さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】レ・ミゼラブル④

2023-10-31 22:01:18 | 読書録

ユゴー/著 、佐藤朔/訳、新潮文庫

マリユスは、エポニーヌの助けを得て、コゼットと再会。ジャン・ヴァルジャンの知らないうちに二人は愛を温め合う。

だが、ルイ・フィリップの七月王政に反発するもの達による反乱・・いわゆる六月暴動と呼ばれるものであるが、ユゴーはそれは暴動というよりも反乱であると、重要度で言えばワンランク上の呼び方を推奨している・・・というか、ユゴーのおかげで六月暴動の存在が有名になっている側面もあるのであるが。

市内にバリケードが築かれ、発砲により人命が失われ・・マリユスは死を覚悟する。エポニーヌはマリユスを銃撃から守って死に、コゼットの書いた手紙が吸い取り紙に鏡像的に残っていたのをジャン・ヴァルジャンが見つけて唖然とする・・・というようなシーンで4巻目は終わる。

テナルディエのような家庭に生まれたのにエポニーヌはなぜそこまで純になれたのか・・昔からの謎であったが、まだ謎だ。そしてテナルディエ夫妻に愛されなかった息子カヴローシュは浮浪児となり、悪ガキっぽいながらなんか活躍している・・・不思議な家族だなぁ。残るはあと1巻。


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韓国のお菓子のカフェ(バターバーとヤックァランド)

2023-10-30 23:13:37 | 食いしん坊レビュー

昔、韓国に行った時、薬菓(ヤックァ)と呼ばれる伝統菓子を買ったことがある。家族でお祝いをする時など、このお菓子を柱のようにうず高く積み上げる習慣があったようだが、薬菓自体は硬めの揚げ饅頭みたいな油菓子で、美味しいけれど、すごい美味しいというわけではない、微妙な感じだったことを覚えている。

ところが先日テレビでハングル・ナビを見ていて、この薬菓が韓国の若い人たちに見直されて、アレンジされたお菓子が人気だという話を聞いた。

日本にもそういう薬菓をアレンジしたデザートを出す店があるというので、また新大久保に行ってきたのである。

右上にあるのが、ヤックァランダというお菓子で、中心部にある花にのように見える部分が小型の薬菓。下の方でドーナツ型になっているのがオランダというあられを蜜で固めたような(というか、大粒のおこしというか)お菓子。ヤックァの存在感は小さかったけれど、オランダは結構懐かしい感じの味がする。

左のバターバーというのも韓国で人気のお菓子のようで、外側が硬めのタルト生地で、中がバターの旨味たっぷりなスイーツ。一瞬バタークランチに似た風味。私はバターバーの方が気に入った。

あぁ・・いっぺんに二つも食べたら太っちゃうな。

ということで夕食を食べてないのに、お菓子でお腹いっぱいになって、新宿西口方向へ歩いて行く。

途中、思い出横丁という赤提灯の美しい、不思議空間を通ったよ。外国の方々で非常に混んでいたので、今日はするっと通過して来てしまったけど、赤提灯の美しさと昭和レトロな懐かしさが頭を離れない。国籍が違おうが育った地が違おうが、思い出横丁には人を惹きつける何かがあるんだね。今度荷物の少ない時に行って、食べて飲んでこよう。


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おうちde安直サムギョプサル

2023-10-29 21:07:20 | 下手くそ料理帖

先日大久保に食べに行った際、おうちでも簡易にできないかずっと考えてた。

決めてはきっとこの甘辛ダレなのよね。

コチュジャン大さじ1.5、味噌大さじ1.5に、ごま油と酒をちょろっと加えて、砂糖小さじ2、白すりごま小さじ2、おろしニンニク少々加えて混ぜて作ったタレ・・・これさえあれば、ちょっと雰囲気出るかな。

バラ肉切り落とし1パックと、櫛形に切った玉ねぎ1/4を炒め合わせる。油は少しで良い。塩胡椒でちょこっと味付け。

豆もやしは袋ごと4分レンチンすればいいやつだった。

フリルレタスを適宜。

さて、このレタスにお肉+玉ねぎと豆もやしを乗せて、冒頭の甘辛だれを乗せて包んで食べれば、気分はサムギョプサル。

野菜がたくさん食べれていいんじゃない?


