さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

oz magazine 7月号 「かわいい電車の旅」

2010-07-31 00:03:45 | 鉄への道?
表紙に、懐かしのいすみ鉄道。

やっと女性誌で鉄ネタ特集をやってくれた!・・・と喜んでる割に何で感想を書くのが遅くなったかと言うと、読んでてイライラしたからである。

無論、酒井順子さんのエッセイは良かったし、車両や駅の写真だけでなく、可愛いイラスト交じりで街並みや駅前のお店の紹介が載っているのはいいんだけど、・・・車両の写真が小さすぎるのよ・・・これじゃ何の特集だかわからない。全部大きくなくてもいいので、もっとメリハリをつけて、インパクトのある写真を1つぐらい入れて欲しかったな。これじゃ折角の電車の可愛らしさ、デザインのステキさが伝わらないじゃない!

ということで、別の女性誌で鉄ネタをやる時は、私の意見を参考にしてね。

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マヌカハニーとみずばちの花粉と・・・

2010-07-30 00:57:40 | 食いしん坊レビュー
梅雨明け直後はどうしようかと思ったけど、最近ちょっと気温が下がったので、快適。風邪も治って気分もいいみたい。

先日、声楽の先生から、のどのケアにマヌカハニーを薦められたの。先生ご自身も、病気の関係で薬が飲めない人がこの特別なはちみつを常用していることを聞き、プレゼントにもらったことから使い始めたとのこと。

マヌカというのはニュージーランド原産の薬効のある木で、ティーツリーとも呼ばれる。以前、シャンプーバー「柊の贈り物」の説明で一度葉っぱが登場したことがある植物だが、今度はこの花から採れる蜜の話だ。


一般的にハチミツは、生体内で発生する過酸化水素に由来する抗菌作用を持っているといわれるが、光や熱の環境変化に弱い。だがマヌカの花から採取する蜂蜜には、過酸化水素に加えて、環境変化に対する安定性が高い抗菌活性物質食物メチルグリオキサ-ル(MGO)が含まれているので、普通のハチミツよりも抗菌力が高いのだそうだ。

ただ同じマヌカハニーでも差があるため、抗菌活性要素UMF(ユニーク マヌカ ファクター)に等級をつけて売られている。私の買ったUMF20+というのは最上級の抗菌力を持つもので、マヌカハニー全体の約3%に過ぎないだけあって、高~い!



色は不透明で、焦がしキャラメルみたい。スプーンで掬うと、普通のハチミツのようにでれ~っと垂れ続けることなく、ミルクジャムのように掬いやすく、舐めやすい。

夏風邪や夏バテによいという触れ込みだったので、最初小さいビンを買って、朝晩スプーン一杯ずつゆっくり舐めてた。本当は風邪をひく前にそうすればよかったのよ。

ま、風邪をひいちゃった後に舐め始めたから効果のほどが良く分からないんだけど、そういえば風邪をひく前より元気だぞ・・ということに最近気づいたわけ。ちょうど1ビンなくなったんで、今日は大ビンを買って来たよ。



ついでにミツバチの花粉も買って来た。こっちはスペイン産で、マヌカハニーに比べれば随分安い。ミツバチが花粉を採取後、蜂蜜を混ぜながら後ろ足で団子状に丸め、足のポケットに入れて巣に持ち帰るもので、ビーポーレンとも呼ばれる。
 
16種類のビタミン、16種類のミネラル、葉酸、18種類の酵素、20種類のアミノ酸、(必須アミノ酸8種を含む)など、96種の天然の栄養成分が含まれてるんだって。ただよく噛んで、唾液と馴染ませて食べないと消化されないみたい。甘味はほんのりある程度。

ということで、さらなる夏バテ予防と体質改善のために、ミツバチ花粉もちょっとずつ食べようかな。

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【駅弁】 30品目バランス弁当(東京ほか)

2010-07-29 00:11:32 | 駅弁専科
「30品目バランス弁当」の存在自体は、「鉄子の旅」でもちらっと出てきたので知ってたのだが、どうもこの道徳っぽいネーミングが嫌いでね。東京駅でいつも駅弁買う時に横目で見ながら避けてたのよ。ま、私は特に食生活に関しては落第生みたいなもんだから、説教されてるような気分になるんだな。

ところが最近、体質改善、生活改善を意識するようになったせいか、急に今まで避けてた「30品目バランス弁当」の文字が目に美しく飛び込んできたわけよ。ってことはやはり自分の体質改善は徐々に進みつつあるのだろうか?



