さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

小田原市のマンホール

2016-02-29 23:30:30 | マンホール見参!
週末の、母校の担任の先生の還暦祝いの会で行った小田原城址公園へ行く途中にも、しっかりマンホールの写真GET!

例によって、こんなものの写真を撮ってるのは私だけだったが、これを切っ掛けにマンホールに目覚める人、いるかな?

小田原城が描かれているのはすぐにわかるが、正面の人達は何をやっているのだろう。砲丸投げ? とか思いながら調べてみたら、旧東海道の「酒匂川の渡し」をデザインしているとか。なるほどそう言われれば良く描かれているねぇ。

背景には箱根と富士山がごっちゃに描かれているため富士山が目立たないのだが、逆にそれがこちらの土地柄を表しているとも言えるのかな。



側溝蓋もなかなかきれいだ。ここまでデザインされている側溝蓋を見るのは初めてかも。

市の花ウメと市の木クロマツと青海波をそれぞれ扇の中に描かれていて、しかもカラーなのでとても美しい。


こちらの側溝蓋はやや地味なれど、小田原城の石垣と市の木クロマツがしっかり描かれている。市の木がクロマツっていうのは、わが市川市と同じだな。

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小田原城址公園散策

2016-02-28 23:23:32 | ただの日記
中学・高校の同期と年甲斐もなく夜更かしして、3時間ぐらいしか寝てないのだけど、みんな朝からキビキビ動いている。

昨日書きそびれたことがあったので、いきなり追記すると、みんな学生時代(女子校)よりかっこいい。なんて言うかなぁ~カッコよくも女らしいんだよねぇ。

誰かが「みんな変わってないよね~」と言った時、私が「いやいや、変わったよ。みんなすごく女らしくなった。」と割って入ったら、「あなたが一番女らしくなったよ。」って言われちゃったの。(このことを、次の日に社食で、昼友男子達に自慢したら「すげ~女らしくなって、コレかよ」ってな顔で全員に絶句されたが。)

とりあえず、書いてみたかったことを書いただけなので、話題を次に進めると、朝食後、「じゃぁ~!」と言ってカッコよく帰った友人が数人いたが、残りのメンバーで小田原城址公園に行った。


気持ちいいほどの快晴。


河津桜も咲き誇ってる。


残念ながら天守閣は修復中だったが、お城の雰囲気を十分楽しんだ。

小田原城は後北条氏の居城として名高いが、氏政、氏直が秀吉に降伏してからは家康の腹心の大久保氏の城となった。


だがこの城は明治3年から5年にかけて取り壊されてしまうのである。残った部分も関東大震災によって崩壊してしまった。


昭和35年に天守の外観が復元された。その後も城址公園としての整備が進み、


この銅門も平成9年に復元されたもの。

今の天守で行われている工事は耐震工事、屋根瓦や壁の修復だそうだ。


快晴の下、ところどころ梅の咲いているのも見ながら、クラスメートとのんびり歩く・・・のどけさの中に、ほどよいワクワク感。


私はお城にそんなに詳しいわけではないけど、お城に行くと必ず元気になれるから不思議だ。

その後、昼食でおいしい海産物をいただいた後、解散。


久しぶりに700系に乗って帰ってきた。

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ヒルトン小田原リゾート&スパ へ行く

2016-02-27 23:23:50 | ただの日記
母校の担任の先生が還暦を迎えられたお祝いに、泊りがけで小田原に行ってきた。その先生は体育の先生だったので、特にお世話になった体育館内の運動部メンバーを中心に参集したのであった。

私は体操部ではあったけれど2年半しかいなかったし、スキー教室では寄り目が治らずに当時新任だった先生に心配をかけ、球技はまるでダメ。体育祭でハードルの選手に選ばれながらも当日肉離れで棄権。高校になって担任になっていただいてからは、留学で途中で学年を変わる等、異例なことばかりやらかし、迷惑ばかりかけていたと思う。(ちなみに私は卒業アルバムに2学年載っているのだが、それも異例で、その後留学した人は卒業した年次のアルバムにしか載らなくなったとかいう話を今日聞いた。)みんなと一緒に卒業できなかった私にも今回声をかけていただき、本当にうれしかった。

