冒頭ではいきなりつかまっていて、もう処刑されることになっている。マンリーコの恋人であるレオノーラは、マンリーコを処刑しようとするルーナ伯爵に、マンリーコの命乞いのために、自分の身を捧げようと決心する。その時に歌われるルーナ伯爵とレオノーラの二重唱「ご覧下さい 私の苦い涙を」と「助かった! ああ神様」は、どうも聴き覚えがあるなと思って聴いていたら、このブログを始めた頃についていた声楽の師匠が、NHKのラジオや、ご自身のリサイタルで歌っておられた曲だった。「ご覧下さい 私の苦い涙を」と「助かった! ああ神様」の間で、レオノーラは指輪に仕込んだ毒を飲むのだが、レオノーラ役のライナ・カバイヴァンスカは、「助かった! ああ神様」をややゆっくりとしたテンポで息を潜めながら歌っていて、確かに毒を飲んだ後の歌い方としては納得のいくものがあると思う。

さて毒を飲んだレオノーラ。マンリーコは事情を知らず、敵に身を売った彼女をなじる。自分は死ぬことが分かっているのに、助けようとした相手になじられるってどんな気持ちだろう。ここの部分は聴いていて気が気じゃない。ベストなのはマンリーコが事態を理解した上で逃げることだが、マンリーコは理解もしないし逃げもしないのだから。毒が回り始めてフラフラになったレオノーラを見て初めてマンリーコが事態を理解するが、同時にルーナ伯爵にも気づかれてしまい、レオノーラは死に、マンリーコも速攻で断頭台へ。

このオペラのソリストは、音楽的にはどれも主役級の扱い。このDVDでは、

マンリーコ…プラシド・ドミンゴ(テノール)
レオノーラ…ライナ・カバイヴァンスカ(ソプラノ)
ルーナ伯爵…ピエロ・カップッチッリ(バリトン)
アズチェーナ…フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
フェランド…ヨセ・ファン・ダム(バス)

という配役であるが、私が一番存在感があると思ったのは、マンリーコをわが子の代わりに育てたジプシーの老女・アズチェーナを演じたコッソット。

コッソットは、自分が持っているカヴァレリア・ルスティカーナのCDのサントゥッツァ役を歌っているので、その歌唱力は認識はしていたのだが、実際にDVDで彼女の歌っている姿を見たら、強烈だわ。若いドミンゴの輝かしい声も、彼女の声の前では気弱な息子になってしまう。マンリーコはアズチェーナのことを母親と信じており、アズチェーナはマンリーコが本当は殺すはずだった敵の息子であることを忘れていないという、複雑な人間関係を表現する配役としては、これがバッチリなのだろう。

なお、このDVDは指揮も演出もヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンの振っている姿をちゃんと見たのは恥ずかしながら初めて。拍手に迎えられて登場して、四方に挨拶をしたらいきなり振りはじめるんだね。職場合唱団の指揮者の先生が、「いつかそんな風に振ってみたい」と練習中にぼやいておられたので、我々もいつ振り始められてもいいようにしておかねければ。

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4月28日(土)のつぶやき

2012-04-29 02:39:00 | twitterよりおまとめ投稿
12:12 from Twitter for iPhone
トランペット教室でリップスラーの後にやっている基礎練の音型が、今日からこれに。ドソドミドソドミから半音ずつ下がって行く。 yfrog.com/ob2cetrfj

12:19 from Twitter for iPhone
二週間ぶりにペットに触ったが、やはり全然ダメ。アーバンの輝く雪のテーマ、もっと一音一音綺麗に鳴るように吹けなくちゃ。6月の発表会でバリエーション幾つまで行けることやら。その後へリングを吹いたら途中でバテた。

13:34 from Twitter for iPhone
指揮練。シューマンの子供の情景11曲目の「こわいぞ」の復習。ゆっくりした曲調から、急に速くなるところがうまく振れない。一度完全に手を止めたあと、鋭いブレスと共に次のテンポと同じ速さで腕を引き上げるようアドバイスをもらったら、ちゃんとテンポの切り替えがうまくいくようになった。

