さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

桜に錨

2021-01-31 23:33:25 | 映画・番組等、各種鑑賞録

年末に録画した、連続テレビ小説「エール」の総集編をようやく全部見れた。

時間がなくて、朝ドラは見ていなかった私、総集編は見ておかないとと思ったのだが、なかなか見れず・・・。

上下の2回に分けて放送されたが、特に下の方は感動的だったな。

戦時中、兵士たちを勇気づけるための歌を作っていた主人公が、自分の歌が大切な若者を勇んで予科練に志願させ、戦死させる結末となったことに大きく傷つき、敗戦で180度変わった世間の目の中で曲を作れない日々が続くが、逆に傷を知っている人にこそ作曲を頼みたいと懇願されて作曲した「とんがり帽子」や「長崎の鐘」で少しずつ自分を取り戻していく過程が非常に感動的だった。

「とんがり帽子」は明るい曲調なのに、涙なしでは聴けないし、「長崎の鐘」もさびのところで長調に転調する絶妙さ、涙をさそう。

で、昨年11月に見た「歴史秘話ヒストリア」の古関裕而の回に出てきた、予科練生を勇気づけるための歌「若鷲の歌」をもう一度番組内で聴いたら、以前気づかなかったことに気づいた。

「桜に錨」・・・を、なんかあったぞ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b2/84b01d17b791d4cef2895b85f86be7e6.jpg

これだ!

タンブラーを買った当時、このマーク何だろうと思ったが、調べられず、そのままになっていたが、「桜に錨」で調べてみると色々出てきた。

このタンブラーに載っているマークは、海上自衛隊のマークであることがわかった。

じゃぁ、今の海上自衛隊のマークは、戦時中の海軍のものを引き継いでいるのかと思ったが、昔のモノは桜がもっとリアルで、錨の下の中央に突起があり、錨の上の横棒がもっと太いようである。そもそも、少しずつ違う「桜に錨」マークが存在し、いろんなバリエーションがあるようである。

歴史秘話ヒストリアを見たのが11月、横須賀軍港巡りに行ったのが12月、そして今以前気づかなかったことに気づけてよかったな。


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葉玉ねぎを食べてみる

2021-01-30 17:00:09 | 下手くそ料理帖

駅の出口近くの仮設店舗の八百屋さんで、「葉玉ねぎ」というものを見つけた。

玉ねぎに比べて日持ちしないという話なので、慌てて料理に使ってみる。

まずはこの食材の味を楽しむために、おひたしを選んだ。

参考にしたレシピはこちら。

▼葉たまねぎのおひたし

https://oceans-nadia.com/user/11325/recipe/105484

【材料】


葉たまねぎ      2〜3本
だし汁        大さじ1
しょうゆ       小さじ2
かつお節       適宜

まず鍋にたっぷりの湯を沸かす。沸いたところで、だし汁用に、湯を大さじ1小鉢に取り、ほんだしを少量溶かしておく。

そして鍋に葉玉ねぎを入れる。ほどよく柔らかくなったところで取り出し、水気を切る。

1~2センチ幅くらいで切る。けっこうトロットロなので、包丁の刃がすべって切りづらい。

だし汁と醤油を合わせたものをかけ、かつお節を振って出来上がり。

食べてみると、おお、やさしいおいしさ。

一番おいしいと思ったのは、黄緑色の部分。葉と球根の中間あたりだな。

次においしいのは白い球根部分。やや甘みがある。緑色の濃い部分も美味しいと言えばおいしいのだが、やや硬め。わけぎみたいな感じである。

早春のごく限られた期間しか出回らない貴重な野菜だという。生産量日本一が千葉県だとか。千葉県に住んで二十数年になるのに、今まで知らなかったなぁ。


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【読書録】音大進学・就職塾

2021-01-29 23:27:23 | 読書録

茂木大輔 著/音楽之友社

茂木先生が舌鋒鋭く、甘ったるい考え方をバッサバッサ斬ってくださる感じの本。だがハッキリ書いてくださっているのは、逆にありがたく、読んでいて小気味よい。

たとえ音大進学やプロを目指していなくても、重要なヒントが沢山詰まっている本だと思う。

・「うまければ」「いつか誰か(先生)が仕事をくれる」となんとなく思っているのはマチガイである・・・練習をしても、コンクールに入賞しても仕事のほうからはなかなか寄ってきてはくれない・・・本当にそうだなぁ。シゴトを作る、もらう努力、コネを増す努力が大切・・・音楽家に限らず、個人事業主だったら不可欠なことだわね。企業に勤めていても、必要なことではあるのだが、・・そうそう、私はココが(も)ダメなのよ。

