子というものは同性の親に反発するものである。ましてや性格が似てるとなると・・・でも言っていいことと悪いことがある。母が嫡妻じゃなかったから自分は貧しい・・ってそれは違うだろ・・為時パパも違うことはバシッと言わないと・・・言えないか・・・。娘に悪口雑言言われても耐えるまひろ・・偉い。
しかしまぁ、彰子&女房たちで作る美しき源氏物語の冊子・・作っているシーンはなかなか興味深かった。いい紙を使っていても紫に黒じゃ見にくいんじゃないかね?とか、そんな刀でそんな厚さの紙が切れるんかい?とかツッコミどころはあったけど面白かった。
そして、道綱と実資の会話はまるで狂言回し。道綱が質問して実資が解説者のごとく答える。道綱はようやく本作での居場所を見つけたね。
性懲りも無く、ぼっちで呪術に励む伊周。壮大なる気力・体力・木の無駄遣い。あの時代は呪えは人が殺せると信じられていたとはいえ、ここまで効果ないのになぜやり続けるのかね? むしろ呪い道具が発見された時のリスクの方が大きいのに。
現代でも子供たちは、てるてる坊主なんて作ったところで晴れはしないことを、誰に教わらなくても経験上知っていて、てるてる坊主を作り続ける子供なんていないではないか? 私も1〜2度しか作った覚えないね。