さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

目黒川にて

2012-04-08 23:59:07 | お散歩・植物観察
今日は朝、太極拳教室へ行き、午後から職場合唱団の練習。ああ、今年は数本の桜を見ただけで終わるのかと思っていたら、午前中にパート練習で集まっていた人達から、練習場の近場に桜の名所があると教わった。パー練のあと、みんなでお花見をしていたらしい。

なので、場所を教えてもらって、私も練習のあとに行ってみた。

もう5時過ぎで、日が陰ってきているというのに、目黒川の橋の上にはカメラや携帯カメラを構えた人達でいっぱい。

青空だったらもっと綺麗だろうが、川の流れに向かって、ワーッと垂れ下がっている姿は、とても美しい。



こんな風にぼんぼりが下がっているけれど、酒を飲んで騒ぐ場所ではないらしく、みんな思い思いに静かに、しかし楽しく花を見ている様子がとてもよいと思った。

写真的には昨日青空をバックに撮った公園の桜の方がいいかもしれないが、あれはたった数本だった。こんな風に大量の桜があると、まるで身を包まれているような感じがして、本当に癒されるものだ。

去年読んだ気功の本を思い出した。盛 鶴延 著の「気功革命」には、「花が咲いている桜の木は、身体に詰まっているものの発散を助けてくれる・・・・」というようなことが書かれていた。

▼【読書録】気功革命―癒す力を呼び覚ます
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/25b8e72c0f03e64f226760b728f7cc14

実際、一面の桜に囲まれてみると、やはりこの木には、頭蓋骨の緊張や、肩甲骨のこわばりなどをふっとゆるませてくれるような、何がしかのパワーがあるのではないかと思った。嬉しそうな顔をしている老若男女を見ていて、さらにその思いを濃くした。この週末は天気に恵まれたし、ちょうど桜の満開が土日に重なったので、花見を楽しめた人は多いだろう。特に今年はイースターと桜の満開とお釈迦様の誕生日が重なったので、何ともめでたい。



こんなことを書いてる私は、実は若い頃は、桜だけでなく、花なんて見向きもしなかった。正直、「けっ!」と思ってたよ。花見のシーズンが来ると、場所取りだのなんだのと煩わしいことばかり連想してしまって、業平の「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」の文字通りの意味に共感していたこともある。

近年は、そう斜に構えることもなく、素直に花見を楽しめるようになったので、私もオトナになったなぁ・・と思うのである。
コメント (2)
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4月7日(土)のつぶやき

2012-04-08 03:03:44 | twitterよりおまとめ投稿
12:48 from Twitter for iPhone
所属音楽教室のコンクール要項が発表された。今年もバイオリンと声楽でエントリーするが、新たに挑戦するつもりだったトランペットはバイオリンの日と重なってしまった。でも課題曲の練習はしようと、今日のトランペットレッスンはへリングのエチュードの24番。初見だったが何とか最後まで吹けた。

13:34 from Twitter for iPhone
先日出張時に転んで左手首を痛め、骨には異常はなかったが、バイオリンを弾くのにずっと難儀していた。今日鍼灸院に行き、右足の左右のくるぶしの下と、スネの上に置き鍼をしてもらったら、だいぶ楽になった。

13:52 from Twitter for iPhone
3月後半から花粉症の症状がだいぶ楽になった。先日の爆弾低気圧のあとは特に。嵐でスギ花粉は海の彼方に飛んで行ったのだろうか。そろそろ薬飲むのやめようかな、と思った矢先にクシャミが出た。まだもう少し薬を続けなければならないようだ。

17:16 from Twitter for iPhone
鍼を打ってもらって全く痛みがなくなった訳ではないが、バイオリンを弾く楽しさが戻ってきた。モーツァルトのソナタを弾いていても先週とはまるで違う感じ。発表会に向けて、4月中に暗譜しなきゃ。

17:23 from Twitter for iPhone
D線を小指で押さえていて移弦する時、Dの音が鳴ってしまいがちになる。そういう時は小指を立て気味にするとよい、と教わった。今まで気にせずに弾いていたなあ。

17:26 from Twitter for iPhone
よし、コンクール一次予選のバイオリンの曲は決まったぞ。カイザーから選んだ。スタカートを綺麗に鳴らす練習になりそうだ、

21:36 from Twitter for iPhone
うかうかしている内に、オケの第九本番が来週に迫った。桜が満開だから、いつもの練習場の近くの葛飾八幡宮の桜を是非見たかったが、あいにく今日の練習は行徳。合唱とソリスト合わせだ。歌詞は昨年暗譜してるから、伴奏してて楽しい。マエストロにソプラノさん、と言われると思わず反応してしまう。

