さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

カシスジャム

2014-08-31 23:38:52 | 食いしん坊レビュー~ジャム
カシスオレンジとかカシスソーダとかのカクテルはよく飲むが、カシスジャムってのは初めてだな。


何だかカシスよりブドウの方が沢山入ってるみたいなんだけど。


見た目はブルーベリージャムそっくり。

でも味はちょっと違うかな。


悲しいながら、パンに綺麗に塗れない。実の部分が固めで、つぶれてくれないのである。

お味の方は、砂糖不使用なのにすごく甘い。うんうん、これは砂糖不使用で正解だな。

ところで、食べながら、自分がカシスのことについてほとんど知らないことに気づいたので調べてみた。

和名は黒すぐり。スグリ科スグリ属。べリー類としてひとくくりにされることもあるけど、ツツジ科のブルーベリーとは縁もゆかりもない。

ただブルーベリーと同様アントシアニンが豊富。アントシアニンといっても色々種類があるそうだが、カシスに含まれるアントシアニンは4種類で、そのうちの2種類は、ブルーベリーに含まれない特有の成分だとか。

カシスオレンジやカシスソーダなど、カクテルに使われるカシスは「クレーム・ド・カシス」というカシスから作られたリキュールだ。

5ヶ月くらい前にオペラ魔笛の練習帰りの飲み会で、「カシスウーロン」なるカクテルを飲んだら、まるで麦茶に砂糖を入れたような味。「昭和っぽい味」に安心してガブガブ飲んでたら不覚にも酔ってしまい、帰ろうとしてスーツの上着に腕を通そうとしたら、なぜか腕が通らない。おかしいな・・と悪戦苦闘して、それが自分のではなく隣に座っていた男性の上着であることに気づくまでに結構時間がかかってしまったことを思い出す。

あんなので酔ったことを始め、スーツ取り違え自体が恥ずかしいのはもちろん、ボタンが締まらないならともかく、腕が入らないとは・・・。

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ELAICHI TEA

2014-08-30 23:19:46 | 食いしん坊レビュー
先日ゴーヤをおすそ分けしてくれた友人からいただいた紅茶。


ELAICHI TEAって何でしょうね。

エライ違う紅茶・・違いの分かる男の・・・なわけないでしょ!

エラが1つ・・ちゃうちゃう、ライチ紅茶?・・降参して調べたらエライチとはカルダモンのことだった。

カルダモンはショウガ科の植物だが、ショウガのように根茎を使うのではなく、果実を使う。


そうそう、これがパッケージにも印刷されているカルダモンの実だ。なんだかアーモンドみたいだ。


さて、まずはストレートで味見。注いでいる間中、ショウガのような香りがする。

飲んでみると、注いでいる時ほどよい香りではない。


そこで、友人お勧めのように、ミルクと砂糖を入れてみた。

わーお! インド料理で良く出てくるマサラ紅茶・・・チャーイのお味だ。

おいしい。自宅でカンタン、マサラ紅茶!

昔、「白インド人」と呼ばれた血が騒ぐ。

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国産3種きのことパルミジャーノリゾット

2014-08-29 23:26:19 | 食いしん坊レビュー
今週からやたら寒い。

私には季節の変わり目にK戸屋レストランに行きたくなる習性があるらしい。K戸屋レストランメニューは価格帯がお高いので、なるべく避けているんだが、ついつい体の要求に屈して、レストランに入ってしまった。

頼んだのはこのパルミジャーノリゾット。チーズの器に入ってきて、そこから皿に移し、


器のチーズを削って


ふんだんにリゾットの上に振りかけてもらえるのだ。

このチーズの器、以前パスタを載せたのをいただいたことがあるが、おそらくペラガッティーノチーズを使っていると思う。ペラガッティーノとパルミジャーノ・・メニューにも両方書いてあって、まるで混同が起きているように見えるが、もしかしたら両方使っているのかもしれないし、パルミジャーノの方が知名度が高いので書き添えているのかもしれない。

