さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

噴水を描いてみた。

2024-08-24 22:53:21 | イラスト(その他)

久しぶりの絵画教室。引き続き、粗さを追求している。

4枚描いて、いいねぇって先生に言ってもらえたのこれだけ。

生まれて初めて噴水を描いてみて、水の描き方のことで、絶対なんか注意されるだろうなぁと思ったけど、そうでもなかった。

個人的には、もっと上手に表現できるようになりたいけどね。


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アメリカデイゴとキカラスウリ

2024-08-05 23:06:42 | イラスト(その他)

こちらは昨日の教室で描いた植物画二点。両方とも輪郭線は万年筆インキ。

アメリカデイゴ・・とにかくベタ塗りにならないように、なんとなく雑に色を塗ってみた。雑に塗る時、気をつけなきゃいけないのは、雑に塗って終わりにしないで、ちゃんと明暗をつけること。私は今までそれがちょっと足りなくて、全体的に薄い絵になってしまっていたのよね。

こちらは、「なんとなく良い」と先生に言ってもらえたキカラスウリの花。おそらくは雌花で、今後下の方が膨らんでくるものと思われる。描く前にメモ用紙に鉛筆でプロットを描き、構図を決めて(写真通りではない)から描いたのが良かったかな。鉛筆でのプロットの段階で、構図と、描くもの・描かないものを決めておけば、その後、本来の紙に下書きなしでフリーハンドでインキで描いても、迷わずに手早く描けるので良いと思った。


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横浜山手聖教会・二点

2024-08-04 23:01:18 | イラスト(その他)

こちらも、輪郭線を耐水性アクリルインキで描いたもの(上)と、万年筆インキを用いたもの(下)の2通り回てみた。

これに関しては、下の万年筆インキバージョンの方が上手くいったかな。


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母校・三点

2024-08-03 23:21:25 | イラスト(その他)

前回のレッスンの時描いた母校の絵(万年筆インキ使用)が気に入らなかったので、アクリルインキで輪郭線を2つ描いてみた。

絵画教室には先生が二人いらして、最初に習っていた先生が急に体調を崩されて休まれている間、もう一人の先生に習っていたのだが、久しぶりに以前の先生とお会いすることができた。

冒頭のはアクリルインキ輪郭線で新たに色つけしたものだが、それを見て、先生は何か足りないと思われた様子。

それで前回描いた汚らしいのを見せたら・・すごいいいじゃない!と言われた。でも個人的には汚すぎて、私の母校のイメージじゃないんだよな。

そうしたら先生が、残っているもう一つのアクリルインキ分の途中から、ではこうしては?などと色をつけてくださった。

上が先生が色をつけたもの。下が前回私が描いた万年筆インキを使った汚いもの。冒頭のと比べるとやはり先生が色をつけられたものは変化があって、面白いなぁ。

絵としての面白さを取るのか、自分の思い出を取るのか難しいところだけれど、三様の面白いものが出来上がったので載せておく。

私はもう少し塗り方の変化や、明暗を上手に描けるようにならなければ。


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富士山・三点

2024-08-02 11:07:14 | イラスト(その他)

以前太極拳仲間で上海に行った時、飛行機から富士山が見えて、私の隣で、窓際に座っていたお兄様が撮った写真をいただき、いつか描きたいと思っていたのだが、その日がようやく来たようである。

絵の先生によれば、富士山は左右対称であるがゆえに、描きづらいところがあるそうだ。幸い写真には左右対称ではない姿が写っていた。

絵の塗り方に悩んでいる私、以下の3通りで輪郭線を描いたものを用意。

1枚目:耐水性のアクリルインキで描いたもの

2枚目:にじむ黒い万年筆インキで描いたもの

3枚目:にじむ青い万年室インキで描いたもの

それぞれを思い思いに塗ってみたのがこの三作。

冒頭のものが一番オーソドックスで、私の見たイメージに近いけれど、

2番目と3番目も、面白く描けたんじゃないかと思う。

富士山の表情はいつも同じではないので、いろんな富士山があってもいいんじゃないかと思う。


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ヴェネツィアのゴンドラの船着場

2022-10-15 00:22:52 | イラスト(その他)