13:55 from Twitter for iPhone
引続き指揮練。子供の情景12曲目の「眠る子供」を波打ち運動で振る。中間部の転調したところが、身体が痺れるほど好き。甘い薫りを嗅ぐようなブレスを心がける。ピア二ストに向かって振るだけでなく、いつか自分でも弾きたい。最近ちょっとした心境の変化で、再び鍵盤に触ってみたくなっている。

15:46 from Twitter for iPhone
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタKV378 暗譜チャレンジ開始。6月頭に発表会があるので4月末までに暗譜出来ているのが目標だったが、怪我でテンションが落ちて、ややビハインド。手首の痛みはかなり和らいできたので、まぁ何とか取り返せるだろう。

21:55 from Twitter for iPhone
夜はオケ練。マーラーの巨人、2楽章と3楽章。3楽章の後半に、弱音器をつけた1stヴァイオリンが二部に分かれて弾く癒し系の音楽がある。どっかで聴いたことあるような懐かしい感じがする。そうだ、赤とんぼ! 夕焼けこやけの赤とんぼの、出だしに似ているよ!

22:05 from Twitter for iPhone
今頃気づいたんだけど、夕焼けこやけのあかとんぼと、シャボン玉とんだの歌って、出だしが似てるよね。

by ysaburin on Twitter

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コニーアイランド ラガー(アメリカ)

2012-04-28 23:33:07 | 飲めない奴のビール探訪
本八幡のおれんじCornで飲んだ、すごい顔のラベルがついているビール! コニーアイランドというのは、ニューヨークにある遊園地で、浅草の花屋敷みたいなところだそうだ。このビールはそこの地ビールだ。



この顔を見て、マスターは、理科室の人体解剖模型の顔を想像したらしいが、私は、古代ギリシャ悲劇で使われるお面を想像してしまったなぁ。

▼ご参考
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/24cf3b1389f5b01ebcc609b423cb0710

髪型はサリーちゃんのパパみたいかもしれないね。まぁ、遊園地のお化け屋敷に出てくる悪魔とか、有名キャラクターなんだろうけど。



色は褐色で、苦味がしっかりとついていて美味しい。横に座ってた、タクシーの運転手をしている初対面の青年や、マスターとぺちゃくちゃしゃべりながら楽しく飲んだ。



一応、裏面も載せとこ。






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フリクションイレーザー

2012-04-27 23:26:04 | 意外にすぐれモノ
私がフリクションボールという、摩擦熱でインクの色を消すタイプのボールペンを愛用していることは前も書いたが、通常はボールペンの後ろかキャップ頭部についている専用ラバーを使って消す。だが最近このフリクションボール専用のイレーザーが発売されたのだ。



買おうかどうしようか、5回ぐらい迷った。確かに書き物の修正によく使う赤の0.4や、手帳用に使っている青の0.5のラバーは、ほとんど使わない黄緑のラバーの半分くらいの大きさになりつつある。でも何色も持ってるんだから、赤のラバーが無かったら、他のペンの使えばいいじゃん? 

でも専用イレーザーの形と色が可愛らしくて、結局買ってしまった。ブルーとグレーの2色があるけど、私はこのブルーが好み。

そうねぇ~この専用イレーザーを使うと、各色のペン軸についているラバーを使った時よりもきれいに消えるみたい。力の入り具合がいいのかしらん。細かいところも消しやすいし。そういう意味では使いやすいのかな。デスクで落ち着いて原稿直してる時なんかはいいかも。

普通の消しゴムと違って、このゴム自体が小さくなって使えなくなるには、10年以上かかりそうだね。多分減ることを想定してないので、使いやすいギリギリの大きさに作ってあるんだろうね。
コメント (1)
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【読書録】まんがで読破 神曲

