さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

老人ホームで歌ってきた!

2016-01-31 23:02:33 | ただの日記
今日は、所属オペラ合唱団で地元の老人ホームを訪問し、歌ってきた。



二週間前に幼稚園生向けにもオケでコンサートをやったばかりで、今度は人生の大先輩方に向けて歌を披露するということで、なかなかに感慨深いものがあった。

椿姫の乾杯の歌に始まり、滝廉太郎の「花」に続き、団内ソリストが「人知れぬ涙」とか、フェドーラとかを歌い、所属オケコンミスがさくらの変奏曲をバイオリンで弾いた後、私がオペレッタの「小鳥売り」より「私はラインの生まれ」を歌った。


2分の短縮バージョンだが、最後に得意のターンを入れて、喜んでいただいた。

その後は、「ふるさとの四季」とか、こうもりのシャンパンの歌、「花は咲く」を歌い、入所されている方と一緒に「静かな湖畔」とか「青い山脈」も歌った。

結構選曲が良かったかな。華やかな曲や、懐かしい曲を集めたので、手拍子をする方、一緒に歌ってくださる方、泣いてくださる方もいらして、感無量。来てよかったなぁと思った。

その後、みなさんと記念撮影もしたし、お茶もいただいた後、館内を見学させていただいた。


屋上は素敵な花壇になっていて、


お風呂には手すりがいっぱい。


このお風呂にはちょっと感激。

椅子に座ったままお風呂にガチャンとセットされ、その後お湯が満たされてお風呂に入れる。これは入る方も介助する方も楽でいいね。

生き長らえれば、いずれ自分もたどる道だと思いながら、施設を後にした。

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【読書録】天智と天武 8・9《完結》

2016-01-30 23:20:31 | 読書録
天智と天武 8・9 (ビッグ コミックス)
中村 真理子 (イラスト), 園村 昌弘 (原著)

本作は、1巻目で明らかにされているように、中臣鎌足=百済の王子の余豊璋、天武(大海人)=蘇我入鹿の息子という設定であるので、白村江の敗戦の後、生きながらえた余豊璋は中臣鎌足として中大兄を支える。その後の展開は、大筋はほぼ通説に沿って展開される。

だが、その間をつなぐエピソードがオリジナル。で、今日届いた最新刊の9巻目で晴れて完結したわけであるが、「ほぅ~」な展開や「へぇ~」な展開の嵐。

ま、今日届いたばかりの完結巻なので、その程度のことしかここに書けないわけであるが、「なるほど、そうまとめたか・・・」というエンディングになっていた。

9巻目の途中を読んでいて、「どうしよう」と思った展開もないわけではなかったが、最終的なしめくくりは悪くなかった。

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【読書録】風雲児たち~幕末編(26)

2016-01-29 23:39:10 | 読書録
「風雲児たち~幕末編(26)」SPコミックス

みなもと太郎/リイド社

本巻のメイントピックは和宮降嫁。江戸に下る和宮の行列って全長50キロもあったの? 想像を絶する長さだ。この行列が一つの宿場を通り抜けるのに、何とまる4日かかったのか。東海道でそれをやるのは困難なので中山道を使ったというが、中山道のある木曽路では、行列が去った後の路上に死体がゴロゴロ転がっていたとか。木曽路の村々は行列によって凄まじい被害を受けたのだ。

そのことに言及している小説が島崎藤村の「夜明け前」だという。

へぇ・・・「夜明け前」ってそういうお話なのかぁ。小学校の頃から小説の名は知っていたけれど、「夜明け前」の真っ暗な情景を描いたところで、何が面白いんだろう・・・と、タイトルから来る印象が面白くなかったので、読もうとも思わないで何十年も生きてきたんだよね。

そうかぁ~夜明け前・・読んでみようかな。
コメント (2)
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題名のない音楽会(1/24)~「五嶋龍の音楽会」~を観て

2016-01-28 23:40:23 | 映画・番組等、各種鑑賞録
今回は、昨年10月に五嶋龍さんが司会になって以降、龍さんが演奏している場面をピックアップしてまとめた内容になっており、最初から全回観ている私にとってはあまり新味のない内容であったが、今まで見そびれていた人にとってはよいだろう。