両方のチーズは、作っている会社も同じで、「ペラガッティーノは、日本市場用にペラガッティ社のオーナー、ファビオが独自に開発した、パルミジャーノ・レジャーノと全く同じ製法で、同じ生乳を使い、その美味しさを4分の1の大きさに閉じ込めた新製品です」と解説しているサイトもあるので、基本的には同類のものである。

いずれにせよ、ちょっと弱った体にやさしいチーズのリゾットは、身に沁みるように美味しい。やさしくてもしっかり栄養が摂れてる感じなのが嬉しいね。それがついつい季節の変わり目にこのレストランに入ってしまう理由なのかも。


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むつごろうラーメン

2014-08-28 23:44:01 | 食いしん坊レビュー
ちょっと珍しいな~と思って、これを買ったのは何ヶ月前だったっけ?

パッケージに書かれているムツゴロウが可愛らし過ぎて、私としたことが、可愛そうで食べられなかったのである。



もうラーメンのダシになってるのに、可愛そうってことはないだろう・・とも思うんだが、ずっと暑かったこともあって、食べる気にならなかった。

ところがここ2~3日で急に寒くなってきたんで、ようやく食べる気になった。箱をみてビックリ。6月中旬に賞味期限切れてた。そんなことでこれを食べなかったら、さらにムツゴロウがかわいそうなことになるんで、意を決して食べることにしたのだ。


ほほう・・ちゃんと入ってますな、ムツゴロウはん。

そもそも、私は恥ずかしながらムツゴロウって食べられるモノだってのを、中年になるまで知らなかったのだ。そもそも食用になるのかという点と、食っていいのかという点(絶滅危惧の観点)の両面から、これは食えないもんだとばかり思ってたのだ。

だが数年前だったか、小学生が料理をする番組かなんかをボーっとみてたら、サンドイッチの中にムツゴロウを入れてる子がいたのだ。その時私が受けたカルチャーショックといったら・・・。

さて、意を決してムツゴロウラーメンを食べるにあたり、ムツゴロウについてあらためて調べてみた。

ムツゴロウはスズキ目ハゼ科ムツゴロウ属に属する魚の一種だ。干潟の上をとび回るから、ついつい両生類みたいな印象が。。。大きさはトビハゼの2倍ぐらいだという。そうか・・ハゼだと思えばいいんだ。もしこのラーメンが「ハゼラーメン」だったら、私は何の躊躇もなく、速攻で食べたろうに。変にネーミングも人名みたいだし、キャラクター化されてるし、顔がユーモラス過ぎて、とても食べ物って感じしなったんだよね。


袋から出してみると、実にフツーのラーメン。


これをフツーに土鍋で作って、土鍋から食べる横着手法。

うんうん、確かに味わい深い。

フツーのインスタントラーメンとはまた違った美味しさ。

「むつごろうダシの深みとコク」というのがキャッチコピーになっているが、その味は濃厚というよりも、ほんわかした暖かい感じだね。可愛らしい、ユーモラスな顔からはちょっと想像つかない。

ムツゴロウの食べ方としては、新鮮なうちに蒲焼にするのが美味しいらしい。

ラーメンのダシにするのは何だか勿体無い気がするのだが、残り3袋、なるべく早く、大事に食べることにしよう。

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Cookie Timeのクッキー

2014-08-27 23:11:03 | 食いしん坊レビュー
ニュージーランドでは国民的なブランドだという、クッキー専門店のクッキータイム。1つ1つ個別包装で、価格は決して安くない。


1つ1つの大きさは、手の平の指の部分を除いた平部分くらいの大きさ。

正直甘党の私でも、いちどきに2枚は食べれない・・・本気で甘いクッキーだ。

数ヶ月前に一度食べた時は、あまりの甘さにショックを受け、とてもブログに書けなかったほどだ。

だけど、今日はネタ切れなので、こんな話題でも書いてしまおう。

1枚食べて、ケーキ2個ぐらい食べたような気になるクッキー。そういう意味では1枚200~300円してもコストパフォーマンスは悪くないということなのかな。

いやはや、アメリカのお菓子は甘いという先入観があったが、ニュージーランドのお菓子も甘いとは・・・・。

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【読書録】坂の上の雲(四)