2012-04-26 23:42:16 | 読書録

原作:ダンテ 企画・漫画:バラエティ・アートワークス

このシリーズ、難解な本をシンプルにまとめてくれて、ホント助かるんだけど、惜しむらくはみんな絵のテイストが似ているために、10年後には私の頭の中で、ファウストと神曲とカラマーゾフの兄弟が交じり合ってしまうのではないか、とちょっと心配。

・・・・な~んてことはいいとして、神曲ってこういう話だったのか・・と納得。実は何年も前に原作を文庫で買ったのだが、地獄篇、煉獄篇、天国篇それぞれ1冊ずつあり、それぞれがすごく分厚い。で、最初の何ページが読んだだけで挫折してそのままに(っていうか、捨てちゃったかも?)。今回「まんがで読破」を読んでみて、シンプルすぎて物足りなくなり、また原作を見ようと、青空文庫で地獄篇をダウンロードしてみたが、やはり数ページで嫌になってしまったのだ。

ということで、やはりこのまんがに出会わなければ、私は一生「神曲」がどんな話だか分からずに終わっただろう。シンプルにした反面、格調の高さが失われ、猛烈に都合のイイ話になってるけど。

本作ではダンテ自身が主人公になっており、彼が実際に思いを寄せつつも夭折したベアトリーチェが重要な役割を演じる。この作品の中でもベアトリーチェは冒頭で亡くなっているのだが、悲しみのあまり道を見失ったダンテが、天国にいるベアトリーチェの要請で、古代ローマの詩人・ウェルギリウスの案内で、生きながらにして死後の世界(地獄→煉獄→天国)を旅して回り、何かをつかもうとする物語である。

キリスト教がベースにはあるものの、ダンテ自身の価値観が非常に大きく反映されていると思われる。面白いなと思ったのは、地獄の入口で、まだ地獄ともいえないような「煉獄」という場所に、キリスト以前の人達がたむろしているのだ。彼らは罰を受けているわけではないが、キリスト教の洗礼を受けていないために、天国に入れないのだ。地獄は階段状に下っていくすり鉢のような形をしており、下っていけば行くほど、罪の思い人達が苦しんでいるのだが、その中にはクレオパトラやトロイアのパリス、ヘレネのような有名人もいれば、骸骨になったまま絡み合ってさまよっている不倫の罪で殺された恋人達とか、大司教の頭を食っている人とか、色んな人達がいるのだ。そして最も重い地獄の底から抜け出す方法が、安直と言えば安直ではあるのだが、次は煉獄に向かい、罪を清めようと苦悩している人達に出会う。その中にはローマ教皇もいたりして・・・。

ま、ダンテがそういうタイプの人達をどういう風に思っていたかが反映されていると思う。まんがにすると非常に読みやすいので、あらすじをお知りになりたい方にはお勧めである。

コメント (2)
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海苔チョコレート(韓国)

2012-04-25 23:40:18 | 今度こそハングル
近所の本屋さんは、本も沢山売ってるが、本以外のものも沢山売っている。基本は1階が本&文房具で、2階がDVD・CD&ゲームレンタルなんだが、食べ物だの香水だの入浴剤だの、色々売っているのだ。

で、今日目を丸くしたのは、2階の韓国コスメ&食品コーナー。まぁ、韓国時代劇のDVDが人気だから、韓国の化粧品や食品も売れるだろうという着想はなかなか良い! さっそく2階に行ってみると、なかなかレベル高い。2~3年前に、毎週のように新大久保を練り歩いていたことがあったが、そこで私が見つけられなかったものも少し混じっている。新商品なのか、私が見逃したのか?



中でもコレにはビックリ。最初なんだかわからなくて、海苔の山に醤油ダレでもかけてるのかと思ったら、良く見たらチョコレートなんだ。

大きく書いてある文字はキムと読み、海苔のこと。小さな三文字はチョコルリ・・・つまりチョコレートのことだ。



目を疑ったが、本当に海苔が入っている!