特に龍さん司会バージョンのこの番組のために作られた番組テーマ曲「Untitled Music」(作曲:久石譲)は毎回冒頭の部分しか演奏されないので勿体無いと思っていたが、久々に全曲聴くと聴き応えがあり、広がりのある音楽であることを実感できる。

また龍さんがこの番組で初めて演奏した挨拶代わりの曲、イザイ作曲の「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番」第1楽章Obsession(執念)は、あらためて本当にいい曲だなぁと思った。

過去に見た映像のところどころに龍さんの新しいコメントがはさまれている。毎週龍さんを見てるからつい日本にいるのかと思ってしまうが、収録のためにニューヨークから毎回来日しているそうである。なるほどそれであれば今回のような休憩のような回があっても仕方がないかなと思った。10月からカウントすると龍さんが全くでなかった回が1回(出光出光音楽賞受賞者ガラコンサート)あったが、そうすると休憩は2回目である。

そんな中でも「おっ」と思ったのが、龍さんの筋肉に対する考え方。龍さんは趣味が空手で三段の腕前・・・んんんん・・負けた。でも空手の型の演武って音楽と近いものがあるなぁ・・っていうのはおいといて、3時間以上練習すると筋肉の効率が落ちてくるというのだ。だから2~3時間しか練習していないという。毎日3時間なのか週3時間なのか言ってなかったけど、週3時間だと私レベルだからそんなわけはなくて、毎日2~3時間という意味だろう。その2~3時間で効率よく筋肉・関節・神経に記憶させることを意識しているそうだ。

適切な練習時間というのは楽器によっても人によっても違うだろうが、バイオリンはあまりバテの来ない楽器だから長時間練習が可能である。それでも五嶋龍さんクラスで一日3時間なのか。「2~3時間しかやってないですよ」という表現をされるところを見ると、他の人はもっと練習されているんだろうなぁ。

いずれにせよ、私自身はもっと練習した方がいいことに変わりはない。

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【DVD鑑賞録】ベッリーニ/歌劇《夢遊病の娘》

2016-01-27 23:48:52 | オペラ・バレエ鑑賞
こちらのオペラについても、最初の方に出てくるアミーナのアリアを勉強中なので見たもの。

素晴らしい歌手陣である。

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伯爵ロドルフォ:ジャコモ・プレスティーア
テレーザ:ニコレッタ・クリエル
アミーナ:エヴァ・メイ
エルヴィーノ:ホセ・ブロス
リーザ:ジェンマ・ベルタニョッリ
アレッシオ:エンリコ・トゥルコ
公証人:サヴェリオ・バンビ

演出:フェデリコ・ティェッツィ
指揮:ダニエル・オーレン
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団&合唱団
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アミーナ役のエヴァ・メイ・・・ちょっと雰囲気が師匠に似てるかもしれないけど、力まずに美しい高音が出せる人なので羨ましい。

エルヴィーノ役のホセ・ヴロス・・・以前同じベッリーニの清教徒のDVDを見た時もこの人がアルトゥーロ役を歌っていたが、とても澄んだ声のテノールだ。

敵役のリーザに扮するジェンマ・ベルタニョッリも声量あふれ、テレーザ役のニコレッタ・クリエルも中声部が大変良く鳴るメゾソプラノ。「大声はやめて・・・」と登場する場面では、「あなたが一番大声です」とこっちが突っ込みたくなるほど。

音楽は本当に素晴らしい。だが、清教徒の時もそう感じたが、夢遊病の娘もストーリー的にはなんかちょっと変である。アミーナの身の潔白が晴らされてよかったけど、夢遊病という病気をもっていることについて、誰も心配してあげていない。

ホセ・ブロスさん、あなたは恋人の狂乱(清教徒)や夢遊病(本作)を何も気にすることなく受け入れることができる心の広い人なのですね。。。だったらもっと早く恋人の潔白を信じてあげなさい・・とか説教したくなっちゃう。

演出もなかなか素敵である。アミーナが高い橋の上を眠りながら歩くシーンが終盤に出てくるが、いいな~あんなことやってみたい・・・と思っちゃった。一度、高~いところで歌ってみたいんだよね、私。

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【読書録】作曲家◎人と作品~プッチーニ~

2016-01-26 23:35:00 | 読書録
南條年章 著/音楽之友社

ゆえあってプッチーニについて勉強中。

いやぁ~面白かった。読んで良かった。そして、今まで自分がやってきた曲を振り返りつつ、なぜあの時ちゃんと作曲家の人生についてもっと掘り下げて勉強しなかったのか・・と悔やんだ。