・外国に行け。大学院へ行くよりは留学を・・・で留学するために何をしたらよいか・・であるが、誰かがアレンジしてくれるわけではない。2回ほど海外音大のマスタークラスに参加して、留学を考えている生徒さんたちの行動を見ていたからなんとなくは想像していたけれど、本当にやらなきゃいけないことは多い。でもそれを乗り越えるからこそ、得られるものも多いんだね。音楽をやっていくためには、音楽以外の能力がその何倍も必要であると思うが、その両方が鍛えられるんだね。

・本を読め・・ということで、茂木先生おすすめの本が沢山載っている。写真で私がビラをつけてるのがそのページね。

・巻末には、管楽器目線での作曲家別注意点が書かれているが、これがとても面白い。その曲を演奏したことがあっても、ヴァイオリンや歌で参加しているから、管楽器の苦労が分かっていないわけで、とても勉強になる。

非常に厳しいことが書かれていながら、ところどころに茂木先生特有のユーモアが盛り込まれていて、楽しく読むことが出来た。


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【読書録】7ヵ国語をモノにした人の勉強法

2021-01-28 23:09:40 | 読書録

橋本陽介/祥伝社新書

ただ複数の外国語講座を聞き流しているだけの、今の私の勉強法じゃだめなことは分かってる。何か変えないと・・と思って手にした本だが、著者的は「長期でじっくり」よりも「短期集中」を勧める。

「ゴールデンウィークの一週間に、1日あたり10時間やったら、それだけでも大幅に語学力は上がります」と。私にそこまで出来るかなぁ。

外国語のコメディードラマを見るとか、ハリーポッターをいろんな国の言葉で読むのもおすすめだそうだ。日本語と英語では読んだから、イタリア語版にチャレンジしてみようかな。NHKのラジオ講座もおすすめ教材であるが、私の場合、もっと真剣に聞かないといかんな。

この本はHOW TO本というよりも、言語学的なところにも踏み込んでおり、たとえば日本語の文法への考察も書かれている。

ラテン語系の言語だと、格変化を覚えるのが大変だが、もともとのラテン語は今のイタリア語やフランス語何かよりもっと複雑に変化する言葉だという。その反面、語順はややあいまいだったと。英語なんかだと、格変化はかなり少なくなっているが、逆に語順にはうるさくなっているとか。

また言語によって世界の分け方が違うという話・・・それを発見するのは複数外国語を勉強する醍醐味でもあるので、うんうんとうなずきながら読んだ。たとえば日本語の単語と英語の単語は1対1に対応していないのは誰でも知っている話で、一つの英単語を辞書で引くと、ものすごく沢山の日本語が羅列されていることはざらにある。ところが、中日辞典を引くと、それほど多くの日本語の意味は載っていないとのことで、そこは日本が古くから中国の言葉を取り入れてきているから、世界の分け方が似ているということになるのだろう。

各言語を学習が初級段階では、演繹的文法感・・つまりひとつのルールを覚えてそこから文を派生的に作るやり方をせざるを得ないが、中級から上級を目指すのであれば、逆に帰納的アプローチ・・本を読んだり、新聞を読んだり、DVDを見たりして言語データを集め、自分なりに法則性を見出そうとする思考方式に変える必要があるとのこと。確かにそうだなぁ。数をこなしつつ、自分でやるしかないのね。


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ズッキーニのマヨコンビーフ&チーズ焼き

2021-01-27 23:37:14 | 下手くそ料理帖

これは本気でうまい!

ひゃぁぁぁぁ~って感じ。

このレシピ本に、ズッキーニのマヨコンビーフボードという名で載ってる。

材料は

 ズッキーニ   1本

 マヨネーズ   大さじ2

 コンビーフ   50g

 にんにく    1/2かけ分(すりおろし)→チューブにんにくで代用

 粉チーズ    大さじ1

なので、材料だけ見ても、美味くないわけがないのであるが、これにズッキーニのやさしい歯ごたえと合わさって、なんだかもう絶妙に美味しいのである。

縦半分に切ったズッキーニの中心部分をスプーンでこそげ落とし、そのこそげ落とした中身を粗みじん切りに切る。

粗みじん切りに刻んだズッキーニの中身と、コンビーフ、マヨネーズ、チューブニンニク、粉チーズを混ぜて具を作る。

ズッキーニの皮のなかに、具を詰める。

トースターで10分焼いて出来上がり。(私は愛用中の琺瑯の容器を使用)

