さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

先輩とイタリア料理を

2022-10-31 23:46:51 | 食いしん坊レビュー

2週間前に4回目コロナワクチン接種(オミクロン)を終えた帰り道、打ったワクチンがモデルナだったからかもしれないが、このポスターが目に飛び込んできたのだった。

そういえば、テレビのイタリア語講座でもここの本店が紹介されていたなぁということで、とても行きたくなったのだが、普段は自炊の私は普段はこういう素敵なお店に行かないので、せっかくだから誰かと一緒に行きたくなり、そうだ、前の職場でお昼をいつも一緒に食べていた先輩と一緒に食べたいな〜と思ったのだ。

それで、第8波が始まらないうちに会いたいと連絡したら、二つ返事でOKしてくださり、今日は楽しい食事会。

お料理・・全部は撮れてないけど、美味しかった・・・。特に右下の鯛のやつなんか、美味しくて首にまで心地よい刺激がきて、うんうん頷きながら食べたよ。

先輩は鯛じゃなくて、ほほ肉の煮込みを頼んでいたけど、こっちも美味しそう。右側の写真は私から先輩へのプレゼント。遠くから来てくださってるし、韓国時代劇が好きな方だから。私のスケッチだからちょっと心もとないところがあるのだけれど、喜んで受け取ってくださったのでホッとした。

また私の知らなかったいろんなことを教えてもらえてとても楽しかった。


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クフェア(メキシコハナヤナギ)

2022-10-30 22:27:11 | お散歩・植物観察

足元のついつい見過ごしてしまいそうなところにある小さいピンクの花。でも天気が良いと目が行くね。

ミゾハギ科のメキシコハナヤナギ(クフェア)というものらしい。庭を作る時、背の高い植物を奥に、背の低い植物を手前に配置することで、立体感を出すという手法がとられる・・らしい・・が、その手前に配するのに便利な植物であるらしい。

その他、寄せ植えとか、花壇と小径の境目とかにも利用するとか。

らしい・・とか、とか・・を連発するのは、完全インドア派でしゃがむこともできない私が、将来ガーデニングをやることなどないだろうと思うからである。

ただただお散歩しながら、元生物部の血を騒がしているだけである。


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鎌倉殿の13人・・・和田合戦

2022-10-30 21:56:00 | ドラマ鑑賞

私はもっぱら和田合戦という言い方で習ったが、ドラマでは「和田義盛の乱」の方を採用したらしい。

うううう〜・・草燃えるの時の和田義盛はもっと渋くてかっこいい人だったというイメージがあるのだが、本ドラマでの和田義盛は・・名演ではあるのだが・・・・。

今日の和田合戦は流石にかっこよく締めてはくれたが、先週なんか、髭面に女装では何を言っても締まらず・・和田合戦でも笑いを取りにくるのか・・となんだか気の毒にも思えたけども、和田一族が髭面だらけで、付け髭ではなく本当に髭面のエキストラを使っている(知り合いの知り合いが呼ばれたという噂も)ところに、ある意味本気度を見出さざるを得ない。

実朝には好かれ、父には反抗し、御家人同士の戰を望まず酔い潰れる泰時・・何度も水をかけられるたびに別人のようにキビキビとした指揮を取り・・一方、慣れぬ鎧が似合わない実朝・・裏切られて良からぬ方向へ。

本大河ドラマでよかったなぁと思うことのひとつが、和田義盛の妻になった巴御前をしっかり描いてくれたこと。曲がりなりにも武道をやっていた若い頃の私にとって巴御前は憧れの人。和田合戦の後どうなったか気になっていたが、「あの時のように逃げ延びよ」と義盛に言われた後、走馬灯のようにいろんな合戦シーンが写り、義仲の時のものなのかと思いきや、馬上で義盛の妻を名乗る巴・・・ドラマ後の解説では巴は91歳まで生きたと説明されたが、これも実ははっきりしないのである。91歳まで生きた説が本当だったらいいのにと思うばかりである。

時政追放の後、たびたび劇中曲としてモツレクがかかる。悪くはないが、しっくりこない気はする・・でもヴェルレクを使われるよりはいいかも。どういう意味で選曲してるのだろう。義時がダークサイドに落ちていくのは、そうならざるを得ない事情があったため、何も好き好んでそうなったわけではないことに対する哀れみなのか、それとも政争の犠牲になった者たちへの鎮魂歌か。

