さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

矢野 龍さんの「私の履歴書」を読んで

2022-06-30 23:27:40 | 読書録

住友林業の最高顧問でいらっしゃる矢野龍さんの「私の履歴書」(日経新聞)の連載が終わったので、感想を書いてみようと思う。

最近、戦中戦後の大変な時期をこんなふうに生き延びましたみたいな話に興味を持つようになり、そういう話ってだんだん聞けなくなるのかなぁ・・と思っているのだが、矢野さんの話も壮絶だった。

水車小屋に移り住み、父なき一家4人が水車の横のおんぼろな板の間で1枚のせんべい布団にくるまって寝る。赤とんぼやイナゴを捕えて七輪で焼いて食べ、畦道の酸っぱい草も食べ、裕福な農家の手伝いをして家族のためにおむすびを4つ作ってもらって帰り、農家のみんなが入ったあとの風呂を借り、地元の相撲大会で買って賞金をもらう・・・。たくましいなぁ。その後、さらに引っ越した直後にその水車小屋は台風で流されたというから運も強い。川でコイを捕まえた時は、一週間くらい綺麗な水につけておかないと、臭くて食べられないとか・・。

英語の勉強といえば、当時はシェイクスピアだったらしいが、学生たちが講義して実用英語のカリキュラムが増えてきたんだとか。小倉港や門司港は外国船が入ってくるので、そういうところでもアルバイトしながら英語を学んだらしい。私は学生時代矢野さんより遥かに恵まれた環境にいながら、そこまで体当たりの勉強をしてこなかったことが悔やまれる。

住友林業に入り、シアトルに赴任。1回目は良かったが、2回目はセントへレンズの大噴火や、木材価格の下落に伴う訴訟に巻き込まれたりで大変な思いをしたそうだ。82年といえば、私がシアトル近くの高校に留学していた頃じゃないか。私は子供だったとはいえ、そんなことは何も知らなかった。

私は林業のことは今まで何も知らずにきた。でも増えゆくCO2を吸収する手段としてだけでなく、木の良さがいろいろなところで見直されている中、我々は恩恵を受けるだけでなく、守り育てて行くために、これまで以上に意識を高く持つべきなんだろうな。


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イタリア語セミナー・・イタリア映画

2022-06-29 23:43:05 | つっこみ伊太利亜語

何年か前にこのセミナーでイタリア映画が採り上げられた時、私は何一つ作品を知らなかったが、今に至っても「ライフイズビューティフル」しか語れないのか・・と思っていたら、なんとラストエンペラーもイタリア映画だったのか? イタリア・中国・ギリス・フランス・アメリカの合作なれど、監督はイタリア人のベルナルド・ベルトルッチである。ひゃぁぁ。

セミナーでは、映画のワンシーンの、略語の多い会話を補って正式の文章にしたり、描かれた情景をイタリア語で表現したり・・と面白かった。

後半、恒例の、先生のお友達のイタリア人ゲストによるお話。先日旅するためのイタリア語にも出てこられたベネツィアングラスのマウリツィオさんや、イタリア語や料理等いろんな教室を開いておられるカティアさん、パスタデザイナーのラファエラさんが登場され、とても面白かった。


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駅前パソコン教室修了

2022-06-28 23:38:46 | ただの日記

3月下旬から、VBA習得のために通い始めたパソコン教室だが、VBAが終わった後も、そのままやめてしまうのに忍びず、ビジネス講座の座学を続けていた。

昔やったはずの簿記や決算書分析の復習では、なんと今まで何も考えずに機械的におぼえてたんだろうということを反省。簡単な内容だが、実感のこもった授業に感銘を受けた。

自分でレストランを経営したらどうなる・・アイデアだけでは絵に描いた餅なので、それを業務計画書にどうやって落としていくか・・それが書けなければ銀行はお金を貸してくれない。絵に描いたもちと言われても、アイデアすら浮かんでこない私はさらに猛反省。

この先生自身が、貧しい生活の中から、農家を手伝えば捨てる野菜をもらえることを子供の頃におぼえ、おじいちゃんの工務店の設計業務を手伝ったり、売れない小魚や売れ残りの洋服を行商で売ったりと、いろんな経験をされている。困難を乗り越えるにはまずアイデアなのだから、私ももう少し頭を使って考えるようにしないと。

