さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

炊飯器でポトフを作ってみたんだけど・・・・

2016-05-31 23:44:27 | 下手くそ料理帖
前の炊飯器だと小さくて作れない。

今の炊飯器は大きいけど高機能すぎて怖い。

ということで、なかなか炊飯器での調理に踏み切れないが、心を鬼にしてポトフを作ってみた。


鶏肉と大根とニンジンを内釜に入れて、


玉ねぎやジャガイモも入れて、上からキャベツにソーセージ。

5.5合炊きだけど、ギリギリね。

で、レシピには早炊きモードとあったけど、そんなのないので、普通の炊飯にしてみた。

ところがあと19分のところで、全然カウントダウンされなくなっちゃったのである。

もう45分くらい煮てたので、強制終了させて開けてみた。


ということで、ポトフらしきものは一応出来上がったが、そうねぇ・・これなら普通の鍋で煮てもよかったんじゃないかな。

翌日温め直して食べる時は、温泉卵モードで10分やって、ちょうどよかった。

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つくば市(茨城県)のマンホール

2016-05-30 23:22:16 | マンホール見参!
また友人からつくば市のマンホールの写真をいただきました。

スペースシャトルと土星が載っていて、遠くに筑波山が見えるやつ。

前から噂には聞いていたマンホールだけど、なかなか入手できなかった画像なので感激。

で、ブログにアップしようとした途端、変なことに気付いた。

国土交通省のHPでこのマンホールの説明を見ると「つくば市のシンボルである筑波山と科学都市を象徴するロケットを組み合わせたマンホール。」と書かれているのだ。

へ? 明らかにスペースシャトルに見えるのに、ロケットなのか? 各マンホールの説明文は「各自治体で作成したものを国土交通省で修正したもの」だそうなので、この説明文は尊重しなければならない。

▼該当のページ
http://www.mlit.go.jp/crd/sewerage/kouka/manhole/kantokoushin.html#ibaraki

で、あらためてロケットとスペースシャトルの定義を調べてみた。

一応、同じような疑問を持っている人はいるようで、Yahoo知恵袋にもそんな質問があった。

ロケットというのはロケットエンジンによって推進力を得るもののことを言う。ロケットエンジンとは推進剤を噴射する事によってその反動で推力を得るエンジンである。ジェットエンジンが外部の空気を吸入・圧縮して燃料と混合し燃焼するのに対して、ロケットエンジンはあらかじめ搭載している酸化剤を燃料と混合燃焼させるという違いがある。

で、スペースシャトルは、一応ロケットエンジンによって推進力を得ているものであるので、広義にはロケットと呼んでいいのだろうか。

スペースシャトルって、みんなが想像するオービタ(軌道船)と呼ばれる飛行機みたいな部分(宇宙飛行士が乗る)の他に、オレンジ色の外部燃料タンクと、2本の白色で細長い固体燃料補助ロケットがある。つまりロケットと呼べるのは2本の白い細長い部分だけで、このマンホールに書かれている部分はどうみても飛行機みたいなオービタだから、ロケットではないのではないか・・・行きはロケットに連れてってもらえるが、帰りは自分で滑空して帰って来なければならない宇宙船ではないか。

いやいやオービタは白いロケットから切り離された後、軌道操縦システムを噴射することで軌道へと向かい、地球に帰ってくる時も大気圏に再突入する際に、軌道操縦システムを逆噴射して速度を落とすわけで、その軌道操縦システム自体がロケットエンジンのシステムなのであるから、オービタ単体もロケットには違いないのだ。

つまりこのマンホールに書かれているオービタもロケットには違いないのか・・・というところでようやく腹落ちした。

じゃぁなぜ、スペースシャトルって言わないの?という疑問が残る。

思うに、スペースシャトルというのは2011年に一応終わったものであるから、今となっては過去の遺物であること、筑波宇宙センターに展示されているものもH-IIロケットなので、あえてロケットという表現をしているんだと思う。

ということで、マンホール1つで禅問答ができて楽しかったね。

読者の皆様にはお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

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オペラ「蝶々夫人(文京シビック)」・本番終了!