 


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ハイビスカス・ローゼル

2022-10-29 23:07:56 | お散歩・植物観察

今日は、トランペットを習っている浦安教室の最終日。トランペットのレッスンは同じ師匠の下、来週からは葛西教室に行くことになるけれど、浦安でお世話になったスタッフやインストラクターの先生とはお別れになってしまうので、お菓子を持って行った。

その後、インフルエンザのワクチンを受けに行き、その足で鍼にもいき、ヴァイオリンレッスンもオケ練も言ったから、休日なのに1万三千歩も歩いた。

というのはともかく、途中、小籠包のような形の赤い実に心を奪われ、写真を撮って帰り、調べてみたら、ハイビスカス・ローゼルというハイビスカスの仲間の植物の実なんだね。

若い頃、大好きだったハイビスカスティーはこの実で作るんだそうだ。

レモンティーみたいに爽やかな味で、アベベも飲んでたとかいう謳い文句もあり、健康のために飲んでたけど、アベベのように足が速くなることもなく・・・

それにしても本当に赤い実だなぁ。またハイビスカスティーを飲んでみたくなったよ。


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韓国時代劇「帝王の娘 スベクヒャン(第1話〜第5話)」を見て

2022-10-28 23:51:50 | ドラマ鑑賞

楽しかった「晢仁王后」が終わり、帝王の娘スベクヒャン」が始まった。舞台は百済。今まで、李朝、高麗、新羅や高句麗を舞台にしたドラマは見たが、百済は初めて。

新羅や高句麗よりも古代日本との繋がりが大きかったはずの百済がどのように描かれるか、ちょっと楽しみである。

今週放映されたところは、時代的には、6世紀初めの24代王・東城(トンソン)王の治世末期。東城王は501年に暗殺され、武寧王(ムリョンワン)が百済の第25代の王になったところ。その頃日本では倭の五王の時代が終わり、継体天皇が皇位につく数年前の話である。

主人公のスベクヒャン(手百香)はまだ赤ん坊であるが、実在はしておらず、いろんなサイトをみると、継体天皇の妃になった手白香皇女をモデルにしたお姫様である・・などとするサイトが見つかる。

古代史に詳しいはずの私も手白香皇女のことはよく知らないが、彼女は雄略天皇の孫。継体天皇の先代天皇との血縁の遠さを補う意味で、手白香皇女を皇后とすることで皇位の正統性を獲得したのだろう。手白香と手百香・・確かに名前は似ているし、発音も同じ。だがどこがどうモデルなのかわからないし、そもそもモデルなのかどうかも分からない。

ドラマ上はスベクヒャンの母チェファの父であるペク・カ(こっちは実在)が東城王の暗殺を企て、後を継いだ武寧王はペク・カに自殺を強要。武寧王の子供をみごもっていたチェファは、武寧王に妊娠を告げずに身分の低い男と加羅に逃亡する・・・加羅で子供を産み、その子がスベクヒャン(武寧王と決めていた名)であるが、世間から隠れて生きているためソルランという別名をつけて育てた。

宮中では、武寧王が、先王の子を守ため、自分の子と取り替えて、先王の子を自分の子の名で呼び、太子として扱った。これがまた後々の悲劇を生む。

扱っているのが聖徳太子より古い古代のため、相当に創作は多いだろうけど、気長にみていこう。

 


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マッシュルーム&ウニバター

2022-10-27 23:40:35 | 下手くそ料理帖

先日買ったウニバターのアレンジ。

マッシュルームの軸を取り、

軸は軸で刻んでウニバターを加えてレンジチン45分。

琺瑯容器に入れたマッシュルームに軸&ウニバターを乗せ、オーブントースターで5分。

上から乾燥パセリを振って・・・おかずというよりもおつまみが出来ました。

 