不平不満を言うなら社内ベンチャーでも起こす気分で事業計画を書いて発表しろ・・いままで忙しくてそんなことを考えなかった自分が恥ずかしい。またアジアの廉価品に押されて行き詰まったら外国を見に行け(特にアメリカやヨーロッパ。アパレルならイタリア)・・・青春時代をジャパンアズナンバーワン的風潮で育った我々の世代はその発想が抜け落ちてるかもしれないね。

とうことで、独立起業までいかなくても、少なくとも今の仕事をもっと前向きにこなすために、私ももっと考えていかなければならないと思った。


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大河ドラマ「鎌倉殿の13人(第21話〜25話)」までを見て

2022-06-27 22:50:18 | ドラマ鑑賞

ついに、25話の最後に頼朝が天に召された。通説のように落馬して亡くなったというよりも、落馬する前に馬上にてすでに意識を失っていて、そのせいで落ちた・・という演出になっていた。

思うに、この大河ドラマは、「草燃える」や「北条時宗」を見てきた人を相当に意識して番組作りをしていると思うのだ。草燃えるを意識しつつ、違う風に違う風に作っていると思うのだ。そして視聴者をして、「あれも良かったが、これもいい」と思わせるのに成功していると思う。

大泉洋は、回を追うごとに頼朝らしくなっていってて、それでいて大泉らしさを失わない点を両立している。番組初めに日本地図が映って解説が入ることがあるが、その時の頼朝を表す写真が、大泉のはずなのにめっちゃ頼朝なわけである。

曽我兄弟の敵討ちも、実は頼朝暗殺が主目的で、敵討ちは隠れ蓑・・そして幕府の体面上、敵討ちとしての美談の方を後世に伝えたという設定が面白かった。工藤祐経が初回から出ているもんだから、どんな曾我の仇討ちを見せてくれるか楽しみにしていたが、なんと頼朝の身代わりに殺されるという・・しかもしばらく誰が殺されたのかわからないという、意図的な肩透かしも面白かった。兄の十郎も死に場所を得られなかったし(ナレ死さえも許されず・・)、まこと型破りな仇討ち話であったが、そのとばっちりを受けた蒲殿(範頼)の最期は哀れであった。

しかし、鈴木京香さんが演じる丹後局・・強烈だったなぁ。政子も大姫も濃いキャラのはずなのに、あれにはタジタジ。・・ていうか、見てる私も腹立って、殴れるもんなら殴りたい思ったほど。それだけ鈴木京香さんの演技力はすごいのだ。

キャラが濃いといえば、比企能員の妻・道の悪者ぶりには・・・比企が疎まれるようになった元凶はこの人のせい・・ということにするのか。

ところで、この番組のどこが「北条時宗」を意識して作られているか・・というと、テーマ曲である。真ん中の・・サビの再現部のちょっと前あたりにモンゴル民謡のオルティンドーらしきものが微かに聞こえるところである。オルティンドーは、日本の馬子唄にも似ていて、女性が高音でア〜アアアア〜と、ターザンみたいに歌い上げるのであるが、北条時宗のテーマ曲にはこれが何回も登場する。鎌倉殿の13人では、たった1回、それらしきものが聞こえる程度であるが、北条が天下を握った後に訪れる元寇という大事件を暗示させるものだ。頼朝の死は1199年、チンギスカンの即位は1206年であるが、大陸で起こっている不穏な動きをテーマ曲の中に表現しているんだな。


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西武線特急「ラビュー」(西武001系電車)を撮る!

2022-06-26 23:02:25 | 鉄への道?

もう8月にでもなったのかと思うほど蒸し暑い1日だったけど、私は久しぶりに鉄分補給ができて嬉しかった。

まずは西武001系電車・特急ラビュー。正面から見ると、ちょっと宇宙飛行士見たい。

横から見ると、私にはどうしてもお蚕様に見えるんだけど。

座席の窓がワイドで素晴らしい。大きな車窓からみる景色は格別だろうな。そして線路もめっちゃ間近に見えるだろう。そういえば、子供の頃、景色よりも線路ばっかり見ている時期があったな。

ということで、内から外の眺めが素晴らしいことはまず間違いないが、外から内の眺めもめっちゃクリアで、油断してるとパンツ見えちゃいそうだから気をつけないと・・・。座席はゆったりと快適そうだ。いつか乗ってみたい。

