さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】週刊古代文明72

2008-06-30 23:12:29 | 読書録
身体のむくみは引いてきたけど、どうも身体の左側の筋がこわばるような嫌な気分が一日中続き、職場を早めに失礼して鍼灸院へ。昨日足首に描かれたホツマ文字の痕跡を見て、鍼の先生が怪訝な反応をする。私も誤魔化すので精一杯。効く効かないの見切りをつけたら、こんな文字を描くのやめたい。

・・・・・・・・

ムダ話はさておいて、先週号の週刊古代文明から、以下をピックアップ。

1.漢の武帝
2.登呂遺跡
3.シバの女王

1.最近脳みそが朝鮮半島に飛んでいっている私にとって、漢の武帝とは、古朝鮮を滅ぼし、楽浪・玄菟・真番・臨屯の四軍を置いた男という発想ばかりが浮かんでくる。韓国ドラマ・チュモンの中盤で、真番・臨屯が廃止される話が出てくるが、それは紀元前82年の話。武帝は紀元前87年に亡くなっている。ふんふん・・それでドラマに武帝が出てこないわけね。ちなみにチュモンが高句麗を建てたのは紀元前37年の話だというが、ドラマの設定ではチュモンは40歳で死ぬことになっている。でも82-37=45・・チュモンの攻撃が切っ掛けで真番・臨屯が廃されたという話と、40歳で死んだという話って両立しないじゃん。ってことで、チュモンによる真番・臨屯郡攻撃の話は創作だと思ってはいたが、やはり創作だろう・・・ちゃんちゃん・・な~んて、チュモンのことじゃなくて、ここでは武帝のこと書いてあげなきゃ。

私の中で、本人とは全然関係ないところですっかり印象が悪くなってしまっている武帝だが、その在位は55年と実に長い。7歳で皇太子となり、16歳で皇帝になり、半世紀以上玉座にあったわけだ。その間、西域へ送り出した張騫が匈奴に十数年捕まるようなことがあっても、武帝はちゃんと待ってたわけだ。武帝は英明な人物ではあったが、激しやすく、怒りに我を忘れて身近な人物を殺してしまうことがたびたびあったようだ。また神仙思想に取り付かれ不老不死に執着したところを見ると、人間的には不幸な人物であったと思わざるを得ない。

2.最近は三内丸山とか吉野ヶ里のような大規模な遺跡が発掘されているから、登呂遺跡の存在って薄れてしまったかのような気がするけれど、週刊古代文明に書かれているこの記事は、とてもよいポイントをついているような気がして、ちょっと感激した。登呂遺跡が発見されたのは昭和18年。本格的な発掘調査が始まったのは昭和22年。この間、我々は敗戦を経験している。戦前の歴史教育は神話世界の延長線上に置かれていたわけで、敗戦を経験し、軍国主義への反省から古代の歴史にまっすぐ向き合おうとした人々の熱意が、登呂遺跡の発掘に結びついたのである。昭和22年であればまだまだ戦後の混乱や物資の不足から脱し切れておらず、ほとんどの品物が配給制だったなかで、この遺跡の発掘は進められたのだ。苦しい生活の中でも何かをつかもうとしていた人たちのエネルギーをこの記事から感じ取った。

先日韓国の歴史教科書を読んで、古代史部分について随分神話的要素が強いなと思ったし、教科書を訳した人もそのように書いている。だが敗戦を通じ、戦前の教育とは一線を画したわが国と、逆にわが国に主権を奪われ、今なお国土の分断に悩み、アイデンティティの確立を重要視する隣国との違いが、子供向けの教科書に現れているのだ。どちらが良いとか悪いとかを言っているのではない。ただ歴史というものは国民の心の支柱の一つであるのだから、自分達が今の生活をどのように獲得してきたのかを代々伝えていくことは重要なことだ。ちなみにアメリカの教科書は、当然ながら、イギリスの支配からどのように独立を勝ち取り、民主政治を実現し、世界の覇者になっていったかを、緻密に語る。近現代史しかないし、毎日1時間ずつやり、毎日宿題が出るから、1年間に電話帳のように分厚い教科書を一冊学べることになる。

3.シバの女王といえば、彼女を描いた絵が、高校時代のクラスメートの顔に似ていて、大いに笑ったことを覚えている。そのクラスメートはその後自殺してしまったので、今はその絵を見るのが辛い。