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【100分de名著】古今和歌集

2023-10-28 23:06:21 | 読書録

何だか懐かしい。

中学・高校時代、古典が大好き。古文漢文なら満点近い点が取れるのに、現代国語がさっぱりダメ。ある時、現代国語の試験で、テストの裏に自作の短歌を10首書いたところ、先生がその10首を1首1点でカウントしてくれて、それを入れてやっと平均点に到達するほどの、現代国語オンチだったのである・・。

そんなに和歌にハマってたのに、以降何十年もサッパリ・・・・。

でも古今和歌集って、小倉百人一首に採用されている歌もあるし、結構知ってる歌が多いなぁ・・と思ってこのテキストを読んでいたのだが、ちょっとびっくりしたのが以下のやり取り。

典侍藤原因香朝臣

 たのめこし言の葉今は返してむわが身古るればおきどころなし

返し 近院右大臣

 今はとて返す言の葉拾ひおきて己がものから形見とや見む

藤原因香(よるか)は女性。でも朝臣と書かれてるバリバリのキャリアウーマン。右大臣源能有(よしあり)が通ってこなくなったことで、事実上の離婚状態となったことから、彼のくれた手紙をかき集めて、この歌を添えて送り返したのだ。だが受け取った能有は、返された手紙を、一枚一枚拾い集めて、私が書いたものではありますが、せめてこれだけでもあなたの形見だと思いましょう・・・なんて返してる。

まぁ、なんて新しいというか、こんなやり取りまで載せられているのか・・と驚いた。

どうかねぇ・・男性のが一枚上手? っていうかそんな歌返すなら、たまには通ってやれよ・・いやむしろこれからは良き友人として付き合おうとか? もし本当に嫌いになって手紙を返したのなら、こんな返しをされたら気持ち悪いと思うかも。本当に忘れたいなら手紙は焼き捨てるべし。でも送り返したということは、まだ少し未練がある? わからないな・・私には恋路のことなど。

ということでこのやりとりに全てを持っていかれた感があるが、古今集には「恋が叶った」とか「僕らは愛し合っている」という歌は一首もないんだって。叶わぬ恋だからこそ言葉が磨かれるのか。

まだ放送が始まっていないのにテキストだけあっという間に読んでしまった。放送を楽しみにしている。


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【読書録】知らないと恥をかく世界の大問題

2023-10-27 21:39:12 | 読書録

池上彰/角川SSC新書

この「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ、現時点の最新刊は14まで来ているようだ。

今回読んだ第1巻は2009年11月の発行。

東日本大震災の前であり、アメリカではオバマ大統領が就任したばかり。日本では民主党が政権をとったばかりの頃だ。何だか希望に溢れたトーンになっている。

池上さんはこの頃こう書いていた・・・というのは事実なのであり、一人の人が昔を振り返って書いたのを読むのとは違う面白さがある。これを最新刊までずっと読んでったら、ちょっとした現代史のおさらいになるね。

ちょっと忘却の彼方にあったサブプライムローンだのリーマンショックだの、そうそうこういうことがあったとか、当時あまり深く考えてなかったことも含めて、詳しく解説してあって面白い。自分が日々いかに何も考えずに流されてきたか・・という自戒を込めて、これからも読んでいきたい。

そういう話とは別に、フィンランドの教育の話は面白かったな。まずは先生を徹底的に教育しているのだ。

そして、本屋を見ればその国がわかる・・という話。電子書籍の広まっている今でもその話は成り立つのかどうかわからないけど、着眼点としては面白いと思う。


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【読書録】フランス7つの謎

2023-10-26 22:12:56 | 読書録

小田中直樹/文藝春秋

この本は著者の実感がこもっていて、かつちゃんと様々な著作を調査の上書いているところから、感覚だけではないところに共感がモテる。

なぜいつでもどこでもストに会うのか・・労働組合の組織率が低い・・「自分のことは自分でやる」という伝統があるから組合に任せないのだ。また自分もどこかでストをやるかもしれないので、他人のストを怒らない・・というのもある。

大学生がなぜストをするのか・・って、フランスはものすごい学歴社会なので、大学生もエリートではないから不満が溜まっている。

ここら辺を見ると、フランスはまだ階級社会で、革命の時のようなエネルギーを持ち続けている・・ということなのか。それは自国だけでなく他国にも向けられ、マクドナルドを解体して拍手喝采されるような国なのだ。・・ううん、熱い。

