どうも最近の私は、月に1階は鉄分を補給しないと耐えられない身体(笑)になってしまったようである。鉄道に満ち溢れた北海道の旅から帰ってきて約1ヶ月。うずうず・・うずうず・・・。
7月後半から、土日といえば演奏会や発表会に明け暮れたが今日は久々に自分の本番がない日曜日。来週からはまた怒涛の週末なので、今日くらいは旅気分をと、選挙の投票を済ませてから、「ちょい乗り新幹線で鉄道博物館※」キップで鉄博へ。
※東京←→大宮間の新幹線自由席、ニューシャトル、鉄道博物館入場券がセットになっている。
「ちょい乗り新幹線」というところがものすごくいいイキャッチコピーだと思う。何故なら私は一度「ちょい乗り」の快感を味わったことがあり、10年以上経つのにまだその感激を忘れられないでいるからだ。
当時は祖母が新横浜の病院に入院していたので、東京から駆けつける必要があったのだが、地元の方はご存知だろうが、東京←→新横浜間を在来線で行こうとするとひどく時間がかかり、疲れるのだ。でも新幹線なら15分くらいだ。私はこの時疲れていたので、東京駅へ帰るのに新幹線を使い、至福の時を過ごしたのであった。
いくらちょい乗りだからといって、「東京←→品川」間だとか、「東京←→上野」間だったら、短すぎて幸福感を味わえないだろう。でも「東京←→大宮」間なら・・・一度くらい新幹線に乗ってもいいだろう。あの感激をもう一度・・・そんな気分でワクワクと乗り込んだのだった。
以下、写真の羅列だが、ちょい乗りとはいえ、せっかく新幹線ホームに入れてるんだから、自分の乗った車両だけでなく、ついでに撮れる車両は撮るのが当然!
200系(行きはコレで)
今となってはコレが、もともとの新幹線の雰囲気を一番残しているかも。さすが新幹線。速いだけじゃなくて、振動がほとんどないんで超快適!
やっぱりちょい乗りは超セレブな気分になれる。
E2系
つるつるとしたボディで美しいですねぇ。
E3系(帰りはコレで)
最近の新幹線って、トンネルに入ったときの空気圧の衝撃(トンネル・ドン)を防ぐために、先端部分をどんどん鳥のくちばしのように長くしているけど、デザイン上、必要以上に長くしている面もあるようだ。「こまち」に使われるE3系くらいがちょうどいいと思うんだけどな。ちなみに隣に乗ってた少年が鉄道オタクらしく父親に対して自慢げにウンチクを披露する甲高い声がうるさかったのだが、「E3系は新幹線の中で一番かっこいいんだよ」という彼の意見には私は同感だった。
E2系に連結されるE3系
私の乗ったE3系は、E2系に連結されていて「なすの」として走っていた。車両には「こまち」って書いてあるのにね。
スラブ軌道
砂利石を用いたバラスト軌道ではなく、コンクリートの上に直に固定してあるスラブ軌道。きれいだ・・・。山陽新幹線以降の新幹線はすべてスラブ軌道だという。特に北国を走る新幹線は、走行中に車両についた氷が落ちることもあり、スラブ軌道であることが必須のようだ。
「こまち」の車両はミニ新幹線だからさ~、車体が小さくてホームとの間にすき間が出来るんで、駅に着くとこんなステップが出てくるのだ。
結構可愛い。
E4系
一本前に出たMAX谷川。どうも顔がイボイノシシに見えてしまって・・・。
E4系の連結部
先端部分が長くなると、連結部で妙に場所をとってたりするんだよね。ホームがもったいないなぁ。
N700系(左)
向こうに見えるのはN700系じゃないのかな? 横からしか見えないけど、ライトの形から判断するに・・・。
東海道・山陽新幹線については、ちょい勉強不足なんで、こんどはそっちに乗る計画を立てねば。