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イタリア語セミナー最終回。

2022-10-26 23:11:19 | つっこみ伊太利亜語

2016年6月から通ったイタリア語セミナー・・先生の引っ越しにより、今日が最後になってしまった。

お世話になった先生に何かプレゼントをと思ったけれども、私は贈り物セレクションがめちゃくちゃ苦手(特に男性向け)なので思い悩み、ある時パッと閃いて、私の昔の絵を載せたエプロンにしようと思い立って注文。昨日到着するというギリギリのスケジュール。(ポストに入る大きさなのに○○急便さんが持ち帰ってしまい、18時半過ぎに帰り着いた私は唖然としたが、ひたすら頼み込んで昨日中に再配達してもらった。)

喜んでいただけるかドキドキしたけれど、はじまりの20分ばかし、先生はエプロンをつけて講義をしてくださって・・・。

最後のテーマはレオナルドダヴィンチ。そして休憩時間の最後のワインはフランスのカヴェルネソーヴィニヨン。美味しかった。私はお酒をほとんど飲まないので、年間の飲酒量の8割以上がこのセミナーでのワインなのである。

最初にこのセミナーに来た時の日記はこちら。

→2時間、猛烈に頭の体操をする

あの頃は、毎回ついていくのに必死だったなぁ。最近はだいぶ楽になったと思うけれど、6年も通ってたんなら、当然・・というかもっと上手くなってもよかったのだが・・・。

生徒さんたち・・Facebook友達になっている人もいるけれど、そうでない人も多いので、セミナーの集まりがなくなってしまうのも寂しいなぁ。

先生は五島列島に引っ越されるが、いつか行ってみたいと思う。

 


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【読書録】アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」

2022-10-26 00:44:50 | 読書録

中川 裕/集英社新書

まだゴールデンカムイを読んでないのだが、それは近々読むとして、取り急ぎ面白そうなので読んでみた。すると先日100分で名著の放送でやっていたことをベースにさらに突っ込んだ内容が出てきて面白かった。

いくつか挙げてみると

・北海道には擦文文化とオホーツク文化があり、それぞれ擦文式土器とオホーツク式土器を使っていたが、オホーツク文化が擦文文化に吸収され、アイヌ文化の元になったと考えられているが、アイヌ文化になった途端、土器(陶器含む)の使用を一切やめてしまったという。鉄鍋で煮込む料理が発達したという。

 →東京にも一軒だけアイヌ料理店があるようだから、行ってみようかな。

・ゴールデンカムイには、味噌をみてうんこだと思うシーンが出てくるが、アイヌの伝統料理の中に味噌はない。

・アイヌの弓は今の弓道の弓と違って、反りが単純(ま、バロックボウみたい)なので、あまり矢が飛ばないので、獲物に近づいて射る、矢尻に毒を塗るなどの方法で殺傷能力を高めた。

・アイヌ社会は双系社会と言われ、男性は男性の家系を継ぎ、女性は女性の家系を継ぐ。

ということで、我々の発想では思いもよらないことがまだまだいっぱいあることを知った。


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人生二度目のザクロ

2022-10-25 23:04:11 | お散歩・植物観察

実家で迎える朝、朝食の食卓に、いただきもののザクロの実が載っていた。

ひゃぁ・・ザクロって、ピンクレディ(カクテル)を作るときのグレナデンシロップとか、韓国のざくろ酢の形でしかお目にかかってなくて、実物を食べるのは子供の頃、近所の人からもらって以来だね。

つぶつぶは箸ではとれず、指で転がすようにして取り出すのが良いようだ。それにしても一粒一粒の酸味が懐かしいこと!

植物分類的には、ミソハギ科ザクロ属のザクロ。ミソハギ科って聞き慣れないけど、一番馴染みがあるのはサルスベリだね。おおお、サルスベリとザクロが近いなんて思いもしなかったぞ。


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ピスタチオスプレッド・その2

2022-10-24 21:27:53 | 食いしん坊レビュー~ジャム

先日某ホテルのピスタチオスプレッドをスーパーで買ったが、もっと本格的なのが欲しくなり、近所の正常石井で、イタリア産のピスタチオスプレッドを買ってきた。

賞味期限近いので安売りしていたのだが、それでも円安だから結構なお値段。

中身の色は結構ナチュラル。

ライ麦パンに塗ってみる。最近は全粒粉パンやライ麦パンを買うようにしている。

全体に塗ってみると確かに濃厚。ナッツバター感があって、なるほど本格的だと思った。

しばらくハマりそうだ。


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トランペット第三トリガーロッド&ナット

2022-10-24 21:06:01 | 鳴るほど・ザ・楽器遍歴

トランペットを習い始めてから師匠がどんどん変わり、今4人目の師匠についているのだが、トランペットの響きをよくするために常に改造しているような人で、楽器の話をするのが楽しい。以前、別の人から、トランペットはまだまだ進化している楽器だというようなことを聞いたことがあるが、まさにその通りだと思う。

