このテーマについては先日書いたばかりなのだが、ほとんどの人は手放せないとは思わないだろうが、私が手放せないと思っているものを一つ思い出した。よく考えてみると24年くらいこれなしでは暮らせない生活になっているせいで、私にとってはあるのが当たり前になっていて、すぐには思い出せなくなっていたのだ。
具体的には何かと言うと、それは
タイマー付きの腕時計
切っ掛けは当時の受験勉強のノウハウ本で、一つの科目を長時間漫然と勉強していても必ず集中力が途切れてしまう。たとえば10分ごとに勉強する科目を変えて行った方が、単位時間あたりの集中力が高まり、より頭に入るようになる・・・云々と書かれていたのだ。但しこれは短時間で集中力の切れる人向きで、必ずしも全員に当てはまる勉強法ではない、という留意文言入りではあったが。
だがこの一節がツボにはまった私は、その日からそれを実践した。メモ帳に受験科目一覧を書き、10分を一単位として、正の字を書いていく。寝る前にそれを合計して、今日は全体で何時間勉強したのかを同じメモ帳の右肩に書いては喜んでいた。これでアイドルタイム抜きのNETの勉強時間が計れる。最高で1日11時間くらいになったのではないかな。
この方法だと、通学時間やちょっとしたすきま時間をめちゃくちゃ有効に使える。特に英単語・歴史・古語などの暗記ものに向いている。ただ数学など、じっくり考えなければならない科目には不向きである。この勉強法を続けた結果、暗記物にはめちゃくちゃ強くなったが、論理的思考能力は育たず、結果記憶力と直感で動くような人間になってしまった(泣)。
ただ、悪いことばかりではなく、社会人になってからも細切れの時間を利用して何かをやるには、タイマーは非常に便利。またどんなに疲れていても寝る前に10分だけ本を読んで寝ようとか、5分でもいいから楽器に触ろうとか、通信教育のように面白くないが読まなきゃいけない本がある場合、大好きな歴史の本と抱き合わせで電車の中で5分ずつ交代に読むとかする時に使っている。(気分が悪くて休憩する時にも。)
煮込み料理とか、風呂にお湯を張る際のタイマーは別に時計と一緒になっている必要はなく、でかい音のタイマーが家に1~2個あればいい。でも外出中の細切れ時間の活用のためには、時計に付いていないとダメ。
必然的にデジタルのゴツい男物時計をすることになるのだが、タイマー付きという条件にはまる時計はデジタルのなかでも少数派。たいていがアラームどまりである。したがってここ7~8年はPROTREKを愛用している(現在は2代目。方位測定機能もついてるからさらに便利)。でも何で今日時計のことを書きたくなったのかというと、タイマーの時間設定のボタンが指で押しても効かず、ペンのお尻で押さないとダメになっていることを発見したからである。この時計に壊れられては、また探すのが大変。やはり手放せないものの一つだということを実感した次第。
ということで、どんなにデザインの優れた時計であっても、タイマーがついていなければ、私にとっては時刻の合っていない時計と同じようなものである。
※トラックバック練習版の今週のお題「手放せないものはなんですか?(01月19日)」 への投稿記事です。
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具体的には何かと言うと、それは
タイマー付きの腕時計
切っ掛けは当時の受験勉強のノウハウ本で、一つの科目を長時間漫然と勉強していても必ず集中力が途切れてしまう。たとえば10分ごとに勉強する科目を変えて行った方が、単位時間あたりの集中力が高まり、より頭に入るようになる・・・云々と書かれていたのだ。但しこれは短時間で集中力の切れる人向きで、必ずしも全員に当てはまる勉強法ではない、という留意文言入りではあったが。
だがこの一節がツボにはまった私は、その日からそれを実践した。メモ帳に受験科目一覧を書き、10分を一単位として、正の字を書いていく。寝る前にそれを合計して、今日は全体で何時間勉強したのかを同じメモ帳の右肩に書いては喜んでいた。これでアイドルタイム抜きのNETの勉強時間が計れる。最高で1日11時間くらいになったのではないかな。
この方法だと、通学時間やちょっとしたすきま時間をめちゃくちゃ有効に使える。特に英単語・歴史・古語などの暗記ものに向いている。ただ数学など、じっくり考えなければならない科目には不向きである。この勉強法を続けた結果、暗記物にはめちゃくちゃ強くなったが、論理的思考能力は育たず、結果記憶力と直感で動くような人間になってしまった(泣)。
ただ、悪いことばかりではなく、社会人になってからも細切れの時間を利用して何かをやるには、タイマーは非常に便利。またどんなに疲れていても寝る前に10分だけ本を読んで寝ようとか、5分でもいいから楽器に触ろうとか、通信教育のように面白くないが読まなきゃいけない本がある場合、大好きな歴史の本と抱き合わせで電車の中で5分ずつ交代に読むとかする時に使っている。(気分が悪くて休憩する時にも。)
煮込み料理とか、風呂にお湯を張る際のタイマーは別に時計と一緒になっている必要はなく、でかい音のタイマーが家に1~2個あればいい。でも外出中の細切れ時間の活用のためには、時計に付いていないとダメ。
必然的にデジタルのゴツい男物時計をすることになるのだが、タイマー付きという条件にはまる時計はデジタルのなかでも少数派。たいていがアラームどまりである。したがってここ7~8年はPROTREKを愛用している(現在は2代目。方位測定機能もついてるからさらに便利)。でも何で今日時計のことを書きたくなったのかというと、タイマーの時間設定のボタンが指で押しても効かず、ペンのお尻で押さないとダメになっていることを発見したからである。この時計に壊れられては、また探すのが大変。やはり手放せないものの一つだということを実感した次第。
ということで、どんなにデザインの優れた時計であっても、タイマーがついていなければ、私にとっては時刻の合っていない時計と同じようなものである。
※トラックバック練習版の今週のお題「手放せないものはなんですか?(01月19日)」 への投稿記事です。
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