蓋を開けて見ると、見た目も美しい。ご飯が少しずつ、2色(白いのと茶色いのと)あるのが嬉しいよね。一口、二口食べてみる・・・。

ウ・・・ウマイじゃないか!

これ、850円。東京駅にはこれより高い弁当は沢山売っているが、正直、1000円クラス、1300円クラスと比べてもひけを取らない、むしろこっちの方が美味しいかもしれないぐらいのレベルだ。何故いままで避けていたのかわからない。



箱の裏には、30品目がずらっと書いてある。
 1.鶏肉
 2.赤魚
 3.海老
 4.大根葉
 5.枝豆
 6.かぼちゃ
 7.絹揚げ
 8.わかめ
 9.キクラゲ
10.ごぼう
11.米
12.蒟蒻
13.がんも
14.椎茸
15.ししとう
16.白ごま
17.春雨
18.大豆
19.筍
20.うずらの卵
21.さつまいも
22.舞茸
23.アキアミ
24.なす
25.人参
26.パプリカ
27.ひじき
28.ふき
29.油揚げ
30.蓮根

私なんて、醤油とか砂糖とか油とかも品目に数えてたことあるよ。そんなずるをしないでちゃんと30品目入ってるんだあ・・すごいなあ。売れてる弁当だから、こんな多品種少量が出来るんだね。
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【駅弁】昨日の麻婆豆腐に未練たっぷり弁当(東京など)

2010-07-28 00:04:37 | 駅弁専科
6月くらいに食べた駅弁なんだけど、ドイツ・札幌談義が続いていて、載せそびれた。(そういうの、これからいくつか載せるんで、ご容赦ください。)

世の中、似たような駅弁が多い中、麻婆豆腐を駅弁にしちゃうというチャレンジ精神に拍手だ。



私は麻婆豆腐は大好きだが、麻婆豆腐もカレーと同じで一日寝かすと美味しくなるということは知らなかったからね。駅弁だけに、出来立てではないわけだから、「昨日の麻婆豆腐」にこだわって見せることで、出来立てじゃないからこそ美味しい、と主張しているのだろう。



麻婆豆腐部分が平たいケースに入っていて、ご飯とは二段重ねになっている。



麻婆豆腐をご飯にかけていただく。このお弁当、常温のままでも美味しく食べれることをコンセプトにしているらしく、麻婆豆腐部分は冷たくても十分美味しかった。だが個人的には、ご飯の方は暖かいほうがよかった・・・などと思ってしまった。いやいや、駅弁として麻婆豆腐を食べれるだけでありがたいと思わねば。値段も680円と、駅弁にしては安いので、コストの割には満足度が高かったと思う。
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【読書録】やればできる-まわりの人と夢をかなえあう4つの力

2010-07-27 00:03:22 | 読書録
やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力
勝間 和代
ダイヤモンド社

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私の読書の傾向は、ブログを見ていただければ分かるでしょうが、大抵は実生活や仕事に直接役立たない、豆知識系のものが多い。何故かというと、読書に癒しを求めているからで、私が最も癒されるのは、「へぇぇ」とか「そーなんだ!」とか思う時で、シナプスがつながるような快感が疲れを吹っ飛ばしてくれるのである。ということで仕事の延長線上にあるような自己啓発書って、何となく敬遠してきてしまっていた。だから恥ずかしながら、超有名人の勝間和代さんの本を読むのって初めてなのよ。実は去年の秋、弟の彼女に初めて会った時、「あんな、社会的な成功という目的に向かって、無駄なものを切り捨てて、まっすぐ突っ走っていくような生き方ってどう思います?」・・・だったかな?・・違うかも・・・そんなことを聞かれて満足に答えられなかったんだよねぇ。まあ、よく知らなかったけど、勝間さんの発するオーラには「息詰まるような遊びの無さ」を感じていたので、適当に話合わせといたんだけどね。

で、普段は絶対読まないような本なのに、電子書籍になると読めちゃうのは何故だろう。これでiPhoneで読んだ本としては4冊目になる。積読になっている本は全然読み進まないのに、電子書籍ばっかりダウンロードして読んじゃって・・・願わくば、もっと安くならないもんかな?