担任の先生と9歳しか違わなかったという事実も、学生だった当時は考えもしなかったこと。去年の大同窓会でそれを初めて知り、本当にびっくり。今回も先生のお若さ&美しさ、フットワークの軽さ、強さに脱帽した。

場所は小田原から熱海方面に2駅行った、根府川というところにあるヒルトン小田原リゾート&スパ。元神奈川県民なのに、根府川駅の存在すら知らなかった。


これが電車を降りたところのホームで、「!」って感じなのだが、


安心してください。ちゃんと駅ですよ。無人駅だけど。


このアングルから見ると、少しは立派になる。


そこから満員の送迎バスで、ヒルトン小田原リゾート&スパへ。ひゃあ~、立派、立派!!!


宿泊する部屋からの景色は絶景!


先生と幹事は眼下のコテージに泊まっている。このコテージを選択したのは幹事の大英断。二次会で、夜中にどんなに騒いでも大丈夫だったから。

到着して、最初はボーリング大会。10年に1回しかボーリングをやらない私は今回もダメダメだった。でも他の方が頑張ってくださったので、チームとしては1位だった。みんな運動部だけあって、51歳になった今でも勢いがあるわね。

お風呂に入った後は、メインイベントの還暦祝いパーティ。みんなどこかに赤いものを身に着けてくるように・・という幹事の方からのお達しに従い、よくステージ衣装として使っている赤いストレートドレスを着て参加。ま、ド派手なのが少しでもいると場が盛り上がると思ったんで・・・狙い通り喜んでいただけた。

フレンチをつつきながら、みんなで近況報告。私の元の学年は均等法初年度。一年下がった私が均等法施行2年目だったわけであるが、それでも決して恵まれているとは言えない環境の中、みんなたくましく、賢く生きてきてるなぁ~というのが実感。会話のテンポも速く、みんな頭の回転が速い。私自身は昔も今も天然ボケであることを再発見。


還暦を迎えられた先生にとって、我々の代は初めて担任を務められた学年で、とにかく印象に残っているとのこと。個性派ぞろいで、うるさかったし、私みたいな変な奴もいたし。授業のこと以外でも様々に苦労があったようなのに、そんなご様子を幼い我々の目からは全く分からなかった。我々一人ひとりに、きれいな手ぬぐいを配りながら、目をうるませながらお話になる美しい先生を見て、聞いている我々の目頭も熱くなった。

フレンチのあとは、先生と幹事の泊まるコテージに行って二次会。当時流行った歌(UFO、チャンピオン、ギンギラギンにさりげなく、聖母たちのララバイとか、お嫁サンバとか)を流ししながら大騒ぎ。ずっと歌いながら踊りまくってる3人・・ああ彼らの身の軽さがうらやましい・・・っていうか参加者の中でやっぱり私が最重量。

受験の頃、ビキニを着て3人で海へ行って、男子を見つけては媚びを売ったが何事も起こらなかった話とか、修学旅行での武勇伝とかがいろいろ飛び出して爆笑しながら、深夜まで語り明かし。私は2時半ごろ部屋に戻ったが、4時近くになった人も。いやぁ~、みなさま・・元気元気。

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健康診断と同期会

2016-02-26 23:37:54 | ただの日記
今日は一年でもっとも憂鬱な日、健康診断。

診断いただけるのは本当にありがたいことで、やらなきゃいけないことだとわかっていても、ここ2~3日の準備と昨夜からの絶食、ちょくちょくといろんな検査のために待たなきゃいけなくて頭痛になるし、バリウム検査はほんとにつらいし、そして終わったあとのケアにも気をつかう。極力薬は飲まない方がいいから、花粉症の薬を一日断っていたらズルズルに。おまけに去年発見された虫歯を放置してて、今年も指摘されて・・・ああ、そっちも治療にいかなきゃ。

問診で、「いろんなものおいしく食べれますか?」と聞かれ、それだけは子供のように元気に「はい!」と答えてきた。

そんな日に、新人の頃、同じ拠点で働いていた同期の一人が一時帰国したのに合わせ、ミニ同期会が開かれた。私はバリウム検査後なんでアルコール禁止につき、ウーロン茶で乾杯。

