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風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

墓マイラー読売に登場

2010年03月08日 | 出版
3/6(土)、いよいよ「救援」紙491号をやっつけてしまわないといけない。そうしないと、納期に間に合わないことになってしまう。9:00に出社し、久しぶりに社内の床を掃き掃除してから、「救援」の作業に入る。とりあえずは快調に進み、午前中で5面までは終了。残りは半分だ。途中、センターS氏からも連絡が入り、ああせい、こうせいと、やたらめったら指示がうるさい。まだそこまで進んでないっちゅうの。あきやまさんからもメールがあり、本日の読売夕刊に、墓マイラーの記事が出るそうだ(画像)、と。
お昼時、F社社長から電話があり、「うどんが残っているんだけれど、食べに来ない?」。昨夜の鍋の残りを消化処分するところのようだ。当然、小生はのこのこと出かけていき、うどんをいただくことになる。ついでに世間話を少々。社にもどると14:00近い。急いで残りを仕上げないといけない。続きの作業に入る。
ところが、ここからが難工事。まだ届いていない原稿はあるは、割付の複雑な箇所はあるは、そのうえ、そもそも指示の意味がわからないところもある。そのうえ、S氏からは能天気としか表現できない電話が入ってくる始末。ええい、うるさい!あらゆる妨害工作にもめげず、なんとか7面までは終わる。しかし、最後の難所、8面を前にめげる。当然のごとく仕事を投げ出して、囲碁にうつつをぬかすことにする。
しばらく囲碁で遊んでから、いよいよ8面に突入。しかし、割付の計算が間違っているようで、原稿の文字数とレイアウトがまったく噛み合わない。これはまいったなあと、S氏に電話。結論として、小生が適当にレイアウトすることになる。やれやれ。
18:00過ぎ、ようやく8面レイアウトがラフに仕上がり、S氏にデータを送信。ついでに電話もかけ、疲れ果てたので、本日は終了ということにする。しばし呆然と、酒を飲みながら囲碁に励む。そのうち、F社社長が顔を出したので、二人で酒を飲み始める。二人ともお疲れモードで、ボケーと酒を飲み21:00ころ解散。読売の夕刊を買おうと思っていたけれど、すっかり忘れてしまった。
翌7日(日)は昼前までウダウダと寝てからようやく起き出し、まずはNHK囲碁の鑑賞。井山名人の圧倒的な強さに驚嘆したところで会社に向かうことにする。外はチビチビ雨が降り止まないけれど、面倒なので傘を持たずに家を出、15:00前に出社。早速、仕事ではなく囲碁に励んでいると、S氏がご来社。とにかく、491号を終わらせないといけないのだ。
ラフのままだった8面を仕上げてから、全体の誤植を直し、見出しを修正し、ようやく17:00に作業終了。出力したものをS氏に確認してもらってから、データをセンターに送信しておく。ああ、やれやれ、これで95%終わりと安堵したところで、帰ることにする。東京ドームではこの数日誰かのコンサートが行われているようで、結構な賑わいであるけれど、こちらにしてみればそんなことはどうでもいい。帰りの電車が混雑するのがうっとうしいだけである。

そこで本日。5:00に起床。コーヒーを飲みながら新聞を眺め、朝食を爆食すると急に眠くなってきた。困ったものであるが、疲れているので仕方がないか。布団にUターンし再び睡眠。目が覚めると9:00である。あわてて出社することにする。10:00前出社。会社に向かう途中、Y印刷Y氏に電話を入れ、「救援」のデータが何時までに必要なのかを確認しておく。会社について早々、救援連絡センターに電話をし、午前中までに校正を終わらせてくれるよう伝えておく。
ついで、M印刷さんからのお仕事。先日、索引ページのDTPが終わったものをデータ送信しておき、その赤が戻ってきたのであるが、しかし、先方さんの指定がよくわからない。救援連絡センターとちがい、そのクライアントさんは普通の出版社である。編集を職業としているはずの編集者の指定が理解できない、ということが理解できない。M印刷Sさんに電話をし、とりあえずこちらの理解に基づいて作業を進めちゃっていいかと確認。Sさんも、一応それで進めてくださいということで、とにかく作業開始。ちょうど終わりかけたところにSさんが見えられ、ゲラをお渡しし、こういう風につくりましたよと、ディスプレイでレイアウトを確認してもらう。
そこでこちらは、真砂図書館まで土曜日の読売の夕刊をコピーしに出かける。その記事を読みながら会社にもどるが、しかし、なにを言いたい記事なのかさっぱりわからないし、そのうえ風塵社の「フ」の字も出ていないのはどういうわけなのだろう。
「(あきやまさんは)たちまちのめり込み、同年10月には、台東、豊島両区の霊園・墓地に眠る有名人66人の墓を写真と共に紹介したガイド本を出版した」とその記事中にあるが、その本は私家版ではないので、あきやまさんが本を「出版」するわけがない。出版者は風塵社である。新聞記者たるもの言葉は正確に使ってほしいものだ。それはともかく、「墓マイラー」の話題は、これで朝日、産経、日経MJ、東京、読売に掲載されたので、あえてとりあげなかったのは毎日一紙ということになる。毎日の見識の高さを評価すべきなのだろうか。
ついでにあきやまさんに電話。話しているうちに、今週末に東京カルチャーカルチャーでお墓のイベントがあることを思い出した。いやあ、このブログでも告知を出しておいたが、すっかり忘れていた。『著名人のお墓を歩く』を売りにいかないといけない。
その後、救援連絡センターから校正がFAXで届く。直し終えて、13:00にY印刷に訂正データを送信。これでひと段落、あとは集金に行くだけだ。そこにM印刷Sさんから電話。先方に確認したところ、先ほどのレイアウトは修正してほしいと。これではSさんも大変だ。昼飯後、『子ねこチビンケと地しばりの花』の最終確認に入る。ところが、16:30に集中が切れてしまい意識朦朧。しばらく幽境に遊んだ後、囲碁に励むことになった。最近、土日もなく、ワーカホリックになっているので、本日は早く帰って早々に眠りたいものだ。

著名人のお墓を歩く―谷中、染井、雑司ヶ谷編
あきやま みみこ
風塵社

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