ゆっくり滑りとは地震をともなわず、海底のプレートがゆっくり動く現象である。房総沖ではフィリピン海プレートと陸側のプレートの境界面で発生している。国土地理院の発表によれば、この境界線で6cm動いたとの事である。気持ちが悪いのはこのゆっくり滑りの発生間隔が徐々に、短くなってきていることである。江戸時代の記録から見て、私が一番心配しているのは、房総沖の地震である。地震の規模はさほどなかったらしいが、被害を大きくしたのは津波であった。東日本大震災の発生源から連鎖して起こると言われている。
Y-FP Office Japan
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