さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】テルマエ・ロマエ(Ⅰ~Ⅳ)

2012-04-23 23:22:51 | 読書録
ヤマザキマリ 作/エンターブレイン

この漫画、阿部 寛 主演で映画化されたものが近々公開されることもあり、本屋で良く見かけるし、知り合いの間でもかなり話題になっている漫画である。

先日、第一話のみを別冊化したものが、立ち読み用の見本として本屋に置いてあったので、チラッと目を通してみたら、おぉ結構面白いじゃないか~と思った。その時は、何故か買うまでには至らなかったのだが、直後にアパートの給湯器が壊れた! それで一週間銭湯通いをしたことは当ブログにも書いた通り。

それが縁で、テルマエ・ロマエの映画を見たくてたまらなくなった。そのまえに原作を読まなくちゃと。もう、アパートの給湯器が壊れたのは、この漫画を読めという神の啓示ででもあったかのように思えるよ。

古代ローマ人であるルシウス・モデストゥスは、浴場を専門とするローマの建築技師だが、様々な浴室の建築に頭を悩ませるたびに、現代日本のいろんな浴場にタイムスリップし、彼が言うところの「平たい顔族」の驚くべき技術力や文化に新たな着想を得て、古代ローマに帰っては、斬新な風呂を建築して大当たりするというのが基本的な展開。

う~ん、これが映画化されると、彫りの深い阿部 寛は別格としても、平たい顔族だけで古代ローマと現代日本を演じ分けるのか~。

展開は水戸黄門のようにお定まりながら、作者にはイタリア留学経験があり、夫もイタリア人で古代ローマおたくだとのこと。漫画1話ごとにこぼれ話や解説があり、それがまた面白い。二巻目の冒頭にティンティナブラムという、古代ローマの魔よけグッズが出てくるのだが、男性器をかたどった強烈な形をしている(発音的にもきわどいなぁ)。日本にも似たようなものがあるし、実は私も日本バージョンは持ってたりするんだよね。 ちなみに、テルマエ・ロマエに出てくるティンティナブラムそっくりのものが、ストラップやペンダントトップになって通販で売られていたりするんだね。それをして街中を歩く勇気はちょっと・・・。

この漫画の最新巻はⅣ巻目だが、まだ完結しておらず、まだまだ続くようである。ちなみにⅣ巻目は今までとはちょっと違う展開になっているので、続きが楽しみだなぁ。そして映画も。ゴールデンウィークに観に行かなくちゃ!

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マオウ(スペイン)

2012-04-23 00:00:05 | 飲めない奴のビール探訪
先に書いた、本八幡のビア&カフェ「おれんじCorn」で飲んだ、2本目のビール。

Mahouと書いて、魔法ではなく、マオウと読む。マオーと書かれることも。

(魔王でも浅田真央ぉ~でもないよ、とか一応書いてみる。)

スペイン語もフランス語と同様Hは読まないのか。このマオウというビール、スペインでは一番人気なんだそうだ。「おれんじCorn」で一緒になったお兄さんは、いつもこのビールばかり飲んでるそうだ。



さっきとは違う形のグラスで、くいっと行くと、さっぱりしている中にしっかりとした苦味。おぉ~これは飲み応えあるなぁ。オーソドックスで、日本人にも好まれる味だと思うよ。



マオウは何種類かあるみたいだけど、これはピルスナーのようである。原料にコーンが入っているせいか、しっかりした中にも優しさがある感じ。

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