それはいいとして、初めて読んだ彼女の本から感じられた第一印象は、素直に「エライ」の一言。私ももうちっと自分のことを考え直さなきゃね。彼女の本を嫌う人がいるとすれば、あえて何とは言わないけれど、随所に鼻に付く表現があることかな。読者レビューなんかを見ても、評価が二つに割れてるね。でも彼女の個性を考えれば、それはそれで特定層に強く共感を持たれているということなんで、いいことなんじゃないの?

この本を読んでていいなあと思ったのは、自分一人の努力や自己啓発だけじゃなく、いかに回りの人を巻き込んで、仲間を作り、助け合って目的を達成するか・・ということが主眼におかれていること。能力が発揮できるかどうかは8割外部環境で決まるという話もあり、そういう外部環境を磨くことを意識してするという話だ。自分の得意分野を作り出し、マタイ効果も利用しながら、少しずつ自分に流れが来るように仕向けていくことで好循環を作り出すのであるが、そのために必要な力は以下の4つだとしている。

①しなやか力・・まわりに貢献できるような自分の“長所の種”を見つける力
②したたか力・・周囲との関わりの中で、長所だけに集中する力
③へんか力・・・長所を周囲の環境変化や成長に応じて、変え続けていく力
④とんがり力・・「あの人だったら何かをしてあげよう」と商品として認められる力

4つの力についてのごたくは教科書的かもしれないが、彼女のマッキンゼーでの実体験として、タイプの違う人間と組んだ時に、最初はかみなわなかったけれど、相手の長所を褒めるようになったことから上手く回りだし、最後はお互いの強みを活かせる様になったという話とか、合わない仕事をして苦労した時の話とか、なるほどとうなづける話もいろいろ出てきた。

漫然とした夢や目標しかない場合でも、目の前の絞り込んだ目標に向かって常に100~120%の努力を積み重ねていくと、いつのまにかその過程で新しい夢がポンと見つかる・・とか、自分の時間の3割を常に変化に注ぐ習慣をつける・・・とかは、今からでも始められることだなあ。

・・・ということで、私も夏バテにめげずに、前向きに生きていこう。

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チョコレート寒天を作ってみた

2010-07-26 00:29:06 | 食いしん坊レビュー
先週具合が悪くて臥せっている時に、チラッと見たテレビで、チョコレートを寒天で増量して、食事前に食べることでダイエットしている芸人の話を見た。その3日後あたりにあった、社内の飲み会で、実は同じような方法でダイエット中の先輩の話を聞き、私も俄然やってみる気になった。



ということで、粉寒天1袋(4g)+板チョコ1かけ(5グラムぐらい)+水100CCを鍋にかけて2分間沸騰させて、小さめの型に流し込んだ。

この型、シリコン製でね、☆型のチョコ寒天をつるっと取り出せるすぐれもの。もちろん回転使用可能だ。

本来粉寒天4グラムなら500CCの水を固めることが出来るのだが、これを100CCの水で作るというのは、ほどよい歯ごたえの寒天になるということだ。

この☆1つ分を毎食前に食べることで、自然と食事の量を減らすことが出来るというのだが、あと3週間後にせまったサントリー小ホールでの発表会の時に、着たいドレスが入りますように・・という私の願いは天の☆に届くだろうか。

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新小岩で・・・・

2010-07-25 23:54:31 | ただの日記
この週末は鍼の力で乗り切ったようなものだ。

金曜日の昼過ぎから頭痛で、一旦持ち直したものの、土曜日は朝から頭痛!

頭痛をこらえて、忘れ物だらけの状態でトランペット教室へ行ったが、今ひとつ調子が上がらず。8月1日のもう1つのプレ発表会を申し込んで、家に帰って忘れ物ピックアップして、暑い中自転車屋さんへパンクした自転車を引いていって、タイヤ交換をしてもらっている間に鍼灸院に駆け込んだ。

実は昼休み中だったのに、診察してもらえて本当に良かった。その後持ち直し、カラオケBOXでの2時間半練習、バイオリンレッスン、帰ってきてまた若先生のレッスンを受けた。鍼へ行っていなかったら、絶対途中でダウンしていたよ。

今日も昼過ぎから新小岩に繰り出した。冒頭の写真は、駅前のモニュメント。今日は新小岩教室で8月15日のサントリー小ホールの発表会のためのプレ発表会があるのだ。相変わらず暗譜できてないソナタイ長調。

着て行ったTシャツは汗びっしょり。発表会用の服に着替えたら・・・何と、腕が入らない。バイオリン奏者にとって腕が動かない服は致命的。2回発表会で着た実績のある服だから大丈夫だと思ってたのに。ぐいぐいと袖穴に腕を押し込んで、腕がボンレスハム状態に。それでもうっ血しないのは、脂肪層が分厚いせい?

