さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

昭和の日なる一日

2010-04-30 00:32:06 | ただの日記
4月29日はいつから昭和の日になってたんか? 

そっかー、2007年4月29日からか。私の二度目の手術後の退院日だから、完璧浮世離れしてた頃だから、意識してなくても当然か。

▼当時の日記
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/69bdee479fff82fd2193f04575ed3220

で、その時同時にみどりの日が移行して、5月4日になってただなんて、一度聞いたのかもしれないけど、全然意識してなくて、自分の中では5月4日はあくまでも5月4日のままなのであった。みどりの日はてっきり無くなったのかと思ってたよ。

・・・ということで、今年の昭和の日はあっという間に終わってしまった。

最近ドイツにかまけてて、6月のJAO札幌の準備を全然してなかったんで、朝、札幌への往復便とホテルを押さえにかかった。あ~あ、あと二週間早く行動できてればな~と思う事象があったが、何とかOK。一ヶ月前にバタバタするのが常の私にしては、今回はとりあえずは〇かな。

その後、疲れて寝てしまって、昼ごろ起き出して、近所の公園の藤の木の写真を撮った。曇り空なんで、写りはいまいち。1週間半前に見た時は、あたかも枯れ木のように何も付いてなかったのに、藤の花ってあっという間に咲くのか? まだ房がちょっと短い気がするので、もう少し伸びるかな?

それからカラオケBOXで5時間。ドイツの曲のヴィヴァルディ四季-春と、モーツァルトのディベルティメント1番&11番をさらって、ベリオ9-3を4回、トランペットをちょっとやっただけで、5時間なんてあっという間に過ぎちゃうんだな。

その後、鍼灸院に行ったが、あまりに激しく練習したせいか、低血糖になってしまい、低血糖ばかりは鍼でも治らず、吉野家に駆け込んで、大盛牛丼のセットを食べて、コンビニで買ったケーキを2個食べたら眠くなって寝てしまった。
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ドリアンの種を食べてみる

2010-04-29 11:40:56 | 食いしん坊レビュー
先日買ったドリアンは月曜日で完食。やはり、殻から出したてが一番美味しかったですね。冷蔵庫で保存も出来るけれど、段々味が落ちるような・・・。最後の方は香りが少なくなって、単なる濃いバナナ味のような感じになってました。

さて、今日は現地ではまず食べないと言われているドリアンの種を食べてみることにします。しかし嫌な臭いを押さえてある改良種“Mon Thong”だと種が小さいのでしょうか? 色んなサイトで見る、ドリアンの種の食べ方の写真と比べると随分形が違います。ドリアンの種は本来もっとふっくら膨れているものなのかもしれませんが、私が食べたドリアンだと随分ひしゃげた形になっています。


この写真はかなり拡大しています。
水に小さじ1杯の塩をいれ、15分ぐらい煮ると、おイモを煮たような香りがしてきます。お湯を切って、少し冷ました(水では冷やさない)後、皮をむきます。皮むきグローブは全く役に立たないので、包丁で剥きましたが、残念ながらほとんど食べられるが出てきません。

わずかに取り出した胚乳部分・・・確かにねっとりしていて、ヤマノイモのむかごのような感じです。むかごより美味しいかも。ああ、こんだけしか取り出せなかったのが悲しい。
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DRIED GREEN MANGO

2010-04-29 00:27:17 | 食いしん坊レビュー
職場の期初のハッスル会が終わった後、帰りの電車の中で「30日で話せるドイツ語会話」を聴き、家に帰ってきてからロゼッタストーンドイツ語に取り組み、今日も1レッスン終了(レベル1ユニット2(あいさつと紹介)レッスン2)。私のレベルだと、1レッスンあたり1時間半~2時間くらいかかってしまう。(合間合間に簿記のテキストを少しずつ読んでるが。)

ああ眠い。こんな一夜漬けのような勉強をしたところで、私が行こうとしてるところは方言が強くて標準ドイツ語なんて通じないよ~という話も流れてきて、めげそうになるのだけれど、第二外国語にドイツ語を取りたかったのに、家族の説得に負けてフランス語を取る羽目になったことについて、20年以上も悔しく思い続けている私にとって、こういう機会に少しでも勉強することは決して損にはならない。ドイツ語を知っていれば、メンデルスゾーンのエリヤも、ハイドンの四季も、バッハのヨハネ受難曲も、もっと深く歌えたはずなのに、膨大な量のドイツ語歌詞を、ただただ意味も分からずに口ずさんでいた年月が、本当に勿体無い。にわかドイツ語がローゼンハイムで通じなくても、私の音楽生活には絶対に役に立つはず・・と信じて、眠い目をこすってパソコンに向かっている。

ということで、なかなかブログに力を注げないでいるが、ドイツに行くまでの辛抱である。


これは先日、西船橋のミニプラで買った、ドライグリーンマンゴー。わざわざ熟する一週間前に収穫して、乾燥させているとのこと。

封を開けてみたら~~グリーンじゃないじゃん!

