風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

『スタンフォードの自分を変える教室』

2013年01月31日 | 出版
先日(といっても、年末年始の前後か)に妻が『スタンフォードの自分を変える教室』(大和書房)を買ってきた。ついでに小生も拝読させていただく。といって、そんなに熱心に読んだわけでもなく、話題の本なのでパラパラと拾い読みした程度であるけれど、小生には大して役に立たないということがわかったので、熱心に読むのはやめておく。 たまに面白い指摘がなかったわけではないけれど、自分を変える一番のメソッドが、呼吸を深 . . . 本文を読む

阿弥陀仏の膝元

2013年01月29日 | 出版
本日は、久しぶりにジョギング通勤となる。大雪以来、しばらく路上の日陰には雪が残っていて、ジョギングする気にはなれなかったのだ。しかし寒いねえ。今くらいが、このシーズンの底なのだろうか。寒さでつまんない怪我などしたくはないので、足首だけはていねいに回して、自宅を出る。 そういえば、以前ほど鼻水が出なくなったように思う。ヨーグルト効果なのか、それとも腹中にヘンな虫でも飼っているのだろうか。検査したこと . . . 本文を読む

神戸行(04)

2013年01月28日 | 出版
(承前)まだ、しつこく神戸の話を続けることにする。こんな話を書き続けるのに、実は小生もずいぶん飽きてきているのだけれど、なぜか止められない。 N氏と別れた翌日は、案の定、ひどい二日酔いであった。しかもゲリが止まらない。8:00くらいに起床してから、10:00に宿を出るまでに、何回かトイレに駆け込まなければならなかった。どうして、神戸に出かけてまで、日常と変わらないこういう体たらくとなるのだろうか。 . . . 本文を読む

神戸行(03)

2013年01月25日 | 出版
(承前) 「こっちはさあ、そういうアカデミックの世界にいないからね、その世界の面倒臭さに直接付き合わなくてすんでいるけど、そもそも、きみを☆★大学が引っ張ったのは、いろいろなんかあったわけでしょ」 「いやあ、ぼくを引っ張ってくれた先生というのが、そもそも学内少数派だったわけ。それで、自分のお弟子さんとか、息のかかった人間とかを大学に引っ張ってきて、自分の立場を強くしようと思ったんだろうね。その最後 . . . 本文を読む

神戸行(02)

2013年01月24日 | 出版
(承前) ある古本屋の前を通りかかると、ある本が差してあるのに気がついた。松田政男著『テロルの回路』(1969年、三一書房)。値段を見たら500円。モトコー土産に買ってもいいかなあと思いもしたが、どうせ、会社にも置いてある本なのだ。同じ本を2冊持っていてもしょうがないので、棚にもどしておく。プレミアが付いてないのが、少々残念だ。 小洒落たお店もなかなかに面白そうなところが多そうだ。ギャラリーとして . . . 本文を読む

神戸行(01)

2013年01月23日 | 出版
ある日、なぜか神戸にいた。14:00、元町のK文堂書店で、旧友のN氏と落ちあう。待ち合わせを「K文堂エロ本コーナー」としておいたけれど、もちろん、そんなコーナーがあるわけない。開口一番、N氏曰く「エロ本コーナーなんてないじゃん」「あるわけないじゃん」「お店の人に聞いちゃったよ」というので、ついつい笑ってしまう。K文堂さん、どうもすみません。N氏と遭遇する前にお店の中をグルッと回ると、Oさんの新著が . . . 本文を読む

獄中の年賀状事情

2013年01月13日 | 出版
極北の地の友人から新年のあいさつが届く。そこでまた、勝手に転載してしまう。(腹巻) *********************************  お元気ですか。  新しい年ですが、ちょっときびしい意気消沈な年越しだったのではと心配です。でも、お気楽に育ってきた国の我々は、きっと底をついて初めて、現実に目覚める類いの人間なのです。福島があってもまだ懲りないというのは、相当のニブさではありま . . . 本文を読む

初夢?

2013年01月10日 | 出版
正月から、いやな夢にうなされることが多い。それで夜半にガバッと目を覚ましてしまうから、ここのところ、無意識にプレッシャーを感じているのかもしれない。毎日毎日、お金の算段に苦しめられていた時は、それこそ毎晩毎晩いやな夢にうなされていたけれど、最近はそれほどひどい状態にあるわけでもないのに、どうしたのだろうか。 いくつか断片を覚えている夢があって、その一つは、警察の一室か学校かで思想調査をされているよ . . . 本文を読む

教条の呪縛を解き放つ?

2013年01月08日 | 出版
昨日は、朝から消防車がカンカン飛び回っている音がしていた。正月早々に火事を出したんじゃ、この1年たまらんね。しかし、火の用心には気をつけなくては。 むかし日暮里のとある訳ありの場所に住んでいたことがあった。すると、その目と鼻の先にあるクリーニング店が、深夜大火事になったことがあった。小生は江戸っ子ではないが、目の前で大火事があれば、当然、野次馬として見にいかざるをえない。うわー、すげーなー、ジャン . . . 本文を読む

臨戦モード?

2013年01月07日 | 出版
すでに弊社は臨戦モードとなってきた。1月5日に1本、ある請負のデータを入稿。本日は、毎月やっている「救援」紙の入稿日である。そして、もう1本やっつけないといけないものが残っている。年明け早々、結構、忙しいなあ。 そこで「救援」紙の作成作業をしていたら、オッと思うものが目に留まった。それが以下の挨拶文。ご本人も救援連絡センターの許可もなく、勝手に転載することにする(ゴメンナサイ)。林真須美さんは、和 . . . 本文を読む

メトロポリタン展へ行く

2013年01月05日 | 出版
正月二日目、「そろそろ会期が終わっちゃうから、ぜひ見ておきたい」と妻が言うので、上野の都立美術館の「メット展」に出かける。なんでも正月中、先着何名様かには、そのカレンダーがもらえるそうだ。そのため、早く並びたいとわがままなことをそいつは言っているけど、どうせ、そんなに早く起き出せるだけの根性が、我々にあるわけがない。 しかし、どうせ混むだろうから、早めに家を出ようと、9:00くらいには出かけ、都美 . . . 本文を読む

恭賀新年

2013年01月04日 | 出版
新年明けましておめでとうございます。 本年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。 同時に、弊社にとって、本年が飛躍の一年となるよう努力したいと決意しております。 そういうわけで、上記のご挨拶は、それはそれで本心ではあるけれど、ただしかし、毎年毎年、正月なんて寝てばかりでろくなことをしたこともない。それなりの事情が常に突発していたのは事実ではあるけれど、年中行事にはどこか嫌悪感があって、素直に . . . 本文を読む