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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

鎖鎌

2013-01-06 23:40:06 | まがいもん武器の館
正月に鎌倉で買った、鎖鎌のおもちゃ。

キーホルダーもしくはチャームとして使えるように、リングがついているが、もしそのように使ったら邪魔で実用的でないものと思われる。



鎖鎌はこのタイプのように、鎌の柄尻に鎖分銅を取り付けたものの他、鎌の頭端部に鎖分銅を取付けたものがあるそうな。

鎖鎌を初めてテレビを見たのは、「子連れ狼」を見た時だったかな。その時以来ずっと思っているのだが、鎖鎌って武器としてどうなんだろうか・・ということ。

出て来る場面はかならず1対1。一度絡め取られてしまったら終りで連続攻撃も出来ないし、ぶん回すための場所の確保も必要だし。

まず鎖分銅で攻撃し、かわされた場合に、鎌の部分を利用した接近戦戦闘法を繰り返し稽古している流派もあるそうな。その場合、分銅と鎌が一体になってる意味はあるんだろうか・・・?

いずれにせよ、時代劇で見映えはするが、善玉が使っているシーンは見たことがなく、扱いづらい武器だなぁという印象はぬぐえない。帯刀を許されない身分の者(農民・商人・職人)の護身用の武器としてとか、奇をてらう攻撃のための隠し武器としてなら分からなくもないが。
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苦無(ゴム製)

2012-12-05 22:40:17 | まがいもん武器の館
私が子供の頃、忍者のもつ飛び道具と言えば手裏剣で、くない(苦無、苦内)という武器を知ったのは恥ずかしながら大人になってから。漫画「あずみ」で知ったのだが、最近は「NARUTO」の影響で、子供達も普通に知っている忍者用の武器になった。

アメリカのスパイ映画とかで、女の人がスカートをめくって、太ももに差したピストルを取り出す場面とかあるでしょう? ピストルじゃなくて苦無だったら、もっとカッコイイのにとか思っちゃうよね。

以前よりずっと苦無のおもちゃが欲しいと思っていたのだけれど、最近某所で入手。



題して「忍者の魂セット」。



苦無5本に手裏剣2個入っているのだ。



苦無には、表に忍の字が



裏には龍の像が浮かび上がっている・・・まぁ、おもちゃですからね。

どうも迫力不足なんで、漫画カメラで漫画にしてみた。



おお、白土三平さんの忍者漫画みたいに迫力出たね!

☆ ☆ ☆

ところで、苦無といえば、飛苦無として棒手裏剣のような投擲武器として使われるイメージが強いが、実際には壁を登る時に使ったり、壁や地面に穴を掘るスコップのような使い方もしていたようだ。写真で実際の苦無を見てみると、このおもちゃのように平板じゃなくて、刃の部分がもっと立体的で、尖った四角錐のような形状をしている。大きさも13~15cm程の大苦無と、8~10cm程の小苦無があるようで、棒手裏剣のように使われたのは小さい方だ。

苦無の魅力って、輪状になっている後部に紐や縄を通して、いろんな使い方ができたんじゃないかとイメージが膨らむところかな。まさにサバイバルグッズだったんじゃないかと思うけど、そういうところに惹かれるね。

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スマホ用イヤホンジャック・アクセサリー

2012-10-11 23:03:01 | まがいもん武器の館
2年半前にiPhoneに変えてから、急に縁がなくなったのが携帯ストラップ。それまでは色んなのをつけて楽しんでたし、鞄の中から携帯を引っ張り出すのに、持ち手として便利だったので重宝していた。それがiPhoneになってからは、付けられなくなっちゃったので、ケースの柄に凝るしかなくなった。

先日流山のLOFTのスマホアクセサリーコーナーを見ていたら、イヤホンジャックに差し込む形のアクセサリーのコーナーがあった。多かったのは食べ物の形のもの。食べられるわけでもないのに食欲をそそりそうなものって、私は苦手でね、低血糖を誘発しそうなので絶対視界に入ってこないようにしているのだ。

イヤホンジャックにさして、その先に今まで使っていたストラップが付けられる形のものも売っていた。ちょっとそそられたが、相応の頻度でスマホにイヤホンを付けて使う私にとっては、逆に邪魔だし、ストラップなしの生活にようやく慣れたところだし・・と思って敬遠してしまった。

で、イヤホンジャックアクセサリーコーナーはスルーしようとしていたら、いけないものが目に入ってきた。それがコレ。

これはイカ~ん!
イヤホンジャックアクセサリーなんて邪魔なだけだよ・・・と思ってたのに、形が武器だったら買っちまうのかワシは!



