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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

Artiste・・・Artisan

2022-11-18 23:22:40 | リベンジ仏蘭西語

「旅するためのフランス語」講座を見ていて、クロエ・ヴィアート先生が「フランス語ではartiste(アーティスト)とartisan(職人)という言葉にあまり違いがありません。語源は同じartなんです」とおっしゃっているのを聞いて、ハッとした。

わぉ〜! 私が10年間愛用しているこの楽器、Bachのアルティザン・・意味も考えずに使ってた。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/29/4e81fcd1be4a5116eba67567e3e7cd05.jpg

そもそも何語なのか・・・っていうことも意識してなかった。

多少なりとも語学を勉強している私なのに恥ずかしい。

買う時に、優秀な職人さんが手作業で・・という話は聞いたような気がするが、そのArtisanには、日本語で職人という以上にアーティストのニュアンスが含まれていると知って、さらに魅力を感じたのである。


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仏検3級合格

2021-12-20 21:39:03 | リベンジ仏蘭西語

11月に受けた、フランス語検定3級の合格通知がきた。

実は直前まで全然準備ができてなくて、ちょうど試験前に連続休暇を取っていたので、どこにも遊びに行かずにフランス語の勉強をしたのだった。これで落ちてたら、私の連続休暇って何?ってことになってたはずなので、ひとまずほっとした。

そうそう、最後の一週間にテキストを変えて、「教えて仏検先生3級」を一気にやったのがよかったわね。

単語帳も3冊(1046語)作ったし、一通りやった。一夜漬けならぬ一週間漬け・・・合格通知をもらった頃にはもう全て頭から抜けている・・・・なんてことは言わずに、これからも頑張っていきたいと思う。

これで

  イタリア語  3級

  フランス語  3級

  ドイツ語   4級

となった。ああ、1級上がるのが猛烈にしんどくなってきた。


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アラモードは最新流行の昭和の香り

2021-11-09 22:12:15 | リベンジ仏蘭西語

最近、ふと思ったのだが、私が幼い頃って、世の中にはもっとフランス語由来の外来語が溢れていた。

オートクチュール、プレタポルテ、ランデブー、アバンチュール、シュミーズ、アベック、アラカルト、レストラン、アンサンブル・・

今思うと、日本に溶け込みすぎていて、すでにフランス語であることが忘れられているものと、日本では死語に近い状態になっているものに二極化しているように思う。

要するに、新しく外来語として日本に来るものはパソコン用語、ネットワーク用語を代表とする新技術に関わるものが多く、ほとんどが英語なのだ。

なので、フランス語の外来語をみると、何となく昭和の香りが漂ってくるような気がしてならない。

そうそう、我々の子供の頃は、ちょっとおしゃれなものにフランス語を当てはめる傾向があったのよ。なので子供の頃の私にとって年増女性が好みそうな言葉・・というイメージが強く、女の子なら第二外国語はフランス語でしょう・・みたいなノリもあったし・・そのお陰で私は猛烈にアンチ・フランス語になり、第二外国語は絶対ドイツ語にしようと思っていたのに、家族に説得されてフランス語にせざるを得なくなり、それがいまだに私の心の傷になっているのだ。ま、卒業してから、100対1ぐらいだったドイツ語とフランス語の活用比率も、ナント行き以降、フランス語を口にする機会も若干増えては来たんだけどね。

今、あらためてフランス語を見直していて、アラモード(à la mode)という言葉に突き当たる。アラモードなんて言われたら、私の頭にはプリンしか思い浮かばない。そもそも原語のà la modeは「最新流行の」という意味なのだが、プリン・ア・ラ・モードという響きには流行の最先端どころが昭和の香りしかしない。なぜプリンが最新流行なのよ・・と思って調べてみたら、これはもともとは横浜のホテルニューグランドのカフェが考案したデザートなんだそうだ。同ホテルは昭和2年開業。このデザートは新規考案したものだから、考案した当初は最先端であったのだろう。ホテルニューグランドっていえば、高校時代にテーブルマナーの実習で行くはずだったのに、当日私は熱を出して行けなかったんだよね。だからテーブルマナーは今もダメダメだ。

まぁ、とにかくフランス語に接すると、そういう古い思い出ばっかり脳裏に浮かんでくることよ。懐かしい反面ちょっと寂しい気もするよ。

 

 


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フランス語新シリーズにナントのゾウさん登場!

