さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

「テルマエ・ロマエ」を観てきた!

2012-04-30 23:10:03 | 映画・番組等、各種鑑賞録
仲間うちで話題の実写版テルマエ・ロマエを観てきた! いやぁ、阿部寛・・・なかなか好演していました。肉体美も存分に披露してたし。富士山と松島ではなく、ヴェスヴィオス火山とナポリ湾の描かれた大浴場・・・私も入ってみたいわ。

平たい顔民族同士でどう日本とローマを演じ分けるのかと思っていたら、ローマのシーンには大量の外人さん(イタリア現地の方々らしい)のエキストラが採用されていた。その外人さん達であふれかえった街を阿部寛が歩いていても、ちゃんとローマ人に見えるから不思議だ。あとケイオニウス役の北村一輝も、ローマ人に見えたな。ただ市村正親のハドリアヌスと宍戸開のアントニヌスはかなり日本人ぽかった。原作にないオリジナルキャラを演じた上戸彩は、顔の濃い俳優さんたちに囲まれて、平べったさが際立ってた!

会場はなかなかの盛況で、ちょくちょく自然な笑いが起こっていた。原作を読んでから行った人間としては、原作と違うシーンを入れてもらったのがかえってよかったかな。ルシウスが溺れてタイムスリップするたびにヴェルディやプッチーニのイタリアンオペラが流れるのだが、劇中にもヴェルディやプッチーニの作品が沢山使われていた。

ヴェルディ「アイーダ」「リゴレット」「ドン・カルロ」「レクイエム」
プッチーニ「トスカ」「西部の娘」「蝶々夫人」「トゥーランドット」

まぁ、これらは古代ローマの音楽ではないけれど、脱力系を狙うこの作品の選曲としてはよかったかな。イタリアでのロケ地は、古代ローマの巨大セットがあるチネチッタというヨーロッパ最大級の撮影所だそうで、ここでアイーダが鳴るのも悪くはない・・・アイーダの舞台は古代ローマではなくて古代エジプトだけど・・・という気がした。この映画、見終わったあと、温泉ファンよりもオペラファンが増えるんじゃないか? 不覚にも、どのオペラのどの曲だ!と言い当てられない曲がいくつか存在したため、私もまだまだ修行が足らんと思ってしまった。



嬉しいオマケ、原作者ヤマザキマリさんによる「特別編」ももらうことが出来た! 阿部寛が当たり役であることを再認識してしまうかも。

阿部寛って、実は自分と同い年だということを知ってビックリ。この年でよくあの体型を保っているよな。身長189cm、体重75kgだなんて、超羨ましい。昔、ヨン様を目指そうとして75kgまでの減量を目標にダイエットしたことが2回ほどあるけど、今度は目指せ、阿部寛・・・か。

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