横にはライオンズラッピング。選手の顔の若々しいこと。昔、高校生の時、私は高校野球が好きなのに、母がプロ野球の方が面白いと言ってて、プロ野球ばっかり見てて・・・私の目にはプロ野球選手がめっちゃおじさんに見えてつまらなかったなぁ。でも今じゃ私の方が遥かにおばさん。選手のみずみずしいホッペにキュン。

正面はぼやけてしまった。残念。


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【読書録】十字軍物語 4.十字軍の黄昏

2022-06-25 23:59:05 | 読書録

塩野七生/新潮文庫

これで4分冊全て読んだ。深い本だった。今まで知らなかったことがいっぱい。

それにしても4冊読み終わった後に、フランス王に対する激しい幻滅を感じる読者は非常に多いであろうな。

自ら軍を率いていったルイ9世は、多数の自国兵士を犠牲にしただけでなく、自らを含む軍ごと捕虜となり、その解放のために多額の金を使わせ、さらに懲りずに、誰も要求されてないのに最後の十字軍を率いて出兵し、ろくに戦わないうちに病没。なのに、聖人に列せられてしまった。

この人は内政であれば、ある程度安定した統治行った用であるが、外政・戦争となると適性がまるでなかった。

だが軍を率いなかったフランス王は、十字軍に参加して死亡した諸侯の土地を我がものにして力を蓄え、最後まで戦った聖堂騎士団(テンプル騎士団)異端の罪を着せて拷問にかけ、生き残った2人は家系に処し・・・十字軍のこない間も中東の十字軍国家を守った聖堂騎士団の本当の敵はイスラム勢力ではなく、母国の王であったとは。

聖堂騎士団、病院騎士団(→聖ヨハネ騎士団→マルタ騎士団)、チュートン騎士団・・等、この本を読む前であれば全く興味を持たなかった各騎士団の違いに詳しくなった。またイスラム側でアイユーブ朝が倒れて奴隷王朝ことマムルーク朝が起こった経緯や、他のイスラム国家とは異なるマムルーク朝の強さ(イスラム世界を東から苦しめたモンゴルを打ち破り、中東地区からキリスト教徒を一層した)などについても詳しくなった。

本巻の最初の方は神聖ローマ皇帝のフリードリッヒ2世の話だが、先日読んだこの皇帝についての塩野さんの作品の復習にもなった。

それにしても、余計な十字軍さえなければ、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教・イタリアの商人たちが中東で見事に共生していたのに。今なお実現が難しい中東和平のヒントがこの時代にあったのにね。破るのはいつもキリスト教側だったのが残念だよ。


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音楽練習記録用ノート・10代目突入

2022-06-24 23:32:56 | ただの日記

13年前からつけている、音楽自主練ノート・・ついに10冊目に突入した。

ノートの最初に、今までの練習ノートの歴史と、ヴァイオリンと声楽とトランペットの本番までの練習量累計を記録しているが、10冊目ともなると、それを書くのが結構大変だったりする。

ちなみに9冊目のラストの方は、

見開き2ページを3日間使う感じに。

新しいノートの表紙はナイチンゲールの手紙だ。

ほとんど読めないけど、とりあえず載せておこう。


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映画「グッドモーニング, ベトナム」を見て

2022-06-23 23:54:03 | 映画・番組等、各種鑑賞録

ずっと前にBSプレミアムで録画してあった、この映画を見る。

泣けたし、考えさせられたし、とても後を引く、いい映画だった。

舞台は1965年のサイゴン。兵士たちを元気づけるDJとしてやってきたエイドリアン・クロンナウアは、今でいう放送禁止用語連発の冗談ニュースと軍から禁止された曲を放送で流し、兵士たちに大喜びされる。中にはビーチボーイズのサーフインUSAも・・・あれってそんな古い曲だったのね。

戦闘要員でない主人公の視点は、戦争映画としては、他にはない新しさを感じる。現地の女性トリンに一目惚れ・・本気で愛した・・下心はあるけれど、現地の人たちに生きた英語(スラング)を教えて大喜びされる。