2021-10-06 23:47:44 | リベンジ仏蘭西語

10月からの語学新シーズンだが、テレビの旅するためのフランス語にいきなりナントのゾウさんが出てきてびっくりしたよ。ナントのゾウさんって、機械仕掛けだけど、ものすごく大きいんだ。

私がナントに行った時は、動いてない姿を見たけど、ひょっとして番組の中では動いている姿を見れるかも。

そもそも、ナント行きのためにテレビ・ラジオの講座を聴き始めたんだけど、あの時よりは、少しフランス語も上達したと思う。今回のシリーズでは、パリの他、ナント、ロワール川流域、モン・サン= ミッシェル、ノルマンディー、ブルターニュなど、私にとっては懐かしい地域を紹介してくれそうだね。

ラジオの方は、入門編は再放送だが、応用篇はドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」の台本を読むコーナーだ。ペレアスとメリザンド・・実はオペラ見たことないんだが、この講座の前のシリーズで、ゴローという人が登場することに衝撃を受けた。

え、フランスにゴローなんていう名前あるの?とか思ったが、残念ながら綴りはGoroじゃなくてGolaudなのだ。綴りを見ればとてもフランスっぽいことがわかるのだが、しかもそのゴローは王子という設定なのだと知ると、ついつい「五郎王子」という漢字が頭に浮かび、その王子っぽくない響きに困惑する、頭の固い私なのであった。

オペラの中ではゴロー王子は最終的に敵役っぽい感じになってしまったけど、講座ではメリザンドとの馴れ初めの部分から解説してくれる。幸いこのオペラの台本は、現代とほぼ変わらない会話体で書かれていて、語句も平易でフランス語初級者でも読み通せるらしい。ただ通勤退勤時に一気に5日分聴いてしまう私にとっては応用編まで集中力が持たないのが問題で、ついつい聞き流しになってしまうのが、オペラの一部分も聴ける講座なので頑張って聴いていこうと思う。


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中性名詞のある印欧語は?

2021-04-22 23:25:17 | リベンジ仏蘭西語

ラジオの「まいにちフランス語」の講座は、講師が変わっても伝統的に、フランス文化や言葉、歴史などについて講師がしゃべるコーナーが末尾にあり、これがとっても勉強になるのだ。そして、それは時として、フランス語の範疇を超える。

今日ストリーミングで聞いたのは、男性名詞・女性名詞について。

フランス語・イタリア語・ドイツ語を同時に学んでいると、フランス語とイタリア語は男性名詞と女性名詞だけなのに、ドイツ語にはさらに中性名詞があって煩わしい・・などと思うが、実はインド・ヨーロッパ語族の言語では、もともと男性・女性・中性の3つの区分があったのだという。

だから、フランス語・イタリア語については、男性名詞と女性名詞が残ったんだ・・という考え方になる。(英語はほとんど性別がなくなってしまったからね。)

では、今なお中性名詞が残っている言語はドイツ語以外に何があるのかというと、番組で紹介されていたのはロシア語だった。

ついでなので、調べてみた。

何と、フランス語とイタリア語の先祖であるラテン語には中性名詞があったんだね。そのほか、スラブ語系にも残っているようだ。実際中性名詞が使われている国の地図を見てみると、圧倒的に東欧(っていうかドイツから東側)が多い。ハンガリーだけ別格で、英語と同じように性別はほとんど消えている。あとはノルウェーあたりにも中性名詞は残っているようだね。

これからはドイツ語の中性名詞をめんどくさいと思わずに、より古い形を勉強できると前向きに思うことにしようか。


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オ~シャンゼリゼ~の「オー」は"aux"だった

2021-04-14 20:14:17 | リベンジ仏蘭西語

今頃こんなことを言ってる自分が悔しくてたまらない。

・・・・・・・・・・・・・

今日のラジオ「まいにちフランス語」のストリーミングを聴いていたら、前置詞と定冠詞の縮約の話をしていて、お定まりのように

à + le → au
à + les → aux

の話が登場したので、聞き流していると、

Je suis aux Champs-Élysées. (私はシャン=ゼリゼ大通りにいる。)