先般、師匠の知り合いで、やはり響きをよくするツールを開発している人がいて、その人に師匠が協力して、試奏を繰り返し、このほどようやく製品化されたというので、購入した。

第三トリガーロッドとナットのセットで、師匠に六角レンチで本体に取り付けてもらったら、響きが中心を狙いやすくなった。あぁぁ、コンクールの前にこのツールが間に合ってればもっとよかったかも。(ただ、トランペットの地区予選会は通過はできなかったが、講評が去年よりもよくなっており、師匠はご満悦。)

トランペットのウォーターキー用のバネも、師匠が工夫して端っこを丸めたものに変えてもらった。

ということで、楽器の調子は万全なので、あとは私が頑張るだけである。


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久しぶりに順位賞

2022-10-23 23:26:02 | ただの日記

今日は小金井で開かれたこちらのコンクールの本選でした。

武蔵小金井駅からすぐ近く。

内装もモダンでよく響く素敵なホールでした。

地区予選の時と同様、ベッリーニの「海賊」より「傷つき、血まみれの彼を夢見た」を歌いました。

最近の本番の中では割と上手く行ったかなぁと思いました。

結果は5位入賞。入賞は2年ぶり、順位賞をいただくのは3年ぶりです。自己最高とはいきませんでしたが、久しぶりの入賞を素直に喜びました。

審査員の先生方に個別にお話しを伺うと、よく勉強していると褒められる反面、発声の崩れを指摘されました。思い当たるのは、レッスンの時、会場の公民館がマスク必須なこと。マスクをして歌うと、だんだん口が横開きになってきてしまいます。声が以前より散っていると指摘されたのはそのせいである可能性が高いと思いました。

また、フランス語やドイツ語の曲の方が歌詞がよく聞こえるとも言われました。一番得意なはずのイタリア語が一番聞こえてこないのは悲しく、改善したいと思いました。また中音域の不安定さや胸を支えていないという話もありました。

細かい転がしのある曲なので、下腹の支えを本当に意識して歌い、一定の評価は得たのですが、まだまだ注意力散漫なところが多いですね。

今シーズン、まだ本番が残っていて、この曲ももう1回歌う予定です。もっとベストを尽くせるよう、頑張りたいと思います。


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金曜ロードショー「るろうに剣心 最終章 The Beginning」を見て

2022-10-22 23:36:36 | 映画・番組等、各種鑑賞録

ひたすらに素敵だった。

実写版5作目。回を重ねるごとに好きになる佐藤健が演じる剣心。原作も好きだが、原作を離れて、佐藤健の剣心が見たいから見ている。

5作目は一番初めの話だから、彼はまだ剣心ではなく緋村抜刀斎である。冒頭の縛られた状態から口で剣を引き抜いて始まる殺陣シーンはものすごい。血煙を浴びながら駆け去る姿はまさに鬼神のごとく無敵!

だが普段の彼は無口で穏やか。本作は彼が愛した雪代巴(実は間者)との出会いから死別までを描くが、4作目で結末がどうなるかはわかっているので、その間をつなぐ物語ではあるものの、ひたすら美しく、無駄なセリフのない、音楽と映像と所作で魅せる演出が素晴らしかった。

有村架純が演じる巴・・美しくて同性から見ても憧れてしまう。先日振袖を着たはいいものの全然動けなくなってしまった私と違って、スマートに着物を着こなして、家事仕事もすいすいとこなす有村さんが羨ましくて、ああ私には逆立ちしても無理・・と思ってしまった。そして寡黙なところや顔立ちなど、どこか似ている剣心と巴。