また、思い立って、過去の写真を見ながら描いてみました。

薄暗いのは、私がゴンドラに乗れたのは夕方遅い時間だったからで、真っ青なお青空の下であったかのように描いてやろうかと思いつつ、私の技量では嘘は描けませんでした。

林立する杭に繋がれて、ゴンドラが並んでプカプカしてる光景はとても趣がありました。

ゴンドラ・・またいつか乗ってみたいものです。


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メコン川クルーズ

2022-10-02 23:44:21 | イラスト(その他)

久しぶりに描いてみた。

去年買ってそのままになってた、120色入りの水彩色鉛筆を使って。

でも安物だったのかなぁ。色があまり乗らなくて、薄くなってしまって、私の描きたかった現地女性の無駄のない体つきと力強さを今ひとつ表現できず。

日本にはあまり見ない、肥沃な土を含んだ茶色い川。沿岸に所狭しとニッパヤシが生い茂る。まるで太古の森を思わせるジャングルの中を進む小舟。

漕ぎ手の女性たちの幸せを願って。


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久しぶりに描いてみました・・が

2021-06-09 20:34:26 | イラスト(その他)

何だかなぁ・・という出来になってしまいました。

取り敢えず、新小岩近くの公園の風景です。

思ったほど時間がない日々。

15分で鉛筆下書き、15分でペン入れ、15分で水彩色鉛筆、15分で水筆・・一日中15分ずつ描けば4日で仕上げられる程度の絵・・・今後も続けられるかどうかはわかりません。


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竪穴式住居フリーク

2019-05-08 23:54:20 | イラスト(その他)
若い頃の日記は、金庫に入れておいたのを盗まれたり、引越しの時に捨てたりしたので、ほとんど残っていないのだが、最近ひょんなことで、20代の頃描いた、竪穴式住居の骨組み図をスキャンした画像が古いPCに残っていることを思い出した。

何故古いPCにのこっているかというと、数年前に、ある身内に対して、私自身の竪穴式住居に対する思い入れを語ったことがあり、その時その画像を使ったのだ。ずっと忘れていたけれど、先日Facebookで知人がリアルの竪穴式住居の写真を載せていたので、古いPCからその日記画像を取り出して、コメントに入れつつ、また語ってしまったのであった。

そういえば、その日記画像、当ブログに載せてないなぁと思い、その後に描いたイラストよりはるかに質の劣るものであるのだが、記念に載せておこう。


これがその20代の頃、ざっくり描いたイラストである。(確かその公園には、竪穴式住居を完全に復元したものと、あえて骨組みだけにしているものの両方が展示されていた。高床式倉庫のイラストはなんか別の資料を見て描いたような気がするが、あまり覚えてない)

竪穴式住居は、小学生の頃、初めて参考書や教科書でその姿を見た時から夢中になっていたが、この骨組みを見て、さらに心が萌えた。

ひょっとして、自分にも作れるのではないかという錯覚と、その後の日本の民家や神社建築につながる技術を見た思いがしたのである。

その後、私は松江に行って、風土記の丘で見た竪穴式住居のイラストを描いて、自分の中では最高傑作の中の一つだったのに、金庫の中に入れておいたら、他の旅行記と一緒に金庫ごと盗まれてしまって、今はない。

瀬戸内海にある、弥生時代を体験できる島の竪穴式住居に泊まろうとしたら、一人では泊められませんと言われて、しょうがなく絵を描くことでうっぷん晴らしをしたこともあるけど、その旅行記も盗まれちゃったし。。。

だから私が書いた竪穴式住居の絵で残ってるのは、かつての吉野ケ里遺跡を描いた以下の絵だけで、竪穴式住居がメインではない。



その後、韓国にも竪穴式住居があることを知るが、日本のとちょっと雰囲気が違う(日本の方が鋭角的)。

そもそも韓国の民家と日本の民家では、茅の葺き方が逆で、ボリュームが少なく、角度も緩いということをある本で知り、

こんな、昔に描いた韓国の民家の絵だの、


韓国民俗村で見た、竪穴式住居っぽいものとか


そんな絵の画像を引っ張り出して、悶々としていたこともある。

そこらへんのことは、当ブログでも既出なので、ここでは省く。
https://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/50126eb395a1ed81370f2c2f164fbace