 


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チーズデザート

2023-10-25 22:51:19 | 食いしん坊レビュー~チーズ

各社から出ているチーズデザート。去年はまりまして、あまりに際限なく食べてしまうので、しばらく自粛してました。

でも、季節限定「和栗」の文字を見て、思わず久しぶりに買っちゃいました。

チーズというよりもほぼお菓子なので、食べ過ぎないように楽しんでいきたいと思います。


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「 旅するための」から「しあわせ気分の」へ

2023-10-24 23:20:29 | つっこみ伊太利亜語

イタリア語・ドイツ語・フランス語のテレビシリーズを見始めたのは「旅する」シリーズからだったが、現地に俳優さん・女優さんが飛んで、ネイティブのサポートを得ながら学ぶ「旅する」シリーズが、コロナのせいで俳優さんの渡航による海外ロケができなくなったからなのか、俳優さんは国内にいる「旅するための」シリーズが何年か続いていた。

そのシリーズが10月から一新。「しあわせ気分の」シリーズが始まった。

時間は若干短くなったが、密度は濃くなり、ネイティブの会話時間が長くなり、レベルも上がった。そしてその言葉を知らない人でも、興味が湧く内容を採り上げてくださっていて、私は気に入っている。

特にいいなと思うのはイタリア語。字幕を日本語とイタリア語の両方出すことで、日本語による解説時間が節約できるし、日本語だけを見てしまうことも避けられる。ホームステイ先でいろんな経験をする青年とホストファミリーとの会話シーンでは、細かい相槌など会話をつなげる工夫が感じられる。ネイディブ解説者の会話からは、なかなか本や教材からは学べないイタリアの地域事情や習慣・文化などが学べる。そして今日見たのは日本で筑前琵琶の修復に取り組むイタリア人・ドリアーノ・スリスさんのお話・・そういう方がおられるのは知っていたが、ドリアーノさんのの魂の喋りが大変心を打った。

フランス語では、ネイディブのおしゃべりも楽しいが、千葉一磨さんがフランスに渡航し取材してきたコーナーもあり、昔の「旅するシリーズ」の体当たり的な楽しさが半分戻ってきた感じ。Tシャツやジーンズを再利用して、ブロック状の建材を作り出しているのは感動したな。見た目なかなかオシャレだし。先日はカセットテープの磁気テープ部分を再利用して繊維化して作った上着なども紹介されていて、とても面白かった。

ドイツ語は、日本人ナビゲーターなしで、ネイティブばかりだが、現地の若い人たちのシェアハウスであるWGをミュンヘンとベルリンで取材している。個性の強い人たちが共同生活の決まりごとやトラブルを話し合いで解決している。ああ、私にはこんな生活めんどくさくてできないな・・・いやいや待てよ、彼らはこういうことを若い時から訓練して育ってきているのだ。それがビジネスや政治の場面でプラスに働かないわけがない・・と頭の下がる思いである。


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マリア・ストゥアルダ・・歌い納め。

2023-10-23 23:30:02 | ただの日記

昨日、今日と別々のコンクールの准本選だった。

昨日は小松川さくらホールで、

 マスネ《エロディアード》より「彼は優しく、美しい」を

今日は清瀬けやきホールで、

 ドニゼッティ《マリア・ストゥアルダ》より「ああ雲よ、何と軽やかに」

を歌った。両方とも、今の自分にはベストな演奏ができたと思う。

特に、1年近く苦しんできて、2種類のカヴァレッタを本番で間違えないように気をつけて歌ってきた《マリア・ストゥアルダ》とも今日でお別れ。

両コンクールとも准本選を通過できたが、本選に向けて、色々思うところあり、さらに改善し、完成度を高めていければと思っている。


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近所の図書館で借りた本が100冊になった!