最初のオペラである《妖精ヴィッリ》は出版社であるソンツォーニョ社のコンクールに落ちたが、同じく出版社であるリコルディ社に拾われる。その後、リコルディがいかにプッチーニを支援し、作品にも注文をつけながらまるで二人三脚のようにオペラを作ってきたか、一方プッチーニがいかに台本にこだわったか、そしてオペラ化に際しいかに綿密に取材したか・・・等のくだりはなかなかドラマチックで興味深かった。

小説や戯曲をオペラ化するのにはオペラ化権がいるのだが、代表作の一つである「トスカ」は実は他の人にオペラ化権が決まりかけており、リコルディが暗躍してその人に諦めさせ、プッチーニがオペラ化権を手に出来るよう誘導したなどという話もあり生々しい。

また、プッチーニの名声を憎んだ人達が、野次を飛ばして初演を失敗させる(ex.蝶々夫人)ということもあったという。

この本を読んだからには、プッチーニのオペラを全曲・聴いてみたいなという気になった。

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成田市のマンホール

2016-01-25 23:17:30 | マンホール見参!
同僚が、北海道の実家に帰る途中に成田空港付近で見つけたというマンホールの写真を送ってきてくれた。

え? 国内線なのに成田空港なの? と聞いたら、成田空港からLCCが沢山出てるんだと。

近年飛行機に乗ることもほとんどないので知らなかった!

で、このゴーグルしてる「クウタン」とかいうキャラは何者?

どうやら、民営化一周年を記念して誕生した、成田国際空港のイメージキャラクターらしい。

青空と入道雲をバックにこの「クウタン」が立ってて、「Welcome to JAPAN」と書いてある。

このクウタン、最初見た時の第一印象は「え~、またゆるキャラ?」とか「ちょっと苦しくないか?」とか思ったのだが、見てるうちにだんだん愛着が湧いてきて、可愛らしく思えてきた。それに、マンホールにデザインしてくるなんて、なかなか粋じゃない?

ということで、クウタン君も、折角誕生したからには、しっかりみんなに知られて、皆に愛されるキャラクターになって欲しいという思いを込めて、当ブログでも紹介してあげる次第である。

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ブックオフ通い

2016-01-24 23:19:10 | ただの日記
18年住んだ家からの引越し・・・長年の垢を落としている気分・・・。

その一貫で、先週は水曜日を除き、毎日隣駅のブックオフまで、寒い夜空の下、自転車を漕いで本を売りに行った。もう300冊以上は売ったかなぁ。訪問査定っていうのもあるんだけど、予約が来月頭までいっぱいだし、個人的にも、少しずつちょくちょく持ってく方が性に合ってるみたい。

恥ずかしながら、まだまだあるので、今週も会社帰りの疲れた身体にムチ打ち、ブックオフ通いをするつもり。

で、今日店内を見て回ったら、自分が本がちゃんと店頭に並んでるので、とっても嬉しかった。私の本棚の片隅に埋もれてるより、こうやって人の目に触れたほうが、この本にとって幸せだよなぁ・・と思い、目頭が熱くなった。

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白金台のカフェ・ラ・ボエームにて・・

2016-01-23 23:00:38 | ただの日記
今日は大学の剣道部の後輩の結婚式の二次会に行ってきた。会場は白金台のカフェ・ラ・ボエームで、外観も内装も本当におしゃれなお店。


シャンデリアもこんなにすごくて、同名のオペラに出てくるパリのカフェもかくやと思われるほど趣のある場所で繰り広げられたのは、昔よりは相当にマイルドにはなっているものの、やはり体育会のノリに満ちた大宴会というか、剣道部の大同窓会。

3年前の大学卒業25周年同窓会で、同期には会ったけれど、今回は後輩や一部の先輩方にお会いできたのは嬉しかったなぁ。

みんな年齢を重ねて、昔より素敵になってる。

若い頃にはなかったような味が出ている。

坊主頭だったのにロン毛のポニーテールになってる人とか、何故か昔より若々しい人とか、地味だったのにダンディに派手になってる人とか色々いて面白かったなぁ。

で、出し物も面白かった。結婚式の二次会としても、このレストランの典雅な雰囲気にも、あまりそぐわないただの宴会芸かも知れないが、見ていて、いたく感じ入ってしまった。それなりの歳になったのに昔とほぼ同じ機敏なダンス(?)が踊れる人とか、ものまねしていないようで実は何となく出来ている人とか、相変わらず首がない人とか・・・・今思い返しても、なんだか今ここでしか見れない貴重なものを見た気分。