2014-08-26 23:56:44 | 読書録
「坂の上の雲(四)」 司馬遼太郎 著/文春文庫

四巻目を読了。引き続き日露戦争における各戦闘の描写が続くが、まさしく綱渡りである。

四巻目は特に陸軍の様子が書かれているが、とにかく一番伝わってくるのは、旅順攻略における司令官の乃木希典と、参謀長の伊地知幸介のまずさである。本書では特に伊地知の方を悪いとしているが、彼らの旅順攻撃は兵を失うばかりで、自らの作戦を改めないのであった。

もともとは、旅順港を封鎖しつづけている海軍が、旅順港に潜伏し続けるロシアの艦隊を攻めるために、旅順港を見下ろせる位置にあり、当時は手薄だった203高地を取って欲しいと要請したことに始まるのだが、伊地知は陸軍には陸軍の方針があるとして、旅順の大要塞を攻めるのである。日本側はここで6万人の死傷者を出す、未曾有の流血記録を作った。

乃木も伊地知も大本営の言うことを聞かず、大量の犠牲を出し続けている。誰もが彼らが無能なことが分かっているのにこの二人を替えられないのである。

一方、同じ陸軍でも遼陽会戦や沙河会戦では、日本陸軍は善戦する。多分にロシア側の司令官クロパトキンが日本軍を過大に評価し、ちょっとやられると引いてしまうことも幸いしているのだが、相手が逃げていったことで何となく勝ったという体裁を保っていても、追撃できず、完全勝利が出来ないのであった。

予備隊もなく夜襲ばかり繰り返すので、寝ないで戦っているぎりぎりの中、相手が退いても弾薬も体力も尽きてしまうのであった。そもそも日本全体が金もないのに戦っているのであった。

緒戦で勝利することにより、ロンドンで公債が高値で売れれば、金が調達できる・・・こんな綱渡りでは戦費が調達できず、弾薬も買えない・・・高橋是清が金策に走り回り、唯一金を出してくれたのはユダヤ系資本だった。なぜならロシアはユダヤ人を迫害していたからである。

こんな綱渡りの日露戦争を成功体験として、その後の陸軍を固定観念として支配し続けたのとが、その後のわが国の不幸につながっているのである。日露戦争の蓋をあけてみれば何かもかも足りず、勝てたのは敵失によるところが多い。

文中に反例としてでてくるのが、織田信長。彼は、桶狭間の成功体験をひきずらなかった。奇襲は桶狭間だけで、あとはつねに敵に倍する兵力と補給を心がけていたという。

無論、秋山好古が、騎兵を騎兵として用いずに、コサック騎兵をバタバタと倒すシーンや、日本人の発明した下瀬火薬の威力でロシア軍が恐怖に陥る描写など、あの時代の人々のがんばりが随所に記述され、そこらへんは胸のすく思いで読んでいたが、それ以外は、日露戦争の中にその後の日本を見る思いで、司馬遼太郎氏は日露戦争を描写することで、その後の日本の運命について読者自身が考えるように仕向けているのだな、と思った。
コメント (2)
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ルドベキア・タカオ

2014-08-25 23:48:12 | お散歩・植物観察
昨日田無駅近辺に行った時、これがうわぁっと咲いている群落があったので、遠くからだけどカメラに収めてきた。