2016-05-29 23:49:39 | ただの日記
今日は、文京シビックで、オペラ「蝶々夫人」ハイライト公演の合唱に出演してきた。

蝶々夫人は、歌も結構難しいのだけれど、何よりも大変だったのが、衣装と髪型。でもそれをちゃんとやらないとオペラにならないので、年明けから色々と苦労した。

まずは振袖を貸衣装処分市で買ってきて、着せてもらう・・というところまでは、4月の立稽古でできていた。その時の模様は、当ブログでも既出である。

▼蝶々夫人立稽古
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/1f47a10431fe3161c45b2bf189cfd064

で、5月に入ってから苦労したのは、髪の方。日本髪なんて結ったこともない。

いろいろWebサイトを見ながら、最初、100均でカーラーを買ってきてやってみたが、似て非なるものが出来上がった。

しかもトイレに行こうとして、耳のわきに張り出した鬢の部分を柱にぶつけ、情けない気分に。


思い余って、まるまげ・・というツールを購入。


襟足の部分と、鬢の部分の詰め物が入っている。

でも前髪の膨らみに使う詰め物がないのよね。


そこは、盛り髪用の詰め物を使った。


土台になっているポニーテールを最後に丸めて髷にするときは、これを使うと便利なことを発見。

で、万事整えてゲネプロに臨んだが、前髪のふくらみが足りなくて、個人的には残念な気分に。

日本髪って、前髪のふくらみが足りないと、力士みたいになるのね。
丸髷を 結ったつもりが 大銀杏
という自虐川柳が出来上がったが、それを当ブログにアップするのは必死にがまん。

さて、今日はゲネプロの反省を踏まえて、前髪を豊かに膨らましてみた。


鬢の部分もかもじを入れて、よりふっくらとさせてみた。

これなら一応、大銀杏じゃなくて、日本髪に見えるよね。ま、課題はあるんだけど。

メンバーそれぞれがゲネプロの時の反省を踏まえて、大変美しく着飾ってきたので、本番ではとてもいい感じになった。

さんざん苦労して作り上げた割には出番が短いのだが、蝶々夫人は6月に千葉商大でもう一度歌うチャンスがある。

またアメリカ妻のケイトの役もいただいているので、日本人からアメリカ人に劇的に変身できるかどうかというのも課題の一つ。

腕が鳴るねぇ・・・。頑張らなくちゃ。




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クラーク: トランペットのための技巧練習曲・始動!

2016-05-28 23:16:43 | ただの日記
長年お世話になっている、トランペット吹きの先輩から「クラークをやるといい!」と言われたのは数年前だったような気がする。言われてすぐ買ったにもかかわらず、私のレベルが追い付かずに長らくお蔵入りしていた。


去年あたりからこんな風な半音階を練習前にやるように取り組んでいたのだが、ドで始まる半音階はあまり脳みそを働かせなくても、指が覚えている感じになってしまっていて、逆に応用が利かないようになってしまった。

たとえば、1つ下の音から半音階を始めようとすると、めちゃくちゃ詰まるのである。

そんなことから、クラークをやりましょう、という話になった。


これが一番最初の練習なのだが、7番がドで始まる半音階で、こっから1音、2音・・と下がった半音階と、逆に1音・2音と上がった半音階がある。

楽譜を見ながらすぐ吹けるだろう・・と思ったら、さにあらず。最初の上り音型のスラーは吹けるのだが、下りが詰まり、さらにタンギングでやると詰まり・・まるで指に変な癖でもついてるかのように、思ったように動いてくれない。

