さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

歴史探偵「白村江の戦い」を見て

2023-11-30 23:33:38 | 映画・番組等、各種鑑賞録

割と戦国時代ばかり扱っている「歴史探偵」がたまに古代を扱うと、なんだかとても新鮮。

白村江・・昔は「はくすきのえ」と習ったけど、今は「はくそんこう」って読むんだね。

場所はいくつか説があるけど、いずれも朝鮮半島の南西部分。潮の干満による高低差が大きい地域で、有力候補地とされる錦江(クムガン)の河口付近は、干潮時には干潟になってしまうようなところ。

日本軍は思ったように船を動かせず大惨敗してしまう。対する唐軍は3年前にここで戦経験があったことから、この地の難しさを知っていた。日本側は百済復興の王として擁立した余豊璋が、現地の有力将軍である鬼室福信を処刑してしまっており、20年以上も日本にいた余豊璋では現地の状況を知らず、負けるべくして負けてしまったのだと。

そうか・・そういう状況だったとは全く知らなかったな。古代史好きだったから、ここら辺について書かれた本は若い頃、腐るほど読んだはずなのに。

そういえば「海が割れるのよ」という歌で知られる珍島(干潮時には陸続きになる)も、かなり南ではあるが朝鮮半島の南西部。干満差のそんなに激しい地域だったとは知らなかった。


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【読書録】アンナ・カレーニナ①

2023-11-29 23:23:13 | 読書録

トルストイ/望月哲男訳/光文社古典新訳文庫

この本、私が中2で体操部だった頃、高2の先輩が夢中になって読んでた本だった。今まで縁がなかったけど、読んでみようと思って手に取ったが、冒頭からいきなりアンナの兄の不倫がバレるシーン。

中高で頑張って読んだところで、超お子様だった私にはよくわからなかっただろう。逆にこの本に夢中担ってた先輩が私が思っていた以上に大人だったのだ・・・きっと。

崩壊寸前だった兄と兄嫁の中を仲裁したアンナ・・しかし今度はアンナ自身に悪い虫がついてしまった。

アンナについた虫:ヴロンスキー・・どんなイケメンだか知らないが、悪い奴だなぁ。家族を作ることの情熱がないくせに、勝手に安穏と生きている夫婦の仲を壊して。

だがアンナの旦那のカレーニンも決して魅力的な人間とは言えないところに同情はするが。

ここでロシアものにあまり馴染んでない私が、今更気づいたこと。

タイトルロールのアンナ・カレーニナの旦那はアレクセイ・カレーニン・・そうそう、ロシアって姓が男性形・女性形と語尾変化するのね。

アンナの兄はステパン・オブロンスキーで、その妻はダリヤ・オブロンスカヤ。

そうか・・だからロシアのフィギュアの女子選手はワだのヤだので終わる苗字ばっかりなのだ。

ちなみにトルストイに女性の家族がいたらその人はトルスタヤになるわけね。。

この本、全く読んだことがないと思うのだけど、なぜかヴロンスキーが姿勢を間違えたせいで乗っていた馬の背骨を折ってしまう部分だけは覚えていた。入試か模擬試験にでも出たのだろうか。

ヴロンスキーに引き換え、リョーヴィンの好青年ぶりが光る。幸せになってほしいな・・と思いながら1巻目を読み終えた。


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サイエンスZERO「 眠らない日本を救え!“睡眠”研究最前線」を見て

2023-11-28 23:59:23 | 映画・番組等、各種鑑賞録

寝不足な私には耳の痛い内容だった。

眠くなるメカニズムは脳内のタンパク質のリン酸化で説明できること。

レム睡眠時には赤血球の流れがノンレム睡眠や覚醒時の2倍くらいの速さで動く・・つまり血流が良くなり、取り入れるべきもの、排出すべきものの交換が積極的に行われていると考えられること。

レム睡眠は、長く寝て眠りが浅くなってきた時間帯の方が長く現れることから、睡眠時間をカットすると、まずレム睡眠から削られてします。

短時間睡眠は疲労回復に必要な、排出すべきものの排出が進まない結果となり、将来的な認知症リスクも高まると考えられること。

良い眠りのために、階段を7階まで上がる等、運動を少し追加しただけで、眠りが改善され、ダイエット効果もあること。。

・・・・・

要するに、この時間にブログ書いてないで、早く寝ろってことね。


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ピアノ合わせでよく使うスタジオの近くに馬肉専門店が・・・

2023-11-27 22:54:37 | 食いしん坊レビュー

昔、先輩のうちで食べた馬刺しのうまさが忘れられなくて・・・。

でもなかなか馬刺しを食べに行く機会がない。

今日たまたまピアノ合わせでよく使うスタジオからの帰り道、馬肉専門店を見つけた。

店内は若い人たちばっかり。

えいやっ! たまには奮発して!