うへっ、群落すぎて、花が虫みたいに見える。


中央のこげ茶色の盛り上がった部分は、雄しべが群生してるのかとおもったら、この部分も筒状花と言われる花なんだそうだ。

周りの黄色いちょっと垂れ下がった花弁部分は舌状花と呼ばれる。

1つ1つの花を見ると可愛らしいのだが、あまりに群生していると興をそがれるなぁ。

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西東京市のマンホール

2014-08-24 23:36:43 | マンホール見参!
今日は、オペレッタのワークショップに参加するために、田無駅方面に行ってきた。

今年4月に、ピアノ合わせのためにここを訪れた時のことがなつかしく思い出される。4月はいわば先シーズンのおさらい、今日のは今シーズンに向けて何らかの指針を得るために行ったのであるが、懇切丁寧にご指導いただき、とてもためになったし、それ以前にとっても楽しかった。夏バテの物憂さも吹き飛び、心身ともにクリアな気分になった。

帰り道、4月には見つけられなかった新しいマンホールを見つけた。

今まで西東京市のマンホールについては、

▼旧田無市
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/ed67f94ab9641c64a2d02a654c71beba

▼旧保谷市
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/658148e57bef23d57ba0d9a87842eb75

の分は当ブログでも紹介してきたが、保谷市と田無市が2001年(平成13年)に合併して西東京市になったあとのマンホールって初めて目の当たりにする。なぜ西東京市になってからの分だと分かるかというと、真ん中の市章が西東京市のものだからである。



この市章、何となく可愛らしい。市のホームページを見るとこの市章の説明として「市民一人ひとりを優しく包み込み、市の未来へ突き進む先進性、創造性を躍動感いっぱいに表現したもので、市の特性を生かしたまちづくりを推進する願いが込められています。また、緑色を使うことで豊かな自然も表現しています。」と書かれている。

私にはキョロちゃんみたいな鳥類にみえるんだがなぁ。

市章の周りには、市の木ケヤキ、ハナミズキ、市の花ヒマワリ(夏)、コスモス(秋)、スイセン(冬)、ツツジ(春)が描かれている。 なかなか美しいデザインだと思う。

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クライスラー「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」始動!

2014-08-23 23:56:38 | ただの日記
今週は暑くて、体がバテバテで、朝起きた時には思考不能状態。

今日は楽しみにしていた、外部研修の初日。トランペットレッスンを休んで研修に行った。


気楽に聞ける座学はいいなぁ。本当はもっと色んなセミナーに行きたいんだけど、残念ながら時間がなくて。

お次は指揮のレッスン。先般夏オフで振った「真夏の夜の夢」を折角だからしっかり学びましょうと、先生の指導を受ける。本当はオフ前にこうしたレッスンを受けられれば良かったのだけれど、教わりながら反省点ばかり。

さて、そこから合唱団のドイツレクイエムの練習に合流。あまりの朝のバテ状態のせいで、楽譜を忘れてきてしまっていた。よほど休みたかったが出席率に響いてしまうので、後ろの方で暗譜でこっそり歌ってようと思った。ところが各列を立たせて指導いただくようなことが多く、こんなんでは楽譜を持ってないことがバレてしまう・・と恥ずかしくてたまらなかった。

でも8割以上は暗譜できてることを実感。

今日の最後はバイオリンレッスン。

先日のサントリーホール・ブルーローズでの発表会が終わったので、慣れ親しんだメンデルスゾーンの協奏曲1楽章とはお別れ。

次に何を弾くか、色々考えて、クライスラーの「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」の楽譜を差し出したら、先生から一発OKが出た。

この曲、うまく弾くと魂が震える曲なのよね。バイオリン教室の生徒さんが弾くのを今まで3回聞いた事があるのだけど、私が声楽部門でコンクール本選に出た2年前、同じ本選にいた小学生が弦楽器部門でこの曲を弾いてね、控え室のモニター越しに聞こえてくる音に感嘆した覚えがある。

冒頭は4分音符の連続なので、譜面づらは簡単そうに見えるのだが、気持ちを込めてカッコよく弾くと、聞くものの心をぐいっとわしづかみにする部分である。


中間部から終わりにかけて、譜面は真っ黒。うげっ!

でも頑張らなくちゃ。じっくり練習して、絶対カッコよく弾いてやるんだ!

