年末に録画した、連続テレビ小説「エール」の総集編をようやく全部見れた。
時間がなくて、朝ドラは見ていなかった私、総集編は見ておかないとと思ったのだが、なかなか見れず・・・。
上下の2回に分けて放送されたが、特に下の方は感動的だったな。
戦時中、兵士たちを勇気づけるための歌を作っていた主人公が、自分の歌が大切な若者を勇んで予科練に志願させ、戦死させる結末となったことに大きく傷つき、敗戦で180度変わった世間の目の中で曲を作れない日々が続くが、逆に傷を知っている人にこそ作曲を頼みたいと懇願されて作曲した「とんがり帽子」や「長崎の鐘」で少しずつ自分を取り戻していく過程が非常に感動的だった。
「とんがり帽子」は明るい曲調なのに、涙なしでは聴けないし、「長崎の鐘」もさびのところで長調に転調する絶妙さ、涙をさそう。
で、昨年11月に見た「歴史秘話ヒストリア」の古関裕而の回に出てきた、予科練生を勇気づけるための歌「若鷲の歌」をもう一度番組内で聴いたら、以前気づかなかったことに気づいた。
「桜に錨」・・・を、なんかあったぞ。
これだ!
タンブラーを買った当時、このマーク何だろうと思ったが、調べられず、そのままになっていたが、「桜に錨」で調べてみると色々出てきた。
このタンブラーに載っているマークは、海上自衛隊のマークであることがわかった。
じゃぁ、今の海上自衛隊のマークは、戦時中の海軍のものを引き継いでいるのかと思ったが、昔のモノは桜がもっとリアルで、錨の下の中央に突起があり、錨の上の横棒がもっと太いようである。そもそも、少しずつ違う「桜に錨」マークが存在し、いろんなバリエーションがあるようである。
歴史秘話ヒストリアを見たのが11月、横須賀軍港巡りに行ったのが12月、そして今以前気づかなかったことに気づけてよかったな。