とりあえずプレ発表会は、自分としては70%ぐらいの出来だったかな。やっぱり暗譜が完全でなく、指を間違えたところ、ごまかしたところがいくつか。ただ全体の流れを止めるような事故はなく、部分的には非常に良かった箇所もあったのでよしとするか。あと3週間、暗譜頑張ろう。先生からは、本番ではもう少しピアノの近くに立つこと、自分が正面を向かず、バイオリンのF字孔を客席に向ける気持ちでやること・・といったアドバイスを受ける。ついつい人の顔を見て演奏するので、ステージに立ったとき、本能的に自分に好意的な顔をしている人を探して、その人の方を見て演奏しちゃうんだよなあ。その方法は音響的には良くなかったか。

来週も別の場所でプレ発表会があるが、そっちではコンクールの課題曲であるウォールファールトの44番を弾く予定。毎回の練習の時、ウォールファールトでG線をしっかり鳴らす癖をつけてからヴィヴァルディの練習をするといい・・・などというアドバイスも受けた。ピアノの伴奏の先生が、本来ならこれで本番突入なのに、もう一回ピアノ合わせに来てくださるという。ああ、みんなが応援してくださってるので、私もしっかり暗譜してしっかり弾かなきゃ。

思ったより早く終わったので、その足で美容院に行って、若い美容師さん達との会話を楽んだ。その美容院に行くのは3回目だが、私は変な奴だからしっかり覚えられているらしい。「そろそろいらっしゃる頃だと思ってました」というのはセールストークかもしれないが、ちゃんと前回、前々回と私がくっちゃべったことのエッセンスは覚えているらしかったので、さすがだなあと思った。美容師さんっていうのはお客さんとの会話が好きじゃないとやってられない職業かもしれないね。私は普段無口なのに、彼らの話術に乗せられて、必要以上にくっちゃべってるような気がするよ。

そんな彼らでも、会話についつい若さがが出てしまうことがある。私が雑誌を読み飽きて、iPhoneで電子書籍を読んでいたら、若い子がへぇぇ~っと覗き込んで「完璧、現代っ子ですね」と言うではないか。私が現代っ子なら君は未来っ子なのか?

さらに、終わった後、「5才くらい若く見えるかしらん」と言ったら、「いや、10才くらい若く見えます」と言われた。そんな~、それじゃこの店に入る前の私って・・・・。でも、そんなことを言われても、今じゃ笑い飛ばせるほど、私はオトナになったぜ。

一日の締めは再び鍼灸院。昨日鍼でもらったエネルギーを今日で使い果たしちゃったら何にもならないからね。今日の鍼は明日のために。

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天童市(山形県)のマンホール

2010-07-25 00:07:24 | マンホール見参!
またまた山形のお姉さまから素敵なマンホール写真をいただきました。

♪吹~け~ば飛ぶよう~な・・・・

と思わず男臭い演歌気分に浸りたくなってしまうような粋なマンホール。

紅葉と将棋の駒の組み合わせっていうのがニクイねぇ。

そう、天童市は将棋の駒の名産地なんですね(将棋の駒の9割以上がここで生産されているんですって)。市中いろんなところに将棋を象ったものがあるようです。モミジは市の木に指定されています。温泉でも有名だそうで・・・。

将棋・・・憧れますねえ。特にシンプルな形状に勢いのある文字が躍った駒は美しいですね。でも私は将棋やったことないんですよ。チェスならあるんですけどね。そこらへんの話はコチラ。

http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/8e7ae6fdac8522c3ea982ed38bb502a2

話をマンホールに戻すと、「王将」の前に「馬」が鏡文字になった駒が見えますね。前述のように私が将棋を知らないからかもしれませんが、こんな駒ありましたっけ? 桂馬なら知ってるけど。