また下り音型になると、何故か固定ド頭に戻ってしまうらしく、吹いている音が思っているより低く、間違っているかのように錯覚する。

くやし~な~・・これは。でもスラスラ吹けたらかっこいいよねぇ。

脳トレにはピッタリな練習だと思うので、ボケ防止だと思って頑張ろう。

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土浦市(茨城県)のマンホール

2016-05-27 23:58:53 | マンホール見参!
友人より土浦のマンホール写真をいただきました。

土浦って、まだ行ったことはないんですが、ちょっと個人的には気になる地名なんですよ。

当ブログを始める切っ掛けになった不整脈(心房細動)の手術について、当時権威と言われる方がおられた病院が土浦にあり、そこだと通いづらいだろうから、そこと同系統で実績を積んでいる東京の病院を紹介されたのです。私の心房細動が数年早い段階で悪化していたら、土浦に行かざるをえなかったかもしれません。

土浦といえば「帆引き船」。私は子供の頃、NHKテレビに映った帆引き船の映像に衝撃を受け、その時の映像をはっきり覚えてるんですよ。

衝撃といえば、まず大きな白い帆の美しさ。もう一つは普通の帆掛け船と帆の張り方の向きが異なり、風を受けて船が横に動くこと。ひゃぁ~、横から風受けてよく転覆しないわね・・とか思ったのですよ。

いま、あらためて帆引き船のメカニズムを調べてみると、横向きの力ではなく、斜め上に引っ張り上げられる力が働き、水面に近いところにいる白魚やワカサギをスゥーッとすべるようにさらっていくのに適した構造なのですね。帆の横幅は船体のほぼ二倍・・・すごいですね。以下のサイトに凧と比較した図が載っていますが、これを見て初めて納得しました。


▼「霞ヶ浦の帆引き船物語」より帆引き船のメカニズム
http://www.city.kasumigaura.ibaraki.jp/hobiki/ship_how/mechanism/index.html

考案されたのは明治13年で、昭和41年ごろにトロール漁にとってかわられ、廃れてしまったようですが、昭和46年に観光船として復活したそうです。私がテレビで見たのは、復活した観光用の帆引き船だったのですね。

その、憧れの帆引き船、このマンホールにもしっかり載ってますね。ちょっと図案化され過ぎて、船の向きがわかりづらくなっているのが残念ではあるのですが。水面はもちろん霞ヶ浦。遠くに筑波山が見えます。下の方には土浦市の紋章がありますが、「土」の字を図案化したものだそうですね。

観光帆引き船、いずれ実物をちゃんと見てみたいものですね。

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パクチードレッシング

2016-05-26 23:05:37 | 食いしん坊レビュー
母が買ってきて置いてったパクチードレッシング。

普段、サラダを食べるときは、オイル(オリーブとかエゴマとか)とお酢とハーブ塩を使っているので、ドレッシングがあっても食指が動かないのだが、これだけは違った。

何故なら私は大のパクチー好き。記憶の奥底を揺さぶられるような不思議な味。どんなに陳腐な卵スープでもパクチーがちょろっと入っていれば中華スープと認めることができる・・・それくらい大好き。

ただ、たまたま、今日はサラダ・・ないんだな。

そうだ、刺身のつまならあるんだ・・昨日ホウボウを食べる時、付け忘れたから。


ということで、刺身のつまにちょっとかけて味見。

美味~い!

ということで、この5~6倍量はあった刺身のつまを一気に平らげた。(その写真撮っとけばよかったのに忘れた。)


トマトに掛けてみても、美味い!


成分を見ると、パクチーはあまり入っていない。下の方に「香菜加工品」というのがちらっと見えるだけである。

鼻を近づけて直接ドレッシングの匂いを嗅いでみると、魚醬の匂いが強い。

そうか、魚醬の香りがパクチーの風味を引き立たせているのね。パクチーを使うときは、普通の醤油じゃなくてナンプラーと合わせてみるのも手だわね・・と、このドレッシングからヒントをもらった気分。

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ホウボウの塩ぽんず漬け

2016-05-25 23:48:55 | 下手くそ料理帖
引越して、時々父母が泊まりに来てくれるようになって、色々勉強になることがあるのだが、その1つが余った食材の処理。