この記事を読んで、シバの女王および彼女の王国のことって実はあまりよく分かっていないんだということが分かった。エチオピア説とイエメン説があり、特にエチオピア説はソロモンとシバの女王の間のロマンスを感じさせる艶っぽさがあり、エチオピア人自身も自分達はシバの女王とソロモンの末裔であると長らく信じてきたらしいが、残念ながら現在はイエメン説の方が有力のようである。
コメント

【読書録】朱蒙公式ガイドブック・第二巻

2008-06-30 00:11:19 | 読書録
第一巻に引き続きゴージャスな解説書を読む。

役者さんや制作にかかわった方のインタビューを見ると、ドラマでは見えない部分が見えて面白いなぁ。チュモン役のソン・イルグクさんは、ヘモス将軍との岩場でも武芸特訓シーンの撮影に6時間も頑張っていて、足の裏の皮が全部むけたとか。それでも痛いの一言も言わなかったんだそうだ。

ドラマでの三王子の年齢順はテソ>ヨンポ>チュモンだが、役者の実年齢で言うと、チュモン>テソ>ヨンポとなるらしい。しかもチュモンの母役のオ・ヨンスさんはソン・イルグクさんと同い年だというから面白い。

ヨンポは第30話ぐらいで殺される予定だったのに、ドラマの人気を支える活躍をしたので最後まで殺されなかったとか。逆に途中降板したのがプヨン。チュモンの第一夫人であるイェ氏になる予定が、構成の都合上、べつのイェ氏(イエソヤ)を登場させることになった・・・というのが、走りながら作る韓国ドラマならではの展開かも。

第二巻で私の目を引いたのは、ロケ地めぐり。ソウルからは遠そうだが、南の方に三韓志テーマパークというのがあり、ドラマのためのオープンセットがそのまま観光地になっているそうだ。ヨンさまの太王四神記のロケ地としても使われているそうだ。もう一つソウルから二時間くらいでいけるところに龍仁オープンセットがあり、高句麗宮のセットが作られているそうだ。行ってみたいけど、延々と電車を乗り継いでコレだけ見に行くのもキツイなぁ。
コメント

引き続きむくみに苦しむ

2008-06-29 23:52:50 | ただの日記
足の方はマッサージを受けたお陰で昨日よりはマシだったが、手の方もむくんでいてなかなか起き上がれず。本当は半年振りに美容院でも行きたかったのだがかなわず、今日も鍼灸院と整体通い。


整体院では、いつも以上に身体が冷え切って、お腹のしこりも取れないので、先生が「古代文字の気功治療」とかいう本を持ち出して、肘の内側や足首のくるぶしの上のツボを囲むように、ホツマ文字と呼ばれる日本の神代文字をボールペンで書いてくれた。それぞれ心・肺機能を整えるもの、頭に上り詰めた気を下げるもの、腎・膀胱系を整えるものなど。何故かお腹のこわばりはふっと解けた。

だが、この手の神代文字って本当の古代文字ではなくて、後代に作られたものじゃん。神社とかで使われていたものだからそれなりの由緒はあるだろうが。胡散臭さに釈然としないまま、気を下げられて萎えた頭のまま帰ってきた。今日も何も出来なかったなぁ。
コメント

モツ4番2楽章始動とソロ合わせと足のむくみ

2008-06-28 23:52:31 | ただの日記
今朝は、鍼灸治療を保険扱いにしてもらうために、近所の内科に行ったあと、バイオリンレッスン。

今日からモーツァルトバイオリン協奏曲4番の2楽章の練習。音は簡単そうにみえるが、ポジション移動が多くて音程が安定しないのと、特にG線のハイポジが多くて肩が疲れた。

レッスンが終わったところで、鍼治療に行き、また取って返してカラオケBOXでオケ練のための準備練習をちょっとやる。今日のオケ練は待ちに待ったウォルトンのヴィオラコンチェルトのソロ合わせ。正直ソロが入らないと分からないところが多くて、今まで練習しててもイメージがわかなかったのだが、ソロと最初に合わせたときは・・わぁCDみたい・・と思ってしまった。今日は隣の人がお休みだったので、私は前の方の開いている席で弾いたので、親しみやすい雰囲気のソリストの方の演奏を前の方で見ることができてラッキー。ヴィオラの重音って、まるで心を揺さぶるような憂いがあって、素敵だなぁ。