いやぁ、一番大変なのは、皿に盛るとこよ。ズッキーニが柔らくなってるからね。トングでつまんだだけじゃなくて、スプーンやフォークで支えないと、ぐにゃっと曲がってしまう。

食べる時は、ナイフで切り分けながらいただく。

私はお酒は飲まず、普通にごはんと合わせているけど、めっちゃくちゃ美味しくて、しあわせな気分。


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【読書録】星をみつめて 京大花山天文台から

2021-01-26 23:35:27 | 読書録

花山宇宙文化財団 編集/京都新聞出版センター

近年、新しい天文台の設置で予算を削られ存続の危機にある京都大学花山天文台の存続運動の一環として、京都新聞に一年間毎日連載されたコラムをまとめた本。

花山天文台は日本で2番目に古い大学天文台で91年の歴史があるそうだが、太陽系や太陽の観測的研究で世界的な活躍実績がある一方、日本中の星好きの人々や子供たちを招き、アマチュア天文学者を沢山誕生させたという面もあるそうだ。実際、日本のアマチュア天文学者たちは素晴らしく、彼らが発見したものも多いそうだ。

本書は、大変読み応えのある本で、藤原定家の明月記にかかれている超新星爆発の話はツカミOKだ。特に1054年のかに星雲出現に関わる超新星爆発の記録は貴重で、これを世界に発信したのがアマチュア天文家だったりするわけだ。

また硬い話ばかりではなく、ウルトラマンの故郷という設定のM78星雲についても、大真面目に語られている。M78星雲は実在し、オリオン座の三ツ星の東端の星から少し離れたところに見える反射星雲だそうだ。だがM78というのは脚本印刷時に誤記されてひょっとしたらM87かもしれないという説もあるそうだが、M87星雲も実在し、おとめ座の方向に見える銀河団の中の楕円銀河だそうだ。このMという頭文字はメシエというフランスの天文学者の名前からとったもので、Mがつく天体はメシエ天体(メシエがハレー彗星の研究のために、紛らわしい天体を番号管理していたもの)と呼ぶそうな。

日本の天文学の黎明期のレンズ磨きや反射鏡磨きも自ら行った研究者たちの話、太陽観測や太陽系の話、星座の話等多岐にわたっており、綺麗な写真を見ながら、去年から色々読んでいる地学の本の復習気分で楽しく読んだ。


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一足早い春の香り

2021-01-26 23:16:04 | 身近なちょっと可愛いもの

一年前に、私が今の職場に来てから友達になり、ずっと仲良くしてくれていた同僚が1月上旬に異動になってしまった。私は最終日に彼女に送別の品を渡していたのだが、その返礼の品を本日いただいてしまった。でも、久しぶりにお話ができて楽しかった。

袋からしてなんだかとってもおしゃれ。

私の手は、最近アルコール消毒のしすぎてガサガサなので、ハンドクリームはうれしいわねぇ。桜とカモミールの香りがするの。その桜は2種類使っていて、サトザクラの花エキスとソメイヨシノの葉のエキス。手に塗ってみると、ほんのりさわやかな春の香り。

そして横のウサギマークの入っているお菓子は、包みがそのままハンカチとして使えるようになっているの。

私がこの一年、ウサギの動画にハマっていて、彼女とよくウサギの話をLINEでやり取りしていたので、ウサギ柄をみつけてくれたのね。

なんだかとても、ほっこりした気分になった。


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【読書録】沈まぬ太陽(二)アフリカ篇・下

2021-01-25 23:37:38 | 読書録

山崎豊子/新潮文庫

2年までという内規に違反する事実上の懲罰人事で、カラチ→テヘラン→ナイロビと、ハードな海外を盥回しにされる主人公。苦しみ、家族崩壊の危機にさらされながら、組合活動と縁を切れば日本へ帰してやるとの甘い言葉には乗らず、10年近くハードシップ地域で奮闘した。

苦しむ主人公の周りに、気骨ある人物はわずかに存在し、そういう人物の人生も同時並行で語られる。カラチもテヘランもナイロビも、現在はこの本に書かれていることと同じではないとは思うが、独特な商慣習や社会の様子など、大変勉強になる。

