風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

今日はハロウィン

2007年10月31日 | 出版
昨晩は実家で母親の手料理をたらふく食べながら、父親と3時間ほど話し込む。いつもはテレビがついている食卓なのだが、この夜はマタンゴと父の声だけがリビングに響いていた。途中何度か愛猫みいちゃんが様子をうかがいに来るのが愛らしかった。父の頭はすっかり禿げ上がり、腹もドスコイと出ているため、会社ではきっと「デブハゲおじさん」などと陰口を叩かれていそうだが、マタンゴにとってはかけがえのない大先輩なのだ。 D . . . 本文を読む

「再び唐津へ」準備編

2007年10月30日 | 出版
大横丁商店街のコインシャワーに寄ってから出社すると、すでに腹巻オヤジが出社しており、せっせとアヤシイ冊子を制作しているところだった。オヤジの背中からはいつになく危険な香りが放たれていたので、そそくさと倉庫へ行き出荷作業をする。その後、取次から大量に返品がやってくるものだから、汗水垂らして書店営業してもこのザマかいなと思い、ひたすら気落ちするマタンゴだ。そして、この作業を毎週火曜日、何年も何十年も続 . . . 本文を読む

心臓破りの本郷・壱岐坂

2007年10月29日 | 出版
深夜2時頃久しぶりに喘息の発作が出てしまい、ほとんど眠れずに朝を迎える。あまりに苦しいものだから始発で実家へ帰り、母親とかかりつけの病院へ行くことにした。弱った体を恥ずかしげもなく見せられるのは家族だけだな、なんて思いながら、9時の開院とともに診察券を投げ入れるが、週明けだからかすでに患者の列が出きていた。待つこと1時間、ようやくマタンゴの番がやってきた。もともと小児ぜんそくを持っていたわけではな . . . 本文を読む

昨夜はU君送別会@F社

2007年10月27日 | 出版
昨晩はF社U君の送別会があるため、後楽園の成城石井で定価4600円の赤ワインとP舎Kさんオススメのチーズ「Brie」1200円を買い、プレゼント用に包装してもらう。18時に、P舎F君、I君、Kさん、腹巻オヤジ、マタンゴの5人でF社にうかがうと、刺身の盛り合わせや塩茹でしただだちゃ豆、大横丁商店街の「おくちゃん」特製煮込み過ぎおでんなどなどテーブルに乗り切らないほどの料理が用意されていた。途中、風邪 . . . 本文を読む

戦いと固パイ

2007年10月26日 | 出版
昨晩久しぶりに友人Kに電話をすると、ちょうどラスベガスから戻ったばかりの成田エクスプレスの中だったらしく、私たちは新宿で落ち合うことになった。遅い夏休みをもらったというKは学生時代から無類のカジノ好きだ。賭博にまったく興味のないマタンゴは幾度となく何がそんなに魅力なのかを聞いた。現地に足を運ばなければわからないことだと念を押してから、場の雰囲気に酔うんだよ、という。クールぶってサイコロ転がすKの姿 . . . 本文を読む

布団から会社まで30分

2007年10月25日 | 出版
近頃、朝がめっきり冷えるようになったので、布団から出るのが億劫だ。そろそろ暖房機器を実家から持ってこなければならない。ブルブル震えながら、久しぶりにIHクッキングヒーターの電源を入れ、お湯を沸かす。引越したばかりの頃に大量に買っておいたワカメスープを飲むためだ。スープの美味しい季節がやってきた、と喜んでいたら、あっという間に出発時刻を過ぎてしまい、今日はコインシャワーに寄ることができずに出社。 今 . . . 本文を読む

自分探しの旅「流山おおたかの森」編

2007年10月24日 | 出版
出社前に大横丁商店街のコインシャワーに寄ると珍しく3つとも塞がっていたため、営業中のお供にとコンビニで買っておいた「さつまりこ」というおやつをガリガリ食べながら待つ。刻々と迫る出社時刻に焦っていると、「ファーア!」と気持ち良さそうな声をあげながら頭の禿げ上がったオジサンが出てきた。オジサンの陰毛がたんまり溜まっていたら嫌だなあなんて思いながら、湯気でモクモクのシャワー室に乗り込む。 風呂上がりの . . . 本文を読む