調べてみるとこれは「左馬」といって、これまた天童市独自の駒だそうで、将棋に使うというよりも縁起の良い飾り物として使われているそうです。何でも「福を招く商売繁盛の守り駒」なんだとか。「うま」を逆さに読むと「まう」となり、めでたい席で踊られる「舞い」を想起させる・・・だとか、馬は人がひいていくものですが、その馬が逆になっているため、馬が人をひいてくる(=招き入れる)ということから商売繁盛につながる・・・とか、4つくらい理由があるそうです。

マンホールの中央には天童市の市章がありますが、これはてんどうの「て」の字を図案化したもので、市の中央にある舞鶴山の鶴が、大空に羽ばたくように、天童市が大きく飛躍発展することを象徴したものだそうです。ううう・・・私には一瞬お金を入れたおひねりに見えてしまって・・・それはそれで富の象徴だからいいんじゃないでしょうか。

マンホールの縁のデザインもハイセンスですね。なかなか目の覚めるようなマンホールでございました。
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煎酒(いりざけ)

2010-07-24 23:18:53 | 食いしん坊レビュー
これまた、最近ハマッているお茶漬け屋兼和風食材屋さんで見つけたもの。

「○酒」と書いてあるのに、どうみてもそうめんのつゆにしか見えないこのビンを見て、まず何だろうと思い、次に「卵かけご飯に最適」という手書きPOPが目に入った。これでイチコロ。



説明を読むと、煎酒というのは、日本酒に梅干と花がつおを入れてことこと煮詰めて作った江戸時代の調味料とのこと。江戸時代中期から醤油が普及するにしたがい次第に利用されなくなり、一時は完全に忘れ去られた調味料だったらしいが、近年再評価され始めたという。



卵かけご飯なんて久しく食べてなかったが、今日さっそく食べてみた。色が薄い割に塩分が濃いので醤油より若干多めくらいにかけるのでちょうどいいみたいだ。

うんうん、ほんのり甘味があって、卵かけご飯が美味しい! あっという間に完食。

うう・・・もう一杯食べたい・・・がまんがまん。

☆ ☆ ☆

醤油のような強い個性を持たず素材の風味を生かすので、白身魚や貝類の刺身に相性がよいとのこと。今度は是非刺身で試してみたい。
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オタマトーン

2010-07-24 00:24:57 | 鳴るほど・ザ・楽器遍歴
先週のオーケストラの定期演奏会に来てくださった、前のバイオリン教室の方からのプレゼントです。

私の音楽仲間の中でも何人かがコレを持っているらしく、mixi日記などで話題になっていたので、ちょうど欲しいと思っていたところでした。



ネーミングがいいですね。ほんと料理に使うおたまぐらいの大きさで、持った感じもおたまみたいです。デザイン的にも音符♪の形に似ていて、ユーモラスです。



後ろから電池を入れて、電源を入れ、音の高さを選びます。電池カバーがいちいちネジで留めてあって、+ドライバーを使わなきゃならなかったのがちょっと面倒だったかな。

電源スイッチとボリュームスイッチが一体化していてボリュームは2段階。また音の高さは3段階。



棹の中の黒い部分を指で押すと音が出ます。この部分、オタマトーン用語で「シッポスイッチ」と言うそうな。バイオリンなどと同じように、顔の方に近づくほど、音の間隔が狭くなります。ピアノのようにオタマトーンを下において指で上から押してもいいし、ギターやバイオリンの間隔で弾いてもいいし、弾き方は自由なようです。

音程スイッチをいじって、音色と確かめてみると、次のような感じです。
■Lowだと、ひきがえるが歌っているみたいな音。
 豚さんや牛さんの前で、弾いて遊びたい感じ。
■Midだと、QPマヨネーズのCM曲っぽい音。
 でもあのCM曲をオタマトーンでちゃんと弾くのは難しいかも。
■Hiだと、アラーム音的な感じになる。やはりオタマトーンの面白さはLowとMidだな。



これはオタマトーンならではの部分、横から押すと口が開き、中に歯のようなものが見えます。ここから音が出てるんです。だから口を開けたり閉めたり、音がワウワウと震えて、面白い効果が出ます。

楽器の注意書を見ると「本商品の音程は正確な12音階とは多少異なります」と書いてありますが、鍵盤楽器ではないので、正確な音程を出せるかどうかは演奏者次第でしょう。オタマトーンのHPには社長自らが演奏している動画が出てきますが、かなり意気込みは伝わってくるものの音程は外れまくっていますね。おそらくこれはご愛嬌で、音程なんか気にせず、みんなで楽しもうというのが趣旨なんでしょう。

▼オタマトーン演奏動画(明和電機HP)
http://www.maywadenki.com/otamatone/about/

ちなみに、注意書きには「本商品はしゃべりません。」という記述まであって、笑えます。
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東根市(山形県)のマンホール

2010-07-23 00:05:20 | マンホール見参!
6月にJAO札幌でお世話になった方から、山形県東根市のマンホールの写真をいただきました!