さて主人公たちが属する敵対的な組合から人を引き抜き、会社側が御用組合として第二組合を作り、第二組合に移った人を昇進させ、移らない人間を差別するやりかたは実に狡猾かつ露骨であり、山崎氏の筆力が光る。

しかし、そのようなやり方は、同社が連続事故を起こし、多数の人命が犠牲になったことで、表沙汰になる。企業内差別や劣悪なる労働環境が整備不良を引き起こし、大事故を生んだが、トップが責任を取らない企業体質に世間の批判が集まり、主人公の恩地はようやく帰国できる運びとなる。

ということで、二巻読み終わったところで、つかの間のほっとした気分を味わえるのであるが、本作はあと3冊もあるのであり、主人公の幸せな日々はまだ当分来なさそうであるなぁ。


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トゥーランドット歌い納め

2021-01-24 22:11:28 | ただの日記

今日はこちらのコンサートに出演しました。

このご時勢の中、ほとんど声かけできなかったので、結果として誰も呼べませんでしたが、そもそも本番で歌うということが難しい中、いいホールで歌いたいというだけの理由で出演したようなものです。

そして、トゥーランドットもこれで歌い納め。思う存分歌いました。

振り返れば、この一年、この曲のために、衣装を3種類用意したのでした。内、2つはどちらかというと失敗作。一番気に入っているこの衣装と頭飾りで、今日を含めて2回歌えたのはよかったですね。

トゥーランドットのアリア「この宮殿の奥で」は本当に大変な曲で、あなたには合わない(重すぎる)みたいなことを沢山言われたけど、そもそもこれを歌う人が少ないので、聴いてくださったみなさまからはいつも何かしらプラスの評価をいただいてきました。それをよい思い出として、衣装と共にしばらく寝かせておきましょう。

今回は、懐かしいオペレッタコンクールで同じステージを踏んだプロフェッショナル部門のみなさんや先生方とも再会できました。プロアマに関わらず、コンクールが終わった後も、それなりに工夫して頑張っている姿を見せ合うことって、とってもいいなと思いました。歌って人生そのものだし、人生経験を積めばさらに深い表現が可能になります。私もアマチュアながら、これからも頑張って、また本日の出演者とまた同じ舞台を踏みたいと思いました。


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0.2秒の本音

2021-01-23 13:16:25 | 映画・番組等、各種鑑賞録

今週の「チコちゃんに叱られる」の「空気を読むとは0.2秒の本音を見ている」という話、面白かった。

人間には喜び、怒り、悲しみ、驚き、嫌悪、軽蔑、恐怖の7種類の表情がある。それぞれの表情は脳からの指令に基づき作られるわけであるが、例えば上司から嫌なことを言われた場合、まず無意識の状態で出る指令である⦅反射⦆により、「怒りの表情を作れ」という指令が飛んできて、怒りの表情が作られるが、その人が上司であることから、その後に状況を踏まえたうえで出る指令である⦅理性⦆が働き、「怒りの表情を作るな」と言う指令が飛んできて、怒りの表情を作らないようにする。

だが、一瞬で表情を変えたつもりでも、反射で出来る表情を、理性で訂正するまでに、0.2秒~0.5秒の時間差があるのだ。

この0.2秒の表情に気が付けば、人間はうまくコミュニケーションが取れるのだな。

要するに、人から「お前は空気を読めない」と言われて悩んでいる人は、もっと人の顔を見て気づけ・・ということなのだな。

私も若い頃はよく言われたよ。歳を食って、それなりに読めるようになったとは思うが、世間標準から見ればまだまだだろう。

また、ネットでのやり取りなど、顔が見えない場所でも空気というものは存在するから、ほんのわずかな表情や書きっぷりから、相手の感情を理解して行動した方がメリットが多い・・ということなのだな。


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コート新調

2021-01-22 12:55:20 | ただの日記

ちょうど一年前、7年着たダッフルコートを処分した。処分の理由は表面に出ていたやわらかい毛の部分がほとんど剥げ落ち、ただの分厚い布となり、分厚い割に暖かくなくなったこと。おまけに通勤で使うようになった総武線各停の座席が狭く、なるべく着ぶくれしないコートが欲しくなったことが理由で、ユニクロの薄手のウルトラライトダウンを買い、それで昨冬シーズンを乗り切ったのであった。