私だと、頑張って全部食べるか、冷凍するかぐらいしかしてこなかったのに、母はいろんなテクニックを持っているらしい。

おかしいな、子供の頃、一緒に暮らしていた時はそんなテクはなかったはずなのだが。

弟も私も独立して、父母2人暮らしになって、食材が余るようになってから身に着けたテクなのかよくわからないが、私も是非学ばなければと思う。

先日も、ちょっと悪くなりかけたミョウガを、ビニール袋に入れて、醤油とラー油を注ぎ、冷蔵庫の中に入れて、忘れたころに食べる・・というテクを教わったばかり。


今回は、刺身として買ったホウボウが余ったので、とりあえず塩ぽんずに漬けておくから、皮を剥いて適当に食べて・・と言われた。


で、今日、その塩ぽんずにホウボウを漬け込んでる保存容器を開けたのだが、なんだか皮がところどころ妙に赤くて気味が悪いなぁ。

調べてみたらホウボウ(魴鮄)ってカサゴ目ホウボウ科の魚なんだね。あの真っ赤なカサゴの仲間なら赤くてもおかしくはない。

確かに生きてる画像を見ると、ところどころ赤い魚である。

私は刺身か煮魚になった姿でしかホウボウを見たことがなかったので、赤い斑点のある魚であることを知らなかったのである。


で、その赤い斑点のある皮を引っぺがすと、下は銀色である。この姿なら分かるな。


魚切るの下手っぴなんで、見てくれはご愛敬なのだが、食べてみたらびっくり。

普通に刺身で食べた時より美味いではないか!

塩ぽんずに漬けると、シメサバみたいになると聞いていたが、正直シメサバより美味いではないか!

たまに細かい骨と遭遇するのに気をつけなきゃいけないが、日曜日に食べた刺身の余りを水曜日に食べて、こんな美味しい思いをするとは思わなかった。

塩ぽんずだけでしっかり味がついてるが、ちょっとだけ醤油を垂らしてもおいしい。

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題名のない音楽会(5/22)~「平成VS昭和 いま歌いたい合唱曲の音楽会」~を観て

2016-05-24 23:07:23 | 映画・番組等、各種鑑賞録
五嶋龍さんが司会になってから、毎回見ているが、合唱がテーマになるの、意外に初めてだな。

着眼点としてはいいテーマだと思う。

ちなみに当番組で取ったアンケートの結果は次の通り。

<昭和生まれ>
第1位 作詞:大木惇夫/ 作曲:佐藤眞「大地讃頌」
第2位 作詞:東龍男/作曲:平吉毅州「気球にのってどこまでも」
第3位 モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」

<平成生まれ>
第1位 作詞:小嶋登/ 作曲:坂本浩美「旅立ちの日に」
第2位 作詞・作編曲:halyosy「桜ノ雨」
第3位 作詞・作曲:森山直太朗・御徒町凧 「虹」

難しいと思うのは、この世界って結構マニアックで、人それぞれに思い入れがあり、すべての人を満足させるような採り上げ方をするのは無理な気がする。

私の場合、音楽をやりたくてもできなかった学生時代のことを考えると、今からいくらでも歌うチャンスがありそうな、クラシック曲や、超定番合唱曲ではなく、小・中・高用のコンクールの課題曲のような、あの頃歌いたかったのに歌えなかった・・・出る人達の歌を悔しい思いで聴いた・・そんな曲の方が胸の中に燦然と輝いているんだけどね。

とはいえ、私がアヴェヴェルムコルプスを本番で歌ったのは、去年が初めてなんだけど。

昭和生まれと平成生まれに分けると、昭和生まれの方が年代もバックグラウンドもばらけるから、選ばれるのは超ド定番曲になる。

まぁ結果的に定番とそうでないものを聴くという構成になり、よく考えられたものだとは思うけど、聴いたことのない平成生まれの選んだ3曲を聴いていて、こういう曲が選ばれる理由がすごくわかると思った。

昭和生まれの年代も、細かく分けると、それぞれにこういう曲が挙がってくるはずなのだ。

また、こういう特集をやってほしいな。

そして、歌いたくても受験勉強のせいで合唱団に入れなかった私が、小学校時代のクラス合唱を歌える日は来るのだろうか。

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○○年ぶりのグリーン車!