封を開けてみると本当にチョコレートだ。



かじってみると、意外に海苔は見えない。う~ん、パッケージの写真のイメージだと、もっとザクザク海苔が入ってそうに見えるんだが。食べて見てもあまり海苔の存在感がない。チョコが溶けて無くなると、最後には、海苔の切れ端の食感と、味と匂いの余韻を楽しむことができる程度。ほんのり塩分を感じるが、昨今流行の塩スイーツの方よりは塩気が少ない。

サイトで検索してみると、韓国では色んなメーカーが海苔チョコレートを出しているようなので、韓国文化には根付いたスイーツなんだな。日本でも兵庫県須磨で海苔チョコレートを出しているお店があるようだが、そっちはチョコレートの表面に海苔がベタっと貼ってあるので見かけも違うし、多分もっと海苔っぽい感じがするだろう。

須磨と韓国の海苔チョコレート、どっちが先だろうか? だが複数メーカーが出している韓国の方が、庶民に浸透はしてるんだろうな?

韓国時代劇ブームにあやかって、この韓国海苔チョコレート、日本にどこまで浸透するだろうか? 個人的には、こういう発想のスイーツは大好きだし、味も悪くないが、何か中途半端で、パッケージデザインとのギャップにイラっと来る食品だ。



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Keizer Karel Charles Quint ルビーレッド(ベルギー)

2012-04-24 23:25:57 | 飲めない奴のビール探訪
今夜は、焼鳥屋の兄ちゃんが、5本525円の焼き鳥セットに1本おまけしてくれた記念(多分確実に売れ残りそうだったからだと思う)に、またビールの話を書くよ。

っていうか、先日書いた世界のビールのお店に、毎週いりびたるとすると、冷蔵庫にたまっている外国ビールをどんどん消化しないとデッドストックになってしまうという危機感もあり・・・。

いやぁ、焼き鳥食べ食べ飲んだ、このビール、超ウマかったよ。私の数少ない経験からだから参考にはならないかも知れないけど、「ルビー」と名付けられたビールで、いままで外れたことはない!



さて、半分くらい飲んだところで、冷静になる。ラベルの中のこの人は誰?

上に Keizer Karel と書かれ、下に Charles Quintって書いてある。 Keizerって皇帝でしょ。じゃ、もしかして、もしかして・・カール大帝?

違うな・・と私の中のわずかな理性が打ち消す。だって歴史上名高いカールの戴冠って800年じゃん。「ヨーロッパの中世の始まりって諸説あるけど、とりあえずこれで覚えとけ! 800年だから覚えやすいだろ!」って、30年以上前に世界史の授業で習ったことを思い出すぜ! だがこのビンの上の方に1500~1558という謎の数字が記載されている。この時代のカールという名前の皇帝は・・・?

そらでヨーロッパの皇帝の生没年が分かるほど、私は歴史オタクではないので、観念して調べた。するとこの人はハプスブルク家の神聖ローマ皇帝カール5世(スペイン王としてはカルロス1世)のようだ。ちょうど生没年が1500-1558年で、ベルギーのゲント生まれで、メッヘレン育ち。ベルギービールの看板として使われるにふさわしい人だ。晩年は痛風に苦しんだというから、ひょっとしてビールの飲みすぎ?

では、名前が上下に二つ書かれているのは何故か? 調べてみると以下の通り。

 「ケーゼル・カーレル Keizer Karel」(オランダ語)
 「シャルル・クァン Charles Quint」(フランス語)



通販サイトなどを見ると、チャールズクイントって書いてあるよね。実はこのビールのラベルにもチャールズクイントと書いてある。このビールの正式名称をカタカナで語るのは難しそうだ。



ちなみに、原材料は麦芽、ホップ、オレンジピール。残念ながら私の舌ではこれぞオレンジピールというものは感じられないが、隠し味のような使われ方だろうか。ほどよい酸味にほどよい刺激。めっちゃ私好み!

