あんなこと こんなこと 京からの独り言

「京のほけん屋」が
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多幸感を得るために

2017年06月18日 | うんちく・小ネタ



コテコテの霜降りカルビを肉汁と共に白めしに乗せて食らう。
これぞまさしく焼き肉の悦び。



最近、この真逆ともいえる食事法にチャレンジしています。あっさり赤身肉を白米なしでそのまま食べるのです。
これが結構いけます。
すっかり消化力の落ちてしまった私の胃に優しく、胸焼けしないさわやかメニューなのです。
目的は、高タンパク低脂肪低糖質の食事で脳を活性化させること。



これまで脳のエネルギー源は糖質とされてきました。
しかし、真の脳のエネルギーは脳内ホルモンと呼ばれる神経伝達物質であり、この合成にはタンパク質が不可欠なのです。
代表的な脳内ホルモンをご紹介します。



グルタミン酸から合成される「ギャバ」は安らぎをもたらします。
フェニルアラニンからはテンションの上がる「ドーパミン」とやる気の「アドレナリン」が作られ、トリプトファンは幸せ感の「セロトニン」と安眠ホルモン「メラトニン」の合成材料となります。
グルタミン酸もフェニルアラニンもトリプトファンも、タンパク質を摂取すれば自然と体内に入るアミノ酸。


これで前向きになれて安定した多幸感が得られるなら、麻生太郎副総理が語る理想の日々に近づけそうですね。


「朝、希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る」


これぞシンプルかつ充実した人間の営み。



1日に必要なタンパク質(60g)をバランスよく摂る組み合わせは、豆腐半丁、卵1個、納豆1パック、チーズ1個、牛乳200ml、肉100g、魚1切れ。

カロリー制限より糖質制限、そして脳にはタンパク質。
この食事で、麻生太郎副総理のように(?)、ボルサリーノが似合う男を目指す所存です。




ツンツン尖がろう

2017年06月04日 | うんちく・小ネタ



幸せ太りという現象が実際にあることを科学的に証明していたデータがありました。
彼女とうまくいっている幸せな男性は、女性にいいところを見せる必要がなく、男らしさを演出する男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が減少するのだそうです。

スポーツ選手のドーピングに使用されるくらいですから、テストステロンが減ると筋肉量が落ちてしまいます。

エネルギーの最大消費場所である筋肉が落ちると、余ったエネルギーを脂肪として蓄えてしまい、その結果、太るのです。これが「幸せ太り」なのです。



いつまでもスリムでいたいなら、ギラギラとんがって男らしさを出し続ける必要があるのですね。
三菱鉛筆のシャープペンシル、「クルトガ」みたいに。

クルトガは、文字を一画書くごとにシャーペンの芯が9度自動で回転し、常にとんがった部分で文字が書けるようになっています。

芯の丸い部分を避けて、自らがシャーペンを回さなくていい便利さが受け、500円前後の高額文房具ながら
発売初年度に軽く300万本越えを達成したそうです。

人もシャーペンも、とんがるのは大事なことなんですね。



新入社員もとんがり大歓迎です。どうせ3年目くらいまでは役に立たない新入社員。
だったらとんがって個性を見せてほしいものです。

人罪→人材→人財。

最初は罪作りでも、そのとんがりがオンリーワンの個性になり財産になるのです。




ちなみに、父親になってもテストステロンは減少するそうです。ということは、公私ともに父親ポジションをやっている世の男性の場合、メタボまっしぐらじゃぁないですか…。

くるくる動いてとんがって、シャープなボディを目指すことって、いはやは肝要なことなんですねぇ。