というのは置いといて、確かに普通の乾燥マンゴー(オレンジ色)より色が薄い。

かじってみると、未熟果ならではの酸味が存在感を放っている。確かに普通の乾燥マンゴーは相当甘いから、もうちょっと酸っぱい方がいいと思っている人には、こちらのドライグリーンマンゴーの方がいいかもね。

ほとんど目が閉じかかっている中、ドライグリーンマンゴーを食べたら、酸味のお陰で少し目が冴え、ブログを書く気力が出てきた。

ということで、今日はグリーンマンゴーの力を借りて、書きましたとさ。

※蛇足ですが、マンゴーがウルシ科だというウンチクを披露すると、大抵の人は喜んでくれるようだ。
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ドイツ語のキーボードの配列って

2010-04-28 00:02:28 | いまさら独逸語
以前同じ職場だった人達との飲み会に行って、「何か大きくなりましたね」「着ぐるみを着ているみたい」・・・とか言われてしまいました。着ぐるみねぇ・・・確か去年の夏にも、他社の合唱団の人に、「くまの着ぐるみみたいで可愛い」とか言われて複雑な気分になりましたが、着ぐるみじゃなくて私のお肉なんですけど・・・(泣)。

ということで、飲み会の後も家に帰ってきて、眠い目こすりながら、ロゼッタストーンドイツ語に取り組んでます。さっき「レベル1ユニット2(あいさつと紹介)レッスン1」が終わりました。金曜日に買ってきてから、1日1レッスンペースで順調に進んでいますが、第二外国語がフランス語だった私にとって、ドイツ語はラジオの語学講座をちょっと聴いただけ。段々難しくなってきました。日本語の解説が全くない中で、母国語を学ぶ子供のように試行錯誤で覚えていかなければならないので、特に文法と作文で苦しんでします。

「作文」コーナーとはいっても、実質はDictation。画面にドイツ語のキーボードが出てきてマウスクリックで文字を入力していきます。ただ必ずしも画面のキーボードを使わなくても、今のパソコンについているキーボードで8割方入力できるのですが、ここで意外なことを発見!


それは、ドイツ語用のキーボードの配列は、英語のキーボードの配列とは少し違うということです。英語には無いウムラウトä ü öやエスツェットß が単純追加されただけと思っていましたが、実は英語と比較すると入れ替わっている文字があったのです。

SHIFTキー押下時
それはyとz。最初zと入力しているのに何でyと出てくるんだろうといぶかしく思っていたら、何とyとzの位置が、英語のキーボードとは逆なんですね。(だからy z ä ü ö ßが出てきたら、画面上に表示されるキーボードをマウスでクリックして入力しています。)

ドイツ語ではzは頻出文字ですが、yはほとんど使われません。英語ならYで始めるであろう単語に、ドイツ語だとJを当てているようですからね。頻出文字は小指ではなく、人差指で打たせるということで、yと入れ替えたんでしょうか?

ウィキペディアで調べると、ドイツ語のキーボードはQWERTZ配列、英語のキーボードはQWERTY配列と呼ばれるそうで・・。フランス語だともっと違ってて、AZERTY配列だとか。同じようなアルファベットを使っているのに、ココまでキーの配置が違うとは思いもしませんでした。

小さいことでも努力していれば、意外なところで意外なことを発見するものですね。

※キーボードの並び画像はウィキメディアコモンズより著作権フリーのものを使用。
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【読書録】歴史(ヘロドトス)/上

2010-04-27 00:21:19 | 読書録
歴史 (上)
  ヘロドトス 著/松山千秋 訳  岩波文庫

ヘロドトスといえば、中学で初めて世界史を習った時に、最初の授業で登場した記憶がある。トゥキュディデスが実証的な歴史書を書いたのに比して、ヘロドトスのそれは物語的であるというのが最初の授業の出だしだった。これに加え「何のために歴史を学ぶか」みたいな講義が続いたような気がするが、私はもともと歴史が大好きなので、何のためにとか理屈をこねている時間があったら、少しでも多くのことを学びたいなどと、思ったものである。

図書館にはヘロドトスの「歴史」を中学生にも分かりやすく、ダイジェストにまとめた本があったので、早速それを借りた。初めにリュディア(リディア)のギュゲスの話が出てきた。ギュゲスは前王のカンダウレスを殺してリディア王になった人物。カンダウレスは王妃の美しさを自慢し、近習であったギュゲスを自分達の寝所に隠れさせ、服を脱ぐ王妃の姿を眺めさせるという愚行を演じる。私の読んだダイジェスト本には、ギュゲスが王妃の素肌の美しさを見て、「ため息」をついてしまい、隠れていることがバレた・・と書いてあり、幼い私はその文章だけで色めき立ってしまったものだが、その後、30年以上経って、ダイジェストではない原作(本書)を読むにあたり、最初に私が探したのは、その「ため息」の項であった。ところが原作には「ため息をついた」なんて書いてないのである。単に妃の目に出てゆくギュゲスの姿が映ったと書いてあるのみである。これには結構ガッカリしたかな。