☆ ☆ ☆

ということで、今夜はビールの味もさることながら、カール5世に迫ってみた一夜となったが、もう一人のカールであるカール大帝も猛烈なビール好きで、ヨーロッパの歴史を語る中でははずせない人のようだ。ローマ時代からワインに比べて下等な酒と言われ続けていたビールが、ゲルマン人の誇るべき酒になったのは、カール大帝のお陰らしいからね。

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【読書録】テルマエ・ロマエ(Ⅰ~Ⅳ)

2012-04-23 23:22:51 | 読書録
ヤマザキマリ 作/エンターブレイン

この漫画、阿部 寛 主演で映画化されたものが近々公開されることもあり、本屋で良く見かけるし、知り合いの間でもかなり話題になっている漫画である。

先日、第一話のみを別冊化したものが、立ち読み用の見本として本屋に置いてあったので、チラッと目を通してみたら、おぉ結構面白いじゃないか~と思った。その時は、何故か買うまでには至らなかったのだが、直後にアパートの給湯器が壊れた! それで一週間銭湯通いをしたことは当ブログにも書いた通り。

それが縁で、テルマエ・ロマエの映画を見たくてたまらなくなった。そのまえに原作を読まなくちゃと。もう、アパートの給湯器が壊れたのは、この漫画を読めという神の啓示ででもあったかのように思えるよ。

古代ローマ人であるルシウス・モデストゥスは、浴場を専門とするローマの建築技師だが、様々な浴室の建築に頭を悩ませるたびに、現代日本のいろんな浴場にタイムスリップし、彼が言うところの「平たい顔族」の驚くべき技術力や文化に新たな着想を得て、古代ローマに帰っては、斬新な風呂を建築して大当たりするというのが基本的な展開。

う~ん、これが映画化されると、彫りの深い阿部 寛は別格としても、平たい顔族だけで古代ローマと現代日本を演じ分けるのか~。

展開は水戸黄門のようにお定まりながら、作者にはイタリア留学経験があり、夫もイタリア人で古代ローマおたくだとのこと。漫画1話ごとにこぼれ話や解説があり、それがまた面白い。二巻目の冒頭にティンティナブラムという、古代ローマの魔よけグッズが出てくるのだが、男性器をかたどった強烈な形をしている(発音的にもきわどいなぁ)。日本にも似たようなものがあるし、実は私も日本バージョンは持ってたりするんだよね。 ちなみに、テルマエ・ロマエに出てくるティンティナブラムそっくりのものが、ストラップやペンダントトップになって通販で売られていたりするんだね。それをして街中を歩く勇気はちょっと・・・。

この漫画の最新巻はⅣ巻目だが、まだ完結しておらず、まだまだ続くようである。ちなみにⅣ巻目は今までとはちょっと違う展開になっているので、続きが楽しみだなぁ。そして映画も。ゴールデンウィークに観に行かなくちゃ!

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マオウ(スペイン)

2012-04-23 00:00:05 | 飲めない奴のビール探訪
先に書いた、本八幡のビア&カフェ「おれんじCorn」で飲んだ、2本目のビール。

Mahouと書いて、魔法ではなく、マオウと読む。マオーと書かれることも。

(魔王でも浅田真央ぉ~でもないよ、とか一応書いてみる。)

スペイン語もフランス語と同様Hは読まないのか。このマオウというビール、スペインでは一番人気なんだそうだ。「おれんじCorn」で一緒になったお兄さんは、いつもこのビールばかり飲んでるそうだ。



さっきとは違う形のグラスで、くいっと行くと、さっぱりしている中にしっかりとした苦味。おぉ~これは飲み応えあるなぁ。オーソドックスで、日本人にも好まれる味だと思うよ。



マオウは何種類かあるみたいだけど、これはピルスナーのようである。原料にコーンが入っているせいか、しっかりした中にも優しさがある感じ。

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緋牡丹(サボテン)

2012-04-22 23:28:32 | お散歩・植物観察
今日、合唱団の練習から帰るとき、練習場受付においてあった可愛いサボテンが気になった。きゃぁ~、何て綺麗なサボテンだろう。昔の「太陽にほえろ」でサポテンをこよなく愛する男という設定で登場する、故 沖 雅也が演じたスコッチ刑事のことを思い出してしまった。サボテンがこんなに美しいものならば、サボテンをこよなく愛する男がいても不思議ではない!