2016-05-23 23:43:46 | ただの日記
色々思い出してみると、私ってグリーン車なるものに乗ったのって、5回ぐらいしかないんじゃないかな。

そのうち2回は新幹線で、それはグリーン車しか取れなかったとか、それに乗らないと帰って来れないとかいう特別な事情によるもの。

で、新幹線以外だと、20年位前に鎌倉に行くのに、横須賀線のグリーン車に乗ったのが初めてで、その時はグリーン車なるものに乗ってみたかったせいだけど、他の車両もガラガラで、グリーン車も二階建てではなく一般車両だったので面白味がなかったことを覚えている。何とかして二階建て車両に乗りたいと思って、今度は東海道線のグリーン車に挑んでみるが1回目は2階席が満席で下の階に行ったらまったく面白くなくて、次に2階席にチャレンジするも、想像していたよりはワクワクしたものではなかった・・・ま、そんなところでずっと忘れていたのだろう。

今日は、蝶々夫人の立ち稽古で、一諸に帰ったオペラ&剣道仲間がグリーン車の中で楽譜をさらうのが趣味(?)な人だったので、超久しぶりに乗ってみるのも一興かと思い、付き合ってみることにした。

っていうか、グリーン車を見ると逃げる癖のついている私にとって、それは猛烈にカルチャーショックだった。まず券の買い方を知らない。ホームの自動販売機でSuicaで買ったはいいけど、「なぜ券が出てこないんか?」と騒いだが、それはSuicaに記録されているからよいのであった。


憧れの二階席に運よく2席空席があった。席の上に読み取り機があり、そこにSuicaをかざして座ればよいのであった。

車内販売で慣れたように水を買う友人。なんだか旅行見たいだな。


で、二人で楽譜を並べてお勉強・・! 

ま、私は友人に比べて短い距離だし、興奮のあまりほとんど勉強になんなかったんだけど、グリーン車の乗り方を知っておくのも悪くないと思った。

でも、明日からはまたグリーン車を見ると逃げるんだろうなぁ・・私は。

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嗚呼・・ウィリアム・テル序曲

2016-05-22 21:49:57 | ただの日記
トランペットソロの編曲版で、ウィリアムテルの美味しいとこだけをCD伴奏に合わせて吹いたのは、一昨年のクリスマスの話だったなぁ。

▼カフェで《ウィリアム・テル》を吹き、《愛は地上の天国》を歌い・・
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/ee76238188e2c1249b634d862219b567

あの時、オケ版のウィリアム・テルを演奏できる日が来るのかどうか、自信がなかったのだけど、案外その日は早くやってきて、今度の7月の定演で弾けることになったのだ。バイオリンパートだけど。

トランペットパートも好きだけど、難しげな味のあるところのバイオリンのすべるような動きにも憧れてて、練習が待ち遠しかったのだけれど、今回私はオペラ公演と準備に忙しくて、なかなかオケの練習に出れず、超恥ずかしながら今日が初めてのウィリアム・テルのマエストロ練習になってしまった。

ものすごくテンポが速くて難しいし、弓を飛ばさなきゃいけないところも、正確な半音を刻まなきゃいけないところも、自分はもっともっと個人練習をしなきゃいけないことは当然なのであるが、それでも楽しくて楽しくて楽しくて。。。鼻血が出そう。

ウィリアムテルって、私の持論では第九を超える名曲だと思うわけよ。なぜなら全人類規模で考えて、聴いた人を何人ハッピーな気分にしたか、もしカウントできるとしたら、絶対ウィリアムテルの方が上だと思うわけよ。

実際バイオリンを弾きながら、第九を超える名曲だという思いをさらに強くしたね。どんなに難しくても、この曲が弾けるなんて幸せ。どんなに疲れてても、どんなにダルくても元気がもらえる曲だ。

確か、ウィリアムテル序曲って、小学校3年か4年の音楽の授業の中の、音楽鑑賞で聴いたのよね。これより先に音楽鑑賞で聴いたのは「錨を上げて」と「トランペット吹きの休日」「軽騎兵序曲」ぐらいしかなかったわ。オケ曲としては軽騎兵序曲に次いで2番目に鑑賞した曲だったわね。

