職場合唱団の練習が終わって声楽レッスンにハシゴする途中、錦糸町駅前の台湾料理屋に、迷った末、入って大正解。
出てきたメニューを開けたら「大人気! 台湾鉄道弁当」ってのが出てきたではないか。即注文!
あのね、今、外に出しているお店のお勧めメニューの横に、これをチラッと出すだけでもっとお客さん来ると思うよ。私もあんなに迷うことなく入っただろうし。
店内はなかなか趣がある。
私の席の横には可愛らしい兵隊さんのお人形が立っている。
ヘルメットに何て書いてあるのかな・・・と思って横を見たら「憲兵」って書いてある・・・ぞわ~~~。
よ! お弁当出てきた。
いいね、このケース!
開けてみると、シャンツァイのはずがさやえんどうになってるけど、まぁいいや。
十分においしそうである。
下段にはご飯が入っていて、野菜が乗っている。スープもつけてもらって、なかなかにいい感じ。
お箸は金属製。中が空洞なのかな・・・韓国の金属箸よりは軽い。ちょっとすべるのと、金属の弁当箱に当たってカチカチいうのが難点だけど、異国情緒満点。
いかにも和風の箸箱に金属箸が綺麗に並んでるのも、ちょっと不思議な感じ。
お味の方は、なかなかにほどよく。骨付きのお肉も美味しかったし、卵に私の大好きな八角の香りがよく沁みていておいしかったわ~。同じメニューがお皿の上に乗ってたら、普通の中華料理になってしまうような気がするけど、こういう異国のお弁当箱に詰められたのを食べると、旅気分をそそられるねぇ。
サイト検索で調べてみると、確かに台湾鉄道ではこういう弁当が売られているみたいね。「傳統排骨便當(チュァントンパイグービェンダン)」と言うそうだ。いつか現地でも食べてみたいものである。