だいぶ曲をつかんできたのに、相変わらず、弾けないところがずっと弾けてない。悔しいのでカラオケBOXでもう一練習したいところなのだが、練習中から足がむくんですごく辛かったので、朝5時までやってるとかいう足裏マッサージの店に初めて飛び込んだ。この店、存在は知っていたのだが、お客様が待っているのを見たことがないので馬鹿にしていたのだが、男の人がしっかり足裏をもんでくれたので、すっかり気に入った。夜遅くまでやっている駆け込み寺を一つ発見できてよかった。
コメント

【私のとっておき/イラスト】ガクアジサイ

2008-06-28 08:02:06 | イラスト(その他)
う~ん、植物画ってやっぱり苦手。言い訳かもしれないけど、いつも色をつける段階で失敗しているみたい。

特に緑が難しい。水彩色鉛筆って、水をつけると色が変わってしまう。もっと濃い緑にしたかったのに、黄緑色っぽくなってしまい、黒やセピアで陰影をつけたところも単に色が悪いみたいに見えてしまって心残り。

本当はガクアジサイの清楚さをもっと出したかった。ここ数週間、普通のアジサイは見飽きるほど見たが、そんな中でふとガクアジサイを発見すると、そのシンプルさに心を惹かれる。特に白いヤツがいい。

ガクアジサイって、いわゆる普通の球状のアジサイ(セイヨウアジサイ)の原種なのよね。しかも日本原産。本物の花は中央にある粒々の小さい花で、そっちは両性。絵ではうまくかけなかったが、雄しべも雌しべもあり、それらしきものが伸びている。で周辺を飾る花は装飾花と呼ばれ、雄しべも雌しべもなく、中性の花である。花びらに見えるものは実はガクだという。セイヨウアジサイでは全体が中性の装飾花になっているわけだね。

昔、鎌倉の明月院に行った時、ちょうどアジサイが見ごろで、猛烈な数のアジサイと人の白髪頭を見たけど、セイヨウアジサイの中に混じってちらほらとガクアジサイがあっても、たんなるシャビーなアジサイにしか見えない。だけどこのように独立して咲いていると、ガクアジサイならではの魅力が見えてくると思う。
コメント

【私のとっておき/イラスト】ハウステンボスの風車

2008-06-27 23:46:03 | イラスト(長崎)
だんだん過去ネタも少なくなってきたなぁ。

これは11年前に描いた、ハウステンボスの風車。ミュージアム・モーレンといい、中に入って風車のしくみを見学できる。確かこの時はいまは無きオランダ村へ行くための船が出る時間が近づいていて、猛烈に早足で回った記憶がある。

最近は本場オランダでも風車を見ることはまれになったというから、中を見学出来るのも貴重な機会だと思った。複数の歯車が角度を変えて組み合わさっているので、羽根の動きが軸と歯車を回し、運河の水を汲み上げる力に変換されていく様子がよく分かった。一つの風車で力が足りない時は、風車を3つぐらい並べて少しずつ汲み上げていくらしい。

風車はこうした動力源としてだけでなく、決まった位置で羽根を止めたり、動かし方を工夫したりすることにより、合図を送る役割もしていたことを知り、猛烈に感動した。

※なお、当時はまさか数ヵ月後に本場オランダで本物の風車を見ることになるとは思ってもいなかった。ハウステンボスに行った4ヵ月後にトルコに行ったのだが、帰途、アムステルダム空港で乗り継ぎに6時間もかかったので、急遽3時間アムステルダム観光を添乗員さんが企画してくれた。この時に見た本場の風車はあまりに大きくて、本当にびっくりしたことを覚えている。


風車の横には巨大なオランダーチーズを売る“チーズ農場”という店があった。タイヤのようにゴーダチーズやエダムチーズが積みあがっていてなかなか壮観だったけれど、とても一人じゃ食べきれないので、すごすごと退散した。
コメント

続々・お茶のおまけにハマる

2008-06-26 23:17:38 | 身近なちょっと可愛いもの
我ながらアホらしいと思いつつ、またお茶のおまけにハマっている。こんどはサントリー烏龍茶のカラフルペンシリーズ。
多分、お~いお茶(新茶)の和風ボールペンシリーズに触発されたからじゃないのか・・なんて考えてみるが、タイプが違うので集めがいがある。

実際に書ける色も表の色と同じだ。これでアンダーラインを引きながら、電車の中でじゃんじゃん本を読んじゃうぞ~!