その時の授業のことはものすごくよく覚えているよ。トランペットのファンファーレで始まる有名な部分が始まったら、ある男の子がそわそわし始めて、両手のこぶしをお腹の前に出して、馬を走らせるみたいな動作を始めて、気が付いたら私も含め、クラス全員で同じことをやってトランス状態になってたんだよね・・・。行儀悪いかもしれないけど大人しく聴いてることなんかできなかったよ。授業が終わった後にも、興奮冷めやらず、友達同士で曲について語り合う始末で・・・。音楽鑑賞のあとにそんなことになったのはこの曲だけよ。

7月の定演では、お客様にそんな風に熱狂してもらえる演奏ができるよう、ストイックに練習しておかねば。

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姫檜扇 (ひめひおうぎ)

2016-05-21 23:23:37 | お散歩・植物観察
4月23日に撮った花の名前がやっと分かった!

そ、あの日はすごいハードスケジュールだったのだ。

http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/5c90ba022bb4608c80b6fab3c50fb468

朝、漢方薬屋から鍼灸院に行く途中で見つけたのね。


こんな風にいっぱい咲いてて、さわやかな色で、しかも上下が対称じゃないから印象的で、何の花だろうと調べたけど、なかなか分からなかった。


だが今頃になってひょんなことで、姫檜扇 (ひめひおうぎ)という花だと知った。

アヤメ科・ラペイルージア属(またはアノマテカ属)の植物だというが、確かに葉っぱを見ると納得だね。

南アフリカ原産で、フリージアとも近いという。

可憐で上品な花だなぁ。

まだ咲いているであろう時期に花の名前がわかってよかった。

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題名のない音楽会(5/15)~「癒しの英国音楽会」~を観て

2016-05-20 23:00:52 | 映画・番組等、各種鑑賞録
前回に引き続き藤岡幸夫さん指揮による音楽会で、今回のテーマはヴォーン・ウィリアムズ。

ヴォーン・ウィリアムズの曲は、以前いた合唱団で「Five English Folk Songs」を歌ったことがあるし、オケでも「グリーンスリーヴスによる幻想曲」や「トマス・タリスの主題による幻想曲」というのをやったことがある。

なんとなく湿っている・・・霧の中に青々とした雑草が生えていて、それらがうっすらと水を含んでいて、青臭い香りを放ち・・・といったような印象が第一印象なのであるが、弦楽器によるやさしく神秘的な和声・・それは和声とかハーモニーとかいう言葉で片付けてしまいたくない、不思議で微妙な風合いのある響き・・にだんだん心癒されてくるのである。

冒頭の「グリーンスリーヴスによる幻想曲」はやったことのある曲なので、とても懐かしく聴いた。

で、2曲目の「交響曲 第2番 ロンドン交響曲」第1楽章はとても興味深い曲だった。藤岡さんの説明によると、日本の学校などで使われるチャイムの「キンコンカンコン」はイギリスのビッグベンの音を模しており、その音型がこの曲に登場するというので、楽しみに待っていたら、ハープが実に優美にその音型を奏でていた。

オペラ座の怪人を思わせるフレーズは確かにあった。私はイギリスへ行ったことがないから、ついつい映画などの情景を思い浮かべてしまうが、ロンドンの街並みの喧騒らしき部分を聴いて、ハリーポッターのダイアゴン横丁を思い浮かべ、チューバやコンバスが汽車のような音を立てるのを鉄道ファンの端くれである私はワクワクと聴いた。湿った音楽ではないヴォーン・ウィリアムズを初めて聴いたような気がした。

最後の「交響曲 第3番 田園交響曲」第4楽章はなかなかに圧巻。冒頭と最後にソプラノのヴォーカリーズが入っているが、天から降ってくる声というよりは、もう少し等身大で、自然界を漂うニンフというか、我々人間とともに悲しみや弔いの心を分かち合ってくれる存在のような気がした。「トマス・タリスの主題による幻想曲」を弾いていたときにも感じた、弦楽器による優しくも微妙な和声と響きを、ふるさとの風景を見て感傷に浸るような気分で堪能することができた。