21:56 from Twitter for iPhone
バイオリンの弓の毛がギリギリな感じ。前回の毛替えが昨年10月10日。手首が痛くて練習サボり気味だったのに、やはり6ヶ月たつとダメになるみたい。先週毛替えに行くか、4ヵ月ぶりの美容院に行くかで悩んで、美容院を選んじゃったからなあ。次に行けそうなのは30日。それまでもってくれい!

by ysaburin on Twitter

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ルビーナイル

2012-04-08 00:47:59 | 飲めない奴のビール探訪
これも先週飲んだホワイトナイル同様、早稲田大学のエジプト考古学と京都大学の植物遺伝学が出会ったことで生まれたという黄桜が出しているビールだ。

黄桜のHPによると、「1920年代まで栽培され、その後忘れられた謎の小麦 「ピラミダーレ」をよみがえらせて、麦芽(カラメル 麦芽を含む)とともに醸造したビールです。」とある。

ラベルのデザインは素晴らしい。ピラミダーレ小麦に引っ掛けてピラミッドが描かれているが、その脇に懐かしいラクダが。31歳の頃、ビザのピラミッドの横でラクダに乗ったことを思い出すよ。



味も、文句なしにおいしい! もともと私は濃い味&濃い色のビールが好きなので、ルビーというか赤胴色の液体見たら、思わずよだれが出ちゃうわけよ。本当はここにピリカラのソーセージがあったらもっといいんだけどね。

ということで、完璧これは現代ビールだな。もともと古代エジプトのビールを再現したものではないことは分かっているが、テイストも全く現代的だ。

じゃぁ、ピラミダーレ小麦っていったい何だろう。これも古代エジプトで栽培されていたと言われる小麦で、同じく古代エジプトで栽培されていたと言われるエンマー小麦の派生種らしい。どこらへんが謎なのかというと「古代エジプトの在来種でありながら、近代的な多収穫品種と多くの共通点を持つ」という点が「非常に不思議な小麦」なんだそうな。

つまりピラミダーレは、エンマー小麦と同様の栽培二粒系だが、エンマー小麦より単位面積あたりの収量がはるかに大きく、古代エジプトの高度な農耕文化を証明するものとされてるんだとか。

それ以上のことはよくわからない。何故なら「ピラミダーレ小麦」でサイト検索すると、このビールのことばかり出てくるから。いずれにせよ京大農学研究科が種子を保存していた小麦「ピラミダーレ」から栽培し、量産できるようになってから、このビールの小麦をデュラム小麦からピラミダーレに切り替えたんだそうな。

しかし、みんなこの程度の説明で納得するのかなぁ。今の小麦と形はどう違うんだとか、エンマー小麦、ピラミダーレ小麦、デュラム小麦でパンやパスタを作ったらどう違うんだとか・・・・追及したい人は多いだろうに。

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木瓜(ぼけ)

2012-04-08 00:08:15 | お散歩・植物観察
公園の植え込みに赤い梅のように見える木が生えているのが気になった。



でも、こんな低木が梅なわけないよな~と思って、鍼の先生に聞いてみたら、これは木瓜だという。わぁ、梅に似てるということは、木瓜ってバラ科なんだね。

調べてみると、木瓜は バラ科ナシ亜科ボケ属だ。そういえば亡くなった母方の祖母の家の庭にボケの木があった。黄色くて大きい実がなるので、子供ながらに興味を持ったことは覚えているが・・・まぁ、子供が興味を持つのは花より実だよね・・・どんな花が咲いてたかなんて、記憶の彼方だ。



あの時は気にも留めなかったけど、こ~んな綺麗な花だったんだ・・と思うと、ちょっとほろ苦い気分に。

で、祖母がそのボケの実をどうしていたかは記憶がない。鍼の先生によると、ボケはカリンの近種だから、実を漬け込んで果実酒にすることが出来るそうだ。鍼の先生のおばあちゃんが、ボケの実でせっせと果実酒を作っていたそうだが、正直あまりおいしいものではなかったという。

ボケはバラ科だから桜や梅の仲間であるだけでなく、ナシ亜科ということでりんごやナシ、カリンの仲間でもあるんだね。小さい頃、食べられるわけでもないのにただ無駄に大きいだけの実をもてあそんでいたが、りんごやナシの仲間だと知っていたら、絶対口に入れていただろうな。
コメント (2)
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