はてさて、「歴史」は全9巻であるが、文庫版では、この上巻に、原作第1巻から第3巻までが収められている。私の主観も交えて各巻を紹介すると、こんな感じ。

第1巻(クレイオ)
  リュディアのギュゲスとクロイソスからペルシャのキュロスまで
第2巻(エウテルペ)
  ペルシャのカンビュセスのエジプト遠征の前段として、
  エジプトに関する長~い記述。
第3巻(タレイア)
  カンビュセスの狂ったさまと、ダレイオスI世の即位直後まで。
  ここにも近隣諸国(インドなど)に関する怪し~い記述あり。
  
ヘロドトスの歴史を物語的歴史とはよく言ったもので、一つ一つの話には面白いものが数多くあるのだが、聞いたものをなるべく沢山書き込もうとしているせいか、冗長で話が遅々として進まないのには閉口した。あの簡潔にポイントを押さえていた、カエサルの「ガリア戦記」を懐かしく思い出すほどである。

特に大変だったのが、第2巻のエジプト紹介コーナー。有名な「エジプトはナイルの賜物」というフレーズはヘロドトス自身の言葉ではなく、彼の先輩のヘカタイオスが使用していた言い回しを紹介したにすぎない。で、その「ナイルの賜物」以下、延々と続くエジプトに関する記述には相当間違いが多いのと、神々の名前をギリシャ風に置き換えてしまっている(オシリス→ディオニュソス、イシス→デメテル等)ので非常に紛らわしい。通常歴史書に書いてある注記は、詳しく知りたい場合は参照するし、参照しなくても大筋を誤ることは少ないが、このヘロドトスの歴史の場合、注記をこまめに参照しないことはミスリードにつながり、本文を鵜呑みにするとどこかで大恥を書くことになりかねない。なぜなら随所に、これはヘロドトスの勘違いであるとか、アリストテレスはこの部分をたわ言だと言っている・・とか書かれているからである。

笑える例を一つ紹介すると、「犬よりは小さいが、狐よりは大きいほどの蟻が棲息している。」の部分の注釈は「他の資料を綜合して判断すれば、野生のモルモットの類らしい。」と来る。狐より大きい蟻がいるわけないし、モルモットと間違えるなよと言いたい!

ただ、私の記憶力も捨てたものではなく、どっかで読んだ懐かしい物語に沢山遭遇した。カンビュセスの狂っていく様と、ダレイオス1世がどうやって王位を手に入れたか、のくだりは読み応えがある。既に当記事は相当の長文になっているため、色々紹介したいことはあるのだが、ここらへんで筆を置こう。(私の文章こそ冗長ですね。)

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Jein・・・って

2010-04-26 01:00:57 | いまさら独逸語
ロゼッタストーン以外にも、以前買ってあって、そのままになっていたドイツ語速習本を当たり始めました。「30日で話せるドイツ語会話(ナツメ社)」という本ですが、約1ヶ月弱でドイツ行きが決まっている私にはちょうどよい教材かもしれませんね。この本でイイと思うのは、毎日のページに「ドイツまめ知識」が載っていること。とりあえず3日分やったところで、私が大ウケしているのは「Jein(ヤイン)」という造語。

ドイツ語だと、YesがJa(ヤー)、NoをNein(ナイン)と言いますが、JeinとはJaともNeinともつかないあいまいな物言いを揶揄して言っている言葉です。日本語で同じように表現しようとすると「はいえ」になるかしらん?

ドイツとオーストリアは同じドイツ語圏ですが、国民性が全く違うそうです。ドイツ・・特に北部の人達はJa、Neinをはっきり言うそうですが、オーストリア人
はあいまいな返答を好むとか。ウィーンなどでは、「まあね」というニュアンスで、

Na ja(NaはオーストリアなまりのNein)

を多用するようです。(ベルリンではほとんど使わない言い回しだそうです。)

北部ドイツの人はオーストリア人を皮肉って「Jeinの国の人」とか呼ぶらしいですが、Jeinという言い回しが実際に使われているわけではない(使われているのはNa ja)ので、間違って使わないようにしなければ。

尚、自分が行く予定にしているのはミュンヘン近郊のローゼンハイム(市川市と姉妹都市)なので、同じドイツでもオーストリアとの国境に近い南の方だから、Na jaという受け答えが聞けるかもしれませんね。

※日本人が使う英語には、Yes,but・・・が多い、と言う話を学生時代に聞いたことがありますが、オーストリア人に似てるのかな?
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4月25日(日)のつぶやき

2010-04-26 00:12:41 | twitterよりおまとめ投稿
10:56 from ついっぷる
昨日買ったドリアン、素晴らしいお味でした。詳しくはコチラ。http://bit.ly/aHcmpY 今朝もかぐわしい香りの中で目覚め、まず朝食にドリアン!
10:59 from ついっぷる
そしてロゼッタストーンドイツ語。ユニット1レッスン4のコアレッスンと発音までやりました。これから鍼へ行って、それから職場合唱団の練習です。
19:18 from ついっぷる
やはり鍼に行ってきてよかった。効いた~! こちらは鍼の先生んちの春の終わりの風物詩。種を取るために菜の花を干してます。