題名のない音楽会は、時間の関係で、沢山の曲を短い尺で紹介することが多いが、今回もダイジェストなのであろうが、わりとまとまった時間を一曲に割いてくれたので、たまにはそういう構成もいいなと思った。

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題名のない音楽会(5/8)~「世界で愛されているアニメミュージックの音楽会」~を観て

2016-05-19 22:40:15 | 映画・番組等、各種鑑賞録
自分の本番が目白押しで、なかなか音楽番組を聴こうという心理的な余裕がなくて、最近録画が溜まりがちなのであるが、今回の指揮者の方が存じている方だということもあり、絶対見なくっちゃと思ってて、やっと見ることができた。

ただ悲しいながら、今回紹介された「世界で愛されているアニメミュージック」の中に、知っている曲は一つもなかった。しかも原作を知っているのは「ONE PIECE」ぐらいで。

アニメの名曲といえば「バビル2世」だと思っている私は寂しい限りである。

しかも聴いていて、最近のアニメミュージックって、なんとなく綺麗すぎる・・と思った。我々の子供時代のアニメのテーマ曲はもっと泥臭くてわかりやすくなかったか?

という話はともかく、「おっ」と思ったのは、「創聖のアクエリオン」のテーマ曲に教会旋法が使われているという話。個人的にはここはもっと掘り下げていただきたかったのだが、長調でも短調でもない「あれっ?」と思わせる違和感と、教会旋法の持つ透明感が、このテーマ曲を印象付けるために使われているのだ。

アニメ音楽って、映画音楽なんかより短時間で印象づけなきゃいけないし、愛される以前に耳に残る音楽でなければいけない・・たぶん耳に残るための工夫として、変わった旋法を使ったり、この番組では「下世話」と表現されていたけれど「通俗的でわかりやすいメロディ」を効果的に使ったりする、ということなのかな。・・・・・でもその「下世話」と紹介されてた箇所について、私はそうは思わなかったのであるが・・・。

・「ウィーアー!」(ONE PIECE)(1999年)
・「創聖のアクエリオン」(創聖のアクエリオン)(2005年)
・「DREAM SOLISTER」(響け!ユーフォニアム)(2015年)

はなんだか綺麗すぎちゃって、一度聴いただけでは耳に残らないなと思った。

でも次に出てきた「はなまるぴっぴはよいこだけ」(おそ松さん)(2015年) は違った。

この番組を見ていると、いろんなスタイルのバイオリン奏者が登場して面白いのだけれど、石川綾子さんの個性的なバイオリンの弾き方は大変いいなと思った。

さすが、アニメソングを好んで弾いておられる方だけあると思った。ある意味わざと泥臭さを表現しているような弾き方で、テーマがとても引き立っていると感じた。

次に出てきた「紅蓮の弓矢」(進撃の巨人)(2013年) は、五嶋龍さんがバイオリンソロを弾かれたが、これは文句なしに名曲だと思った。全体として泥臭さが演じられている中で、龍さんのバイオリンが巧妙のように光っている。

最後の「コネクト」(魔法少女まどか☆マギカ)(2011年) も、石川綾子さんの個性的な・・・いやいや個性的な動きに見えるかもしれないけど、バイオリンと弓だけを見ていると大変洗練されたものを感じる演奏に引き立てられて、よいと思った。

ということで、アニメソングって、「泥臭さ」とか「耳に引っかかる何か」がないといけない・・と私はこの番組を見ていて感じたのであるが、それは「下世話」と同じくらい、人によって感じ方の異なる、誤解されやすい表現かもしれないな。

