東京の新たなコロナ感染者数が100人を超えて、都知事選どころではなく、関心も薄れているのだが、今回の立候補者の選挙ポスターが、これまでの選挙ポスターと明らかに違うことに驚かされる。まあ、本格的に都知事を目指している候補のポスターは、これまでと変わることは無いのだが、明らかに、それ以外の人たちのポスターは、まともに選挙活動をしている人たちから見れば、ふざけているとしか思えないものばかりだ。今回の都知事選には22名が立候補している。掲示されているポスターの数は私が見る限り10名ほど。都内の済み済みの掲示板にすべてポスターを張るには労力も経費も掛かるから、仕方なのないことではある。逆にすべての掲示板にあのようなポスターを張ることができる労力なり、経費をかけることに驚かされるのである。しかも、本人も当選するとは思っていない状況の中である。識者によれば、基本的には、ポスターなどは、法律で禁止されている事項(ワイセツとか犯罪教唆とか名誉棄損など)意外は、なんでもいいそうで、ホリエモン新党など同じポスターを張ることも、ホリエモンの了解さえあればよいそうなのである。ただ、お金があって自己宣伝したい人にとっては、選挙は格好の場所らしい。供託金300万円で、NHKの政見放送2回、民法2回、名簿も都内隅々まで自治体で配布してくれる。これらの費用をお金に換算すれば1億円はくだらないと言われている。これほど名前を売る良い機会はそうないそうである。最後に誤解があるといけないので言っておくと、私は今回のポスターをとても面白く見させていただいている。思わず笑ってしまった。(くちなし亭、2020.07.03)
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