お開きになったあとの、ロマンチックに輝くカフェ・ラ・ボエームをあとにしながら、「歳を取るってイイことだなぁ」とか思いながら帰ってきた。

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献立ノート

2016-01-22 23:49:53 | ただの日記
とりあえずヤル気を持続させたかったり、自分を見失いそうな時に私はノートをつけることにしている。なぜならノートをつければ、自分が歩いてきた道筋だけは見えるから。

ということで、また新たなノートが誕生した!


っていうかこんな表題にして恥ずかしいのだが、とりあえず「作ろう」と思った料理と材料を書いといて、家に買い置きがあるものは〇、ないものは×をつけて、ないものを調達してこよう・・という、お買い物帳のようなものである。世間の主婦の方なら、ノートなんかつけなくても、ちゃんとできるだろうけど、私は無駄な買い物が多いので、事前にノートをつけておくことで、家にあるものをダブって買ってしまうリスクが減った。そして該当の料理を作ったら緑色で斜め線を入れて先に進んでいく。

9月下旬から付け始めて、一冊目が終了するのに4ヶ月もかかってるのはかかりすぎかもしれないが、仕事から帰ってきて、とりあえず一品だけでも作ろう・・・と始めたことである。このノートは80ページあるが、書かれているのは全部私にとっては新しい料理を造るための材料。新たな料理にチャレンジして、うまく行った時は当ブログに書いてるが、失敗してとてもブログに出せない時も、ノートだけは前に進んでいく。。。。そんなところが、ヤル気が持続している所以かもしれない。

最近は「みそまる」というものも覚えたので、会社から帰ってきたら、とりあえずやかんでお湯を沸かし、スープジャーで明朝のハトムギ粥を仕込むのと一緒に、スープジャーをもう一つ使って、熱湯200CCにみそまるを入れておく。その後、冷凍ご飯を電子レンジで解凍しつつ、メインのおかずを作る。おかずが出来上がる頃にはみそまるは相当溶けているはずだが、一応スープジャーをガチャガチャ振ってみそを溶かすことにより、おかずと同時にみそ汁も出来上がる・・こんな感じで回せるようになってきた。

晴れて二冊目に突入したわけであるが、これからは冷凍をもっと活用すること、常備菜の作り置きで、メインだけじゃんくて副菜も手際よく作れるようになること・・・と目標にしていきたい。

とはいえ、急に来月引越しをすることになったので、ここのところの私の優先度は料理より不要品の処分とお掃除。しばらく料理もブログも滞ったり、文章が少なくなるかもしれないが、ブログ開設10周年も控えているので、頑張って書き進めていこう。

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五香カレー(ウーシャンカレー)

2016-01-21 23:06:02 | 食いしん坊レビュー~カレー
カルディコーヒーで買ったちょっと変わったカレー。


シナモン、クローブ、八角などをブレンドしているらしい。五香と言う名と八角という文字から、中国風の味を想像したのだが、


食べてみるとあまり中国風ではない。むしろスパイシーでインド風である。スパイスの絶妙さよりも、豆の美味しさが気になった。私、インドやアフリカのお豆のスープとかお豆のカレーとか・・あんまり好きじゃなかったんだけど、このカレーのお豆は何故かとっても美味い! 何を使ってるんだろう。


材料を見るとどうやらインゲン豆らしいね。

ふう~ん、どんなに珍しい素敵なお豆かと思ったら、普通なんで拍子抜けたけど、いんげんまめがこういう食べ方をすると美味しい・・ということに意外さを感じた。

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下がる音の時、体の支えを保つ

2016-01-20 23:18:01 | ただの日記
魔弾の射手練習2回目。

今日は3年前のカルメンの時からお世話になっている先生の指導をいただく。

発声練習の時、高い音ほど身体を縦に開ける、下がってくる時の体の支えが抜けがちなので、音が上がって行く時と同じテンションで支える・・等、最近個人的にもややおざなりになっていたところを、あらためて肝に銘じる。