で、受付の人に「なんと言うサボテンですか?」と聞いてみた。すると案の定「リースなのでわかりません」という答え。そうそう、こういう寄せ植え状態になったものを業者さんが納入しているのよね。時々交換してくれるらしい。う~ん、その業者さんの説明書には書いてないのだろうか。きっと興味なくて頭から素通りなのかも。

はいはい、私が調べてあげまひょ(以前のグズマニアだって、私が勝手に調べてあげたんだから・・・覚えてないでしょうが)。

で、このサボテンの正体は比較的すぐわかった。

ギムノカリキウム属の緋牡丹と呼ばれるものだそうだ。もともとは、瑞雲丸という緑のサボテンの突然変異で生まれたもの。この赤い部分は葉緑素のない部分「斑」なのですわ。葉緑素がなくなって地の色がでてるわけだ。(緋牡丹は全体が斑だが、緑色の部分と赤い斑が混在する緋牡丹錦と呼ばれるものもある。)

では、全部が真っ赤である緋牡丹には、葉緑素が全然ないということになる。葉緑素がないサボテンは本来は生きられない。それを接木することにより育てる方法が日本で開発されたのだ。



写真を良く見ると、赤い玉のしたに緑色の柱のようなものが見える。これは「三角柱」と呼ばれるヒモサボテン(ヒロケレウス)属の別のサボテンだ。ヒモサボテン属って、ドラゴンフルーツとかが属しているサボテンの仲間ね。この三角柱に接木・・・接サボテンって言われた方がしっくりくるが・・・接木されることによって緋牡丹は生き延びるのだ。

ちなみにこの寄せ植えでは黄色いのも見えるが、こちらも緋牡丹の黄色バージョンで黄牡丹だそうだ。

緋牡丹に黄牡丹。どのくらい生き延びれるかは、三角柱の管理に関わっているそうだ。三角柱がダメになってしまうと、三角柱をとっかえて生き延びさせるみたいだね。それでも長生きさせるのは大変みたいで。木の接木だと普通に長く生きるイメージがあるけど、サボテンの接木はどちらかというと切花感覚なのかな?

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インペリアル パンプキン エール(アメリカ)

2012-04-21 23:21:51 | 飲めない奴のビール探訪
今日は、とっても疲れてしまって大変だったけど、最後の最後に楽しいことが待っていたよ。

今日のオケ練は本八幡の教育会館であったのだけど、いつもとちょっと違うところで曲がってみたら、「世界のビール」と書かれた看板のある素敵なお店を見つけたの。練習後に思わず一人で飛び込んでしまったよ。



これがその店構え。お店の名前は「おれんじCorn」。100種類以上の世界のビールが飲める店だ。一人で行っても、マスターや他のお客さんとついつい気軽にしゃべってしまう・・・そんな不思議な雰囲気のあるお店だ。思うに、ただの酒好きじゃなくて、自分の世界を持っていたり、感性がそこそこ鋭かったり、何か頑張ろうとしていることがあったりする人を惹き付けるお店なんじゃないかな。だから知らない人達なのに、違和感なくおしゃべり出来ちゃったりするのだ。

しばらく入りびたってしまいそうだな。とりあえず今日飲んだ不思議なビールを紹介しよう。それはアメリカ東部のビールだというインペリアル パンプキン。ラベルのデザインを見ると、とってもハロウィーンな感じ。ビールにフルーツではなく、かぼちゃという組み合わせが、私の心にとっても新鮮に響いた。



ALE Brewed with Punpkin and Spices(Cinamon,Nutmeg,Cardamon,Cloves)とラベルに印字されていたが、かぼちゃの甘みと、スパイスの刺激のバランスがちょうどよい。ビール単体で飲んでもとっても美味しいし、つまみを食べながら飲んでもとっても美味しい。コクがあって飲みごたえがある。一口目で「買ってよかった」と思えるビールだよ。ちょっと価格は高めだけどね。