19:21 from ついっぷる
職場の合唱団。今日はロ短調ミサのHosannaとDona nobis pacemをみっちり。最後に苦手なSanctusを通した。今日も見学者2人。最近また毎回のように見学者が来て、しかも入団率が高いんで、合唱団も活気に満ちている。
19:23 from ついっぷる
練習終了後、山野楽器に注文していた機内持ち込み用バイオリンケースと、サイレントバイオリン(先日古いのがぶっこわれたので)を受け取ってきた。詳細は後日ブログにでも。
19:25 from ついっぷる
銀座駅改札で怪しいオブジェ発見。笠置季男氏作のマーキュリーと言う作品だそうで。昭和26年の作とかで、意外に古い。

21:11 from ついっぷる
スーツがほとんど着たきりスズメ状態で、とても傷んできてるので、着るものがなくならないうちに、閉店間際のAokiに駆け込む。店員さんが、私の顔を見るなり、「お久しぶりです!」とにこやかな顔を見せる。やはり印象的な客なんだろうなぁ、私は。ということで、3年ぶりに背広をオーダー。
21:13 from ついっぷる
背広を仕立てなかったこの3年間で、紳士服の型紙がよりスリムになったらしい。自分が太ったこともあるのだが、型紙のスリム化のせいで、屈辱の2サイズアップ。
21:20 from ついっぷる
ネクタイコーナーを物色。最近、ネクタイを結わずにリングで止めるタイプのタイがあるようだね。シャツの一番上のボタンをはずし、襟の内側に巻いてリングで留め、タイの先はシャツの前に垂らすようだ。すごいそそられたが、がまんがまん。
by ysaburin on Twitter

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はじめての生ドリアン。最高!

2010-04-25 01:19:46 | 食いしん坊レビュー
友人が「市川シャポー内でドリアンを発見した!」というメッセージをくれたので、早速、バイオリンレッスンとオケ練の合間にその店に走り、見事、王様GET!

店頭にあるだけで、さすが貫禄たっぷり。同じような大きさだけど、いつぞやのヤシの実とは違います。ドリアンのトゲは想像以上に痛くて、実を両手で持つ事が出来ません。
片手で茎の部分を持ってレジに行き、専用の箱に入れてもらって、包装紙を二枚重ねにして、手提げ袋に入れて・・・それでもオケ練中、甘~い匂いが漂ってきて困りました。臭うっていうよりも匂うって言った方がいいかしら。嫌な匂いではないけれど、キライな人がいるんじゃないか、誰か臭いとか言い出したらどうしよう、とハラハラしながらオケ練を終え、包みをかかえてそそくさと帰ってきました。


箱を開けると、王様が鎮座ましましています。ハリネズミとアンキロサウルスの中間みたいにも見えますね。食ったあとの殻に縄でもつけてぶんぶん回せば武器になりそうですね(自分に当たったら怪我するだろうけど)。

重さを量ってみたら2.6キロでした。先日のやしの実よりちょっと軽いけど、茎を片手で持つしかないので、重く感じます。



熟しているので、実の下の方から割れてきています。ココから匂いが漏れてきてるのです。何だか栗の実を見ているような気分になります。

ドリアンのトゲはかなり堅くて痛いので、素手は危険で、手袋をするようにと箱の上に指示が書いてあった。幸いゴム手袋をもっていたので、それを使ってドリアンの実を5つの部分に割きました。ここはヤシの実より全然簡単でした。



これが割いた後の切片の1つ。中にさなぎのような・・・失敬、オムレツのようなものが入っていますね。この白いぷるぷるのところがまさに食べられる果肉部分で、種を包んでいるので仮種衣とも呼ばれています。

余談ですが、赤い手袋は、コレをしてお芋を洗えば、同時に皮も向くことができるという2役のキッチングッズですが、うっかりこれで顔をさわろうものなら、ドリアンのトゲなみに痛いです・・・っていうか無意識に顎を触っちゃって痛い思いをしました。



さて、全部のぷるぷるをドリアンの実から取り出して、お皿の上に載せるとこんな感じで、結構ボリュームあります。さっそく1つ手づかみで取って、食べてみます。

やわらかい・・・そして、まるで極上の吟醸酒の芳香にも似た香りが口の中から鼻腔に立ち上ってきます。ドリアンの香り成分にはエステル、アルコール、アルデヒドに属する26種類の揮発成分が存在するそうですが、何だか分かる気がします。

おいしい・・・この世にドリアンが嫌いという人が存在すること自体が信じられない!と思えるほど、素晴らしい美味さです!

ドリアンチップスを食べて、おいしいと喜んでいたけれど、あの美味しいドリアンチップスですら、生のドリアンの美味しさを3分の1も表現していません・・・果物の王様とは本当によく言ったものです!