今日はフィナーレの合唱の練習。

「とりあえず間違えてもいいので、曲のイメージをつかむために、まず歌ってみましょう。」と言われたのが、とっても楽しかった。

私はパソコン通信時代からのクラシック音楽フォーラムに鍛えられたせいか、「合わせを初見でやる」っていうのが大好きなんだよね。初見って、言葉が悪いけど、よく言えばまっさらな状態なので、初見の合わせをやると「あぁ~こんなにいい曲だったのか」とか「ここのこの場所いいね」とかに敏感に反応して、身体中に喜びが走るんですもの。その喜びを感じたいがために、わざと予習しないこともある私は、実にけしからん奴なのだが・・・・・・

と言うことで、鼻血が出るほど初見が好きな私は、初見でフィナーレが歌えた興奮のあまり、鼻血が出そうなほど嬉しかった。
コメント (1)
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まるごとトマトの簡単グラタン

2016-01-19 23:53:07 | 下手くそ料理帖
少し前に作ったのだけれど、トマトの中に入れるお肉がとっても美味しかったので、とりあえず載せとく。

参考にしたのは以下のレシピ。

▼朝食にもさっぱり!まるごとトマトの簡単グラタンの作り方
https://www.youtube.com/watch?v=W_-rqD9tv3c

【材料】
トマト 2個   → 挽肉が大目だったので3個使用
バター 20g
玉葱  1/2個
にんにく 1かけ
豚挽き肉 80g → 一番小さいパックが130gだったのでそれをそのまま使用
チーズ適量    → スライスチーズ2枚使用
パセリ適量
塩コショウ 適量(レシピに無かったが追加)



トマトのヘタを取って、中をくりぬく。くりぬいた中身は取っとく。


玉葱をあめ色になるまでいため、ニンニクを加え、挽肉を加え


さっきくりぬいたトマトの中身を加える。トマトの水分が飛ぶくらい充分炒めた後、味見をしながら塩コショウで味を調える。この時点ですんごい美味しい!


トマトにお肉を詰める。トマト3個にして正解だわ~。


ピザ用チーズの方がよかったかもしれないけど、とりあえずありあわせのスライスチーズを乗せて(アルミホイルを敷いて)オーブントースターで5分。

取り出したらチーズの上からパセリを適宜。

食べてみるとすごい美味しいんだけど、ちょっと食べづらいな。下品な私はトマトにがぶりとかぶりついたので良くなかったのかもしれないけど。

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【DVD鑑賞録】プッチーニ/歌劇《妖精ヴィッリ(Le Villi) 》

2016-01-18 23:11:06 | オペラ・バレエ鑑賞
とある理由で勉強中のこのオペラ。上演の機会も少ないし、CD・DVDともなかなかに入手困難。先日はCDの方を聴きながら、演技の方は色々想像している旨、当ブログでも書いたばかりである。

▼【CD鑑賞録】プッチーニ/歌劇《妖精ヴィルリ》
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/1eb3785dab362adadb39cde7ab632d20

Amazonで、妖精ヴィッリと入力すると、CDがちょろっと出てくるだけだが、Le Villiと入力すると同じAmazonでもImportの表示のあるページが出てきて、いくつかDVDが出てくる。そのようにして昨年末に頼んでおいたDVDが、このほどようやくアメリカから届いたので、観てみた。字幕は残念ながら英語のみ。

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ロベルト:アルベルト・モンセラート
アンナ:ハッラ・マルグレート
グリエルモ:アンドレア・ローラ   他

地中海フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
タマーシュ・パール(指揮)

演出・装置:エンリーコ・カスティリオーネ
2004年 テアトロ・アンティコ(ライヴ)
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さて、CDを聴きながら想像してたシーンとどう違うかな。

序曲から演出が入っており、ラブラブのロベルトとアンナが登場。・・ここは想定外だった。

第一幕が始まったところの合唱は、やはり何となくドニゼッティ風。ディアンドルのような民族衣装の女性が多く、Gira Gira...のワルツの部分ではワルツが入る。腰の痛そうなグリエルモが加わってぎこちなく踊る・・・。第一幕は穏やかに終了。ここらへんは私の想像も当たらずとも遠からじ。

第一幕と第二幕の間のナレーション入り間奏曲は大変暗く、第二幕は想像していたよりもずっと暗かった。ロベルトが歌っている間中、怖い顔をしたダンサーが柱の影から覗いたり、ロベルトの背後で手をうねうねと動かしたりする。ここらへんはダンサーでないと、間が保てないかもしれないな。