このおれんじCornさん、サイトをお持ちじゃないようなので、口コミサイトのリンクを載せとくが、正直私なら、星の数もっとつけるよ。珍しいビールが好きな人には超お勧めだ。現在の営業時間が午後6時~午前2時で日曜日が定休。私にとってはオケ練の帰りによるのにちょうどよいなぁ。

▼ビア&カフェ おれんじCorn
http://asku.bnfes.jp/rv/r2210414/map.html
コメント (3)
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給湯器交換!

2012-04-21 22:43:49 | ただの日記
いやぁ、給湯器が壊れることがあるなんて、考えたことも無かったよ。先週の木曜日、バスタブにお湯を張っていた私は、そろそろ入りごろかと思って浴槽に手を突っ込んでびっくり。入っていたのは水だった! 私はてっきり疲労のあまり自分はついにボケてしまったのではないかと思ったよ。

だが何度お湯を捻っても同じこと。でもガスレンジも電気も正常・・・ということは、給湯器故障しか考えられない。そもそも今のところに住んで15年くらいになるし、その前に4年くらい住んでいた人がいるのだから、20年近く働いてきた給湯器なのである。大家さんに相談したら、修理したら直るかもしれないけど、もう取り替えてしまいましょう・・・という話になった。

で、この一週間、毎日銭湯通いをしていたことは既に書いたとおり。銭湯はたまにはいいけど、毎日通うと疲れるね。そもそも今住んでるところと遠いこと、あとお風呂の温度設定が自分に合わないことだ。一番通った浦安の某風呂だと、私は風呂桶に1分も入っていられない。洗い場で念入りに洗って、風呂に入るのは一瞬。他のお客さまが何で平気な顔して入っているのか分からないよ。ということで、のぼせ症な私に銭湯通いはちょっとキツイのである。(当然いい思い出はいっぱいできたし、またたまに足を向けるかもしれないけどね。)



午前中太極拳に行って、その後大急ぎで掃除して、工事の方に入っていただいて、1時間ぐらい見学してた。ほら、新しいパイプのところにまるで包帯みたいに、防護用の緩衝材や布テープ、ビニールテープが巻いてあって、まるで怪我した人みたいでしょ? まぁ、ベランダの上、吹きさらしの中にある給湯器だからコレくらいの防御が必要なのかもね。

そして、ようやくお湯が出た時、目頭がジーンと熱くなった。真冬じゃなかったとはいえ、お湯が全然でないのはやはりきつかったよ。ちょっとあたたかいものがあるだけで心がなごむんだね。こんな都会の何不自由ない暮らしをしてたってそうなんだ。灯りも電気も食べ物もなく、ロウソクを囲んで震えながら避難所生活を長期間されていた東日本大震災被災のみなさんのことを思うと、給湯器が壊れたくらいで文句を言っちゃいけないのかもしれないが、それでもこの一週間は疲れたよ。

☆ ☆ ☆

ということで、冒頭の写真が新しい給湯器。古いのは・・・ちょっと写真を撮る勇気がなかったな。で、この給湯器、あと20年もってくれるかしら? 次に壊れた時、私はここに住んでいるかどうかわからないけど。

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シャンディ・ガフ

2012-04-20 23:08:51 | 飲めない奴のビール探訪
レストランや飲み屋に行って、見慣れない名前のものを見ると、つい頼んでしまう私。

今日飲んだのはコレ。シャンディ・ガフ(Shandy Gaff)と言って、ジンジャーエールとビールを1:1に合わせたカクテルだそうだ。

ジンジャーエールとビールはほとんど色が同じだから、ちょっと泡の少ないビールに見えるね。ジンジャーエールもビールも大好きだから、果たしてどんなお味だろう?