引き続き同じ会社で働いている仲間に、転職した仲間、みんなオトナになってて素晴らしい。ギスギスせずに落ち着いてて、温和で、一緒にいてとても癒される仲間たち。

しかし、私以外は全員男性なのに、何故か食事が減らない。

「ねぇねぇ・・・何でみんなそんなに食べないの?」と聞いてみたら、「あたりまえでしょ・・歳なんだから」とか「酒飲んでるから」という答え。

え? 私だって同い年だし、ウーロン茶じゃなくて酒だったらもっと食うけど。

つまり、私とは違って、ちゃんと体重コントロールができている人たちなのだ。確かにデブは私だけ。みんな昔からのプロポーションを保っている。

で、私以外はみんな子持ち。「子供ってかわいいよねぇ~。」といった話が続き、「男の子の方が発想が自由だよね。」「でも女の子の方がオトナだ。」という話題に対して私が突っ込み「私はオトナじゃなかった!」と言ってみたら、「あなた、今でもそうでしょう。」と言われてしまった。二十数年前は「男性より女性の方が現実的だよねぇ・・さぶりんさんを除き。」と言った人たちとほぼ同じメンツである。

ということで、私以外はみんなダンディーでアダルトで、現実的なパパでした。この癒される空気、これから10年たっても20年たっても変わらないでいてほしい。

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「シナモン香るアーモンド」vs「くるみとココナッツのキャラメリゼ(素焼きアーモンド入り)」

2016-02-25 23:12:58 | 食いしん坊レビュー
最近これにハマってるの。


袋から出した中身はこんな感じ。左が「シナモン香るアーモンド」で右が「くるみとココナッツのキャラメリゼ(素焼きアーモンド入り)」。

本当においしくておいしくて。

どれくらいおいしいかというと、「もうチョコレートなんかいらないわ」と思うくらいおいしいの。

どっちがおいしいかというと、「くるみとココナッツのキャラメリゼ(素焼きアーモンド入り)」の方に軍配が上がるのだけど、「シナモン香るアーモンド」も捨てがたく、結局両方食ってる。


大体一日で各一袋では我慢できなくて、どっちかを2袋食ってるな。

ということで十分食物繊維を摂ってるせいか、ここんとこ、ずっと快腸!

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題名のない音楽会(2/21)~「指揮者のわがまま音楽会」~を観て

2016-02-24 23:03:14 | 映画・番組等、各種鑑賞録
相変わらず段ボールは片付いてないのだが、一応引越できたということで安心したのだろうか、一気に花粉症になってしまった。また少々風邪気味でもあり、のどが痛い。2カ所のオペラ練と職場合唱団の練習も出始めているが、本調子じゃないので気持ちが晴れない。

家に帰ってくると、何もできないほど疲れてるのだが、とりあえず何とかブログを書こう。

新しいテレビで見た先日の「題名のない音楽会(2/21)」から少々。

そうそう、五嶋さんになってから、今回2回目の出演をされた横浜シンフォニエッタさんには、お二人存じている方がいらして、今回は前回に比べてそのお二人がドアップで映っている回数が多くてうれしかったのよ~。

という話はさておき、大変面白い企画であった。オーケストラに「ノーリハーサルで演奏」させたり、「暗譜演奏」とか「配置バラバラで演奏」とか「演奏者に歌わせる」とか、いろいろさせるのだ。

このうちノーリハーサルで演奏というのは、若干個人的にはその良さがピンと来なかったので、もしかしたら曲を選ぶかもしれないなと思ったが、他の3つは私もちょっとやってみたいな・・という試みだった。もと歌屋な私なので、バイオリンパートを歌うのは是非やりたい。ま、歌が合わない楽器の方もおられるかもしれないけど。

暗譜も、短めの曲ならちょっとやってみたい気がする。ただバイオリンの暗譜は、私の場合、同じ長さの歌の4~5倍は練習しないと無理なので、結構大変だと思う。

「配置バラバラ」っていうのは、練習に取り入れたら効果的かもしれない。以前、オペラ合唱団で魔笛をやったとき、わざとパートバラバラにして練習して、聞き合う練習というのをやったことがあり、楽しかったし、その後、演奏自体も良くなった記憶がある。

ちなみに今回の番組で行われた4つの試みのうち、一番心を打ったのは暗譜演奏。お互いにアイコンタクトし合っているせいか、演奏される方の表情がすごく豊かで、それが演奏の表情豊かさにもつながっていて、全体として大変躍動感のある演奏になっていた。

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開けてびっくり玉手箱!?

