風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

町屋へ(2)

2017年05月30日 | 出版
(5/24)14:30くらいから、彼の訃報がネット上のニュースにも出始めている。ところが、15:00を回ったが、12:30に弊社に来ると電話で言っていたEさんがまだ見えない。「ゆっくりでいいですよ」とは伝えたものの、あまりに遅いと心配になってくる。スマホに電話してもつながらないので、「いまどこですか?」とメールだけ入れておいた。すると、すぐに「いま地下鉄のなか、大手町」と返信が来る。スマホを持って . . . 本文を読む

町屋へ(1)

2017年05月29日 | 出版
あるかたが亡くなった。そのかたをこの項では以降、彼と記す。 彼は団塊オヤジで、数奇な運命をたどり、都内の某施設内(以降、某所とする)での病死であった。享年はもう少しで満69歳。無宗教なので、戒名などはないことだろう。小生と直接の面識はなかったけれど、先方も小生のことは認識していた。彼から、書籍用のパッケージに直筆署名の入ったある本を郵送でいただいたことがある(某社経由で)。 彼の発病したのは201 . . . 本文を読む

連邦刑務所の日常

2017年05月25日 | 出版
某氏から送られてきた手紙を勝手に転載。いろいろあって疲れちゃったなあ(腹巻オヤジ)。  合州国軍に少なからぬ女性兵士がいることはご存知であろう。歴史的には、対英独立戦争にも一定数の女性兵士が加わっていたと言われるし、南北戦争でも双方に女性兵士がいたとも言われる。が、それらはいわば例外的存在。言うまでもなく、近年の男女平等思想の結果、女性兵士を多出させている。単に数の上で女性兵士が増大しているだ . . . 本文を読む

パンツを見ない

2017年05月20日 | 出版
ある日本郷で、会社に向かってトボトボ歩いていると、前を歩いているネーチャンの姿がどことなくおかしい。最初は、ミニのスカートのうえにエプロンでもしているのかなと思ったが、どうやらそうではなさそうだ。うすそうな生地のロングのスカートをはいているのだけれど、お尻のあたりだけスカートが内側に巻き込まれていて、もう少しでパンツが見えそうである。そのため、いささかヴォリュームのある太ももがかなり上の方までむき . . . 本文を読む

私を雄琴に連れてって

2017年05月19日 | 出版
鬱々した日を過ごしていたら、いつの間にやら共謀罪法(組織犯罪処罰法改正)案が衆院を通過しているではないか。特定秘密法から始まり、ABEの言論弾圧ここにきわまれるというところだ。これでますます日本の報道の自由度ランキングは下がることだろう。新聞、テレビに政権批判や政権スキャンダルを期待することはますます難しくなり、頼みの綱は週刊新潮と週刊文春ということになってしまう。週刊誌は中味を読まず中吊りだけで . . . 本文を読む

高崎へ

2017年05月15日 | 出版
ある日、「浜名湖に行きたい」と妻が突然言い出した。お決まりの気まぐれである。「なんで浜名湖なん?」「うなぎを食べたい」「うなぎやったら、板橋の大山にも美味しい店があるやろ」「湖も見たい」「だけど、ちょっと遠いぞ」「遠いってどれくらい?」「ひかりで浜松で下車して在来線に乗り換えないといけないから、2時間くらいかなあ」「だったら、そんなに遠くないじゃない」「問題は浜松に停まるひかりの本数が少ないことで . . . 本文を読む

サバの粕漬け

2017年05月10日 | 出版
朝から小雨が降っているせいか、気が重い。晴天でも気が重い日が続いているから、これは五月病ということか。しかし、正月でも五月病のような気もするのであるわけで、金欠による慢性のプチウツがもう何十年(十何年?)も続いているということでしかない。6:00前に雨の音で眼が覚めるものの、起き出す気力はわかない。深酒を控える以外の方法で、朝、すっきり起き上がれる方法はないものだろうか。身体のどこかを押せば、すぐ . . . 本文を読む

原宿へ

2017年05月08日 | 出版
あれもしなければ、これもしなければとは思いつつも、世間は連休ということもあり、いまいちやる気がわかない日が続いていた。まずは社内と家の片づけをしないといけないのだけれど、これがまったく進まない。雑然とした社内を眺めては、ため息をついただけで囲碁に逃避してしまう。こんなんじゃどうしようもないねえ、と思い至るころには日が暮れていて一杯の時間だ。長い間の疲労がたまっているのか、それとも、そもそもが自堕落 . . . 本文を読む