伊勢崎線とケータイ小説

2007年10月23日 | 出版
自転車の鍵を失くしたマタンゴは電車賃を浮かすため早稲田まで徒歩で帰宅する。真っ直ぐ帰れば1時間ほどで着くところを、書店や古書店、スーパーなどに寄って道草をくったため、家に着く頃には23時を過ぎていた。やることが山積しているのに4時間も油を売ってしまった自分を反省するも、まもなく就寝。 自転車がないので今日は電車で出勤せねばならない。コインシャワーを浴びてから出社したいので、やや早起きをして出発。 . . . 本文を読む

小田急線の旅

2007年10月22日 | 出版
先週土曜の晩にあきやまみみこさんと毛皮族の講演「おこめ」を観に下北沢の本多劇場へ行き、観劇したあと終電間近まで酒を飲み、みみこさんとお別れしてアパートへ帰宅してからというもの、翌日の夕方まで眠り続けた。風邪の引き始めなのか全身がだるく、まったく動く気がしないのだ。しかし一週間分の洗濯物を今日中にどうにかせねば、月曜から着る服がなくなってしまう。空腹でスタミナ切れの体をなんとか起こして、早稲田通り沿 . . . 本文を読む

原稿と昼寝の午後

2007年10月19日 | 出版
昨日書店営業後に直帰を許されたマタンゴは川崎の実家へ帰ることに。その前に父親に頼まれていた阿川弘之著『米内光政』(新潮文庫)と『トイガンチューニングマニュアル』を購入するため、再び書店へ。さっきまで営業マンだった自分が客としてレジに並ぶのは少々気恥ずかしいものがあるが、これも父親のためだ。マタンゴが就職してからというもの、父は欲しい本を必ず私に頼むようになった。もしかしたらマタンゴが版元ではなく書 . . . 本文を読む

はみパン営業

2007年10月18日 | 出版
昨晩は牛込柳町駅にある古書店「樂園書林」さんへ閉店後だというのに押しかけ、店主Tさんをつかまえてお話しさせていただいた。Tさんに句会のお誘いをしていただき、早速来週の土曜日に参加させていただくことになった。はたして教養のないマタンゴに俳句が詠めるものなのか、と不安な面持ちでいると、Tさんがおもむろに書棚から黛まどか著『聖夜の朝』(講談社)を抜き取り、手渡される。パラパラとページをめくるたびに飛び込 . . . 本文を読む

銭湯で風邪予防

2007年10月17日 | 出版
昨日からひっきりなしにトローチをなめているのだが、なかなか治まらない喉のイガイガ。P舎Kさんも同じ状態らしく、二人で飴を口に含みながら出荷作業をする。Kさんによると、風邪の初期症状には激辛カレーを食べるとスゥーッと良くなるとのこと。なるほど、スパイスが効いて腹の底からポカポカ温まるから良さそうだ。マタンゴは銭湯のアツアツ風呂をお勧めする。特に早稲田にあるB湯は、いつ入っても46度という高温風呂のた . . . 本文を読む

ごめんなさい、M社長

2007年10月16日 | 出版
昨晩は腹巻オヤジと白波を飲みながら風塵社の今後について話し合った。22時頃、解散。 返品日の今日は今にも崩れそうな曇り空が広がり、朝からドンヨリ気分も暗い。空を見上げるたびに、降るな降るなと念じてみるが、やっぱり返品作業中にチョロッと雨粒が落ちた。 今日はP舎の新刊『世界にクリスマスが一つしかなかったら』の取次搬入日のためP舎は朝から大忙し。I君は今日から東北出張だそうで、KさんとS君が慌ただし . . . 本文を読む

京急線ぶらり途中下車の旅

2007年10月15日 | 出版
昨日夕飯に食べた純連のみそラーメンで口の中を火傷し、今日は一日中ベロンと向けた皮を舌先でいじり続けている。ここのラーメンは油が多めなので、スープが異様にアツアツなのだ。30分並んでようやく食べられたラーメンだからといって思い切りがっついてしまったのがよくなかった。 出社すると、すでにP舎大大社長、I君、S企画のMさんがいて打ち合わせをしていた。 出荷作業中に腹巻オヤジが出社。マタンゴの自転車を借り . . . 本文を読む

タダ乗り

2007年10月12日 | 出版
昨晩は、翌日取材でカメラを使うためバッテリーを取りに実家へ戻る。なんと出張帰りに寄った実家にバッテリーを忘れてきてしまったのだ。川崎まで帰る電車代がもったいない、もったいないと嘆きながら、帰宅。疲れからか、ここのところ心ここにあらずの状態が続き、細かいミスを連発している。土日のどこかで気分を一新せねば。 今朝は自宅から出社のため、満員電車に乗る。JRの改札機が一斉点検中のため、タダ乗り状態。おか . . . 本文を読む