2016-02-23 23:54:54 | ただの日記
今回の引越で、一番びっくりした掘り出し物って、コレだな。

なんだろうと思って開けてみたら、

  ↓
  ↓
  ↓



「優勝」の文字が見えたんで、そんなことあったかな?と思ってよく見たら、20代の頃通ってた空手の町道場で開かれたお祭りでもらったものじゃん。賞状をもらったのは覚えてたけど、楯まであったなんて。

型や組手ならともなく、公式の試合にもない「基本一本の部(=約束組手のこと))」だなんてかっちょわる~。

当時は茶帯で、黒帯が出ない約束組手なら、勝って当然ではあるのだが。

しかし、たかが町道場で開かれた大会にしては、立派な楯だな。音楽系のコンクールで楯をもらおうとすると結構大変だぞ。昨年チャレンジしたY国際音楽コンクールで楯がもらえたのは3位まで。5位入賞だった私はもらえなかったし。

人間の記憶とはよくできているもので、自分の実績と不釣り合いに良いものをもらっても忘れる・・・ということだな。

今更飾る気もないので、またしまって忘れておこう。また何十年後かに発見して楽しめるといいな。

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かぐや姫って・・・

2016-02-22 22:50:35 | ただの日記
いきなり何を書くのかと思われるかもしれないけれど、ここ2~3日、かぐや姫のことをよく考える。竹取物語って、女性にひどい目に遭わされた男性が書いたものではないかと。

思えば、小さい頃からかぐや姫にはあまり感情移入できないでいた。求婚者に無理難題を申し付け、破滅させていくところは当然であるが、一番許せないのは、天の羽衣をまとった途端、いままでの感情を失い、完全に「あっちの人」になってしまう場面である。今にして思えば、これは失恋等からの女性の立ち直りの早さを男性が揶揄したものではないか・・という気がしてならない。

立ち直りの早さ、遅さは性差よりも個人差の方が大きいと思うし、男性の目から見て立ち直っているように見えても実は立ち直っていないケースもあると思うので、私は女性の方が男性より立ち直りが早いなどとは決して思っていない。

で、なんで今、かぐや姫なのかという話なのだが、私は今自分の気持ちの切り替えの早さに驚いている。18年過ごしたあのアパートの最寄り駅を、引っ越し後も何度か通り、18年乗りつくしたあの路線も何度か使っているのに、ちっとも懐かしいとか、寂しいとかいう気持ちが沸いてこないのである。それどころか「この駅はもう私の駅ではない」「○○線はもう私の電車ではない」という風に、きっぱり自分の中で区切りがついてしまった。引越の翌日、旧宅の大掃除をしに行った時、汚れと一緒に、愛着もこだわりも、きれいに流れ落ちてしまった。

ということで、まるで今の自分って、羽衣をまとって感情を失ってしまったかぐや姫みたいに、すっかり「こっちの人」になってしまったな・・と思ってしまうのである。あの一日を境に、今いる新居こそ私の家、今使っている路線こそ私の電車。我ながら自分の変わり身の早さに驚く。

かといって、「私って、かぐや姫みたい」などという書き出しをしようものなら、読者から砂をかけられてしまいそうなので、くどくどと言い訳を書いてみたまでよ。

・・・・・

今日は、新居からの初出勤。通勤時間は20分以上短縮された。近いってイイネ。

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J.H.シャイン作曲「イスラエルの泉」に関するレクチャーコンサートに行ってきた

2016-02-21 23:54:14 | 映画・番組等、各種鑑賞録
連続休暇をすべて引越しのために費やしたが、引越も新居での第一週も楽しく過ごすことができた。両親は時々新居に来てくれるが、今朝は帰って行ったので、今新居で初めて一人で過ごす夜を迎えている。ちょっと寂しいな。

