ＦＲＢのパウエル議長が新型コロナウイルスに感染した。症状が出ており、自宅でテレワーク勤務しているという。パウエル議長は71歳という高齢である。基礎疾患があるかどうかは分からないが、当然、何らかの疾患はあると思われる。だが、新型コロナは形を変えて、生き続けている。中国疾病予防コントロールセンターは、新型コロナウイルス感染が中国で拡大する可能性があるとの予想を明らかにした。世界で広がっている新変異株「ＪＮ・１」が勢いを増しているからで、中国でもコロナ感染の主流になるとの見通しを示した。だが、先進国においては、パウエル議長の容体が現在のコロナ感染者の現状を映している。ＦＲＢの報道官によると、パウエル氏は、１６日夜に検査を受け、陽性反応が出た。米疾病対策センター（ＣＤＣ）の指針に従い、自主隔離している。パウエル氏は、１９日にジョージタウン大ロースクール（法科大学院）の卒業式に出席してスピーチをする予定だったが、動画を録画し、スピーチに代える見通しだ。それくらい、日常的な行動はとれているのだ。（くちなし亭、2024.05.18）
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