東根市(ひがしねし)というのは、山形市よりちょっと北で、宮城県との県境にあるさくらんぼの名産地で、あの佐藤錦というさくらんぼの品種も東根市で作られたものだそうですね。

それだけに、マンホールのデザインにも丸っこいさくらんぼが沢山描かれていて、可愛いですね。マンホールの真ん中の和風バサミのような形の市章は、東根の「ひ」を図案化したものだそうですね。



山形って食材豊富だし、何でも美味しいと思うけれど、さくらんぼまでお新香にしてしまうんですね。上の写真は先日もブログ上に出した山形料理店のお餅の定食だけれど、手前にあるのがさくらんぼのお新香。この発想に最初はビックリしたけど、食べてみると、マイルドな梅干みたいな感じ。梅もサクラもバラ科サクラ属なのだから、その実の味も似てて当然といえば当然ですね。
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【読書録】伝える力

2010-07-22 00:06:52 | 読書録
伝える力 (PHPビジネス新書)
池上 彰
PHP研究所

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コレもiPhoneアプリ(電子書籍MacBook)版で読んだ。これで電子書籍3つ目。

iPhoneアプリになっていると、毎日携帯でメールやmixi、TwitterやYahooニュースをチェックするフツーの流れの中で読めるし、地下鉄の中でも電波関係なし、すき間時間を活用できるから、思ったよりも早く読み進むね。1つの画面に表示される文字量も、10~20秒くらいで読める量なので、くいくいと指で繰っていくことで、あたかも自分が「飛ぶようなスピードで読んでいるかのように」錯覚するので、小気味良い。

何よりもこの本のテーマが「伝える力」だからね。簡易な言葉で強く正しく伝わる表現を推奨している本だから、読みやすいのなんのって・・・・。

目からウロコだと思ったことをいくつか挙げてみよう。

①少しでも専門性のあるカタカナ語は原則として社外の人には使うべきではない。

→私の周囲も最近特にカタカナのビジネス用語が妙に氾濫するようになったが、初めて聞いた時の違和感を忘れないでおくことにしよう。

②仕事上の文章で多用しないよう避けたほうがよい言葉の例
  ・そして/それから
  ・順接の「が」
  ・ところで/さて
  ・いずれにしても
  ・絵文字の類

→が~ん、多用してるわぃ。当ブログでも、そして・ところで・さての連続、長々と続いた後にいい加減切り上げたくなってきて「いずれにせよ」とか書いてる例は多いなあ。これらをなるべく使わないように書こうとすることで文章力がアップするんだって。

③小説を読むと「伝える力」が養われる。

→これは盲点だった。私は今まで、歴史小説以外は、読むのは時間の無駄だとか実は思ってたんだが、読み手にイメージを喚起させ、膨らませる力はビジネス本やハウツー本以上だというのは、言われて見ればそうかもしれない。「こんなに惹き込まれるのは、どんな書き方をしてるからなのか?」と文章構造を分析してみるのも一興だし、小説の作り出すさまざまなシチュエーションにおいて自分ならどう行動するかイメージしてもいいし、何より語彙は豊富になるだろうし、表現力に幅が出るだろうな。

私もこの歳になったのだし、古今東西の名作文学を中高生のものだけにしておくのは勿体無い気がするので、いわゆる名作と呼ばれているものに目を通す余裕も持ちたいものだ。

④話し方を落語に学ぶ。

→これは分かるような気がする。一度古典落語を色々聴こうとしていた時期があり、何作かつまらないのが続いたせいで嫌になってしまったが、たまにはまた聴いてみようかな。特に私が学ぶべきは、「間」だと思う。以前、「間で勝負する男」と言われていた人を知っているが、言葉数は少ないのに営業成績抜群だった。その人が落語研究会出身であることを今思い出したよ。

・・・・・

なるほどねぇ。とりあえず何か良さげな小説でも探してみるか?
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丸ごと搾り「もも」ジュース