引き抜くとこんな感じ。う~ん、シャビーすぎて、この姿はあまり長い間見ていたくないなぁ。



早速iPhoneにセット。おおカッコいいじゃん。でもちょっと待てよ。



スマホケースの上からセットしようとすると鍔の部分が引っかかって完全には刺さらないではないか!

ダメじゃん!

ということで、とっても無駄な買い物をしてしまった!

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忍者刀のおもちゃ

2012-03-07 23:12:38 | まがいもん武器の館
あなた、こんなの好きでしょう・・とこれを私にくれた人がいましてね。



パッケージに何も書いてないんですが、私にはこれが忍者刀のおもちゃだって分かるんですよ。何故なら、昔の私は・・こんなで・・・



いやいや、甲賀忍術村で一瞬仮装しただけですが、そのとき「ミスくの一に応募しませんか」と言われた云々の裏話はこちらを。

http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/8e6a446ddf62f1b8670520f1c359cfea

さて、忍者刀の話に戻ると、まず特徴は直刀であること。日本刀は切る刀だから、反りがあった方が切りやすいのですが、忍者は塀や崖などをよじ登る梯子代わりにも忍者刀を使っていたのですよ。



だからこんな風に鍔も角ばっていて足をかけやすい。

それに、鞘から長い紐がついているが、これは鍔に足をかけて登った後に刀を回収するためにこの紐をひっぱっていたわけだ。

・・・・・・・・・・

ただ、私ですら一目で忍者刀だと分かってしまう代物・・・持ってるだけで、お前は忍者だろうってバレちゃいますよね。変装して、衣の中に隠せる大きさならいいんですが、そうでもないですし。

・・・ということで、現実に忍がこの形状の刀を装備していたのかについては疑問とする説もあるんだそうです。(現存している物の多くは明治時代以降に観光施設の展示用として製作された物と言われているそうですし。)

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氷の武器

2010-08-18 00:10:02 | まがいもん武器の館
最近、武器コーナーにも書き込むネタが無くなり、周囲からすっかり温和な人間だと誤解されているらしいので、我ながらいい傾向だと思う・・・とか何とか言いつつ、今夜も省エネモード。



とりあえず、氷の拳銃6丁作ったぜい。氷の拳銃同士が触れ合うと、摩訶不思議な上品な音がするのよ。この氷、ウィスキーとかに入れたら、オシャレなんじゃないかな。



秘密は、この製氷皿。シリコン製だから、結構複雑な形の氷でも取り出せるのだ。昔、粘土板でこんなのあったよね。

シリコンの調理道具は最近チョコ寒天作りでも毎日活用させてもらってるが、便利なものが出来たなあ。ただ水を入れて冷凍庫に運ぶ時、しなりすぎて水がこぼれるのが難点。冷凍庫に入れてから水を注ぐか、お盆のようなものを敷いて冷凍庫まで運ぶか、どっちかだね。



引き金部分までは精緻に作れなかったみたい。ギリギリまで引いちゃった状態の引き金になってるね。ちなみに構えてみるとこんな感じで・・・手の中でどんどん溶けていくよ。



それ以外にもこんなシリコン製氷皿もあるよ。



ちょっと今ひとつだねえ。気泡が入らないように工夫して作ればもっと宝石らしくなるかな?