今日は久々に引越し以外のイベントを楽しんできた。バッハより100年も前のドイツの作曲家ヨハン・ヘルマン・シャインが作曲したマドリガーレ風モテット集「イスラエルの泉」に関するレクチャーコンサートに、合唱団の友人が出演するというので行ってきた。

実は今度の5月に、所属オペラ団体のいつものレクチャーコンサートがあるのだが、そこで私が解説を担当させていただくことになったので、そもそもレクチャーコンサートにあまり行ったことがない(昨年末のイタリア文化会館の「ルチア」が初めて)ので、どういう話をすればお客様に喜んでいただけるのか、是非参考にしたかったので、引越荷物の整理がまだまだなのにも関わらず、行ってきたのである。


参加されている歌い手さんが、歌だけでなく、訳詞の朗読や解説を代わる代わる担当されていて、構成が非常によく、面白く、大変勉強になった。一人の方がずっと説明されるよりも、複数の方がそれぞれの切り口で説明されているのがとても新鮮で、最前列でメモを取りながら聞いた。演奏だけでなく、研究をきわめていこうとする各メンバー真剣さがとても心を打つ。

また伴奏として、さまざまな大きさのヴィオラダガンバがずらり。2台のバスと1台のテノール、2台のソプラノ(トレブル)の構成だったが、トレブルというのはバイオリンよりちょっと大きいぐらい大きさで、なんと伴奏を担当されていた方のお手製。ルネサンスタイプとバロックタイプでちょっと形状が違う。ガンバをこんなに近い位置で堪能できたのは初めて。

私が疎い時代の音楽であるが、歌を聴いていたら、イタリア歌曲の「アマリッリ」が猛烈に歌いたくなってきた。「イスラエルの泉」はイタリアンマドリガーレの影響を受けたものだし、「アマリッリ」もマドリガーレ。作曲者のカッチーニはシャインより40年先輩であるが、シャインが早世していることもあり、活動時期は重なっている。なので、そのように感じても不思議ではないかもしれない。


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徐々に生活環境が整ってくる

2016-02-20 23:26:47 | ただの日記
今日は朝から出かけていっぱい用事をこなした。また比較的近くにありながら今まで降りたこともない(っていうか名前も知らなかった駅にも2つも行った(新船橋駅(東武)と高根公団駅(新京成))。

でも、朝早く起きれば家族と一緒に食事もできるし、気ままな話もできるんだね。

今朝は、食器ケースに入らなかった段ボール詰めの食器をテーブルの上に出し、母の目でも見てもらって、多すぎる食器のリストラを行った。今まで一人暮らしだったので、食器も気ままに買っていたが、今後父母とも一緒に使うことを考え、なるべくセットものを優先的に残し、使い勝手の悪いものや幼稚なデザインものは処分することに。

選定した食器や鍋は、流し台下の棚や引き出し、食器棚にほどよく格納できる程度の量になってきた。

また、私がレッスンやオケ練に行っている間も、まだ荷ほどきのできていない段ボールから、母がうまく生活必需品を拾い出してくれていた。


私が前のアパートでずっと電話台に置いていたこの観音様の新居での居場所も固まった。

駅の特設店舗のようなところで売られていたこの観音さま・・・正式にお寺さんに入魂していただいたものではないが、一目惚れのような形で出会った仏さまなので、今までのように私の生活を見守って欲しいな思う。


それに、独身寮の頃から私の部屋にあるシーサー君にも引き続き魔除けになっていただこう。

※こんなものに守られているから私は結婚できないんだ...とか言ってた元上司は、今も元気にしているだろうか。

冒頭の煮魚(めばるの煮つけ)は母が作ってくれたもの。オケ練から帰ってきて、おいしく食べた。

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CATVとネット開通!