2010-07-21 23:27:14 | 食いしん坊レビュー
なかなか夏風邪が治らない。頭の中をブルレスケやティル、英雄の生涯が交差する中、早帰り日の今日は8月15日のサントリー小ホールでのバイオリンの発表会のために、ヴィヴァルディのソナタイ長調のピアノ合わせに行ってきたよ。

先週末、風邪で寝込んだせいで、絶好の練習日和を逃した私は、この曲の暗譜が出来ずに苦しんでる。本番の1ヶ月前に暗譜が出来てることが鉄則なのに。今日、ピアノ合わせを40分ほどやったが、まだ完全暗譜は出来てないなあ。今週末、発表会準備のためのミニ発表会に出るんだけど、それまでに何とか間に合わせなきゃ。

・・・ということで、気を取り直して、今夜の話題は、驚きももの木・・じゃなくて、驚きももジュース。これまた、先日の吉野洞川のごろごろ水と同様、大好きな和食屋さんで見つけてきたんだけど、ラベルといい中の色といい質感といい、強烈!

そもそも桃の100%ジュースなんて飲んだことないよ。ゼリーとかでも桃100%なんて見たことないからね。



よく振って、蓋を開けるとこんな感じで、飲み口もジュースがへばり着いている。このジュースの一番すごいところは、ビンに口をつけて飲もうとしても、すぐには中身が出てこないことだね。プリンドリンクとかゼリードリンクとかなら開ける前によく振ればちゃんと出てくるでしょ。ところがこのジュースはよく振ってもすぐには出てこないんだよ・・・でも安心して。そのまま待ってると、する~っと出てくるから。この時間差がたまらない。

実際に味わってみると、まさに「もも」だね。それ以外の何モノでもない。歯ごたえが味わえないことだけは我慢すれば、皮を剥く手間もいらず、口の周りが痒くなることもないので、手っ取り早く「もも」を味わいたい人におススメだなあ。それに意外に日持ちがするのもポイント。私が今日飲んだジュースの賞味期限は2011年5月だよ。贈り物にもいいかもね。

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ザルツブルグで買った塩・オーストリアの塩

2010-07-20 23:27:24 | 世界の塩めぐり
ザルツブルグ(地元の人はサルツブルグと、サを濁らずに発音するようであるが)のザルツが「塩」、ブルグが「砦」を意味することは有名だから、塩マニアな私としては、今回のドイツ・オーストリア旅行でぜひとも現地の塩を入手したいと思っていたが、その目的はほぼ達成した。


ザルツブルグで買ったハルシュタットの塩。
一番上がラベンダー入り、
左下がプレーン、右下がハーブ入り。
ほぼ・・・と表現している理由は、確かにザルツブルグで塩は買ったが、それはザルツブルグの塩ではなく、ハルシュタットの塩だったからである。

でも、よくよく考えるとザルツブルグという地名は、この地で塩が採れたことを意味せず、塩で儲けた奴(大司教)がいたことを示しているだけなのであった。

つまりザルツブルグはザルツァッハ川の水利を生かして、近郊で採れる塩の運搬と、その塩の積載量に応じた通行税を財源に成り上がった街なのだ! とか書くとロマンがないかな?

で、そのザルツブルグの近郊の塩というのはいくつかあるようなのだが、近いのが15キロほど南のバート・デュルンベルクという場所で、ザルツブルグ発の岩塩坑観光ツアーなども催行されているようだ。

一方、私が買った塩の産地であるハルシュタットは、日本では塩よりもケルト人の古代墓地遺跡(紀元前6世紀ごろまで)で有名だ。だが塩坑の歴史は古く、古代ローマ以前にまでさかのぼる。そもそもケルト人の墓地遺跡自体が塩坑の中から発見されているだから。場所的にはザルツブルグとウィーンの間にあるザルツカンマーグート地方(湖水地方)にある。

ザルツカンマーグートもザルツが付くだけに塩由来の地名だ。「塩 (ザルツ)」の「御料地(カンマーグート)」という意味だ(13世紀にハプスブルク家の塩の御料地となった)。ここの塩もザルツブルグに流れて行ったようである。