麦茶とかジュースとか、色つき水でまたやってみたいねえ。
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【まがいもん武器の館】フランス王国衛兵エペ

2007-11-20 23:59:13 | まがいもん武器の館
な~んか、わが道楽もここに極まれり!って感じがするなぁ。一体何やってんだろう私。頼んでから来るのに半年以上待ったわ。でもついに手にした、フランス衛兵の剣もモデル! あのオスカルも使ってたという設定の奴。もちろん模擬刀でっせ。刃の部分はすごく分厚くて、切っ先も尖っていません。でも結構ずっしりと重いです。振り回したら鈍器になるかもしれません。


エペは実践用の武器ではあったけども、集団の戦闘用ではなくて、主に貴族の決闘用だったという。日本の刀剣にちょっと親しんでいる身としては、西欧の剣の柄の部分の美術的センスにはちょっと憧れるものがあるなぁ。


この剣は所詮おもちゃだからなのか、それともフランス衛兵のエペが小型だからなのか、せっかくの装飾的な鍔の部分は、右手の指を完全にはガードしてくれない。しかも親指ノーガード。鍔迫り合いができない刀剣っていうのはやっぱり抵抗あるなぁ。


鞘の部分は思ったよりも地味。ベルバラの華やかな印象よりも、むしろ後世の軍刀のような雰囲気があるなぁ。オスカル気分も中くらいなり・・・ですかね。こうして持ってみると本当にまっすぐだなぁ。でも鞘を抜いてみると微妙なカーブが感じられるところが優雅というか何と言うか・・・・。

とりあえずは、こんなモノにこれ以上ハマらないようにしなければね。
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【まがいもん武器の館】平清盛の衛府の太刀

2007-09-21 23:37:45 | まがいもん武器の館
今日は同じ会社の剣道部の後輩がジャカルタに赴任することになったので、剣道関係者で開かれた壮行会に行ってきた。

私が今の会社に入社した時は、剣道部の先輩はほとんどいなかったのに、合併したら先輩も後輩も結構増えちゃって、なかなか面白いことになっている。

自分は武道からはすっかり足を洗って、音楽の道に邁進しているが、久々の剣道関係の集まりは、とても楽しかった。

ということで、昨夜に引き続きではあるが、気分的に武器の画像を載せてみたくなったりするわけである。

--------------

これは、平清盛の衛府の太刀のフィギュア。平安時代の武官の刀を一般的に「衛府の太刀」と言うが、以前このコーナーで紹介した、「木曽義仲の衛府の太刀」とは随分雰囲気が違うなぁ。

フィギュアの説明書を見ると、「衛府の太刀」は、日本刀の完成形と、その途上にある「毛抜形太刀」の中間に位置するものと書かれている。だがWebで色々調べると「衛府の太刀=毛抜形太刀」としているものがほとんど。「毛抜形太刀」と呼ばれる時は、この太刀の構造上の特徴にスポットを当てているようだ。後世の刀と違い、刀身と柄を共鉄で作るため、斬撃の時の衝撃を柔らげるために、毛抜形の透かしを入れたりして肉抜きをしているというのである。

比較的実践向きの刀ではあったようだが、儀仗用の刀としての色彩も強く、雅な感じがするねぇ。鎧兜よりは衣冠束帯に合いそうで、平安絵巻に出てきそうな刀だなぁ。平清盛の刀と聞くと、確かにさもありなんという気がする。

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インカ・マヤ・アステカ展で買ったペーパーナイフ

2007-09-20 23:59:41 | まがいもん武器の館
久々のまがいもん武器コーナー。

先日のインカ・マヤ・アステカ展で買ったペーパーナイフを早速載せちゃいます。

とはいえ、このペーパーナイフの像と同じものの展示は無かったと思う。だから実は何の像かもわかんない。あまり呪術的な感じはしないんで、実はマヤのものじゃなくてヒッタイトのものです・・・とか言われても通ってしまいそうな感じ。

だから、わかんなくならないうちに、載せとくわけです。

他にリャマとかがヘッドになってるペーパーナイフも売ってました。

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【まがいもん武器の館】捕物三道具(袖搦、刺又、突棒)

2007-07-27 23:23:33 | まがいもん武器の館
例の武器フィギュアで、憧れのインドの武器(ジャマダハル)をGETできずに、箱を開けたらこんな御用提灯ばっかり当たったので、泣きたくなったよ。

もうぅぅ~こんな「御用」ばっかりいらんって!