※そういえば、昔、受験勉強をやってたとき、ボールペンで書くようにしていた。1年で20~30本使い切ったな。ご丁寧に、今何本目ということが分かるように、ボールペンに番号を書いたラベルを貼ってた。なんだか学ぶためよりもボールペンを減らすために勉強していたような気がする。いまから思えば馬鹿だったなぁ。だからといって、お茶のおまけのボールペンを集めて喜んでいる今の私は、昔から全然成長していないのかも。
コメント

旨! おまぜ定食

2008-06-25 23:57:11 | 食いしん坊レビュー
ここ数ヶ月、夜は駅前の定食屋「やよい軒」に入り浸り・・・。特にこの1ヶ月はすごいかな。

お値段手ごろ、遅くまでやってる、美味しい、ほどほどに待たせる・・というところが私のお気に入り。最後の「ほどほどに待たせる」というところは、食事が出てくるまでの間、一作業できるという意味。お陰で、スケッチも少しずつ進んでいく。

最近加わった期間限定メニューで「おまぜ定食」というのがある。これは納豆、オクラ、とろろ、めかぶ、イカ、マグロ、卵にタレを加えて自分で混ぜながら食べる定食なのだが、見るからに美味しそうなのに、私の入れる時間帯だといつも売切れてしまっていて、ずっとありつけずにいた。ところが今週に入ってからやや在庫を増やしたらしく、めでたく月曜日にありつくことが出来た。

めちゃくちゃ旨い! ただ混ぜただけなのに。多分この種のものは自分でも作れるだろうが、一人分を作るとなると、こんだけ混ぜると沢山出来てしまうだろう。少しずつ混ざっていることが上品な味のポイントだ。めかぶの旨味、イカ+マグロの食感も加わって、たんなるネバネバ食品の混ぜ合わせではないありがたさを感じる。

月曜日は写真も撮らずに、あっという間に食べてしまったのだが、あまりに美味しかったので、今日も夜8時あたりから「おまぜ定食」が頭をよぎって仕方なく、幸運にも今日も食べることが出来た。ああ~760円の幸せ。期間限定じゃなくて、ずう~っとやって欲しいわぁ~!
コメント

【読書録】朱蒙公式ガイドブック・第一巻

2008-06-24 23:59:07 | 読書録
歴史ドラマを見るときは、どの部分が史実で、どの部分が創作なのかを知った上で見ると、面白さも倍増するのだが、最近韓国史を勉強し始めてはいるものの、高句麗の歴史という観点では、ここまでまとまっているものはないかもしれない。本来はドラマの解説書だから役者や製作者のインタビュー、ドラマのあらすじがメインなれども、「史実ではこうです」とか「伝説ではこうだけど、こういう風に作りました」とか、小国も含めた漢半島の勢力図など、なかなか貴重な情報がいっぱい。へぇぇ~と思った部分は書ききれないほどあるけど、いくつかピックアップしてみよう。

1.武芸の達人であるヘモス将軍を演じたホ・ジュノ氏は、ホテリアーはオールインに出てきた、とぼけたオッサンだった。本当はアクション俳優だったんだね。悪いことに年齢的には私と元同学年。クムワ役のチョン・グァンリョルと一緒になって「僕らって、高齢者俳優になっちゃったんだ」なんて言わないで!

2.ヨンポは架空の人物だが、予想外の活躍と人気のために、出番が大幅に長くなったらしい。伝説ではクムワ王には7人の王子がいてチュモンをいじめていたというのだが、第二王子から第七王子までをはしょって、ヨンポというキャラクターにおしつけているわけだ。確かにテソとチュモンの対決だけじゃこのドラマは面白くない。間にアホカッコいいヨンポ王子がいるのが、ドラマのスパイスになってくれている。ヨンポの演技が光りすぎたせいで、役者としてのウォン・ギジュン君の人格そのものが「情けない奴」だと思われてしまったようだ。町を歩いていて「情けない奴」とか言われてしまう彼の誕生日は、私の誕生日の一日前だ。

3.チュモン役のソン・イルグクさんの乗馬と弓の腕前は本物だという。武芸対決で、目隠しをしながら的を射るときは、弓との一体感を出すために自前の弓を使ったんだとか。韓国の伝統弓は世界最小サイズだそうだが、飛距離は145メートルもあり、現代のアーチェリーの90メートルに比べても段違いだ。小さいから馬に乗っての騎射もしやすいだろうね。ちょっと弓もやってみたくなったんだけど~~。

4.チュモンの本名はチュモだった。
ドラマでは、チュモンが自分の名を偽る時に「チュモ」と名乗っていたが、それって、まるでさぶりんをさぶりと言うがごとく、バレバレで名を偽っていることになるのか?と思ったけど、漢字で書くとチュモ=鄒牟となり、全然違う字ではある。むしろ鄒牟(チュモ)の方が本名だと聞いたときはびっくり。チュモンは弓の達人という意味だから、呼び名に近いものなのかもしれない。