という例文が出てきた。イケメンのジョルジュ先生の「みなさん、有名な「オー・シャンゼリゼ」という歌の「オー」はauxですからね。」という声で、ドキっと来た。

あ゛~、てっきり、感嘆詞の「おお」かと思ってたよ。

Aux Champs-Élysées~~

シャンゼリゼの綴りも知らず、そのチャンピオンみたいな綴りにショックを覚えた。しかも複数形だし。

Aux Champs-Élysées~~

そもそもシャンゼリゼの意味は、ギリシャ神話上の死後の楽園(極楽浄土みたいなところ) エリュシオンから来ている言葉なんだね。

Aux Champs-Élysées~~

実は私も歩いたことがある

Aux Champs-Élysées~~

表参道を巨大にしたような感じで、遠くに凱旋門が見えているんだが、歩いても歩いても全然凱旋門が近づいて来ない。

フランス女性たちが長い足でさっさと歩く中、私は短い足で四苦八苦。

おお~長くてつらいシャンゼリゼ~

凱旋門にたどり着いた時にはすっかり暗くなっていたよ。

おお~歩くのが辛かったシャンゼリゼ通りよ。

やはり私にとってオー・シャンゼリゼのオーは感嘆詞の「おお」なのだ。


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語学番組・新シーズン始まる

2021-04-09 20:43:36 | リベンジ仏蘭西語

さて、4月から新シーズンが始まり、テレビは2週間分、ラジオストリーミングは1週間分視聴したので、大体の傾向が分かってきた。

とりあえずまた半年間頑張るぞ。

まずはテレビ。

旅するためのイタリア語・ドイツ語・フランス語は再放送なれど、テレビで中国語とテレビでハングル講座は新シリーズ。

テレビで中国語・・演出がやたらカッコよくてしびれる。毎年講師陣が同じなのに、切り口を変えてくださっているので飽きずに楽しめる。生徒役のイモトアヤコさんも頑張っている。

テレビでハングル講座・・なんと、沖縄より熱い男:満島真之介君が続投。なんだかやたらデキる生徒だが、僕はこう覚えましたみたいなのを交えながら、昨年とは少し切り口を変えて、まるごと会話暗記みたいな要素も入れていく感じ。

そしてラジオ。

職場でイタリア語を勉強したいという人に、まいにちイタリア語を勧めたのだが、入門編は全く初めての人にはちょっとキツイ出だしかも。私にはいいんですど。応用編は再放送なので、前回挫折した中級文法をしっかり学ぼうと思う。

ドイツ語入門編は再放送。こちらも前回途中から聞き流しモードになってしまったのでしっかりやろうと思う。先生の留学時代の話は結構面白くてタメになる。応用編も再放送でベートーベンさんとモーツァルト君シリーズ。今度こそしっかりやろう。

びっくりなのがフランス語。わ、講師の1人がやたらイケメンだぞ。テレビの「旅する」シリーズが復活したら、是非出て欲しいわ。巻頭のカラーページも何と懐かしのナント! そうそうナント行きが決まった頃(ナント行きの半年前)からこの講座聞いてるんだったっけ。その後5級、4級ととって、少しは力がついたかな。

中国語はなんか楽しい。ミュージカル俳優の劉くん。昨年度も出ていたんだけど、今シリーズは劉くんの美声にディープに迫る構成のようだ。

ハングルは、昨年度の文法寄りな内容と切り口を変えて、会話寄りにしているみたいだ。(テレビも同じ傾向かもしれないけれど。)たとえば、昨年度は出て来なかった「반갑씀니다(パンガプスムニダ/お会いできてうれしいです)」は第三課で出て来る。英語ならNice to me youだから第一週に出てきてもおかしくないのよね。そういう当たり前の会話言葉を勉強できそうだ。昨年の文法の基礎があるから、会話言葉を見ても色々考えることが出来て楽しめそうだ。

最後に英語。実践ビジネス英語がなくなって、「ラジオビジネス英語」が始まったけど、月火が入門ビジネス英語の路線、水曜日がEメールや手紙文、木・金より上級のインタビューコーナーだ。これはこれでよいのだけど、ちょっと毛色の違うコースも追加してみた。高校生から始める「現代英語」はめっちゃ楽しい。第一週は「鬼滅の刃」の興行収入の話だった。鬼滅の刃は英訳するとDemon Slayerだ。私に最も英語力があったのは高校時代だから、原点に戻る感じだね。「遠山晶の英会話楽習」は、ちょっとうるさい感じ。簡単すぎるかなぁ。でも金曜日の帰り道の疲れた頭にはちょうどいいかも。ビジネス英語ばかりだと頭硬くなるんで、頭の柔軟体操な感じで。