ちなみに果物の女王はマンゴスチンだそうですが、王様と女王の間には相当の開きがありそうです。まあ美味さと言う点では、マンゴスチンよりも、先日食べたアテモヤ(チェリモヤとバンレイシを交配)の方がドリアンに迫っているような気がしますね。

で、美味しいことは猛烈に美味しいのですが、かなり食べ応えがありまして、一房でお腹いっぱいになってしまいました。ああ、一時間前にココナッツカレーなんか食べるんじゃなかった。でもドリアンを一度に沢山食べるのは良くないと言う話なのでちょうどイイかもしれませんね。(ちなみにアルコールと一緒に食べるのも良くないそうです。)

丁寧にラップでくるんで冷蔵庫へ。明日がまた楽しみです。


これは、白い仮種皮の中から出てきた種です。ウィキペディアに「果実全体に占める可食部分の割合は少ない。」と書かれていましたが、種は仮種皮に比べれば全然小さいので、思ったより可食部分が多かった気がします。




さて、落ち着いたところで、このドリアンの入っていた箱を見てみます。タイから輸入されたもののようですが、“Mon Thong”と書かれているのが見えますね。近年タイで開発された、臭いを抑えた改良品種のようです。ということは、これで香り控えめだったわけですね。

オケでは数人の友人に、実はドリアンを練習場に持ち込んでいることを打ち明け、匂いを聞いてみたが、いいにおいだとか、ほんわかと匂う程度だとの評判だったので悪くは無かったが、友人によると、気温が20度だか25度だかになると急に強烈に臭い出すんだそうで、今日みたいに寒い日に、改良品種を食べたことで、ドリアンを理解した気になってはいけないのだろうが、ハラハラさせられた分だけ、すばらしいご褒美にありつけた一日でありました。
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4月24日(土)のつぶやき

2010-04-25 01:13:30 | twitterよりおまとめ投稿
09:40 from ついっぷる
時代劇専門チャンネルで、昔の大河ドラマ「草燃える」をやっている。今和田合戦のところだが、妙に新鮮だったのは、三浦義村役の藤岡弘のセリフの発音がはっきりしていて非常にわかりやすいこと。う~ん、演技派でとってもいい役者じゃないか。いつから何を言ってるかわからなくなったのだろう。
09:41 from ついっぷる
西船橋のミニプラでドリアンチップスを売っているのを見つけ、早速買って昨日職場の同僚に振舞ったら、全員美味しいと言ってくれた。喜んでたら友人から、生のドリアン販売情報が入ってきた。今日買えるかな?
09:43 from ついっぷる
今日もレッスン三昧だが、朝早めに起きて、昨日買ったロゼッタストーンドイツ語に励む。超初心者だけど5月21日からのドイツ行きに間に合うか?
09:45 from ついっぷる
ゴールデンウィークは、ドイツ語、簿記2級、ドイツの曲の練習、札幌の曲の練習、発表会の曲の練習、定演の曲の練習、コンクールの練習でまずつぶれるだろう。1日は実家に帰るか? せめて植物園くらい行きたいな。あと、鉄ネタをどっかで仕入れたい。
10:12 from Keitai Web
ソニーがフロッピーディスク販売終了? 困るなあ。某所でガンガンに使ってるのに。磁気テープもだけど。
17:10 from Keitai Web
あ~ん、暗譜レッスン最悪。ありえないところでつっかえて弾けなくなる。本番まで、あとレッスン三回しかない。次は平日のピアノ合わせ。大丈夫かなあ。
17:24 from Keitai Web
ドリアンGET。そんなに臭うという感じでもないが、これからオケ練。大丈夫かなあ?
21:49 from Keitai Web
今日ぐらいオケ練が早く終わって欲しいと思ったことはない。だってドリアンの匂い、良く飛ぶんだもん。香水強い人が臭いと言われるのと同じで、適度に薄まれば大変よい匂いのはずなんですが。特大会議室の端に置いてるのに、前のバイオリン席まで甘ったるい香りが漂って来て、練習中気が気じゃなくて。
22:08 from ついっぷる
夕食にココナッツシーフードカレー。さすがにカレー食っている時は足元のドリアンの匂いは気にならない。

23:32 from ついっぷる
ロゼッタストーンドイツ語、レッスン3のコアレッスンと文法終えたところで、すでに難しいんですけど(泣)。ラジオのドイツ語講座とかも全然聴いたこと無い人がいきなりロゼッタストーンやるのは無理なんじゃないのか? 私だってラジオ聴いてなかったらココまで来れなかったと思う。
by ysaburin on Twitter

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ロゼッタストーンでドイツ語

2010-04-24 00:14:59 | いまさら独逸語
ドイツ行き前の悪あがきシリーズなんですが、バイオリンはバイオリンで火がついてるんですが、折角行くのでちょっとぐらいドイツ語分かった状態で行きたい・・・と思いつつ、ラジオの語学講座から脱落して久しいのよね。。。テキストも色々買ったんだけど、開けずじまいで・・。

そんな中、今日丸善で衝動買い。和訳せずに直感で覚える、子供の頃我々が日本語を覚えた感覚で外国語を覚えられるというキャッチフレーズに負けました。

家に帰ってから、早速私の苦手なインストール、セッティングを経て、レッスン2のコアレッスンと発音、文法までやったかな。ああ、でも道は程遠い。

本当はちゃんと学習が持続することが分かってから載せたかったんだけど、今日はこのドイツ語レッスンだけで疲れてしまって、眠くてたまらず、他のネタを書く気力がありません。