5.古朝鮮は、朝鮮半島というよりも、現代で言えば中国東北部にあった国で、チュモンの出身地である扶余もまた位置的には中国東北部の国だったようだ。私は最初、扶余といえば、百済時代の石塔がひっそりと立っている、現代韓国にある扶余の地のことを言うのかと思っていたのだが、高句麗建国前にあった扶余は満州のあたりにあり、朝鮮半島をカスリもしていない。高句麗建国の地はやや南の卒本という地だが、朝鮮半島の根元あたりである。

で、百済を建国した温祚は朱蒙の息子と、先日読んだ韓国の歴史教科書にははっきり書いてある。だが「三国史記」の別伝によると夫人の連れ子だということになっている(このドラマでは後者の立場を取っている)。まぁいずれにせよ、建国者たちの代にさかのぼると高句麗と百済は親戚のようなものだということがわかっただけでも、このドラマを見た収穫だなぁ。百済が栄えた跡地に、現代にも扶余という地名が残るのは、彼らのルーツを象徴しているのだろうか・・気になる。
コメント

【読書録】週刊古代文明71

2008-06-23 23:58:01 | 読書録
ああ、最近テレビ会議が苦痛だ・・何が苦痛かって、自分の姿がワイドな画面にワイドに映るのが嫌なのよ・・・おまけに顔色悪いし。きっと機械が悪いんだわ~と自分で自分を慰めていたのだが、今日猛烈に画質のよい、ワイドじゃない高画質のテレビ会議を使う機会があって、私は完全に退路を絶たれた。そのテレビ会議機器でもワイドに顔色悪く写ってたからである。鏡を見るときは、脳の中で微妙に体形を補正しているようなのだが、普段見慣れない角度から自分を見ると矯正が働かず、いかに自分が太っているかがわかる。自分の演奏を録音して聞くと、自分の本当のレベルが分かるというのと同じことかもしれないな。肝に銘じなければ。

・・・・

な~んてことを書くつもりじゃなかったのだが、いつも本の感想ばかりじゃワンパターンなので、近況も加えて書いてみた次第である。

先週号の古代文明で、心惹かれたのは以下の3点。

1.広開土王の眉毛は濃かった
2.インカのチャスキ vs. 江戸の飛脚
3.エジプト娘の頭の香料

1.最近の私の脳みそは高句麗に支配されつつあるが、朱蒙を見たら、ヨンさまの太王四神記を見るぞ~と決めている。ヨンさまが演じているのはいわゆる広開土王。小学校5年くらいのとき、初めて「好太王の碑」なるものの存在を知ったが、正式には「広開土王の碑」というのだというのをそのあとで知る。当時はまさかこの人がドラマになるなんて思いもしなかったけど。

で、時の人(?)広開土王は、死後贈られた諡号であって、略さずに言うと「国岡上広開土境平安好太王」と言うのだそうだ。(結局「好太王の碑」も「広開土王の碑」も、どっちも略称じゃん。)生前は永楽太王と名乗っていたとか。今週号に載っている広開土王の肖像画はヨンさまとは似ても似つかない、眉毛の濃いゴツいお顔なのでちょっとショックだった。実はこの人エスキモーなんです・・・って言っても半分以上の人は信じると思う。

2.インカ王国時代、わが国の飛脚に似たチャスキという走る通信士がいた。海抜3000メートル以上の険しいインカ道を、バトンリレーのように全力疾走して、1日に280キロ離れた距離にまで情報を届けることが出来たという。江戸の飛脚は彼らの半分くらいの速さだが、一人の走る距離が長かったこと、一般の町民でも利用できたことなどから、より身近な存在なわけだな。いずれにせよ、早く&長く走れる人は、今の私にとっては手の届かないような存在だなぁ。

3.以前エジプトのパピルス画の模写で「女楽師達」の絵をこのブログに掲載したことがあったが、彼女達の頭の上に乗っている円錐状のものは、実は香料なのだということを、本号で初めて知った。私は香水よりも、お香の方が好きで、家には使いきれないほどの線香があるのだが・・・それはともかく、先日珍しいことに、夢の中でかぐわしく甘い香りを嗅いだ。それが忘れられなくて私にしては珍しく、香水を衝動買いしてしまった。


で、どこで香水を買ったのかというと、それが近所の本屋なのである。そこの本屋には、有名人が使っている香水を展示してある。サンプルを嗅いだとき、これぞ夢で嗅いだ香り・・と思ったのが右側のジャンヌアルテスのギュペシルク。平山綾や小柳ゆきが愛用中とのことで、ムスクやココナッツやバニラ系の甘い香りだ。左側のが同じくギュペシルクのブルームーン。こっちのがさわやかで沢尻エリカが愛用中だとか。どっちがよいかは、体調や気分によって異なるが、香りだけでも人気女優並みになってみたいと思って思わず買ってしまったが、果たして使いこなせるのか?