しかし、ロマンは尽きないですなぁ。

もう、今の私には、竪穴式住居に泊まる体力がなくなってしまったけど、日本の建築の歴史について、ちゃんと学ぶ機会を作りたいという思いは、昔も今も変わらない。




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【私のとっておき/イラスト】ムーラン・ルージュ

2008-07-14 00:56:19 | イラスト(その他)
先日、ハウステンボスの風車(ミュージアム・モーレン)を大昔に描いたイラストをブログに掲載したが、当時、長崎から帰ってきてから、天然ボケなことを発見した。「モーレンってオランダ語で風車のことなのかぁ。これがフランス語になるとムーラン・・・似てるなぁ・・じゃぁ、ムーラン・ルージュって赤い風車のこと?」・・と遠回りして、やっと意味が分かった。フランス語を第二外国語にしてたヤツなら、ムーラン・ルージュという語を見ただけで赤い風車だとピンと来ないでどうする?

という話はともかく、昔ロートレックが入り浸っていたとかいう、ムーラン・ルージュは、今では高級ナイトショーが見れる観光地。高いし、ジーパン&スニーカー禁止だし・・・、最初は行かないことにしていたのだが、フランスに行った時、ここまで来てムーラン・ルージュ見ないなんて自分はどうかしていると思い直し、ルーアンでスカートを、パリ三越で革靴を購入し、急遽オプショナルツァーを申し込んで、ムーラン・ルージュに行くことにしたのである。

ちなみに私の参加したツアーでこのオプショナルツアーを申し込んだのは私だけ。知らない人達に混じって、たった一人での寂しい観劇となったが、それを補って余りあるよい経験をした。フランス旅行で色々美味しい食事を食べたが、ここのが一番美味しかったと思えるほど、今でも味を思い出せるほど素晴らしい食事だったし、ショーはもちろん面白かった。中には踊り子達がトップレスだったりきわどい衣装だったりした演目もあったが、それなりにバレエの修行を積んだ人達と思われ、あまり卑猥な感じはせず、見ごたえがあった。女性も男性の足の長いこと。見ていて惚れ惚れとしてしまう。そんな長い足の人達が踊る、本場のフレンチカンカン・・・素晴らしいわぁ~! また踊りだけでなく、曲芸やジャグリングとドラムを組み合わせた芸、空中遊泳、水槽の中での蛇との格闘シーン、などがあったりして観客を飽きさせない。中でも圧巻だったのが、イヌのような大きさのミニホースが沢山ステージに出てきて超~可愛かった。

で、店の屋根の上に乗ってる、赤い風車についてだが、もともとモンマルトルの丘のあたりは石灰がよく採れたので、昔は石灰を砕くための赤い風車が沢山動いていたのだという。だが採りすぎで地盤沈下の恐れが出てきたため、石灰の採掘は取りやめになったが、風車が全部無くなってしまうのは寂しいので、1つ残され、下を劇場にすることになったのがムーラン・ルージュの始まりだとか。

・・・ということで、ちゃんと意味のある風車なわけね? フランス旅行に行ったおかげで、何で屋根の上に風車なの?というかねてより抱いていた疑問が解けて、非常にすっきりした気分になったことを覚えている。
コメント (2)
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【私のとっておき/イラスト】ガクアジサイ

2008-06-28 08:02:06 | イラスト(その他)
う~ん、植物画ってやっぱり苦手。言い訳かもしれないけど、いつも色をつける段階で失敗しているみたい。

特に緑が難しい。水彩色鉛筆って、水をつけると色が変わってしまう。もっと濃い緑にしたかったのに、黄緑色っぽくなってしまい、黒やセピアで陰影をつけたところも単に色が悪いみたいに見えてしまって心残り。