ということで、しばらくこんなラインナップで行こうかな。ラジオ分だけでめっちゃテキスト代かかるんで、テレビ分は買ってないけど。


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仏検4級合格

2020-12-14 21:42:50 | リベンジ仏蘭西語

遅々として進まない私の語学学習。

11月に受けたフランス語検定の4級はとりあえず合格。イタリア語の3級が取れないでいるうちに、フランス語が並んでしまったなぁ。

4級ごときではあるが、取り敢えず喜んでおこう。

 


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パステル染め~旅するフランス語より

2019-12-06 23:57:57 | リベンジ仏蘭西語
毎度、柄本弾さんの素晴らしい運動能力にびっくりさせられる(そしていつも比較される可哀想なティノさんに笑わされる)「旅するフランス語」だが、そこの出てきたパステル染めというのに大変心惹かれたので書いてみる。

パステル染めとは、絵画用のパステルを使って染めるのではなく、パステルと言う名前のアブラナ科の植物植物を使って染める、昔のフランスの青い染め物こと。

冒頭で、柄本さんもティノさんも、自分の染めたものを、じゃじゃ~んと見せるシーンがあったが、私はティノさんが染めたものをデカいパンツと勘違いしてしまったが、ちゃんと見たら、生まれてくる予定の赤ちゃんのための産着であった。あ~ティノさん、一瞬あなたを変態だと思ってしまった私をお許しください。

パステルで染められた色を見た時、「昔、藍染めの剣道着と一緒に白いTシャツを洗ったら、こんな色に染まったよ」と思ったほど、藍染めより淡く繊細な感じ。

やはり藍(インディゴ)より前に使われていた染料らしい。

発酵させて粉にして使うんだそうで、以前は大量に作ったものを球状(コカーニュ(藍玉))にして保存しておき、使うときに尿をかけて再発酵させて使ったんだそうだ。その一言で、急に興味が出てきた私・・。なんか臭そう。

で、実際に染めてるシーンを見たが、染料をためた桶から染めたものを引き上げた直後は緑色っぽくて、空気に触れるとどんどん青色になっていくのは見事だったなぁ。

日本の阿波でも、藍で儲けた人たちが、立派な御殿を建てたが、パステルで儲けた人もフランスでは立派な邸宅を建てたらしい。そのお城のような邸宅を見ながら、今は衣料に色がついているのが当たりまえだが、昔はこんなソフトな青色でも色がついているということ自体が貴重で、尊いものだったんだなぁと感じ入った。


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10月からの旅する語学新シリーズ

2019-11-08 22:54:15 | リベンジ仏蘭西語

10月から、テレビの旅する語学シリーズ「フランス語」「ドイツ語」「イタリア語」を引き続き見ているが、新シリーズにもようやく慣れてきて、今回のシリーズなりの良さを発見しつつあって楽しい。

まず「旅するフランス語」は東京バレエ団・プリンシパルの柄本弾(つかもと・だん)さんによる、体当たり企画。場所はフランス南西部のトゥールーズ。私は柄本さんと一文字しか違わない、全然イメージの違う人を知っているので、そういう意味でも面白くてたまらないのだが、極めつけは弾さんが本場フランスで、フランス風のエレガントなバレエの指導を受ける部分。またトゥールーズのキャピトル劇場でのオペレッタ観劇もよかったな。オペラ用の衣裳部屋で、沢山のかつらを見せてもらっていて、かつらはインド人やアジア人の髪を使う・・って話には驚いたな。アジア人の髪は丈夫だから安心して加工できるんだって。うんうん・・自覚あり。で、先生役のティノさんが、今までこのシリーズに出て来なかったような、等身大で天然な人なの。ストレッチ教室とかになると、柄本さんとティノさんの立場が逆転。それでも果敢について行くティノさん、素敵。

「旅するイタリア語」は俳優の小関裕太(こせき・ゆうた)さんがシチリア島を巡り、大好きな写真を撮りながら、イタリア語会話を学ぶ。私はシチリアのことをあまり知らなかったけれど、アラブ人やノルマン人の支配の陰も結構残ってるんだね。直近の回はマフィアのことについて触れていたよ。ゴッドファーザーに出て来るヤクザ集団程度の知識しかなかったけれど、マフィアに対して闘う人を孤立させないようにするネットワークの考え方にはなるほどと思ったね。マフィアと闘った英雄的な判事ですら暗殺されてしまう悲しい歴史を持つところ。最終的に孤立してしまったことが暗殺を防げなかった原因だと言ってた。悪とは集団で戦わなければいけないんだね。

「旅するドイツ語」はシュヴァルツヴァルト=『黒い森』地方を俳優の佐藤めぐみさんが巡る旅。黒い森地方っていえばさ、プッチーニの妖精ヴィッリの舞台でもあり、ハイネの精霊物語にも出て来る、死んで埋められても死なない人達のいる地方だよね・・・。今のところ、美味しいパンやサクランボの話ばっかりだけど、そのうちおどろおどろしい伝説の話が出て来るんじゃないかと思って、楽しみ~!