・・・今日は読書感想文より近況報告になってしまったな。
コメント

【DVD鑑賞録】朱蒙(第18話~第33話)

2008-06-23 00:10:24 | 映画・DVD等、各種鑑賞録
扶余の第三王子、朱蒙は、序盤は武芸も出来ず、甘えた情けない奴として登場するが、実父と知らずに、盲目のヘモス将軍から武芸を習い、精神的も肉体的にも成長していく。扶余を強い国にしたいクムワ王は、第一王子のテソを単純に太子にしたがらず、3兄弟で競い合いをさせる。チュモンは漢に頼らずに塩を入手できるルートを開拓したり、武芸対決でも弓では神業、剣でも武芸の達人と誉れ高い、第一王子のテソと互角の勝負を演じる。だが、自分の実父がクムワ王ではなく、ヘモス将軍であったことを知り、競い合いを降りて、しばし旅に出る。チュモンが競い合いを降りた時は失望したクムワ王だが、自分が実父でないことを知ったためだと理解し、チュモンを再び迎え入れて護衛総官に任ずる。

チュモンは護衛総官として、クムワ王や部下の信頼を得つつ力を蓄え、漢に対抗して真番・臨屯両郡を討つようクムワ王に進言する。ここでクムワ王=チュモン=ユファ妃 対 王妃=テソ=四出道の2派に宮廷が割れる。漢との戦いは序盤は扶余の優勢であったが、クムワ王が矢に当たって意識不明の重態となり、チュモンはテソの策略で漢の鉄騎軍の奇襲を受けて行方不明になってしまい、宮廷ではテソが王の代理として実権を握った。

一方、チュモンと恋仲のソソノ(ケルという小国の君長の娘)は、軍商として補給物資を運ぶために参戦するが、予想外の結果に運命が暗転する。

・・・・・・

猛烈にはしょっているが、33話まではこんな感じ。チュモンは高句麗の祖、ソソノはチュモンの高句麗建国を助けたあと、息子と共に百済を建国する女傑。チュモンは史書にも登場するが神話的要素の濃い人物、ソソノは存在がかき消されてしまった人物・・・彼らの若い頃の苦悩はこのドラマの創作ではあるものの、苦難に遭うたびに成長していく姿は、非常に心を惹きつけられるものがある。


宮廷の調度品なんかも、意匠が凝らしてあって見るのも楽しい。焼き物好きの私は、宮廷で使われている焼き物を見ると、よだれが出るほど欲しいのだが、ドラマで使われているのは実際にはやや時代が下った新羅時代のものの復元品。右の焼き物は「瑞獣」と呼ばれる酒器で、韓国の宝物636号のレプリカだという。あまりに味があるので、公式ガイドブックにある写真を見ながらスケッチをしてみた。(写真はもっと黒っぽいが、あまり真っ黒な絵になってしまうと不気味なので、セピア調にしてみた。)

ほかにも可愛い小物がいっぱい。DVDの進捗に合わせて、また描くかも。
コメント

茄子

2008-06-22 23:59:57 | お散歩・植物観察
声楽の先生のうちへの行き帰りに、茄子の花が咲いているのを見つけた。小さい実も生っているけど、何だかヘタと実のバランスがまるでヘラクレスオオカブトムシが角からぶら下がってるような感じだなあ。


茄子/ナス科

実は、この記事は後から(2009.3.29)に差し込んでいる記事。「植物観察」という新カテゴリーを作ったことと、このすぐ後に「悪茄子」という記事を書いているので、比較のために、当初写真撮影日の日付で差し込んでいるものだ。

この頃、植物の写真は植物観察というよりも絵を描くために撮っていた。もっと実が大きくなって、花と実のバランスが美しい感じにならないかしらと、ココとか鍼の先生のうちの茄子とかを頻繁に観察していたのだが、花と実が両方イイ感じで撮れる時期というのはなかなかないらしいことがわかった。と言うことで、コレが今まで撮った写真のうち、花と実が同一画面に写っている貴重な写真になってしまった。結局絵も描けてない・・(泣)。
コメント