本当はガクアジサイの清楚さをもっと出したかった。ここ数週間、普通のアジサイは見飽きるほど見たが、そんな中でふとガクアジサイを発見すると、そのシンプルさに心を惹かれる。特に白いヤツがいい。

ガクアジサイって、いわゆる普通の球状のアジサイ(セイヨウアジサイ)の原種なのよね。しかも日本原産。本物の花は中央にある粒々の小さい花で、そっちは両性。絵ではうまくかけなかったが、雄しべも雌しべもあり、それらしきものが伸びている。で周辺を飾る花は装飾花と呼ばれ、雄しべも雌しべもなく、中性の花である。花びらに見えるものは実はガクだという。セイヨウアジサイでは全体が中性の装飾花になっているわけだね。

昔、鎌倉の明月院に行った時、ちょうどアジサイが見ごろで、猛烈な数のアジサイと人の白髪頭を見たけど、セイヨウアジサイの中に混じってちらほらとガクアジサイがあっても、たんなるシャビーなアジサイにしか見えない。だけどこのように独立して咲いていると、ガクアジサイならではの魅力が見えてくると思う。

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【私のとっておき/イラスト】立葵

2008-06-16 23:57:52 | イラスト(その他)
私は何となく植物画が苦手である。じゃぁ、得意なものは何・・って言われると困るのだが、比較的人造物はそれなりに描けたりするのだが、人物画とか植物画とか、生き物はダメだな。

植物画苦手・・とか言う前に、そもそも花の名前を知らないのだが、去年もこの季節、背高くそびえるこの花が気になってて、結局名前が分からなくてブログに書けなかったことを思い出す。ことしも通りすがりのアパートの庭にコレが林立しているのを見て、絶対名前を調べて描いてやろう、と意気込んだ。どうも立葵(タチアオイ)らしいことは分かったのだが、色々Webで調べても、立葵には色んな姿がある。もっと赤い奴、もっと白と赤のコントラストが強い奴、もっと花びらの量が多くてひらひらしているもの・・色々ある。その中で唯一この絵とそっくりなやつを見つけたので、立葵だろう・・と確信して書いているわけである。

ほんとうはこの絵に描いたより華やかな花なのに、私が描くと華がなくなっちゃうなぁ。描き手の性格が地味だからだろうか? ということで、「とっておきイラスト」というほどのものでもないのだが、描きたかったものを描いたということでとりあえず・・・。

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【私のとっておき/イラスト】韓国の民家

2008-06-05 23:47:26 | イラスト(その他)
これも1995年の一回目の韓国旅行の時に見た、韓国民俗村の民家。当時は何とも思わなかったのだが、宮廷女官キム尚宮で、何回も黄色い土壁にわらぶきの民家が登場し、猛烈に懐かしくなったのだ。

このような黄色い家で、キム尚宮のお母さんが酒屋を開いたり、領議政イ・ウォニクが質素な生活をしていたりするのである。これとは対照的な瓦葺の地主の家があるのだが、今から思えばもっと写真を撮っておくんだったなぁ。デジカメが普及する前は、結構セーブしながら写真を撮っていたから、今見直すと、記憶には鮮明に残っているのに写真が残っていないものが多いのに驚く。それでも海外旅行1回あたり36枚撮りを7~10巻は使い、現像料に数万円以上かかることもざらではあったのだが。今はまったく便利になったものよ。

ところで韓国の民家、黄色い土壁も珍しいながら、なによりもわらぶきの形が日本のわらぶき屋根と異なるのにあらためて気づく。日本のわらぶき屋根は鋭角的で、わらがびっしり使われていて、継ぎ目も見えないほどぴったりそろっている。ところが韓国のわらぶき屋根は平べったく、わらの並びも段カット。ところどころ曲がって見える。お隣の国なのに、なんでこうも違うのか。