2023-10-22 23:55:16 | 読書録

去年の11月8日に、本は買う派から図書館で借りる派に鞍替えした。

そして、1年足らずで「借りたことがある資料=100冊」になったど・・・。

お金も保管場所も考えなくてよく、読みたい本があったら、すぐ借りれるのは幸せ。

(新刊本、人気本は順番待ちになっちゃうけど、その間別の本を読めばいいわけだし。)

ということで、この1年、図書館のお陰で、精神的には充実している。


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くるみ饅頭 호두과자 / ホドゥクァジャ

2023-10-21 23:54:40 | 今度こそハングル

新大久保でGETしたくるみ饅頭。

カステラ地にくるみが入っていて、餡やチョコレートが入っている胡桃の形のおまんじゅう。

別に・・よくある感じのお菓子じゃん・・とあまりソソられずに、とりあえず買ってきたのであるが、一口食べてびっくり。

歯応えが気持ちよくて、クセになりそう。

カステラ地に入っている胡桃の食感が思いのほか心地よいのである。

ほんのちょっとした心遣いで、一見平凡に見えるお菓子が、癒し系なお菓子になるのね。


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カレイのエンガワチャンジャ

2023-10-20 23:27:13 | 今度こそハングル

今回の新大久保戦利品の一つ。

キムチ売り場に鎮座していたが、カレイのエンガワに惹かれて買ってみた。

チャンジャって魚介類のキムチというか、日本で言えば塩辛みたいなものに、ニンニクや唐辛子、アミの塩辛、砂糖などが加わっているようだ。

初めて食べるので、木綿豆腐の上に乗せてみた。

辛さはマイルドで、なんだかとってもおいしくて、豆腐を食べた後に、ご飯を2杯もおかわりしてしまった。

味だけでなく、エンガワのコリコリ感がたまらなく良いね。

こんなに食べたのに、まだ半分にも達してない。500円台でご飯が何杯でも食えるっていうのはいいね。

ちなみに、本場韓国ではチャンジャとは言わず、

창난젓(チャンナンジョッ)と言うそうだ。

まるでオクニョに出てくる悪役チョンナンジョンみたいだな。

逆に、韓国でチャンジャと言っても通じないそうだ。紛らわしいな。

 


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新大久保でサムギョプサル

2023-10-19 23:01:19 | 食いしん坊レビュー

今日は、早出時差勤務で、夜の予定もキャンセルになったことから、新大久保まで遊びに行った。

一番の目的はコンブチャを買うことだったが、他にも色々買ったので、別記事で披露することにする。

思えば、以前新大久保巡りをしていたのは、12年前だ。12年経つと、街の様子も売っているものも様変わりだね。当時は今ほど韓国コスメは流行ってなかったし、屋台で売られているスイーツも見たことないものばかり。

とりあえずサムギョプサルを食べにお店に入ってみた。

自分で焼くのではなく、店で焼いてくださるので、気楽に食べることができた。

そうだ、家でもお肉をレタスに巻いて食べようかな・・・。

ブルーベリーのチャミスル。ワインと同じ度数だけど、なぜかこちらの方が酔う。ボトル一本なんてやめときゃよかったんだが・・・。

せっかくなんでチュモッパもいただく。

某コーヒーファームで売ってるチュモッポの素で作った私の手作りおにぎりも、決してこれに負けてはいないことがわかった。

ということで、相当お腹いっぱいになり、ほろ酔い気分で帰宅。


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コムタンスープとカルビクッパ

2023-10-18 22:32:33 | 食いしん坊レビュー

先日新大久保のスーパーで買ってきた、インスタントなコムタンスープとカルビクッパの素。

ご飯を入れた器にスープと具材を乗せて、熱湯をかけてかき混ぜて1分待つだけ。

でも本格的。ニンニクの香り強め。

お茶碗一杯分のご飯で満足度高く、腹持ちも良い。

そのご飯も十六穀米を使えば罪悪感も少ない。

インスタントラーメンを食べるよりは体に良い気がする。


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コンブチャミルク

2023-10-17 23:45:51 | 食いしん坊レビュー

先日、新大久保で買ってきた、コンブチャ。その後、おいしくて飲み続け、最後の一本になっちゃった。

私が好きなのは、スティック一本を300CCの牛乳と混ぜてシェイクして飲む飲み方。

泡立つけど、ヨーグルトテイストで、ヨーグルトよりも美味しいドリンクになる。シュワシュワ感もあって、ヨーグルトと炭酸飲料のいいとこ取りをしたような不思議なおいしさ。ちょっとトロッとした感じになるので、容器についた分は、スプーンなども利用して飲み切る。

ゆず味ともも味を買ったけど、特にもも味がめちゃくちゃ美味しいな。

これを買うだけのためにまた新大久保に行きたい。

 


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