で、死後にヴィッリになってしまったアンナが、ドライアイスの煙とともに、ドン・ジョバンニの騎士長さながらに登場。第一幕ではきちっと紙を結って整えていたアンナも、第二幕ではざんばら髪。まるで魔女のような雰囲気。そして最後は必殺仕事人の組紐屋の竜みたいに、何かで引っ張るような動作をしてロベルトを苦しめ、ロベルトが倒れると、ヴィッリたちがロベルトの回りをぐるぐる回りながら円陣のようにそれぞれの手を重ね、それを一斉にパッと外へ開くと同時に、中から嬉しげなアンナが顔を出す・・という演出だ。

もうすこしロマンチックなのを想像してたけど、かなり不気味ではある。要は魔女の気分で騎士長のように登場し、決め技は必殺仕事人の組紐ね。

他の演出も観てみたいが、とりあえずイメージはつかめた。

テノールのアルベルト・モンセラートさんはなかなか美声で、よいと思った。

合唱団は、最初の合唱のAの音が上がりきっていないのが気になった。やはい出だし難しいんだな。

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題名のない音楽会(1/17)~「二十歳で創った音楽会」~を観て

2016-01-17 23:29:32 | 映画・番組等、各種鑑賞録
今日は、作曲家が20歳の時に作った作品を20歳のソリストが演奏するという、粋なプログラム。

オーケストラの横浜シンフォニエッタさんには、いつもお世話になっている方が2人も参加されているので、今日はいつも以上にオーケストラメンバーをガン見。2人のお顔を拝見できた時は、この番組を観てて良かった~!と思いました。

指揮者の山田和樹さん曰く、20歳の時に作曲した曲というのは、単に若いというだけではなく、その作曲家のスタイルが形成されてきている年代でもある・・という話にはなるほどと思った。今回演奏された曲は3曲とも若木のような溌剌としたエネルギーを持つ曲であるとともに、それぞれ作曲家の個性や色も出ている。指揮する山田和樹さんのタクトも軽快だし、オーケストラの音色も澄んでいて、とても軽快。

で、ここからは私の反省なのだが、最初、今日はこの3人の作曲家の20歳の時に作った曲を・・・というアナウンスと共に3人の作曲家の写真が映し出されたのだが、ショパン・モーツァルトはすぐ分かるとして、もう一人が分からなかった。このオッサン誰?と思ったら、ワンテンポ遅れて作曲家名のテロップが映し出され、ヴィエニャフスキであることが分かった途端、自分を猛烈に恥じた。

ヴィエニャフスキの作品で「オベルタス」というのを以前発表会で弾いたことがあるのであるが、ヴィエニャフスキという名の発音も安定せず、脳内ですぐヴィニャエフスキに変換されてしまう。先日某先輩が、フンパーディンクのことをフンティーパンクと言っているのを耳にしたが、先輩のことを笑えない・・・・。先日のコンクール本選で、審査員の先生が出場者全員に対するコメントとして、「曲を練習するだけじゃなくて、作曲家とコミュニケーションを取って下さいね」とおっしゃっていた。名前は間違えるわ、顔も知らない・・なんてコミュニケーション以前の問題だわな。これからはもっと自分の演奏する曲の作曲家について、もっと勉強しなきゃと思った。

そのヴィエニャフスキの『スケルツォ・タランテッラ』だが、周防亮介さんのバイオリン、素晴らしい・・。「たえなる響き」ってまさにこのようなものではないかと思った。アルペジオの前提として、重音があるわけだが、曲の演奏前にその重音をちょろっと弾いて見せてる時の音色の美しさにびっくり。

小林愛実さんの『ピアノ協奏曲 第1番』第3楽章も素晴らしかった。この協奏曲に取り入れられたポーランドの舞曲が実に小気味良く演奏されており、小林さんの演奏中の豊かな表情と合わせ、大変躍動感に満ちた演奏であったと思う。

セレナーデ「ハフナー」も20歳の時の作品だったのね。モーツァルトは子供の頃から作曲しているから、20歳と言えばもう円熟の領域だと思うが、それでも若々しさにあふれていた。

3曲とも大変聴き応えがあり、充実した思いで聴くことができた。


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