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謎のヴォイニッチ手稿

2011年06月06日 | うんちく・小ネタ

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ヴォイニッチ手稿 (ヴォイニッチしゅこう)またはヴォイニッチ写本(ヴォイニッチしゃほん:Voynich Manuscript )とは、 暗号とおぼしき未知の文字で記され、多数の彩色挿し絵が付いた230ページほどの古文書のことです。

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14世紀から16世紀 頃に作成されたと考えられていますが、暗号が解読できないので、何語で書かれているのか、内容が何なのか不明です。
また、多数の挿し絵も本文とは無関係であるとの説もあり、謎に満ちています。

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手稿は1912年に、ポーランド系アメリカ人の古書商ウィルフリッド・ヴォイニッチによって、イタリア・ローマ 近郊のモンドラゴーネ寺院で発見され、発見者の名に因んで「ヴォイニッチ手稿」と呼ばれています。
現在はエール大学付属バイネキー稀書手稿ライブラリが所蔵しています。

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ここに出ている植物などは、この世に存在しません。
言語も存在しないものなので、内容も不明です。
はたしてこの写本は何の目的で作成したのか?                            何もかもが謎なのです。
ただの空想好きな者が作ったのか?何か意味があるのか?

たとえばJ.R.R.トールキン (ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン1892~1973) の指輪物語のように、言語まで作ってしまった凝り性のオタクであるのか?

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                                                                 エール大学に所蔵されているということは、学術的にも重要である・・・・という証拠です。

                                                                たとえば「ラハブ」を表しているのでしょうか。
                                                            ◆ラハブについて
ラハブは超古代に火星と木星の間に存在していたとされる惑星です。火星と木星間にある小惑星帯(アステロイドベルト)がそうではないか?
何らかの原因で惑星ラハブが崩壊した痕跡ではないか?とされています。

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探査機が太陽系惑星、衛星の写真を公開したが、不思議な古代人工建築物らしきもの(幾何学的に並んだピラミッドなど)が写っています。有名な火星の人面岩などは数多いもっとも不思議なもので。その痕跡は太陽系のあちこちにおよんでいて、皆、遺跡らしきものの特徴が似ているそうです。

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これは崩壊した惑星ラハブに高度な文明を築いた人類がいて、宇宙空間を行き来していたのではないか?という噂もあります。
崩壊後、その一部の人類は地球に来たのでは・・・などと語っている学者もいるそうです。
いろいろな想いが宇宙まで巻き込んで壮大に広がっていきますね。