また剣心を陥れるために雪山に仕掛けられた罠が凄くて、爆弾あり、飛び道具あり、辛うじてそれを交わすと次が襲ってくる・・が何回となく繰り返され・・さすがの剣心もボロボロ。最後の敵・辰巳が出てきた時にはおそらく目もまともに見えてないらしく、剣は空を切ってばかり。辰巳が渾身の一撃でとどめを刺そうとした時に巴が飛び出し、身をもって辰巳の動きを止めたが、無我夢中で剣を振り下ろした剣心に切られてしまう。

4作目ではよくわからなかったが、5作目を見てやっとわかった。剣心には巴が飛び出してきたことがよく見えていなかったのだ・・きっと。そうでなければ、裏切られたと知っていても殺すはずがない。

剣心の頬の十字傷は、一つは巴の許嫁であった清里がつけ、もう一つは瀕死の巴がつけた。単に頬だけでなく剣心の心と人生に刻まれた十字傷。新しい時代が来たらもう人を殺さない・・という誓い。最後に鳥羽伏見の戦いで維新側が勝利した後、剣心に勝負を挑む斉藤一に関わらず剣を捨てて帰る剣心・・10年後に仲間になることを知っている視聴者としては、この邂逅シーンで終わるのがなかなかすっきりとしていて気持ちがよかった。


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韓国時代劇「哲仁王后~俺がクイーン!?~(第26話〜第30話)」までを見て

2022-10-21 22:14:14 | ドラマ鑑賞

ああ終わっちゃった。爽やかな終わり方だったけど、なんかもう見れないのが悲しい。

王様がひたすらかっこよく。脇役もそれぞれ味があって。

今週のキーワードの一つは「東匪(トンビ)」。世界史の教科書では東学党の乱とか甲午農民戦争などと紹介される、李氏朝鮮末期に頻発した武力闘争を起こした農民集団の一つで、東学という新宗教を信じる一派のことらしい。東学という宗教は今一つよくわからないのだが、古代シャーマニズムを取り入れ、修練は日常的に13文字のフレーズを唱えるだけ。下からの社会改革を目指す思想のようである。

晢宗時代は民衆の反乱が多数起こったが、このドラマでは王様である晢宗自身が東匪であり、反乱側であるというオチがついている。晢宗は王族でありながら農民同様の貧しい暮らしを経験した人である。御し易いと思われて王に据えられるが、安東金氏(ドラマではキム一族)や大王大妃である純元太后に権力を握られていた。ドラマでは殺されそうになりながらも彼らに対抗して成功するが、史実では対抗できずに亡くなっている。

安東金氏・・なんか聞いたことあるぞ・・と思ったが、それは「カンテク」に出てきたのだった。「カンテク」には哲宗の前の憲宗をモデルにした王が出てくるが、実は哲宗をモデルにした人物も悪役として出てくるのである。「カンテク」も「晢仁王后」も史実を一部借用しつつもフィクションであるから、いくら本作に出てくる哲宗がいい奴だからと言って、それはフィクションだと割り引いて考えねばならない。

王妃の体から分離して現代の自分の体に入って蘇生したチャン・ボンファンは本屋に駆け込んで哲宗の肖像画を見つけ、王妃を笑わそうとして寄り目をしている時の肖像が書かれていたので大笑いしていた。同じ肖像画はウェブサイトでは見つけられなかったが、ウィキペディアに載っている哲宗の肖像画は確かに少し寄り目ではある。(子供の頃、寄り目で悩んだ私としては他人事ではないが)。

ボンファンが去って、本来の自分を取り戻した王妃は普通の女になっちゃったので何となく物足りないが、そういうところを演じ分けられるシン・ヘソンはすごい女優だと思う。


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【読書録】株価暴落

2022-10-20 23:59:47 | 読書録

池井戸 潤/文春文庫

題名から想像した内容と全く違うストーリー展開で面白かった。融資業務と爆破事件と信用取引の空売りを組み合わせたもので、登場人物がめちゃくちゃ多い。

それでもちゃんと頭の中で登場人物を整理して読めてしまうのは、池井戸さんの筆力の賜物だろう。小説らしい形容表現をたくさん含みながらも、くどくなく、わかりやすい。

相変わらず楽しませてもらった。


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