2016-02-19 23:56:48 | ただの日記
午前中はちょっとした用事をこなし、午後はCATVとインターネットセッティング。いままでCATV経由インターネットを使っていたので、住所変更にともない移設するだけであれば簡単なはずであったが、新居の環境や、運営会社の変更、14インチブラウン管TV→32インチ液晶TVへ、WindowsXp→Windows10へなどの要素が絡みあい、大変苦労してしまった。私がパソコンをまだ買ったばかりで、諸設定をほとんどやっていなかったことももたついた原因。しかし、本当に丁寧に対応いただいて、何とか無事CATVもインターネット開通! なのでこうしてPCからスムーズにブログも書けてるし、夜は母と一緒に新しいTVでフィギュアスケート見て楽しんだ。

今回の引越では、エアコン新規取り付け工事、エアコン移設工事、引越屋さん、CATVの方、管理会社さん、前のアパートのオーナー等、すべての方が優しく、こういうことに不慣れな私をさまざまに助けてくださって、本当にうれしい。

もちろんすべてが順調に行っているわけではなく、1つ何かを片付けるともう1つやらなきゃいけないことが出てきたり、私のポカで何かをやり残したりと、いろいろあるほか、荷ほどきもまだあまり進んでいない。新生活を快適に過ごすためには、もう一段モノを捨てなければならぬようである。

調理器具のような生活必需品の荷ほどきまで手が回っていない中、母が絶妙なアイデアを出してくるので、とても新鮮である。


たとえばこの器、当ブログに登場した1回の他は使った覚えがない。


ところが母がこれをドリップコーヒーを受けるのに活用。なんだかちょっとコーヒーがおいしい。

その他、重すぎて一人暮らしでは1度しか活用できなかったシルバーストーン加工の中華鍋だが、これは家族3人で鍋をするのにちょうどよく、土鍋なんて買わなくていいね、ということになった。なぜかお玉が出てこないので、鍋モノや雑炊を取り分けるのにフライ返しと大型スプーンで対応。使いこなせていなかったエゴマ油も、オリーブオイルなどと同様お酢と塩コショウなどと一緒に用いてドレッシングに。

ということで一人暮らしでは見えてこなかった、あるいは考えもしなかった色んなアイデアと出会えて楽しい。

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引越翌日

2016-02-18 23:24:43 | ただの日記
今日は、朝ちょっと楽譜や本の荷ほどきをやって、本棚へ格納開始。だが、数箱やったところで頭が痛くなり、作業中断。

午前中は、母と一緒に管理会社に挨拶&相談、住民票の変更、運転免許証の住所変更手続をした。午後は旧宅に行き、ケーブルテレビの機材の撤去の立ち会いをした後、郵便局に新住所への転送を依頼。その後は暗くなるまで旧宅の掃除をしていた。

昨日も引越荷物の出発後、トイレに入って出てきた時、自分は新居でも旧居でもない異空間にいるような変な気持ちになったが、今日は気持ちも落ち着いて、18年間住んだ自分の痕跡を消し去る作業を黙々とやった。

冒頭の写真の緑の建物が旧宅のある木造アパート。ビベンダとはポルトガル語で高級な別荘を意味するのだと教えてくれた旧オーナーは、資産を差し押さえられてこのアパートを手放した。ちょうど契約更新時期に当たっていた私に、差押と表示された謄本の写のようなものが更新書類に添付されて届き、どうするんだと当時の管理会社に駆け込んだ思い出が。3ヶ月間オーナー不在の後、現在のオーナーがこのアパートを購入。ようやく安心して暮らせるようになったら、真夏にエアコンが壊れてオーナーに泣きついたり、泥棒に窓を割って侵入され、若い頃書いたイラスト入り旅行記や20代の頃の髪の毛の束の入った金庫を盗まれ(笑)、金銭的な被害はほとんど無かったが、その後雨戸を閉めきって暮らすようになった。不整脈の手術もしたし、震災もあったし、給湯器が壊れて銭湯めぐりしたり、パソコンが壊れてネットカフェでブログを書き続けたこともあったなぁ。

昨日出しそびれたビンのゴミを、ちょっと敷地から離れた集積所に行こうとしたら、例の一番仲良くしてた黄土色の肩乗り猫くんが寄って来たので、「ちょっと待ってな。あとで遊んでやるから。」と声をかけ、戻ってきたら、猫くんはまるで犬のお座りのような格好でじっとスタンバッてた。

こいつ、ひょっとして言葉分かってるんじゃないのか? と思いつつ撫でてやると、今までに無いほど甘えてきた。きちんと爪をしまい、お腹を見せて、右に満足したら左、そしてまた右とゴロンゴロンと。陽だまりの中で私に甘えながら気持ち良さそうにしてた。こいつは一時期毛がごっそり抜けてしまったんだけど、私が可愛いがるようになってから、毛も生え揃い、とても元気になった。エサもやってないのに、不思議だね。可哀想だけど私がいなくても生きろよ。


そして何にもなくなった私の部屋。もはや私の部屋ではない。オーナーに電話で挨拶して旧宅を後にした。

さらばビベンダ!