しばらくビニールパックを開ける気にもならなかったが、あけたら開けたで奥深いものが。安物フィギュアなのによう出来てるわ。金具部分は触ると痛いほど。やはり子供には触らせられないものですね。

冒頭の写真の左から「袖搦(そでがらみ)」・「刺又(さすまた)」・「突棒(つきぼう)」とのことだが、Webで調べてみるといろんな表記がある。

■「袖搦(そでがらみ)」・・・袖絡とも書く

恥ずかしながら、知らなかったなあコレ。先端部分が凝ったつくりになっていて、三つの又がそれぞれ微妙に形が違う。かえしのついた釣り針のようなものも見える。突起を相手の衣服や頭髪に絡めて引き倒すように使うという。和服や髷など、江戸時代の人相手にはツッコミどころ満載だなぁ。狭い家で使うには長い柄(7尺=2.1m)が邪魔なような気がするが、脇差の届かない間合いから、複数人で攻撃するにはいいのかも?

■「刺又(さすまた)」・・・刺股とも書く

コレは知ってたぜ。西遊記にも女妖怪が使う武器として出てくるからね。これはどう見ても、相手ののど輪を押さえつけるための武器でしょう? ただ一人でこれだと使いづらいかも。誰かが刺又で犯人の首を押さえつけている間に、別の人が犯人に近づいて捕縛しに行く・・といった連携プレーが必要なのではないかと思ってみたりする。


■「突棒(つきぼう)」・・・つくぼうとも読む

名前とは裏腹に、こんな熊手のような形だったとは。やはり相手を引き倒す事と、壁際に追いつめて押さえ込むことに特化しているとか。

・・・・・

捕物に使われる道具は十手ぐらいしか知らなかったが、なかなか奥深いものがあるね。


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【まがいもん武器の館】マル

2007-07-17 23:03:45 | まがいもん武器の館
以前インドの武器って面白い・・・と書いたが、この「武(もののふ)」というフィギュアシリーズで、どうしても欲しかった「ジャマダハル<Jamadhar>」という拳で突き出すように使用するインドの刀剣が結局当たらず、かわりにこの「マル」が当たった。

最初弓なのかと思ったが、本質は盾で、丸い円盤の部分が本体(だからマルなのね?)。
裏側に持ち手がある(左写真)。ここに角をつけて、角の先にはさらに金属キャップをはめて、鋭さを増強している(このフィギュアも触ると痛い)。盾でありながら角での攻撃も出来るという点がこの武器の特徴らしいが、実践向きだったんだろうか? 盾として使うには角が邪魔、槍のように角で攻撃するにしては持ちにくいような気がする。

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【まがいもん武器の館】ガウェイン卿の剣(ガラティン)

2007-06-25 22:32:16 | まがいもん武器の館
アーサー王物語って、今ひとつよくわかんない。1本の筋の通った話がある感じではなく、いくつかの話が混じっているような感じなのと、キリスト教のようであってそうでない・・・自分があまり詳しくないケルト的なよくわからない要素が混じっているのと、あとから継ぎ足された創作が多いのと・・・・。

ガウェイン卿はアーサー王の甥だが、ランスロットやガラハッドよりは存在感が薄いため、このフィギュアを手にするまでは、ガウェイン卿って誰だったっけ状態。Webで調べると、「緑の騎士」との首切りの一件のある人か・・・とようやく思い出した。

アーサー王の宮殿で開かれた宴会の最中に、突然全身緑色の騎士が現れ、ガウェイン卿に自分の首を大鉈で斬ってみろと挑発したので、ガウェインは緑の騎士の首を一振りで斬り落とすのだが、緑の騎士は自分の首を拾い上げ、「1年後、緑の礼拝堂で待っている。そこでお前に仕返しの一撃をくれてやる。」と言い残して去っていくのであった・・・・結末はWebで調べればいくらでもわかる話なので、ここでは敢えて省くことにする。ただこの緑の騎士の物語も、あとから付け加えられた話のようだ。


さて、この記事の主役はガウェイン卿よりも彼の剣である「ガラティン」のことなのだが、何とアーサー王の愛剣エクスカリバーを鍛えた同じ妖精が作ったものらしい。ガウェイン卿は朝から正午までは力が3倍になるという変則的な特徴を持っていることになっているが、それはケルトの神々の加護を最も得られるのがその時間だかららしい。私は朝にめっぽう弱いので、この剣のフィギュアを身に付けたら朝に強くなったりしないかなぁ・・・・? (そんなことが起こるわけはないのだが。)



この剣は切っ先が太くなっているが、鞘にはどうやって収めるのかというと、こんな風に鞘の外側からスライドして入れて、ベルトで止めるようである。ホントかなぁ。こんな鞘だったら、佐々木小次郎じゃないけど、鞘を投げ捨てないと戦えないのでは?