ウィーンで買ったバードイシュルの塩。
左はプレーンな結晶、右はスパイス入り。
私がさっきから何で歯切れの悪い表現を繰り返しているのかというと、現地のガイドさんの言った言葉の裏取りが出来ないでいるからである。そのガイドさんはこう言った。「ザルツブルグ近郊の塩は15年ほど前に採れなくなり、今ではバードイシュル(ここもザルツカンマーグートにある)の塩がスーパーなどで売られているんですよ。」と。

具体的な塩坑名まで聞いてくれば良かったなあ。私はブログに豆知識的なことを書く時は、色々他のサイトも検索した上で、誰も書いてなさそうなことを書くときは、別の資料で裏取りをしてから書いてるのだが、ザルツブルグ近辺の枯渇した塩坑の情報は得られなかった。

色々余計なことを書いてきたが、要はザルツブルグの塩ではないにしろ、オーストリアの塩ではあるので、旅行の時のことを楽しく思い出しながら味わおうという気持ちに変わりはない。

ハルシュタットの塩も、バードイシュルの塩も、鉄分を含んで赤みを帯びた岩塩だ。結晶の粒によって、色が一様ではないところが、均一な塩ばかりを見慣れた目には新鮮に映る。早く味見したいが、不用意に開封すると湿気でベタベタになってしまうので、少しずつゆっくり楽しもう。ハーブ入りの塩を使って魚のムニエルとか作ったら美味しいだろうな。
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オールリヒャルトプログラム・終了!

2010-07-19 21:55:23 | ただの日記

バス停で5分待っている間にもジリジリと肌が焼けてしまいそうな、すごい陽気の今日、オケの本番でリヒャルト・シュトラウスの難曲3曲をやってきたよ。

夏の演奏会は何度も経験しているのに、今までの中で一番暑かったんじゃないかと思うほど。ちょっと動いただけで額から汗があふれ、目の中に入ってくる。「額に汗して働く・・・っていう言葉があるけど、額に汗するだけなら簡単ジャン・・・」とか馬鹿みたいなことを考えながら本番会場に向かったが、たどり着いた時には、身体中汗でベトベトになってしまった。

でもそんなひどい暑さの中、しかもオールリヒャルトシュトラウスというマニアックなプログラムなのに、沢山のお客さまに来ていただいて、本当に嬉しかった。

■交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
■ピアノとオーケストラのための「ブルレスケ」
■交響詩「英雄の生涯」

という贅沢なプログラム。昨日の午後まで寝込んでいた私にとっては、本番に出れただけでも恩の字だったが、なかなか感動的なプログラムだった。特にティルは良かったんじゃないかなあ。練習しててもずっとチグハグな部分が残っていたのに、本番ではこの曲の楽しさがよく伝わったんじゃないかしら。みんな難しいけど、結局ティルが一番怖い・・という人は多かったが、土壇場で勝負強さを発揮した感じ。

ブルレスケのピアノソロを演奏してくださった初々しいソリストさん・・・、とても素敵だった。私の演奏位置からは、彼女の指、鍵盤がよく見えるから、耳で聞こえる以上にこの曲がとてつもなく大変な曲であることはよくわかった。伴奏になる我々は逆に楽しく弾かせていただいて(伴奏も大変な部分はあるのだが)申し訳ないくらい。

英雄の生涯は、やはり大曲だなあ。バイオリンソロは我らがコンサートミストレスが担当。ソロと2ndの絡みの部分が難しくて、何度も練習したことが、演奏しながら走馬灯のようによみがえってくる。G線半音下げるところもバッチリ。2ndの2,3プルトだけで弾く部分は、かなり緊張したけど、とりあえずは大過なくクリア。苦しんだこの曲とも今日でお別れしてしまうのが寂しいねえ。弟の昔のお気に入り曲だから近くに住んでりゃ呼びたかったけど、遠くで幸せに住んでるから、まあいいか。

アンコールは西邑由記子さん作曲の「星の船/オーケストラ版」。灯りを暗くして、舞台に星空を浮かび上がらせた中で弾いた星の船。弾きながら色んなことを考えてうるうる来てしまった。自分も死んだらこんな曲で送ってもらいたいなあ。

演奏が終わったら、前のバイオリン教室の人から手紙とプレゼントが届いていて・・・いつも自信がないから自分からは呼べないでいるのにいつも来ていただいていて、本当に嬉しい。

軽く打ち上げに行ってから帰ってきた。とにかく病み上がりで疲れたんで、今日は星空でも思い浮かべながら、このまま寝てしまおう。
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