お通しも美味しい。

紫芋とりんごのカクテルもめちゃ美味しい。

可愛らしい馬の顔をなるべく思い出さないようにして、美味しくいただきました。


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さつまいもご飯

2023-11-26 13:40:41 | 下手くそ料理帖~ごはん系

今までいろんなさつまいもご飯を炊いてきたけど、味醂を入れるのは初めて。美味しかった〜!

参考にしたレシピはこちら。

https://youtu.be/1Hah3UjTUx4?si=AWQTrqMmr1oiBsVN

材料

さつまいも    250グラム

米        2合

みりん      大さじ3

塩        小さじ3/4 と調整用

バター      10グラム

米は洗って味醂と塩を加えた後、ちょうど2合のラインまで水を入れる。その上にさつまいもを乗せて、通常モードで炊飯。

このさつまいも、ブランドもののサツマイモ売り場の横に売られてた安物で、汚らしくやたら大きかった。

炊飯器に入らないので、2つに切り、汚らしく見えるところを包丁で削ぎ落として投入。こんなさつまいもでも美味しくできるのか?

炊き上がった、バターを加えて、さつまいもをしゃもじで切りつつ混ぜる。

お好みで黒胡麻も混ぜる。さつまいもは潰しすぎず、ごろごろ感が味わえる程度にする。塩加減は味見して調整。

すんごく美味しく出来上がりました。お芋が美味しくてホクホク。安物芋でも十分美味しくできました。


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所属音楽教室のコンクール地区本選会で弦楽器部門:銀賞

2023-11-25 23:47:07 | ただの日記

今年のバイオリンでのコンクールチャレンジは、ユーモレスクで地区予選会を通過。東日本地区本選会で、ベリオのコンチェルト9番1楽章を弾き、全国本選会には行けないけれど、地区本選会で初めての銀賞を受賞。

今まで、ビリか銅賞だったので、夢のよう。全国本選行きは一生の間に実現するかどうかわからないけれど、次は地区本選会金賞を目指して頑張ろうと思った。


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金曜ロードショー「ノートルダムの鐘」を見て

2023-11-24 23:10:11 | 映画・番組等、各種鑑賞録

先日までユゴーの「レ・ミゼラブル」にチャレンジしていたので、いずれ同じユゴーの「ノートルダム・ド・パリ」も読もうと思っているのだが、その前に、原作とはエンディングが違うことを100も承知でディズニーの「ノートルダムの鐘」を見た。

想像していたよりも面白かった。まずキャラクターの声が良い。主役のカジモドは声がとっても良い。声優はトム・ハルス。あのアマデウスをやってた人だ。声にとても惹き込まれる。

そしてエスメラルダ。原作はどうか知らないが、とってもオトナだ。声はデミ・ムーア。この二人のセリフが良いので、姿はどうであれとても感情移入しやすくなる。

現実には火災で焼け落ちてしまったパリのノートルダム。懐かしいバラ窓・・・アニメの中で蘇って、とても懐かしい思いがした。


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江ノ島(=藤沢市)のマンホール

2023-11-23 23:35:06 | マンホール見参!

長年、市民オケのイベントや、オペラでお世話になっている方から、江ノ島で撮ったマンホールの写真をいただきました。モノクロのものなら以前見たことがあるのですが、カラーのものは初めてです。

冒頭の写真は、江ノ島が属している藤沢市の市の花、藤をデザインしたもの。マンホールの全体でhなく、内側に○があってその中にデザインされています。

そうよね・・藤沢市の市の花が藤じゃなかったら違和感ありますよね・・・じゃ、木は何かというと、我が市川市と同じクロマツ。同じ黒松のデザインでも、松の葉の形を基調にしたシンプルなデザインで面白いですね。

いずれも真ん中に藤沢市のマークがあります。藤沢市のフジを図案化したものだそうですが、私の目には鶴が可愛らしく小首を傾げているのを頭の方から見た図にも見えるんですがね・・・(「フ」は分かりやすいですが、「ジ」はかなり想像を働かさないとわからないかも)


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【読書録】ハヤブサ消防団

2023-11-22 23:10:58 | 読書録

池井戸 潤/集英社

確か半年以上前から図書館で終わってて、ようやく借りた頃には、本作をもとに作られたテレビドラマも終わってて・・・。ラストがドラマと原作でちょっと違うようだけれど。

池井戸さんにしては珍しく金融の「き」の字も出てこない作品。田舎暮らしにありがちな濃密な人間関係。だがソーラーパネルの売り込みを切り口に景観が侵食され、謎の火災が起き・・某宗教団体が絡んでいた・・・ミステリー作家である主人公は、地域の消防団の活動に組み込まれながら、その謎に気づく。