きっちりと鞘の中に入れると、右の写真のような感じで、見栄えは悪くないですね。ただ実際に使う身になって考えると、ちょっとガタガタついていて不安定です。


盾も良く出来てます。五芒星が光ってますね。ダ=ヴィンチ・コードファンが何か言い出すかも。裏から見ても良く出来てます。安くて小さくても、ちゃんと作ってあるとわくわくしてきますね。

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【まがいもん武器の館】圏(けん)

2007-05-31 00:30:49 | まがいもん武器の館
かっちょいぃぃぃ~!
これが当たるなんてうれぴぃぃぃ。

名前は知らなかったけど、ずっと気になってたんだ、コレ。

本物は直径24cm~30cmくらいだというから、足よりちょっと大きいぐらいの金属製の輪を想像すればいいわけね。

左側の単純な円形のものが、いわゆる単なる「圏(けん)」。これはそのまま持って拳の代わりに相手を殴ったり、手裏剣のように投げてもいいわけね。インドのヴィシュヌ神が持ってるチャクラムみたいだ。

右側のちょっと複雑な奴が「乾坤鳥亀圏(けんこんちょうきけん)」。私は読んでないけど、封神演義に親しんでいる人は、の哪吒(なたく)が使いこなしている「乾坤圏」と言えば、ピンと来るのかも。

これ以外に、輪の中に三日月状の刃をつけた「日月乾坤圏(にちげつけんこんけん)」というのもある。実戦的には使いこなすのが難しそうだなぁ。


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【まがいもん武器の館】コラ

2007-05-17 22:45:07 | まがいもん武器の館

何だ、またこんなものに散財をして、コラ!

※コンビニで悪いフィギュアシリーズ見つけちゃったんだよね。

これは「コラ(Kola)」というインドのグルカ族の刀剣。刀身の先についている渦巻き文様は仏陀を表す紋章なんだとか。

打ち下ろした時の破壊力はすごそうだよね。刃がさかさまについてる斧みたいな感じだ。

私はインドの武器って結構好き。十数年前にヨガ修行の旅でインドに行った時、現地の人が小さい博物館に案内してくれたんだけど、面白そうな武器がいっぱいあったのに、素通りされてしまって、撮影も禁止・・カタログもなし・・・でいまだに不満なんだけど、何で好きかというと、その発想の豊かさとバリエーションと神秘性。

インドの神様が持ってる武器なんかは、仏教にも取り入れられて、今では法具になってたりするわけでしょ。あと色んな民族の武器は、映画なんかでちょっとした悪者が使ってたり、ファンタジーなんかに取り入れられてたりするんで、何か親近感が沸いてしまったりするわけですよ。

武器が好きだからって、残酷な人間だとは思わないでね。あくまでも機能美に惹かれているわけだから。そういう意味では、楽器も武器も美しいと思う。

ちなみにこのコラという武器を使っていたグルカ族というのは18世紀にインドに勃興して、ネパールに王国を築いた勇壮な民族。その後、ネパールはイギリスの保護国となり、グルカ兵はイギリスの尖兵としてインド植民地化に貢献。第二次世界大戦中はインドにも投入され、日本軍と戦った。

グルカ族は現在のネパール王家につながる民族だが、2001年に起こったネパール王室の悲劇はあまりにも痛ましく記憶に新しい。惨劇に登場する王族の名前が、ビエンドラ、ディペンドラ、ディレンドラ、ギャネンドラと、「○○○ンドラ」と呼ばれる人達ばっかりで紛らわしく、きわめて謎めいている。その後も、ネパールは混乱状態が続いていて、当面旅行には行けそうにない。

余談だが、十数年前に行ってたヨガ道場で買ったネパール製の青いTシャツは、一度洗濯機で洗ったら、同時に洗ったものすべてが青く染まってしまい、非常に難儀をしたことを覚えている。