そして、戦地に行く兵士たち・・クロンナウアの目には、現地の貧しい人たちと比べて、決して幸福には見えない死んだ目の若者達を、得意のジョークで笑われる。

さて、愛した(でも片思い)のトリンの弟ツァン(美少年)と親友並みに親しくなったクロンナウアはそのツァン2度も命を救われる。しかし彼は実はベトコンだったのだ。さすがにベトコンと親しくしてしまっては、職務は解雇されざるを得ない。「我々はあなたたちの国のために来たのに」というクロンナウアに対して、泣きながらあなたは敵ですと宣告するツァンは一言「愚かにもあなたを助けた」と呟く。

クロンナウアは大きく傷つきながらも、最後に現地の人たちにソフトボールを教える。去っていくクロンナウアにトリンが別れを言いに来るシーンは泣ける。トリンはクロンナウアがいい人だと分かっていても、一緒になれないことを分かっていて、壁を作っていたのだ。そのトリンを演じた女優さんは大変な美人だがタイ人。何と私と同い年・・と言うことは、今頃は・・・。

泣きながら叫ぶツァンの、涙に濡れた大きな美しい目が忘れられない。

 


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柿酢

2022-06-22 22:59:33 | 意外にすぐれモノ

この頃疲れてたまらないとフェイスブックに書いたら、2人の友人が勧めてくれたのが柿酢。

近所のスーパーにはどこも置いてないので、ネットで注文。

早速一昨日から寝る前に15ccを水に薄めて飲んでいる。

確かに寝つきはよく、途中で起きてしまうこともなく、朝まで眠れている。

効果を実感できるのはまだ先だろうが、お酢を飲むこと自体は良いことに違いない。

かつ、酸っぱさがマイルドで飲みやすい。

実は、これが届く前から、冷蔵庫に残っているいろんなお酢を薄めて飲んでおり、特にバルサミコ酢が美味しいのにびっくり。

最近テレビの旅するためのイタリア語講座で、バルサミコ酢はもともとは喉の薬として売られていたという話があったけど、確かに飲むと喉に心地よい。

そうね、柿酢・・日本の米酢よりバルサミコ酢の方に飲んだ感じは近いかも。両方ともフルーツのお酢だし。

とにかく、少しでも疲れをとって、生活を良い方に回したい。


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【読書録】ウクライナを知るための65章

2022-06-21 23:32:53 | 読書録

服部倫卓・原田義也/明石書店

これはかなりボリュームがあり、読み応えのある一冊だった。情報が多い分、流れが分かりにくいという点はあるが、事前に中公新書の「物語 ウクライナの歴史」を読んでいたので、そこで学んだことを頭に描きつつ、完読することができた。

現在のロシアによる侵攻が起こる前に書かれた本であるが、ドンバス地域やクリミアについて、ウクライナ独立後のごたごたや経済危機について、詳しく書かれていたのはよかったと思う。

読めば読むほど・・やはり一筋縄ではいかない・・難しい・・という思いが強くなる。多民族国家で、ソ連時代を支えた重工業のインフラは多くが旧式・・経済的に不安定となれば、政治もどうしても不安定になり、悪循環の環の中にいるような印象である。

ウクライナのことは、決して他人事ではないと思う。

今の最悪の状態からウクライナが早く解放され、国際社会の応援を得て回復し、何か一つでも好循環の切っ掛けになるものを掴み、世界に平和が訪れることを願ってやまない。


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【読書録】13歳からの地政学

2022-06-20 22:38:17 | 読書録

田中孝幸 / 東洋経済新報社

この本はとても素敵だ。想像していたより内容が濃い。大人向けの本って、多少論理の飛躍があったとしても読者が自らの経験や知識で自然に補っていく要素があると思うが、子供向けにはそうはいかない。子供にもわかるようにというのは、言葉が易しいだけではない。「こうだからこう」という論法を、隙間なく埋めていかなければ子供は納得しないだろうから、筆者はかえって大変なのではないかと思った。

「遠交近攻」・・昔の中国の言葉で、「遠くと交わって仲良くした上で近くを攻める、ひいては攻められないように準備する」という意味だが、今の日本を取り巻く環境は、その言い出しっぺの国に対してこれを意識しているわけだ。だが米国のような遠くの国と仲良くするのは良いとして、「一番大事なのは口も利きたくないほど嫌な敵を作らないことだ」という話・・人間関係に当てはめれば常識だと思ってしまうだろうが、今の日本で果たしてこれができているかは微妙なところだな。