怪しい人間が何人もいて、それ以外に癖の強いキャラが何人も出てきたが・・・・。

私のよく知らない田舎暮らし。もの珍しさも手伝って、気軽に楽しく読んだ。


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【読書録】知らないと恥をかく世界の大問題4

2023-11-21 23:01:14 | 読書録

池上 彰/角川SSC新書

本書は2013年4月に発行されている。ねじれに悩むオバマ大統領・・でもまだトランプ氏は登場せず。イタリアショック。日本ではアベノミクス。韓国では朴槿恵大統領。ロシアのプーチン大統領はなんと領土問題解決男として登場・・・。その頃はそう見えた・・ということか。

世界からテロリストをなくすにはどうしたら良いか・・というところでは、若者が多くて失業率の高い国はテロや紛争が起きやすいという指摘があった。結局は、経済問題の解決に帰するわけだね。

資本主義国家のタカ派のリーダーの方がむしろ共産主義国との関係が良くなることがある・・というパラドックスも紹介されていた。ハト派が戦争をもたらす例もあるとか。右だの左だの、タカだのハトだのでは割り切れない問題があるんだね。

 


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【読書録】イタリア縦断、鉄道の旅

2023-11-20 23:01:10 | 読書録

池田 匡克/角川ONEテーマ21

ああ、イタリアの鉄道の車両って美しい。いつか乗ってみたい。そんな思いで手に取った本。

しかし、イタリア語を学び、ある程度イタリアの地理が頭に入った状態で読んでも、まるでガイドブックを読んでるかのように難しかった。イタリアの鉄道で難しいのは、しょっちゅうショーペロ・・つまりストライキがあること。列車旅をするためには相当の余裕を持って行動しなければならない。慣れてくると、ショーペロの時の時間の過ごし方とか身についてくるみたいだけど。

美味しんぼ列車というかご馳走列車というのも面白いな。あまりにいっぱい食べ物があって著者には苦痛だったらしいけど。

とにかく相当の語学力と忍耐力が必要なことだけはわかった。まだまだ自分の実力は本をめくって楽しむ程度である。中には写真もたくさん掲載されていて、パラパラ眺めるには楽しかったけど、熟読しようとすると自分の力の無さと向き合わねばならない。


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金曜ロードショー「ミラベルと魔法だらけの家」を見て

2023-11-19 21:49:32 | 映画・番組等、各種鑑賞録

南米コロンビアを舞台にしたディズニーのミュージカル映画。同じ中南米を舞台にした「リメンバー・ミー」よりストーリーも音楽も良かったんじゃないか?というのが第一印象。少なくとも、リメンバー・ミーよりはいろんなことを考えさせられる映画であることは間違いなし。

必ず何か一つギフト(魔法というか特殊能力というか)をもらえるはずの一家に生まれて、なぜかギフトがもらえなかったミラベル。辛いよねぇ・・・そういうの。広い世界に出れば、ギフトなんてないのが普通なのに、狭い世界だと色々生まれちゃう・・・。

ただ、ディズニー映画だからね・・実は彼女にもあった・・という形にしないと収まりはつかないよねぇ。彼女は大事な役割を持っていて、一家がうまく回っているうちは見えなかったのだ・・・というのが解釈になるかな。まぁ、映画の中でははっきりとは口にされていないが、そうなんだろうと納得して映画は終わる。

とにかく音楽が素晴らしかった。私は中南米の音楽というと、フォルクローレとかマリアッチ、タンゴぐらいしか知らないのだけれど、コロンビアにはバジェナト、クンビア、マパレ、チャンペタ、バンブコ・・・という音楽があるそうだ。映画で流れる「Colombia, mi encanto」という曲は、バジェナトを現代風にアレンジしチャンペタのリズムをミックスさせたものだというが、とてもリズミカルで、つい踊りたくなるような音楽だ。冒頭から激しく踊るヒロイン・ミラベルの動きもとてもいい感じで、いつかこんな歌も歌いながら踊ってみたいな・・という気になった。発声がオペラと違うから難しいのだけど。