ということで、買った初日の嬉しがりですが、とりあえず載せてみます。

ああ、続くことを祈る!
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エヴァンゲリオンのミネラルウォーター

2010-04-23 00:52:04 | 食いしん坊レビュー
コンビニで、意外な掘り出し物。ご存知、アスカとレイのボディをイメージしたペットボトルざます。中に入っているのはタダのミネラルウォーター。しかもちょっとしか入ってなくて高い!(280ml 368円)


でも、ファンにはたまらないだろうなぁ。私はエヴァンゲリオンのファンでもないし、あらすじもあまり知らない。しかもエヴァと聞いたらバイオリン弦のエヴァ・ピラッツィの方を連想してしまう人間なのだが、いつもながらの予感から今買わないと・・という買い急ぎ心理が働き、迷わず2本ゲット。持った時、手にしっくり来るのよねぇ。でもコンビニの棚に立てるにはバランスが悪すぎる。2本抜いたら、残りのボトルがコンビニの扉側に倒れてきちゃってね。きっと小さなお尻と大きな胸のせいだよ。


やはり、ため息が出るほどのナイスボディである。ちょっと悩殺ショット風のアングルからも撮って見た。いいねぇ。

でも、ミネラルウォーターしか入ってないっていうのがつまらないよ。飲み物ならせいぜいスポーツ飲料かグレープフルーツジュースにして欲しかったな。あと持ちやすさから考えて、整髪料とか化粧水、シャンプーや入浴剤とかでも良かったんじゃないの? とにかく水だけ飲んで捨てるのはもったいないので、飾っておくか、何かに有効活用するんだろうな。


お尻の部分に商品表示が書かれてるんだけど、当て布みたいに見えて笑えるね。

何か、レオタード着てる体操の選手の後姿を思わせる、引き締まった素晴らしいボディだなあ。右側のレイなんて、ルーマニアの選手みたいで・・・。



折角なんで、色んな角度から撮って置こう。

こんな風に横から取ると、何かモアイ像みた~い!

・・・・っていうのは置いておいて、このペットボトル、表面を指でなぞってみると、見かけ以上に妙にリアルなのがわかる。表面のフィルムをビリッと破いてみたい衝動に駆られるけど、勿体無いのでやめておこう。

こんなリアルなペットボトルの金型作るの大変だったろうな。飲料メーカーが新しくオリジナルな形のペットボトルを出す時、新しい金型を作らなければならず、相当な投資がかかるというのを聞いたことがある。思い切ったことをやったネェ。投資回収には相当売れなきゃいかんと思うが、売れてるんだろうか?

ちなみにこの商品を買った人のブログを検索してみてみると、一様に「われながらアホだと思うが」とか「きっとアホだと言われると思うが」等の前置きが見つかり、コメントに親友らしき人から「アホだ」と書かれていたりする。

まぁ私は、自分をアホだと卑下することなく、相当の金型投資をしたであろうメーカーさんに敬意を表して、このブログ記事を書いたざますよ。
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世田谷区の排水溝の蓋と「さぎ草伝説」

2010-04-22 00:58:52 | マンホール見参!
これは、職場の合唱仲間の同僚の方で、当ブログをご愛読くださっているという方からのいただきものです。東京23区のマンホールは、ほとんどがさくら+いちょうのデザインで、周囲に腐るほどあるため、いずれ紹介しようとは思いつつ書けないでいたのですが、何と世田谷区にはオリジナルのデザインのものがあったのです!

これはおそらく道路脇の排水溝の蓋と思われますが、「さぎそう」のカットが目につく、なかなか風流なデザインではありませんか! こういう見逃してしまいそうなところにちょっとした可愛いデザインがあるというのはいいことですね。

「さぎそう」は白鷺が羽を広げたような形の白い花を咲かせる野生ランの一種で、世田谷区の花です。私は世田谷区の歴史に詳しくないのですが、この地には「さぎ草伝説」という悲しいお話が伝わっているのです。

話には若干バリエーションがあるようですが、悲劇のヒロインは常盤姫という大変美しい女性で、世田谷城主吉良頼康の側室となり、寵愛を一身に受けますが、他の女房達の悪巧みのせいで自害に追い込まれるという筋書きは一致しているようです。

世田谷公園のあるあたりは、昔、世田谷城と呼ばれており、ここの城主である吉良頼康が、家来である奥沢城主の大平出羽守の娘である常盤姫を見初め、側室にもらいうけたことから話は始まります。吉良頼康は常盤姫をたいそう可愛がったため、他の側室(2人とも9人とも)の妬みを買ってしまいます。側室達は常盤姫の父親が謀反を企てているという噂を流し(一説には、城内の美丈夫、内海掃部とのあらぬ噂)、吉良頼康は安易にもその噂を信じてしまいます。常盤姫は身重でしたが、父親宛てに遺書を書き、連れていた白鷺にくくりつけ思いを込めて放した後、ついに自害してしまいます。その白鷺は途中、鷹狩りの鷹に襲われて(一説には吉良頼康自身が射たとも)死んでしまうわけですが、白鷺の落ちたあたりから、白鷺の姿そっくりの白い花が咲くようになり、鷺草(さぎそう)と呼ばれるようになった・・・・・・・という話です。