核兵器は今や海中に隠すもの・・というのは目から鱗だ。だからこそ深くて安全な海を誰かさんが欲しがるのだ。海を平面的に捉えていた私にとっては盲点だったな。立体的に捉えれば、南シナ海は深さ的にちょうど良いのだそうな・・・。

その他、アフリカが貧しい理由(お金が欧米に大量に流れている、国民意識が希薄等)とか、多民族で小規模国家でもシンガポールのように同じ国民としての意識を高めていけば豊かになれる等・・・世界地理好きだったのに、そういう観点で学んでこなかったなと反省。

国民の英語力が高いのは圧倒的に小国が多い・・というランキングの中で、日本は78位だというには愕然とした。日本人は日本国内の商売だけでやってこれてしまったからという要素が強いようだ。大国ほど内向きになり、自分の国の理屈を他国に押し付けて失敗したり、いざというときの理にかなった良い判断ができなくなる(最悪戦争を起こしてしまったりする)傾向が出てくるという。日本は小国なのに半ば大国病に罹っているようなものなのだな。

等々・・大人向けの本には敢えて書かないようなことまで触れているところが素晴らしいなぁと思った。


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安直ピクルスその2

2022-06-19 22:33:27 | 下手くそ料理帖

野菜に注ぐだけでピクルスができる・・・先日類似品を買ったけど、今回はこちら。

う〜ん、こっちの方が美味しいなぁ。先日の類似品は、私にはちょっと甘すぎて。。。

ただ、こっちも甘さが気になるので、白だしとかナンプラーとか混ぜて使ってる。

きゅうりは味が染みすぎないように、なるべく大きく切る。にんじんは細め、大きめの蕪は8つ切り。ここに茗荷を縦に8等分したものを加えて漬けると、私好みの味に。

特に茗荷を縦に切った時もえも言われぬ香りが大好き。茗荷とナンプラーってちょっと合うよね。


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あさりとしらすと大葉のスパゲッティ

2022-06-18 23:25:24 | 下手くそ料理帖

業務スーパーで買ってきた冷凍あさり、冷凍しらす、大葉、刻みニンニクなどを使ってスパゲティを作ってみた。材料は全て目分量。

桃屋の刻みニンニクとオリーブオイルをフライパンに入れて温め(ニンニクは油に触れると跳ねるので、弱火で・・)

ニンニクが跳ね出したら、すかさずあさりとしらすを投入。(両方とも小分けにして冷凍してある)

ねぎを投入。

鶏ガラスープ顆粒と白ワインを適当に投入して煮詰める。パスタが茹で上がったら、茹で汁も少し投入してかき混ぜ、

パスタ投入。うまくソースと絡んだら、火を止めて大葉の千切り(5枚分)を入れて混ぜる。

胡椒を少し振ったかな。あさりとしらす、鶏ガラスープの塩分があるので、塩は足さなくて良いかも。

結構美味しくできたんで、今日は昼も夜もこれにした。


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大葉の保存

2022-06-17 22:33:38 | 下手くそ料理帖

業務スーパーでまた100枚入りの大葉を安く買ってきて・・今までは無理に大量消費レシピを探していたけれど、大葉の茎の部分の先をちょっと切って、底に少し水を入れた瓶の中に立てておけば、大葉はめっちゃ元気で長持ちなので、毎日少しずつ使えば良いことに気づいた。(水は毎日替えるけど)

買ってから1週間経つけど、お陰様で買った時より新鮮である。


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【読書録】日本の地形 見るだけノート

2022-06-16 23:53:08 | 読書録

竹村公太郎 監修/宝島社

こういう本は楽しい。

今、事情があって読書に時間を使えないのだが、これはベッドサイドに置いて、寝る前に数ページ読んで寝るにはちょうどいい本で、楽しく読み終わった。

地学と地理と歴史を組み合わせたもの・・こういうものをもっと若い時に学びたかったよね。

子供の頃からしっくりきていなかった長岡京が長続きしなかった理由。種継の暗殺とか早良親王の怨霊とかではピンとこなかったが、巨椋池の水害が原因であれば納得感がある。そんな話で心をツカまれた私、日本列島の成り立ちやフォッサマグナ、伊豆半島の衝突、その影響で房総半島ができる様子に興奮が頂点に。懐かしい八郎潟の干拓や、京葉工業地帯の形成等・・・こういう話、いくら聞いても飽きないわぁ。


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