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【まがいもん武器の館】木曽義仲の衛府の太刀

2007-04-16 23:22:43 | まがいもん武器の館
先日、武蔵坊弁慶の大薙刀について書いたとき、同じ薙刀でも巴御前の奴が欲しくて、相当無駄遣いをした話を書いたが、巴御前の旦那の太刀のフィギュアなら見つかったのである。鞘が凝っていて、鹿革鞘袋に入っているそうだ。京の人から山猿のようだと評された、義仲の野生的なイメージに合った鞘だが、なかなか格好イイし、鞘を疵などから守るという実用的な意味もあったようだ。フィギュアとして飾る側から考えると、みんな同じような刀だとつまらないので、このような個性的な刀の方が嬉しい。

☆ ☆ ☆

義仲といえば、野蛮なイメージがつきものだが、それは田舎育ちのせいで京の世情に疎く、世渡りベタで、京の人達の感性に合わなかったからであって、本当は細やかな人情にあふれた人物だったのではないかと、私は思う。少なくとも平家物語の語り手は、義仲を憎めないキャラクターとして考えていたのではないか?

何年か前にNHKでやってた人形劇の平家物語は、吉川英治の原作を脚本化しているが、義仲の出てくる場面は、巴御前だけでなく、葵、山吹も含めた3人の女武者が義仲の寵愛を得ようと争っており、他の場面と比べて妙にあでやかな感じであった。女武者達にモテモテの義仲・・・なかなか素敵だった。(顔は、その前にやってた人形劇三国志の曹操の顔に酷似していたけどね。)


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【まがいもん武器の館】武蔵坊弁慶の大薙刀

2007-03-29 23:38:07 | まがいもん武器の館
ひさしぶりに「源平絵巻」より、弁慶の大薙刀。

一つ300円程度の小さいフィギュアなのに、薙刀を置く台の龍の彫り物が凝っているでしょう?

本当は、同じ薙刀でも、巴御前の薙刀に憧れてたんですけどね。巴御前には小学校の頃から憧れていて、義仲の前で最後に一手柄立ててから、泣きながら鎧も武器もかなぐり捨てて去っていくシーンがとても素敵じゃないですか。私がもし女優になるなんてことがあったら、絶対にやってみたい役ですね。(単に鎧が着たいだけなのかも。)

それはともかく、巴御前の薙刀が欲しくて、中身の分からないフィギュアの箱をコンビニでまとめ買いしつづけて、全然当たらなくて、最後の方なんてダブってばっかり。ダブった奴は親しい友人に差し上げて、喜んでいただきました。

・・・・とそんなことはともかく、本題は弁慶。弁慶といえば、大学時代に体育大の女の子達と一緒に勝浦であった剣道合宿のことを思い出します。

体育大の女の子達って、我々一般人とは身体の出来が違うんだなということを思い知らされるほどタフで・・・。所詮、大学で初めた初心者の癖に体育会に入ってしまった私のような馬鹿者に太刀打ちできるわけはないのですが、彼女達は純粋でとてもいい人たちでした。出身大学バラバラに組まれた部屋割りで、同じ部屋の人たちはみな体育大生でしたが、最終夜の宴会で部屋対抗のかくし芸大会があったので、剣道の練習が終わったら、部屋に帰って芸の練習をしていました。

我々の部屋の出し物は、マンボNO.5に合わせた、「シーツを使った一瞬芸」。練習しているときは、体育大生たちのノリの良さに舌を巻き、こりゃぁ絶対イケるだろうと思ったのですが、本番では彼女達の芸は全くウケず、予想に反して私がやった「弁慶→マリア様→ミロのヴィーナス」の連続技が猛烈に笑いを取ってしまいました。私たちの部屋はチームとしては何の賞ももらえませんでしたが、私だけが審査員特別賞ということで、チョコレートのセットをもらってしまいました。何と優勝商品と同じでした!

と書くと、さぞやすごい芸かと思われてしまうかもしれませんがが、単に私の眉毛の濃さを活用しただけの話で、「シーツを頭から引っかぶって、眉毛を10時10分の形に釣り上げながら、薙刀を地面にドンと立てるジェスチャーをして、「弁慶」と叫ぶだけだったのです。。

・・・で、結局弁慶本人の話とは全然関係ない話になってしまいました。

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