歌うときの呼吸

2008-06-22 23:47:04 | 鉄への道?
1ヶ月半ぶりの声楽レッスンだったが、ずっと咳が止まらなかったため、昨日ちょっとさらっただけ。前回のレッスンで、練習よりも運動するようにといわれたのに、普通の生活をするだけで精一杯だった私は、結局何の運動も出来ず、今日はかなり怒られた。普通の人に比べて心肺機能が相当に落ちており、そもそも深呼吸をすることが出来ない。私は半分しか吸えていないのだと。床に寝て、腰をねじった状態で、背中側に空気を入れる練習もしたのだが、私は相当頑張って入れているつもりなのに、全然背中は動いていないという。おまけに気分が悪くなってしまい、ちゃんと鍛えないと、胃の方に負担が行ってしまうのだという。今までは心臓手術後だったこともあり、あまり運動のことは先生もおっしゃっていなかったのだが、そろそろ身体と鍛えることを考えないと、これ以上上手くならないという。次回のレッスンは1ヵ月後だが、筋力をつけていかないと、破門されそうな勢いだ。

ヴァッカイ声楽教本の方は、「第6課シンコペーション(Nel contrasto amor s'accende)」と、「第7課ヴォラーテ(速い音階の練習)への導入(Come il candore)」はあっさり合格。

ドナウディの方は、「Ognun ripicchia e nicchia(みんながこだわっている)」と「Ah, mai non cessate(ああ、けっしてやめないでおくれ)」に加え、新しくやってきた「Amor mi fa cantare(愛が私に歌わせる)」をやった。いずれも合格は出来なかったが、手ごたえは感じた。次回までにもう1曲さらってくるようにと言われる。

今日のポイントは鼻呼吸。私は鼻がいつも詰まり気味なこともあって、鼻呼吸が苦手で、歌うときはいつも口で息を吸っていたのだが、今日あらためて口呼吸は禁止される。鼻で吸った方が肺が動くんだそうだ。口だとすぐ一杯になってしまってそれ以上吸えない。鼻の方がいっぱい吸えるんだとバイオリンの若先生に言われたことが今更ながらに思い出される。


開通したばかりの副都心線(おお、車両がピカピカ)に乗って、千川から池尻大橋へ出て、今度は職場の合唱団でヨハネ受難曲の練習。鼻呼吸を心がけるようにしたら、意外にも高い音がすごく楽に出せるではないか。何で今までやらなかったんだろう。鼻がズーって音を立てるのが嫌でずっとやってこなかったが、しばらく鼻呼吸でやってると、鼻の通りも良くなってきて、一石二鳥だ。

合唱団の方も体調不良でずっと休んでいたから、出席率最下位レベルをなかなか脱せられないのだが、一応みんなには付いていっている。だがコラールの暗譜は辛いなぁ。記憶力には自信あったはずなのに、全然覚えられないのには閉口した。やはり歌詞カードに書き出して、単語の意味を考えながら暗譜するしかないかなぁ。
コメント

モーツァルトヴァイオリンコンチェルト4番1楽章合格!

2008-06-21 23:57:17 | ただの日記
3月中旬からやっている1楽章だが、ヨアヒムのカデンツァ部分も含めて、やっと今日合格した。1回30分のレッスンだからなかなか進まず、3ヶ月もかかってしまったなぁ。それでも昨年5番の1楽章に(クロイツェルの重音練習と一緒にやっていたこともあり)半年もかかってしまったのに比べればマシだなぁ。

さて来週から2楽章だ。卒業まであと2曲。先生は秋には私はいないものと思っているようだが果たして・・・。

オケ練と明日の声楽レッスンのための練習をカラオケBOXでやる。1ヶ月近く私を悩ましている咳は、今週になってようやく止まったが、歌を歌うのは久しぶり。まだちょっといがらっぽい感じ。明日はレッスンと合唱団練習のはしごだけど、大丈夫かなぁ。

オケ練はマエストロ練習の2回目。ブル7の3楽章・・やたら速い! だが雰囲気は出てきた。ウォルトンは初めて先生に見ていただくが、2nd全員落ちるところがあったりと、かなり不本意。来週のソロ合わせで感じがつかめるかどうか、楽しみ。