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レッドホース(フィリピン)

2014-08-22 23:37:34 | 飲めない奴のビール探訪
残暑が厳しい! 特に夜の寝苦しさはたまらない。

既にバテているのだが、これ以上バテないように、いただき物のゴーヤと格闘する日々。

額に汗して、汗が目に入りそうになりながら、とりあえずゴーヤチャンプルーをばっぱと作る。

ぱっぱと作っても失敗しない。ゴーヤチャンプルーだけはいつ作っても美味しくできるから、これを作って食べていると、自分は料理の達人なのではないかと誤認する。

最近は沖縄の「島豆腐」を近所のスーパーでも入手できるようになった。炒めている時に豆腐が崩れず、うまい按配に出来上がるから、本当にありがたい。

で、自分の作ったゴーヤチャンプルーに合うのはやはりビールだ・・・と私は思う。

また冷蔵庫からとっておきのを出して来て飲んでみる。


へ~え、これもサンミゲールが出してるビールなのね。


でも、味が全然違う。

サンミゲールがもっている微妙な酸味がまるでない。ダジャレ抜きに、私はサンミゲールの酸味が好きなのであるが・・。

でも、これはこれでいける。

何だか、カラッと爽やかなキレの良いビールである。EXTRA STRONGと書いてあるから何%なのかと思ったら、7%だ。

そんなにアルコール度数の高さは感じないね。

いやいや、なかなか爽やかで良き飲み心地にございました。

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気休め?

2014-08-21 23:43:46 | 意外にすぐれモノ
何回か書いているが、最近腰が痛い。

とはいえ、会社で目立つ腰痛バンドをするわけにもいかず、最近見つけたこんなものを今週から使っている。


椅子の上に置いて使うのだ。ボードのカーブの力で自然に腰を起こし、よい姿勢を作ることで腰の負担を軽くしてくれるということだったが‥‥、劇的に快適になるということはなさそうだ。

下の椅子の材質によっても、使用感に差はあるようだ。柔らかいと沈み込むので、かなりマイルドに感じる。

ま、今の私は溺れる者は藁をもつかむ状態につき、しばらく使ってみますかね。

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青い空と海のビール(バイツェン)

2014-08-20 23:40:08 | 飲めない奴のビール探訪
友人宅に沢山ゴーヤがなったというので、去年に引き続きおすそわけをいただきました。

去年はこれで連日ゴーヤチャンプルーを作って消化しましたが、今年はもっと違う使い方をしようと、材料を見繕って買って帰ってきたはいいものの、家の中が暑くて暑くて何もする気になりません。

冷房の強風の下に何度も沈没しそうになりながら「こういう時こそゴーヤを食べたほうがいいのではないだろうか」と奮い立つ。

だが暑い台所に立つとその気もうせるのであった。

いっそ、本気でテキトーに作ってみたらどんな味になるのかやってみようか・・と、いつものように縦半分に切って白いワタや種を取り除き、薄くスライスして塩を多めに振り、2分ぐらいしてから洗い流す。ここでちょっと試食してみたら・・あ~ら不思議、これだけで食べれるジャン、わし。

・・・と、それだけじゃ折角買って来たものが無駄になるので、ゴーヤにもやしをほぼ同量加えて、ごま油で炒めた。コチュジャンもちょっとだけ加えてみた。


ま、すごい美味しいってわけでもないけど、ふつーにバリバリ食えるし・・。これをつまみにビールでも飲んじゃれ!


と、ずっと冷蔵庫に入ってて本年3月に賞味期限切れてたビールを取り出して飲んでみる。飲める飲める。


沖縄のビールでゴーヤ食べるって、ちょうどいいじゃん。

食べながら色々思った。世の中にゴーヤの苦味が苦手で食べられない人は意外にいるようである。だがその人達はビールも飲めないんだろうか?