どきどきしながら飲んでみた感想は、悪くない。ただちょっと物足りないかな。ベルギービールみたいにちょっとフルーツ果汁を足して作るビールに比べると、明らかに「ビールが薄まっている!」と感じるのよね。青りんごビールに似てるけど、青りんごビールの方が美味しい。もう少しビールを増やすか、気持ち苦味が強めの方が、私にとっては好みかな。

新作カクテルかと思ったら結構歴史があるんだね。イギリスでは昔からパブで飲まれてて、もともとはジンジャー・ビアとエールで作っていたそうだ。現在も、イギリスのパブでは、もっともポピュラーな飲み物の1つだとか。ドイツでは、南部で「ラドラー」(Radler)、北部では「アルスター・ヴァッサー」(Alsterwasser)と呼ばれるという。

フランスにも、同様にビールを透明な炭酸飲料かレモネードで割った、パナシェ(fr:Panaché)というカクテルがあるそうだから、ビール+ジュースの組み合わせは決して邪道ではないということか。ビール+トマトジュースで作ったレッド・アイは昔から大好きだが、甘いジュースで割るパターンもあったなんて知らなかったなぁ。



つまみには馬刺しのユッケ。ユッケはもうマグロしか食べられないのかと思っていたら、馬刺しという手があったか。もっとも牛肉のユッケも新基準適用で一部高い値段で復活した店もあると聞くが、私の身の回りではちょっと見ないな。

馬刺しのユッケ・・・悪くないけどやっぱりちょっと物足りない。でもマグロのユッケよりはいい・・、そんな感じ。
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【読書録】その先が聞きたくなる話のネタ帳

2012-04-19 23:56:18 | 読書録
話題の達人倶楽部 編/青春出版社

ワンコ イン ブックス・・・でなくてワンコイン ブックス・・つまり500円の本なのだが、へぇぇと思う回数は意外に多かったので、かなりコストパフォーマンスのよい本といえよう。

いくつかピックアップしてみると・・・

■蚊に刺されたかゆみを一瞬でおさえる裏ワザ

かゆみのある部分とは別のところを氷などで冷やすというのがその裏ワザ。何故なら脳内では「冷たさ」の方が「かゆみ」より優先順位が高いからだそうだ。ま、炎症が治るわけではなく、かゆみを忘れるだけなのであるが、無意識に掻いて傷を作るよりはいいよね。

■松ヤニは意外なところに使われている

バイオリンをやりはじめてようやく松ヤニが自分にとっての日常品に昇格したが、松ヤニに縁のある人は弦楽器奏者と野球選手(ロージンバックなどに利用されている)ぐらいしかいないのではないかと思っていたら、さにあらず。

自動車用の塗料からタイヤの原料、接着剤の原料、チューインガムの原料、コピーのトナーの成分、化粧品の艶出し、脱毛クリーム、石鹸などさまざまな工業製品に使われていることがわかった。本当に身近なものばかり。松ヤニってこんなに我々の生活に密着していたとは!

■カタツムリの歯はコンクリートすらすりつぶすほどに頑丈である。

カタツムリは歯をおろし金のように使って食べ物をすりつぶして食べるそうだ。カタツムリは成長につれて殻を大きくする必要があるんで、カルシウムを必要とするが、コンクリートをすりつぶして石灰分=炭酸カルシウムを補給するんだとか。最近かたつむりなんて全然見ないが、確かに子供の頃、ブロック塀やコンクリート壁にかたつむりがくっついているのを見た記憶がするなぁ。単に移動している途中なのかと思っていたが、あれは壁を食っていたのか。

■ログイン・ログアウトのログとは

いまや仕事で日常的に行うログインとログアウト。このログはマジでログハウスのログ・・つまり丸太を意味するログから来ているとはびっくりだな。

昔は、先端に丸太を結びつけ、10メートルごとに結び目をつけたものが船の速度計代わりに使われていたのだという。その際、丸太を海に投げ込む(ログイン)と同時に1分計時の砂時計をひっくりかえし、1分間で結び目を何個通過するかで船の速度を測定し、航海スケジュールを決めていたのだとか。

などなど。

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