このさぎ草、見ごろは8月上旬からだそうで、まだ少し先ですが、さぎ草と世田谷区の名所めぐりをしてみるのもよいかも知れませんね。
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フルーツなアボカド

2010-04-21 00:09:12 | 食いしん坊レビュー
今日の昼食での会話の中で、私が最近、筍をもらった話に端を発し、竹はイネ科でしょう・・・マンゴーはウルシ科でしょう・・・キウィはマタタビ科でしょう・・・などと、いつものようにくだらないウンチク話をしていたところ、「じゃあ、アボカドは?」と聞かれて答えられず、悔しい思いをした。「そもそもアボカドって野菜なんだったけ、果物なんだったけ」という問いにも答えられず。

悔しいので調べてみたら、アボカドはクスノキ科ワニナシ属だとか。ワニナシって何よ、と思ったらアボカドは別名を鰐梨(わになし)と言うのであった。まあ確かに表皮がワニの肌のように深緑色のゴツゴツで、形状は洋梨に似てはいるけど、安直過ぎないか? 少なくとも味は梨とは似ても似つかない。

私がアボカドの名前を初めて知ったのは高校生のころ。リンガフォンの英会話教材の中で「アボカドエッグ」というサラダのレシピが出てきたことが切っ掛けだった。当時アボカドはまだそんなメジャーな食材じゃなかったし、実家でも食べたこと無かったし・・・。でも、果敢にも私は早速アボカドをスーパーで買ってきて、果肉をつぶしてゆで卵の黄味やマヨネーズとあえてサラダにしたっけ。ただ、普段料理をしない人間が見知らぬ食材で英語のレシピを元に作ろうとしても上手くいくはずがなく、パンチの効かない料理になったことを覚えている。ただその後、大学生の頃だったか、わさび醤油で食べる食べ方を知り、マグロのトロに似た味に狂喜! 一転大好物になった。一人暮らしを始めてからも、ぶつ切りにしたアボカドにからし醤油をからめ、納豆とあえて千切り大根を乗せるという食べ方も知り、時々楽しんでいる。

そういう食べ方をしてるんで、アボカド=おかず=野菜だと思っていたが、木になる果実なのでどっちかといえば果物に分類されるらしい。だがウィキペディアを見ていて驚愕したことには、

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アボカドだけでも、レモン、カボス、マヨネーズ、メープルシロップなどをかけて食べるとおいしい。ブラジルやインドネシアでは、甘味をつけてデザートや飲み物にすることもある。
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と、書いてあるではないか。レモン、マヨネーズは普通だけど、メープルシロップとは驚きだ。ウィキペディアを鵜呑みにすることは良くないといわれるが、「おいしい」と断言しているのを見てしまったからには、私の性分からして試してみないわけにいかない。・・・ということで、早速アボカドとメープルシロップを買って来た。(スーパーで見たら、アボカドのことをダイエットフルーツだとか書いてあったぜ。)


これは簡単にぶつ切りにして、メープルシロップをかけてみたもの。写真は美味しそうに撮れたね。さて勇気を出して一口目・・・真っ先に脳髄に伝わってきた味は悪くない。お、こんなフルーツ、確かに何か食べたことある・・う~ん、でも何だったけ。メロンでもなし、パパイヤでもなし・・・。考えてるうちにフルーツ味は消えて、普通のアボカド味になってしまう。メープルシロップによって表面的にはフルーツになるのだが、食べてるうちに野菜になる感じ。



さて、お次はいちご用のコンデンスミルク。う~ん、これも一口目は何かどっかで食べたことあるフルーツの味なんだよなぁ。でも思い出せない。私としたことが。まあ、どっちかというとメープルシロップの方が美味しいなあ。



食べてる内にただのアボカド味になってしまうのはメープルシロップが足りないからじゃないのかと考え、今度は大胆に半分に切った時の種の穴にメープルシロップをこってり入れて、スプーンで果肉をすくいながら食べてみた。

う~ん、切り方によって味が違うなあ。一番最初のようにぶつ切りにした上からとろっとシロップをかけたほうが美味しいようだ。・・・段々疲れてきた。



最後はお口直しに、定番のわさび醤油。半分に切って豪快に食べるなら断然こっちの方がいいよ。美味しいアボカドでございました。

☆ ☆ ☆

だからといって、先日やしの実を食った時のように、やはり醤油は最高!などと言う結論にたどり着くのは面白くないので、敢えて別の結論を出してみた。

おそらくアボカドっていうのは、リッチな食感はあるが味自体は薄いので、食材の性格としては、ある意味「卵」みたいなものかもしれないねぇ。生卵には醤油が一番だけど、砂糖とミルクを加えてミルクセーキする方法だってあるでしょ。おかずにもなるし、お菓子にもなるし、変幻自在。