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引越当日のドラマ

2016-02-17 21:40:23 | ただの日記
結局徹夜してしまいました。段ボールは68箱に収まりましたが、その他食器ケース5箱、ハンガーBOX5箱、靴が1箱、その他不定形なもの多数という大変な引越になりました。大変だったですけども自分でパック詰めすることを選んで良かったです。18年今の家に住んだ訳ですが、その前の独身寮から持ち込んだものも結構あり、不要品を沢山捨てることができました。ただ、午前2時ごろにドレス類をかけていた衣紋掛けの脚部が折れた(3本のうち一本折れた)時には心まで折れそうになりました。その後もパッキングしながら色んなことが気になり、ちまちまやっているうちに、朝を迎えてしまいました。


引越用のトラックは3トントラックに自転車と電子ピアノの脚部が収まらず、2トンワイド車が1台ついてきました。引越屋さんが持ってこられた資材(段ボール、緩衝材など)もありましたので、3トントラック1台では無理だったのです。狭い駐車場に大型トラック二台縦に並んだ姿はなかなか壮観でございました。

引越作業をお願いした引越屋さんは、4名で来られ、その作業は社名の通り「芸術」でございました。まず来られた時に近隣の家に「これから引越作業をするので物音がするけれどよろしくお願いします」と挨拶に回っておられました。その後は壁を傷つけないように、保護材を取り付けていました。本をぎっしり詰めた段ボールは小型サイズでも結構重く、私なら一箱ずつしか運べないものも、二箱重ねて軽々と運んでいました。18年間場所を動かしていない冷蔵庫も、動かして見たら外見が相当汚れており、「こういうのはマジックリンで落とすといいんですよ。」とおっしゃり、ちょうどあったバスマジックリンで外側を磨いてくれたので、まるで新車のように美しい冷蔵庫になりました。こんな風に、一つ一つ家具の埃を拭いながら、新居に運んでくれました。

ただ百戦錬磨の引越屋さんも、ドレスや怪しい楽器類、武器類(模擬刀、木刀、太極剣など)を目の当たりにされた時はびっくりしていました。特にチベタントランペットは珍しかったみたいですね。きっとアボリジニのディジュリドゥは、楽器であることすら認識されてないと思います。バイオリンやトランペット、中国琵琶や二胡、馬頭琴やバンジョー(インド版大正琴)、ローマ風の模擬刀(スパルタカスソード)は前日までに新居に私自身で運びましたし、ミニハープ(正式名はダビデハープと判明)は師匠のところに嫁入り済みでしたが、もしそれらが全部家にあったのを見られたら、腰を抜かされたかも知れませんね。

ドレスに関しては、こんなのディズニーランドでしか見たことないとか言って感激していました。昨夜衣紋掛けが壊れて困っていることを話すと、今回運搬に使うハンガーBOXをそのまま使ってよいとのこと。また今使っているタンスも一部板を外せば長いものが掛けられるスペースがあることを教えてくれました。

☆ ☆ ☆

新居に移ってからも、引越屋さんの本領が遺憾無く発揮されました。私は事前に測量をして、大体のレイアウトを考えていたのですが、それよりよい家具配置を提案してくれました。置き場所に困っていた折りたたみ机も、それならここに置いたら良いと言われた場所(台所)に置いたら大正解。ただ運ぶだけだった18年前の引越屋さんとは大違いです。また前の人が置いていった残置物の電灯の調子が今ひとつだったので、LEDの電灯を提案してくださり、早速購入したところ、取り付けだけでなく、前の電灯の回収、壊れた衣紋掛けの回収、先日到着した家電製品の段ボールまでどんどん引き取ってくれました。これには私も両親もびっくりしました。引越を芸術と考えるこの会社は、まさにコンサルティング機能を有した引越屋さんですね。

そんなこんなで、無事、物理的な引越は終わり、あとは旧宅の掃除と荷ほどきが待っているわけですが、私は徹夜明けなので仮眠を取り、その後、両親と駅前にイタリア料理を食べに行きました。その料理の美味しかったこと。


この店に入るのは4回目ですが、家族で食べる味はまた格別。両親も喜んでくれて嬉しかったです。


デザートのアイスもとても美味しかったです!