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先シーズンの「まいにちフランス語」

2019-10-21 23:12:58 | リベンジ仏蘭西語

先シーズンの講座が終わって、しばらく経ってしまったのだけれど、どうしてもフランス語だけについては、一言書いておきたい。

毎回、講座の終盤にある「フランコフォニーへようこそ」のコーナーはとても考えさせられるコーナーだった。

特にアフリカなんかを見るとそう思うのだが、フランス語がよく使われている地域って、現地語も弱かったりするんだよね。部族単位に言葉が細分化されていたりすると、より広域で使われるフランス語のお陰で部族を超えたコミュニケーションが取れ、かつ高等教育をうけることもできるようになる。

ある意味、植民地時代の負の遺産という考え方もあるかもしれないが、今は逆にフランス語が役に立っているわけだ。

逆に言うと、我々が日本語で高等教育を受けることが出来るのは、先人たちの努力によるものに他ならない。今まで当たり前のように感じていたことに感謝するとともに、さはさりながらまだまだ外国語学習が必要な地域に生まれたことも感謝すべきなのだ。

たとえば日本語が何の苦も無く世界中で通じてしまったら、誰も外国語を学ぼうと思わないかもしれない。現に、アメリカとかだとそういう傾向があるみたいである(ラジオ「実践ビジネス英語」によると・・だが。)外国語を学ぼうとすることは、外国の文化をリスペクトし、自国の考え方だけでなく相手国の考え方にも迫るための第一歩になりうる。語学講座を聞きはじめて、実はそういうことにとても魅かれるようになったのだ。ついて行けなくても毎朝聞き流す意義とはそれだ。

私としては、一人が何か国語もしゃべることができる、ヨーロッパの人達を目標にしたいなぁ。奇しくもそういう皇后さまがご活躍中なのだし。

 


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仏検5級合格

2019-07-18 23:28:43 | リベンジ仏蘭西語

今年は1月のナント公演を機会に、声楽曲もフランス語の「マノン」をレパートリーに加え、フランス語検定もせめて5級は取っておこうと、イタリア語学習の合間に勉強した。

ということで、6月に受けた検定試験の結果が届き、晴れて5級合格。

5級ごときで喜んではいけないのかもしれないが、とりあえず今日は喜んでおこう。


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「フランコフォニーへようこそ」のコーナーが面白い

2019-05-28 23:00:28 | リベンジ仏蘭西語

今シーズンのラジオ「まいにちフランス語」も楽しく聴いているのだが、入門編のラストに「フランコフォニーへようこそ」という豆知識コーナーがあって面白い。

まるで地理の授業を聞いているようである。

ぐっと心をつかまれたのはスイスが採り上げられた時のこと。やはり行ってきたばかりだからね~さすがに思い入れがある。

4つの公用語をもつスイスでは、義務教育課程で母語以外の最初の言語として、ドイツ語圏ではフランス語、フランス語圏ではドイツ語を学び、そのあと英語を学ぶんだとか。異なる言語を話す国民が互いの言語を学び合うことにより共存が図られており、ベルギーのような激しい言語対立は見られません・・という部分に、非常に感動した。

一方、先日、実践ビジネス英語で、アメリカ人は、なまじ英語が世界中で使えるがために、外国語を学びたいとか、外国に行きたいという思いが低い傾向にある・・とか。もちろん個人差のある話だと思うけどね。ただ移民のように、本来英語以外の言葉をしゃべる能力のある人たちの子孫にとっては、自分たちのステータス向上のために、母国語をしゃべれなくなる方を選ぶ・・なんていう話も書かれていて、それは悲しいことだなぁと思う。

そういう観点で見ると、今まで日本人が英語を学ばなければならないというのは面倒くさいことだと思っていたけれど、「外国語を学ばなきゃ」と思う環境にあること自体が幸せで、異文化を知るチャンスに恵まれているともいえる。そうなると目指したいのはスイスのような姿勢ということになるのかぁ。