だから、きっとアボカドも、もっと食べ方を工夫すれば、おいしいスイーツになりうるのだろう。・・・ということで、決めつけずに行こう!というのが今日の結論。

※甘いシロップかけて2個もアボカドを食べちゃったんじゃ、とてもダイエットフルーツとはいえないね。
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週刊東洋経済/鉄道新世紀

2010-04-20 00:08:44 | 鉄への道?
何だか、「鉄道」という表題がなければ経済誌を読まない・・みたいな悪しき習慣に陥りつつあるのだが、似たような特集が多い中、読み重ねると、それなりに収穫もあるものだ。

日本の鉄道関連メーカーは、車両、電機品、信号、変電等、各分野で複数社が競った結果、価格競争で体力を消耗してしまったという。日本の鉄道の海外戦略を成功させるためには、ビッグ3と呼ばれるアルストム(フランス)、シーメンス(ドイツ)、ボンバルディア(カナダ)のように各分野を垂直統合・水平統合した上で、鉄道システム全体の取りまとめ提案ができなければならない・・・という論調は色んなところで目にしている。本特集で印象的だったのは、そんな中でも欧州市場で頑張っている日立製作所の話だ。

驚いたことに、イギリスは鉄道発祥の国なのに、今や自国の鉄道メーカーを持っていないんだね。そんな英国で、ビッグスリーに加え、日立の名が必ず挙がるようになり、存在感が増しているとのこと。納入遅延が常態化している中で、契約どおりに納めた日立に驚きの声が挙がったとか、試験運転でもトラブルを起こさない、開業直後の大雪でも大きなトラブル無く、10時間以上止まったユーロスターとの対比で、信頼が非常に高まっていると。こういう記事を見ると嬉しいネェ。

また撮り鉄のはしくれとしては、車両デザインについて多くのページが割かれていたのは嬉しかった。昨年6月に発表された青森新幹線E5系と、今年2月に発表された秋田新幹線E6。形はほぼ同じなのに色遣いが違うので相当イメージが違う。秋田新幹線の目も覚めるような赤いオシャレなデザインは、フェラーリのデザイナー(奥山清行氏)が監修したものだとか。フェラーリと言われれば、なるほどという感じがするね。

九州新幹線の800系「つばめ」は700系「のぞみ」をベースに開発されているが、カモノハシ型の先頭形状が好きになれなかったデザイナーは、700系のボツ設計書を元に何度も図面を描き直して今の「つばめ」が出来たとか、私が好きな小田急ロマンスカー50000形VSEのデザインをしたのは建築家(岡部憲明氏)であるとか興味深い。

私が一度は撮ってみたい鉄人28号こと、南海のラピートも建築家(若林広幸氏)によるデザイン。鉄道デザイン未経験だった若林氏は、徹夜で発泡スチロールを削ってラフ模型を3つ作り、たった3日でプレゼンにこぎつけたという。

はたまたドバイでは、高層ビルから見下ろしても美しく見えるように車両の屋根までデザインする(しかも現地の強い太陽光線で映える「眠たいブルー」)し、アラブ人はお祈りの際に跪くことから床との心理的距離が近いことから車両の床もモザイク調にして、やっとOKが出た話とか、苦労話がいろいろ載っている。

車両の99%は早く安全に走るための箱作りに費やされていて、デザイナーの仕事は最後の1%に過ぎない・・と述べるデザイナーもいらっしゃるが、その1%のせいで印象がガラッと変わり、人気も出る。ああ、奥深いなあ。
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筍の煮物

2010-04-19 00:35:52 | 食いしん坊レビュー
毎日寒暖差が激しくて閉口しますが、今日みたいな陽気だと、やはり春を楽しむ気分が沸いてきますね。そんな折、義妹より旬な贈り物をいただきました。


京都の神崎屋さんというお店の筍の煮物で、早速にかつお煮の方から少しずついただいています。やわらかくて美味しくて、味も上品。煮汁もちびちび飲んでます・・。

筍って、噛む時のズズっという歯ざわりが何ともいえず好きなのですが、一人暮らしだとなかなか自分で丸ごと買ってきて煮る勇気がありません。スーパーで筍見るたびにため息が出るんですけどね。今日は久しぶりに春の味覚を堪能しております。

ところで、筍って、地表から顔を出した後、急速に伸び、10日で数十センチから1メートルも伸びるので、ツル性を除く被子植物のうち最も生長が速いんだそうです。たしか去年のゴールデンウィークに実家近くの竹林の写真を撮り、そこで筍のかぶりものののままニュッと伸びて、まさに竹にならんとしている姿のものをいくつか見かけましたが、そうか、あれは正に10日あまり経ったやつだったのかと、納得いたしまして・・そーいや、昔、竹ってすごい速さで伸びるんだってのを習ったはずなのですが、すっかり忘れておりました。

さらに竹って被子植物だったのか(てっきり裸子植物かと勘違い)とか、イネ科だったのかとか、元生物部員としては恥ずかしい限りの「そーなんだ!」を今日も色々見つけたのでありました。まあ、ただの食いしん坊で終わりたくないので、何か食べるたびに・・これは〇〇科とか調べていくのは、なかなか楽しいものです。
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