ところが、今シーズンの冬はやたら寒い。寒いというかさぶい。そういえば小さい頃、母方の祖母の家に遊びに行くと、大阪の女学校出身の祖母がいつも「さ~ぶ〇さんが来ったから、さ~ぶいさ~ぶいよ!」と我々を茶化して歌っていたことを、数十年ぶりに思い出した・・・(同じタイミングで母もそのことを思い出したようであるが)・・・という話は置いといて、とにかく寒くて去年買ったウルトラライトダウンだけではもたなくなった。なのでもっと分厚いダウンジャケットをユニクロで衝動買いした。(↓ 2日着たあとなのでちょっとくたびれてるが)

色は黒・紺・白(クリーム色)の3色しかなかった。黒と紺では今までの自分のイメージを変えられないと思い、思い切って白にしたのだが、さっそく着てみたら、自分が雪だるまになったみたいな気分で、こりゃぁ失敗だったかなという気持ちがよぎった。

翌日、会社に着ていったら、確かにあったかいことはあったかい。総武線各停で場所は取るけど、何とか許容範囲内かな。職場の若手女子に「白いの買ったら雪だるまみたいになっちゃってさあ~」とかぼやいたら笑われて「ちゃんと試着したんですか?」と返された。う・・そういえば試着しなかったな。他にもいろいろ買ったんで、めんどくさいし寒くてたまらんしで、エイやで買ってしまったのであった。

その後、お世辞だかなんだか知らんけど、「おや、きれいな白だねぇ~」みたいな話を職場のおじさま方から言われるようになった。そんな風に言われれば私もあまり悪い気はしなくなり、雪だるまというよりもシロクマあたりに、自分の中のイメージが修正されてきた。ま、こういうのを着ていれば、夜道で交通事故に遭いにくくなるだろう。

雪だるまだろうがシロクマだろうが、白は汚れやすいので、汚さないように気を付けながら大事に使って行こう。

 


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レディ・ガガさんのアメリカ国歌

2021-01-21 23:30:06 | ただの日記

選挙前も選挙後も大荒れだったアメリカ大統領選。バイデンさんが無事にアメリカ大統領に就任した。

その就任式で披露された、レディ・ガガさんの国歌独唱・・・すばらしかった。というか、こんな素敵な人だなんて知らなかった。

アメリカ国歌は本来は3拍子で、変イ長調。

これを、キーを下げて変ト長調にし(途中1オクターブ上げ箇所も)、拍子も4拍子に変え、途中3拍子と5拍子を交互にする等、変化が加えられていた。

原曲から変えてはいるけれど、聞かせどころを長く強調している・・という感じで、とても自然だったし、心にずっしりと響く歌いっぷりだった。

アメリカ海兵隊音楽隊の伴奏も堂々としていて素晴らしかった。

素敵だったので、何度も聴いてしまった。

2020.1.20、アメリカ大統領就任式、レディ・ガガ国歌独唱


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ブラタモリ「しまなみ海道〜“瀬戸内の覇者”村上海賊はなぜ生まれた?〜」を見て

2021-01-20 23:56:54 | 映画・番組等、各種鑑賞録

この回も面白かった。

私は「村上海賊の娘」も読んだことがあるし、先日読んだ「日本の歴史を読みなおす」に書かれていたことと重なる。

「海賊」と呼ばれているが、契約した船に乗り込んで水先案内をしたり、通行料を払った船には専用の旗(通行手形)を渡し、それを船に掲げていれば、村上海賊以外のならず者にも狙われないで済むので、いわば安全保障の役割をしていたと。

その村上海賊の発祥は、もともとは、この付近で取れる塩を京都の東寺まで運ぶ際の警護役を果たしたことから始まっているとのこと。この付近は花崗岩が多く、砂浜は花崗岩が風化して出来たものなので、長石と石英が中心である。長石と石英が同じくらいの大きさの粒になっており、砂浜に海水を注ぐと、上の方の水が蒸発し、長石と石英と塩の結晶の間に隙間が出来、その隙間をぬって毛細管現象で下の方の海水が浸みあがってきて、それがまた蒸発し・・を繰りかえすため、花崗岩の風化した砂で出来た白い砂浜は塩田に最適だったんだって。

村上海賊が築いた海城の中でも中心的な役割を果たしていた能島は、付近を鳴門顔負けの渦潮が出来るスピードの速い潮流で守られ、かつところどころ海が浅くなり、座礁しやすい岩盤があるので、この海域をよく知らないと近づけないような要害の地になっている。