ここらへん、両国の竪穴式住居の違いにもその片鱗が見える。・・・っていうか竪穴式住居を復元する際に、後代の屋根の葺き方を参考に復元しているだけなのかもしれないが。

こういう絵を描いていると、もっと建築の知識が欲しいなぁと思う。体系的に学びたいけど、このお馬鹿な頭じゃ無理かな。

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【私のとっておき/イラスト】韓国民俗村の漢方薬屋さん

2008-05-31 23:54:21 | イラスト(その他)
これは、1995年の一回目の韓国旅行の時に見た、韓国民俗村の漢方薬屋さんの台所で、サンファタン(雙和湯)という黒くてどろっとした、ちょっと苦くて甘い漢方薬を飲ませてくれた店だ。当時は韓国ブームではなかったから、私を案内してくれた女性のガイドさんは、「何で韓国なんか来るの?」「何で一人で来るの?」というようなことをぶしつけに聞いてくる人で、興味を持って色んなことを嗅ぎ回る私をまるで珍獣でも見るかのように扱った。彼女との1対1のツアーはなかなか実り多いもので、今でも昨日のことのように思い出されるが、現地係員と客の関係は旅行が終わってしまえば終わりというのは悲しい。

この店は彼女が案内してくれた店で、薬が私の口に合わないのではないかと心配していたが、薬臭いものは大好きな私、喜んで飲み干した。カコナールをもっと濃く、苦くしたような味だ。そもそも何の薬かというと、 疲労回復や寝汗を止めるための薬だそうだから、今すぐにでも注文してまた飲みたいものだね。

韓国語と日本語の共通点は意外にある。「釜」は「カマ」、「鍋」は「ナムビ」だ。そんな言語学的興味を抱いて撮った写真だったが、チャングムやキム尚宮を見た目であらためて見ると、ドラマのシーンが次々に浮かび上がってくる。韓国ではひょうたんを2つに割って中をくりぬいた器(パガジと言うらしい)を水汲みやボウル代わりに良く使うが、この絵の右上の方にも赤い食材を入れたパガジが見える。また、白磁の丸い器が、女の人の脇の下あたりに積んであるのが見えるが、これも宮廷料理のシーンではよく見られる器である。

そして全体的に黄色い土の壁とかまど。これもキム尚宮の世界で堪能している。日本と似ているようで、ちょっと違う。そのちょっとした違いが、好奇心をくすぐる。韓国民俗村は2回行ったし、雙和湯も2度飲んだ。でもキム尚宮を見て、また行きたいと思っている私であった。

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【私のとっておき/イラスト】アフガニスタンのペンダント

2008-05-24 23:46:40 | イラスト(その他)
私は、最近アクセサリーはほとんどしなくなった。理由は3つ。1つは金属アレルギーになったらしいこと、2つめはバイオリンを始めたので、楽器に傷つけるものを身に付けたくなくなったこと、もう1つは職場でも社員証を首から吊り下げるタイプとなったことから、ネックレスなどをしても見映えが悪いし、こんがらがるだけだからである。

でも以前はかなり好きで、質のよさよりもデザインの面白いものを集めていた。つまり安物アクセサリーがわんさとあるのだが、以前私の家に泥棒が入ったとき、こうした私が買い集めたアクセサリーは見向きもされず、母からもらった本物の真珠のネックレスと、イラスト入り旅行記の詰まった金庫だけ持っていかれてしまったのである。

そんな泥棒が見向きもしなかったアクセの一つはコレ。缶カラのようにカラカラと音を立てる台に自然石を埋め込んだだけのように見えるペンダントだが、コレが意外にゴージャス。アラビア文化についていろいろ調べてネットサーフィンを繰り返していた6~7年前、偶然見つけたアラビア屋というネットショップで見つけたものだ。そのサイトに書いてあった記述によると、アフガニスタンのおじいさんが売っていたものを買ったのだという。1点しかなかったものを、幸運にも入手することができた。

最貧国アフガニスタンで作られたものと聞いて心が躍った。細工には手がかかっているから、宝石や貴石など一粒も使っていなくても、神々しくて豪華だ。これを作った人の気持ちを思うと、安物だといって粗末にする気は起こらない。泥棒に持っていかれなくてよかった。

そんなこのアクセの魅力を十分に描けたとはとても言えない絵だけど、とりあえず載せておこう。

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