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【DVD鑑賞録】プッチーニ/歌劇 《蝶々夫人》

2016-05-18 23:31:02 | オペラ・バレエ鑑賞
そろそろ真剣にヴィッリ・ロスから立ち直らなければならないので、蝶々夫人のDVDを通しで見る。

強い意志を持って「通して観よう」と思わないと、どうしても自分が歌うところばかり見たり聴いたりしてしまうからね。

ちなみに蝶々夫人のDVDは、以前別のを見たことがあり、当ブログにも既出。

▼【DVD鑑賞録】プッチーニ/歌劇 《蝶々夫人》
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/888c4fd736e095ce91ff654a5200048e

今回見たのは、以下の出演者。

指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演出:ジャン=ピエール・ポネル
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&ウィーン国立歌劇場合唱団
出演:蝶々さん…ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
ピンカートン…プラシド・ドミンゴ(テノール)
スズキ………クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)
シャープレス……ロバート・カーンズ(バリトン)
 (ユニテル《1974年製作》)

ドミンゴとフレーニという豪華キャスト。しかもドミンゴの若いこと。肌つやつや。

でもこんなに卑劣な男を演じるドミンゴを初めて見た。

っていうか、それだけ演技が上手いというべきだろう。出だしからいきなり障子を指で破り、小ばかにしたような表情でかましてくる。

以前別DVDを見ていた時はスルーしてしまったが、ピンカートンって日本以外にも各地に女がいて、各地の現地妻の写真をシャープレスに見せびらかして呆れられる。

軍服の下ってTシャツなのか? そういうところすべてが軽薄に見える。まぁ、映画だからここまで出来るという考え方もある。舞台では苦しいかも。

で、最後の最後もやってくれた。

蝶々さんが自刃した後に、ピンカートンがButterfly!もしくは蝶々さんと3回呼ぶのが通例だと思うのだが、この演出では、ピンカートンがButterfly! を3回叫んで駆け寄ってくる時はまだ自刃しておらず、蝶々さんはニヤッっと笑ってピンカートンの目の前で首に短刀を刺して果てる。止めようとすれば止められるタイミングなのにも関わらず、ピンカートンは動けなくなってしまい、倒れた蝶々さんを見て障子を破って逃げ出すところで幕切れとなる。

ということで、印象としては蝶々さんの勝利・・・でもここまで卑劣さを表現できるドミンゴ氏をかえって尊敬せざるをえない感じ。

そんなピンカートンのフルネームはベンジャミン・フランクリン・ピンカートン・・・アメリカの建国の英雄の名を冠するなんて超皮肉だな。そしてピンカートンの勤務する戦艦の名がエイブラハム・リンカーン号。1980年代に作られた空母でそんな名前のものがあったが、この時代に実在の戦艦でその名前のものがあったかどうか・・・これも創作の匂いがするなぁ。

アメリカ人がこのオペラをどう思ってるか気になるところではあるのだが、私自身がアメリカにいた時は、周りにオペラを楽しんでいる人は皆無だったので、この作品が嫌いだの好きだのという話題は一切出なかった。
コメント (1)
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アボカドのにんにく味噌漬け

2016-05-17 23:10:22 | 下手くそ料理帖
近所のスーパーでおいしいアボカドを売っているので、引っ越してきてから、冷蔵庫にはいつもアボカドがある感じ。

なるべくわさび醤油以外のレパートリーを増やすべく、レシピ発掘中。

今回チャレンジしたのはコレ。なかなかよい。

▼にんにく味噌がたまらない!!アボカドの味噌漬け
http://主婦力.com/?p=2513

・アボカド 1個
・おろしにんにく 小さじ1/2
・味噌  大さじ3
・みりん 大さじ1


味噌とみりんとおろしにんにくを混ぜあ合わせる。チューブのにんにくでいいから楽ね。


ラップを敷いた上に、先の合わせみそを少し乗せ、


半分に切ったアボカドを上に乗せ、種の穴や切り口にも少し味噌を塗る。


味噌が薄く全体にいきわたるようにしごきながら、ラップでくるんで、冷蔵庫で数時間。

私は12時間寝かしてみた。


これは半量だけど、味噌はさっと洗い流して、漬物のように切ってみた。

結構、にんにく味噌が中まで染みていておいしかった。

多分味噌だけよりも、にんにくが加わっていることで旨味が増していると思う。

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