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猫背ガニ股短足はモテません

2022年04月15日 | うんちく・小ネタ



スポーツの神様は、学生時代に水泳とサッカーをかじった私に、
胴長短足というコンプレックスを与えたまえました。


水泳をすると胴長になり、サッカーをすると短足になるという俗説があります。
サッカーに関して短足説を裏付ける記事を全国紙で見つけました。



「日本では子供に初めてサッカーを教える場合、インサイドキックがほとんど。
欧州では歩行動作に近いインステップキックからが普通だ。
インサイドはパスの精度が高くゲームは作りやすいが、かかとを押し出し
ボールをける面を立ち足と直角にするため子供の体に負担がかかる。
日本に猫背の選手が多いのはその弊害とも言われる」



たしかに、インサイドキックを正確に蹴ろうとすると猫背でガニ股になるのです。
クリスティアーノ・ロナウド選手がかっこいいのは、インステップキックから始めたからなんでしょう。

もしかすると、日本代表の決定力不足もインサイドキック重視に原因があるのかもしれません。
というより猫背ガニ股短足はカッコ悪いのです。



まず隗より始めよ。
 
中国の戦国時代、郭隗が燕の昭王に賢者を用いる法を聞かれた時に、

「いま王が真に賢人を求めるのなら、この私から始められるがいい。
隗でさえあんなに厚遇されるのなら、と私より賢い者が
千里の道も遠しとせずにやってくるでしょう」

と答えたといいます。


 
新入部員がいきなりインステップキックを練習していたら、
「俺もロナウドになれるかも」と部員が殺到するに違いありません。
まずインステップキックより始めよ、なのです。