帰りは山形料理店へ行って、昨年酒田で食べ損ねた岩ガキを注文する。(酒田の懇親会で1人1個ずつあったはずなのに、私の座っていた席は人数が合わず、食べられなかったのだ。)夏に食べるカキってめずらしい。今頃から8月までが旬だそうだ。身がすごく太っていて、1個でも食べ応えがある(酒田で見たのより大きいぞ!)。普通のカキよりも磯の香りが強いかな。高いけど、今シーズンもう1回ぐらいは食べたいな。あとは美味しいお雑煮と、もち米シュウマイと、カニサラダを食べながら、山葡萄原液をちびちび。
コメント

【読書録】韓国の小学校歴史教科書

2008-06-20 23:55:07 | 読書録
「韓国の小学校歴史教科書」
 ~世界の教科書シリーズ17

 三橋 広夫 訳 
 明石書店

【おすすめ度】★★★★☆

韓国の教科書の全訳が日本で手に入るなんて、すばらしい! 今韓国の時代劇にハマッているが、まずは韓国の人が自国の歴史をどのように学ぶのか知りたかったのと、小学校の教科書だから読みやすいだろうと期待して、この本を手にとって見た。


小学校の6年生用の教科書とはいえ、280ページもあり、かなり読みごたえがある。本当は教科書+副読本の合本で、原版はカラーだという。デラックスだなぁ。自分が小学校の時学んだ日本史の教科書は貧弱で物足りなかったので、小学辞典や自由自在、その他5冊ぐらいのハードカバーにまとめた歴史の本など、5~6年生のころに読み漁ったなぁ。

さて、私がこの教科書を読んで、新鮮に思ったことをランダムに記述してみる。

●古代史よりも近現代史に重きを置いている。

我々の習った歴史だと、授業は大抵江戸時代までしかやってもらえず、明治・大正・昭和は駆け足か、ほとんどやらないかどっちかだったが、韓国の教科書は逆。百済のことなんかほとんど書いてない(白村江(=白馬江)の戦いのことが一切書かれていないことにややショックを覚えた。近代史が最も充実している。日帝時代と国を取り戻す努力について、相当詳しく書かれている。

ただ現代史になると、まだ評価が一定しない面があるせいか、とたんに貧弱になる。大統領も朴正煕がちょろっと出てくるくらいで、全斗煥、盧泰愚、金 泳三、金大中など、名前ぐらいは出てきても良さそうなのに全然出てこない。「わが国の民主政治は、時々壁にぶつかって先に進めず、後退したこともあった・・」とファジーな言葉で表現されているのだが、う~ん、誰の時代に後退したのか書かないのかなぁ。

●参加型の教科書

生徒は一方的に教わるだけでなく、歴史の中に参加させる気持ちにさせる工夫が見られる。特にへ~ぇと思ったのは以下。
「高句麗・百済・新羅の始祖と建国物語を調べ、これを簡単な役割劇で表してみよう。」
「高麗時代の偉人たちの伝記を読み、その1人に手紙を書いてみよう。」
「江華島条約(日本と結ばされた不平等条約)の内容を調べ、自分が条約締結の会談に参加して、日本の代表と談判することになったら、どうするか話し合ってみよう。」
「(日本憲兵に拷問される柳寛順の絵に対し)状況にふさわしい対話文を書いてみよう。」
韓国の人は小さい頃から役者・小説家になる訓練を受けているというべきか。一歩間違うと私のような夢想家になってしまうぞ。(朱蒙になら手紙を出してみたい私。)

●異様船

まぁ堅苦しい話は抜きにして、最初にページをぺらぺらとめくった時、日本なら「黒船」と言うところを「異様船」と書いているところは、めちゃくちゃウケた。

●朝鮮通信使

「通信使の『通信』とは朝鮮と日本の両国が信頼を回復するという意味を持った言葉です。」という部分にはホロっとさせるね。私はメッセンジャーボーイに毛が生えたようなものだと思ってたよ。そんな大事なこと、日本でも教えろよ!

●似てる似てる~

「高句麗水山里古墳の婦人図」と「高松塚古墳の婦人図」、「高句麗古墳の四神図(青竜)」と「高松塚古墳の四神図(青竜)」、「三国時代の金銅弥勒菩薩半迦像」と「日本の木造弥勒菩薩半迦像」は確かに似ている。だが、「百済の弥勒寺址石塔」と「法隆寺の五重の塔」が似てるというのはちっと無理があるような気がする。

・・・まだまだ色々あるが、ここら辺にしておこう。個人的には、朱蒙は書かれていたけど、光海君や中宗が全然でてこなかったので、ちょっと寂しい。
コメント