ぶっちゃけ、ビールのが苦いんだけど・・。

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【読書録】坂の上の雲(三)

2014-08-19 23:40:24 | 読書録
「坂の上の雲(三)」 司馬遼太郎 著/文春文庫

ようやく三巻目を読了。一冊一冊が本当に濃い内容であるため、私の拙い筆力では、私が感じたことの10分の1も表現できないのではないかと思うが、本当に考えさせられることばかりである。

三巻目のはじめに正岡子規が亡くなり、日露戦争前夜の緊迫した様子が前半部分で描写され、後半では開戦後の海軍・陸軍の序盤戦の様子が書かれている。

とても書ききれないが、色々感じ入ったことをいくつかピックアップしてみる。

まず海軍の秋山真之が古今東西の戦史・戦術書を読み漁り、研究している記述の中に「能島流海賊古法」という書物が出てくるのに目が留まった。能島は村上海賊(水軍)の三家のうちの一つだ。先日読んだ「村上海賊の娘」の関しては当ブログにやや辛口のコメントを載せたかもしれない。その時「旧日本軍はこの第一次木津川口の戦いを研究し、海兵たちの教育材料にしようとしたらしい」のことが分かり、それについても冷ややかにコメントしたと思うが、本書を読んで村上水軍の戦法はあくまでも研究材料の一つであったことを確認して得心した。しかも「能島流海賊古法」と出会う前に相当の研究を行い、「能島流海賊古法」と出会ったことで、新たなる視点を見出したようであるので、それだけ「能島流海賊古法」には貴重なことが書かれているのだろう。

二つ目には、西郷従道-山本権兵衛-東郷平八郎等に見られる薩摩的な人材登用の仕方に非常に人間の大きさを感じたことである。有能な者がその力を如何なく発揮できるようにするためには、上に立つ者にも大きな度量・胆力が必要であり、よくぞそのような人物が明治時代に輩出してくれたものだと思う。以前当ブログでも薩摩に学ぶというキャッチコピーの現代の学習塾の広告の話を載せたことがあるが、本気で薩摩に学んだ方がいいかもしれない・・・と、今書きながらあらためて感じている。

三つ目は、国家としてのロシアと民族としてのロシアについての比較の話。ロシアは外交史上、他国との同盟をしばしば一方的に破棄している点に触れているが、一人一人の人間になるときわめてお人好しなのだという。秋山好古などは開戦前にロシアに行っており、それはロシアの軍事力をみせびらかして日本に開戦を思いとどまらせるために、ロシア側が日本の軍人を招待したのに乗じたものであるが、現地の人達にすっかり気に入られてしまうのである。中には甘えてくる騎兵将校達もいたようである。好古は彼らと酒を飲みながら、いずれ彼らと戦わなければならないことを知りつつも決して感情的にはならないのであった。ここらへんは小説なので脚色はあるであろうが、他の人物についても同様の記述が出てきて、敵味方に分かれた時にはそれぞれの国のために死力を尽くすことを以って友情に答えようとする様には、騎士道・武士道的な潔さを感じる。

最後にするが、四つ目は開戦後に関わる記述について。ロシア側はどう見ても国力の劣る日本が本気で攻めてくるとは思っていなかったふしがあること、能力ではなく皇帝に気に入られた者が軍の上層部で力を持っていたこと、逆に日本側はロシアの極東の戦闘体制が完全に整う前に戦略的に挑んだことなどが、日露戦争の日本側の立場を有利に進めたことが全体感として感じられる。ただ序盤戦に関する記述を読む限り、「これはすごい」と賞賛したくなる部分と、「これは明らかにまずい」と思えることが混在している。まずは序盤で善戦する日本海軍の様子は読んでいて胸のすく思いがするのだが、三巻目の最後で、日本軍がロシア仕掛けて成功した戦術である「相手の行動パターンや行動経路を分析して機雷を仕掛ける」方法を、逆にロシア側に仕掛けられて戦艦や人命を多数失う場面がある。相手のロシア軍の方が失敗から学んでいること・・・太平洋戦争で見た構図がここでも見え隠れする。また陸軍については逆に、緒戦の南山攻撃においてロシアの機関銃に対抗できずに、屍山血河の惨状を呈し、日清戦争で使った砲弾量を一日で使ってしまって砲弾が底を尽く等の絶体絶命に陥るが、残りの力を振り絞って敵の弱点を集中攻撃し、敵の一角を破る戦法に変えたことで逆転する。起死回生の逆転自体は「すごい」と思ったのだが、そもそもの「火器に対する認識の鈍さ」という弱点が日本陸軍にあり、歩兵は機関銃の存在さえ知らなかったのだという。物心つくかつかないの幼い頃にちらっと見た日露戦争の映画のワンシーン・・・・ロシア側の機関銃に対して日本兵は1発ずつしか打てない銃で挑んでバタバタと死んでいく・・・まさしく私が機関銃の存在を知る切っ掛けとなった映画であるが、そのワンシーンをあらためてまざまざと思い出した。機関銃に関しては、秋山好古もその必要性をたびたび上申しており、わずかながら輸入できたのは日露戦争勃発直前だったそうだ。