令和になって沢山の言語を自在に操れる皇后さまがあらためて脚光を浴びている。私も若い頃、もっと頑張っておけばよかったなぁと思うけれど、これからでも遅くはないと思うので、超低レベルではあるけれど、亀の歩みのように頑張って行きたい。


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Siの話

2019-05-06 23:14:29 | リベンジ仏蘭西語

6月に向けて、ちょっとフランス語を頑張ってる。

2月のナント行きを契機に、ラジオやテレビの講座を昨年8月から聴きはじめ、レパートリーにフランスオペラのアリアも加えてきたこともあり、もうひと踏ん張り。

当たり前のことであるが、イタリア語を学んでいる時にフランス語を勉強するとめっちゃ混同する。でも、そんなことを言っていたら一生フランス物を歌えないので頑張るしかない。

そういえば・・であるが、ナントに行った時、Ouiという言葉がなかなか出て来なかったのである。

何故かというと、カンタンな挨拶をフランス語で言ったあと、どうしても英語に移行してしまうから。

アメリカ英語だとYesのくだけた言い方を、Yeahと言うが、この言い方だどうしても自分から抜けないのである。

ちなみにこのYeahといういい方は日本人にとっては極めて言いやすいのではないかと思う。「いやぁ~、そうですねぇ」みたいに、ちょっと照れくさそうに肯定する場面で、日本でも使わなくはないからだ。

ちなみにドイツ語でも「はい」は「Ja」。なので私の中では、英語・ドイツ語・日本語が「ヤーグループ」なのである。

逆にイタリア語のSìとフランス語のOuiは、私にとっては、発想の転換をしないとなかなか言いづらい。

で、今更ながら知ったのだが、否定疑問文「君は、〇〇〇ではないのですね?」で聞かれた場合、「いえ、〇〇〇です。」と答えるのであれば、英語ならYesで受けるが、フランス語だとSiなんだね?

あ~、こんな基本的なことを知らないなんて、私は大学の第2外国語で何を勉強していたのだろう。

イタリア語のSìはiの上にアクセントがついているが、フランス語のSiのiは普通のi。・・・まぎらわしいな~。

ということで、イタリア語とフランス語はSiグループね・・はい。

また混同要素が増えてしまった。

で、ナント、中国語の「はい」も「是的(Shì de)」で、(スィとシの違いはあるけれど)まさかのSiグループ入り!


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フォーク(fourchette)の歯の数

2019-02-16 23:07:37 | リベンジ仏蘭西語
「旅するフランス語」もちゃんと見てます。

今回私の琴線に触れたのは、テーブルセッティング。

きちんとセッティングされたテーブルを見ると、私の心は何故か30年以上昔に飛んでしまう。

高校時代、テーブルマナー教室なるものがあり、みんなで近くの「ホテル ニューブランド」へ行き、本格的なコース料理を食べるに際し、テーブルマナーを学ぶという、めっちゃ美味しい1回だけの企画。

その貴重なる1回の日の当日、私は熱を出し、テーブルマナー教室に出席できなかったのだ。

だから、私、テーブル・マナーなんて知らないの(言い訳)。

・・・・

ということで、ほろ苦い思い出しかないのだが、女優の黒木華さんが、テーブルセッティングを学ぶコーナーで、びっくりしたことがある。

魚用のフォークと、肉用のフォークの見分け方で、歯が3本の方が魚用です・・と言われる部分だ。

え、フォークの歯の本数なんて、今まで気にしたことなかったわ。ケーキなんかを食べる小さいフォークは3本歯だと思ってたけど、よく考えてみれば大きなフォークは4本歯が多いわねぇ。

初期のフォークは歯が2つしかなかったそうで、肉を切りやすくするために使われ、突き刺すの専門で、口元に運ぶのには適していなかったという。

それがいつしか3本歯になったが、3本歯が4本歯になるのは、パスタをうまく絡めとるようにするためだったんだそうだ。で、魚用は何故3本のままなのかよくわからない。

ちなみにフォークをフランスに持ち込んだのはカトリーヌ・ド・メディシスだという。イタリアの方がフランスより先にフォークを使っていたからなんだそうだが、西欧諸国にフォークが完全に普及したのは、18世紀以降のようだから、結構新しいんだね。

ということで、フランス語とあまり関係ないところにこだわってみました。

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