海賊たちは普段は漁師をしており、いわば海のエキスパート。いざ出陣となれば小早という艪のついた小型船を使うが、そのスピードは結構速い。バックに流れる和楽器合奏によるパイレーツカリビアン・・なかなかほほえましい。そして武器は焙烙玉という、手でぐるぐる回しながら敵の船に投げ入れ、爆発させるもの。これをゴムボールで模したものをタモリさんも投げていたが、ちゃんと投げ入れるのにはコツが要りそうな感じである。

最後に地元で「たもり」と呼ばれている魚(セトダイ)が登場するオチがあって、楽しかった。

出演者はマスクをしていないので、どうやって撮っているのかなぁと思ったら、出演者同士がかなり距離を取っているため、タモリさんがイヤホンをしているのが見えた。ワイヤレスガイド&マイクみたいなの使ってるのかなぁ。以前、古道散策セミナーに参加した時に私も渡されたことがあるが、これなら先生から離れていても声がよく聞こえる。そして近づかないように、物の受け渡しが必要な時は黒子が出て来る。やたら黒子がいるなぁと思ったが、そういうことか。コロナ時代のロケは大変だが、工夫してやっているんだな。


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【読書録】新型コロナ 7つの謎

2021-01-19 23:36:29 | 読書録

宮坂昌之/講談社ブルーバックス

2年前のJAOフェス高知大会でお世話になったお医者様おすすめの本。

コロナに関しては様々な情報が飛び交い、中にはいい加減な情報もあるが、そうした中で頭を整理できる本だと思った。難しい箇所もあるが、総じて読みやすい。

私は大変勉強不足で、そもそもPCR検査で結果が出るのに時間がかかるのに、何故、体調不良で倒れた人がすぐ抗原検査で陽性が判明して即入院できるのだ・・ということが分からなかったのだが、抗原検査は迅速ではあるが高感度ではないのだな。ウィルスたんぱく質を増幅させて精度を高めているのがPCR検査で、その増幅させるのに時間がかかるとか。なるほど。

自然免疫と獲得免疫の話も、ちょっと誤解してたな。そもそも獲得免疫がうまく働くためには、自然免疫がしっかり働いていないとだめなのだ。だからワクチンの多くには免疫増強物質であるアジュバンドというものを入れてあり、自然免疫を刺激して、獲得免疫が働きやすい状況を作るのでワクチンの効果が期待できるという。しかも自然免疫はある程度訓練することが可能だという。

また、「抗体」については、なんとウイルスの機能を抑える善玉(中和抗体)だけではなく、かえって悪化させる「悪玉」や、あってもウィルスを抑制できない「役なし」が存在するのだという。だから一度病気にかかって、抗体が出来たとしても、その抗体が次にかかることを予防してくれるとは限らないのだ。

本書はまだ昨年10月の段階の本であるから、ワクチン開発4種類の方向性やそれぞれの難点、人工抗体への期待を記したところで終わっているが、まだ現在進行形の話であるからそれはしかたないであろう。ただ日本は以前海外の第三相試験の結果だけをもとに新薬の認可をして痛い目にあったことがあるそうな。民族差なのか体の大きさの違いなのか、海外では出なくても日本では出てしまう問題があったのだ。慎重性がもとめられるものの、背に腹は代えられない状況でもある。

いずれにせよ、ワクチンを接種したからすべてが解決されるわけではなく、相応のリスクを伴うという話は理解できる。引き続き感染防止に努めていくとともに、免疫力が下がるであろう生活をしないこと・・であるな。


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横須賀・総武快速線のE235系に乗った!

2021-01-18 22:05:33 | 鉄への道?

あ~あ、なんでこんな平たい顔族に。

毎日E235系山手線に「ムツゴロウにしか見えねぇ~」とか思いながら乗っている私にとっては、なんツー新味のない顔。

でも初めて見る新車両だから、一応写真ぐらいは撮ってみたくてね。でも夜だから暗い画像になっちゃったね。

側面はさすがにピカピカだ。

内装も、確かに新しい。でも1年前までぎゅうぎゅう詰めの総武線快速に毎日乗ってた私は、座席にほとんど座ったことがないので、どこまで快適になったんだか比べられないよ。

あ~この仮面ライダーチックな旧車両E217系の顔が好きな私。すぐに新車両に全部入れ替わらないで、古いのもしばらく残してね。


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