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引越準備大詰め

2016-02-16 22:49:50 | ただの日記
引き続き「書いてる場合ではない」のであるが、ごくごく簡単に備忘録。

月曜日を新住所の入居日としたので、電気・水道・ガスも開通したし、先日ビッグカメラで買った品々の受け取りを両親にお願いし、私は旧宅にもどって黙々とパッキング。

ここに至っては、パッキングを早めることよりも火曜日朝の「燃やすゴミ」にどのくらい出せるのか。ということがポイントになるので、月曜日は3時半まで頑張った。

今日は旧宅の窓掛けエアコンを新居に移設する作業に立ち会った他は引き続きパッキング。ああ結構ヤバイ。

食器類を緩衝材でつつまずにそのままパック詰めできる新兵器を受領。


ほら、こんな風に細い皿も入るし、


コップも大小・マグカップ類に分類して入れられる。


で、こんなコンテナを5ケース満杯にしたのだが・・・ああ、我が家には足りなかった。

残りはちまちま包んでパッキングしなきゃ。


ダンボールの摩天楼。この下で寝るしかないので、頼むから地震来ないでね。

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題名のない音楽会(2/14)~「辻井伸行によるベートーヴェンの音楽会」~を観て

2016-02-15 23:45:21 | 映画・番組等、各種鑑賞録
「辻井伸行さんのあだ名って『のぶりん』って言うんだって。さぶりんみたいだね。」と合唱仲間に言われたのは何年前のことだったか。。。

そういう意味で、大変親しみを抱いていたのだが、ちゃんと聴く機会を作れないでいた。今回聴けてよかったな。

で、「ベートーヴェン」の名を聞いた瞬間、思わずギャー!と言いそうになったのは、前日に曽我マエストロに第九の指導を受けていて、その間ずっとマエストロの着ておられるTシャツにプリントされたベートーヴェンに睨まれていたからである。

それに加えて、五嶋さんがいきなりベートーヴェン・トリビアを披露されていたのにも、ギャーっと思った。それは「ベートーヴェンは80回も引越をした」というくだりである。

何、引越・・・引越作業に疲れて、ちょっとテレビをつけたら、そこでも「引越」に付きまわされるとは。

そんな大変な引越を80回もするなんて、ベートーヴェンって何てすごい人なんだ! いや、待てよ。部屋がひどく乱雑だったという話からすると、80回も引越のための大掃除をするなんていうのは想像しがたいから、掃除しな部屋が汚くなってきたら掃除するという選択を採らずに、自分がその汚い部屋から身一つで逃げるという行動をとったのではないかと疑われる。だとすると・・・。

「ベートーヴェンって几帳面な人かと思ってたのにちょっとがっかりです。」と辻井さん。そういう辻井さんは自ら「(私は)几帳面です」と断言。演奏を拝聴すると、確かにそんな感じがする。音が綺麗で丁寧なこと・・・。

辻井さんは、ベートーヴェンの曲の中にあるロマンチックな部分がお好きのようである。なので辻井さんの演奏を聴いていると、辻井さんご自身がとてもロマンチックな方なのではないかと思った。丁寧に奏でられる「ピアノ協奏曲 第5番 皇帝」の第2楽章・・・・私は子供の頃「皇帝」を聴く時、1楽章と3楽章だけを聴いていて、2楽章をすっ飛ばすのが常であったが、退屈だと思ってた2楽章が辻井さんの手にかかると生き生きとしていてとてもロマンチックだ。2楽章を初めていい曲だと思った。まるで辻井さんの耳の上から上方に向かってしなやかなアンテナが伸びでいて、そのアンテナで何らかの波動を捉え、身体に取り入れながら演奏されているような気がしてならない。辻井さんの演奏は1楽章も3楽章も素敵だったけれど、2楽章の形而上的な響きが忘れられない。

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