陸軍・海軍とも、緒戦にてそのような苦境に陥るわけであるが、秋山好古にしても東郷平八郎にしてもある種の鈍感力なのかもしれないが、苦境に動じない胆力を持っていたという。将たる者の器が次巻以降どう表現されるのか、四巻目も楽しみに読んでいこう。
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【ジャム】あら川の白桃

2014-08-18 23:30:10 | 食いしん坊レビュー~ジャム
桃のジャムって珍しいんじゃない? と思って買ってみた。

そもそもあら川ってどこ? 荒川じゃないよね。


どうやら和歌山県らしい。調べてみると、和歌山県紀ノ川市桃山町の桃は、あら川の桃として有名なんだそうだ。私は桃は好きだけど、高級品というイメージが強く、自分でまるごと買って食べたことってほとんどないのよね。一番食べるのは、ゼリーの中にざく切りの果実が入っているパターンかしら。


さて、初めての桃ジャムを味わってみると、う~ん、美味しいんだけど何だかとってもふつうのジャムになってしまっているような気がする。

あらためて思うに、桃の美味しさってあの独特なズズーっという歯触りによって、醸し出されているような気がする。ジャム化されて独特の歯ざわりが無くなり、香りも減殺されていると、桃本来の良さが出ないような‥‥。

でも桃ジャム自体が珍しいので、これはこれでありがたくいただこう。

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何を何色で書くか・・・

2014-08-17 23:09:34 | 意外にすぐれモノ
フリクションボールの4色ボールペン・・少し前から出てますね。

この消えるボールペン、私の音楽活動に今やなくてはならないものです。特に歌モノ。

なるべく色がゴチャゴチャにならないように、何色を何に使うかは決めているつもりです。

外国語の歌詞を暗譜するとき、歌詞ノートに、まず黒で歌詞と和訳を書き出します。

個々の単語の意味は、辞書で調べて赤で書きます。ただドイツ語やイタリア語って、原形でないと辞書に載ってないことが多いので、原形は青で書き添えておきます。

新たに4色ボールペンが出たので、発音記号や読み方などは緑色で書き添えることにしようと思います。

歌詞ノートを書いといて、また楽譜の方に転記していくのですが、この場合も単語の意味は赤で転記。但し歌詞の和訳は長年紫色で記入しています。緑色でもいいのかもしれないけど、歌詞の和訳は心に飛び込んでくるものなので、気持ち的にもう少し明るく目だつ色がいいと思って紫を使っています。

ただ先生からのご注意を書き込むのは、割と色んな色で書き込んでしまっています。レッスンの最初の方で言われたことは青色。本番に近くなるにつれて赤色に変えていったりしてます。特に練習期間の長い合唱譜なんかはゴチャゴチャになってしまって。。

いつごろ言われた注意なのか・・は何となく楽譜を見ると分かるというメリットはあるんですが、これを同じ色で統一するかどうかは課題ですなぁ。

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