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豆苗コンビーフサンドイッチ

2023-11-18 23:15:41 | 下手くそ料理帖

豆苗とコンビーフって絶対合うはず・・と思っていたらレシピありました! ヤマザキパンさんのレシピです。

https://recipe.yamazakipan.co.jp/recipe.html?id=634

早速チャレンジ。

豆苗2分の1パック・・軽く洗って水を切り、塩ひとつまみまぶし、蓋をしてレンチン600ワットで1分半。少し冷ましてからぎゅっと絞ります。

パンは・・うちはいつも冷凍保存なので、冷凍のまま1分ぐらいトーストしてから片面にマヨネーズを塗ります。

コンビーフ1/2缶はフォークで平らに潰しておきます。

マヨネーズを塗った面にコンビーフを乗せ、水気を絞った豆苗を乗せます。(少し切ってから乗せたほうが食べやすいかも。)

上に、やはりマヨネーズを塗った食パンを乗せて、パン切りナイフで慎重に切ります。

美しく出来上がり。美味しかった。

(ナイフの切れ味が悪いと、豆苗の断面が綺麗にならないかも。)

義妹曰く、おしゃれなカフェのサンドイッチみたい・・と。

明日の朝も、豆苗とコンビーフの残り半分でこれを食べよう。

 


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豆苗のリボベジ

2023-11-17 23:38:01 | やさしい園芸

何年か前に流行った、豆苗のリボベジ。私はその頃、以前やったペットボトル園芸に疲れてしまっていたのと、豆苗という食材にあまりソソられていなかったので、やらなかった。

しかし、最近知り合いのイタリア人との会話の中で、野菜を育てる話を思い出して、久しぶりにやってみたくなったのだ。豆苗のリボベジは1回目だけ(つまり刈り取った後、1回再生させるだけ。2回以上は細菌発生等もあり辞めた方が良い)とのことなので、以前のように収拾つかなくなることもないだろうと思い、やってみることにしたのだ。

豆苗は下の方にちょっとした脇芽があるので、その上あたりで切ってみる。ちょうどカットパイナップルの容器がシンデレラフィットなので、それに水を張って育ててみた。上の写真は2日ぐらい経ったところ。だが4日目ぐらいになると、急にグッと成長するのだ。豆苗の豆とはエンドウマメのこと。若い豆はグリンピースだ。ちょっとジャックと豆の木の童話を思い出したな。

ちょうど10日目の今日がこんな感じ。買ってきたパッケージよりも大きくなってる。

上から見るとこんな感じで、すごい繁茂しているのがわかる。先っちょに細いものがあるあたり、まさにジャックと豆の木の挿絵を思い出す。

さてこれを収穫して、縦の長さの半分くらいに包丁を入れて、ごま油で桃屋の刻みニンニクを炒めている中華鍋の中に放り込む。

鶏ガラスープの素を大さじ1くらい投入して、簡単ガーリック炒めの出来上がり。

あんなに茂ってた量がこんなちょっぴりになってしまうのは悲しいけど、あんなに繁茂していても茎が硬くなることなく、美味しく食べれた。

豆苗は店で買っても100円たらずで買えるお安い食材で、リボベジしてもお得になる金額はたかが知れているけれど、「ああ、育ってきたな・・もうすぐこれを○○にして食べようか、△△にして食べようか・・」などと思いを巡らすのが楽しいのよね。10日すっかり楽しませてもらった。小松菜やほうれん草より栄養価が高いというこの野菜、もっとレシピを開拓して使いこなそうと思う。


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【読書録】ジャガイモの世界史〜歴史を動かした「貧者のパン」

2023-11-16 23:43:57 | 読書録

伊藤章治/中公新書

この本、面白かった〜!

アンデスの、夜凍らせては、昼解凍されたところを足で踏み、また夜凍らせて・・を繰り返して作る乾燥芋であるチューニョ。こうした作業の中で有毒なソラニンも出ていってしまうし、出来上がったものは10年も保存できるというし、しかも美味しいという・・・わぁぁ食べてみたいなぁ。

ただ、ジャガイモにまつわる話は、そういう明るい話ばかりではなく、ギリギリの状態の中で人々を救った・・という話が多い。最初の足尾銅山鉱毒事件で、耕作できなかった人たちが北海道へ行って・・という話はツカミOK。第二次大戦後にシベリアに連れて行かれた日本人で、生き残った方の命を繋いだのもジャガイモだった。

耕作が容易で、小麦よりもコストパフォーマンスが良いジャガイモ。ただ特定の病気にやられることもある。寒冷地が原産なだけに、地球温暖化に対しても弱いかも。

急にジャガイモを食べたくなって、近所で7個入り98円で売っていたのを買ってきて、ベイクドポテトにして食べてみた。皮を剥き、芽を取るのがめんどくさくてつい遠ざかってしまうのだが、もっと料理のレパートリーに取入れたいものだ。


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