風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

『読むドキュメンタリー映画』琉球新報で紹介

2009年11月30日 | 出版
琉球新報「芸能・文化」欄から 『読むドキュメンタリー映画』 無私の精神のたまもの2009年11月29日  表題の2001年とは、新世紀のめでたい区切りとして、ではなく、〈9・11〉の衝撃的なメモリアルとして選ばれている。映像ジャーナリストである著者はこの年を起点に、あらためてドキュメンタリー映画の地平と、その今日性に熱視線を注ぐのである。  01年から今年まで製作された(例外が2作)、公開ほや . . . 本文を読む

刑務官の人間性

2009年11月29日 | 出版
極北の地にいる友人が届く。元気そうになったので、とりあえずは一安心。  塀の中には、まだまだ外界とは違う流れがあるようです。当所ではますます受刑者に「保障されている」はずの「権利」が切りちぢめられ、生きづらさ、生き苦しさ、そして何よりも「いつか出獄して社会復帰してゆけること」への不安は、日々増加しています。ことに外部交通に関わる締め付けは、まさに新法施行以前への逆行を加速度的に推し進めているよう . . . 本文を読む

あきやまみみこの“へンテコリン”なぬり絵教室

2009年11月26日 | 出版
池袋コミュニティ・カレッジで、あきやまみみこ先生が「ぬり絵」教室を開催することとなりました。なんでも、受講生が8名以上集まらないと、そもそも開講されないとか。現在、あきやまさんは、本当に始まるのだろうかと、ヤキモキしているところです。ということで、ぜひ、多くの方のご参加をお待ち申し上げます。弊社としても、最大限の協力を惜しまない覚悟です。 しかし、どんな教室になることやら、今から楽しみです。 ( . . . 本文を読む

逸脱せよ

2009年11月24日 | 出版
そういうわけで、最近は2日に1回は50分ほどを走るようにしているわけであるが、当然ながら、そんなに速くは走れるわけがない。なるべく息が切れないようにゆっくり走るのであって、これがやってみるとなかなかに難しい。ついつい足が速く出そうになりそうなのを、そんなに急ぐとバテちゃうから、ゆっくり行きましょうよと自分に言い聞かせ、とにかくゆっくり走る。 それでも、徐々に体力がついてきたのか、昨日はほとんど歩か . . . 本文を読む

『初恋芸人』その後

2009年11月21日 | 出版
カゼにかまけて、『初恋芸人』を忘れてしまったわけではない。『初恋芸人』発売前後の動きと今後の予定をお伝えしておきたい(先ほどまで『レッスル・カルチャー』の原稿整理をしていたので、文章が論文調になっている)。 まず、様々のトラブルにもめげず、先週12日(木)に無事、取次への搬入を終えることができた。前にも書いたかもしれないが、書籍の発売日というのは、雑誌とちがって、全国同時発売というわけではない。こ . . . 本文を読む

『レッスル・カルチャー ―格闘技からのメディア社会論』ただいま製作中

2009年11月20日 | 出版
メディア論、精神分析、カルチュラル・スタディーズ、コーチ学、人類学など多様な視点から「レッスル・カルチャー」に迫る。モンゴル相撲(ブフ)から見た「朝青龍問題」や、ジャンボ鶴田の幻の遺稿も収録! 格闘技を論じる社会学者は少なくない。だが、従来の格闘技をめぐる言説の多くは、あくまでも選手論やプロレス談義に終わるものが多くを占めていた。社会学の領域では、プロレスを理論的にとらえようとするフレーム分析が . . . 本文を読む

カゼの直し方

2009年11月19日 | 出版
風邪をひいたときは、肩甲骨の左右の出っ張りを結ぶ背骨上のところにホッカイロを服の上から貼って寝ることにしている。これは個体差のある話なので、小生のやり方が他の人に適しているかどうかはわからず、そもそもこの方法が医学的に正しい処置なのかどうかなんてことは知らないが、この方法を取ると、特に発熱しているときは一発で効く。要するに、人工的に体温を上げて汗をかくことで、ウイルスをやっつけてしまおうという作戦 . . . 本文を読む

風邪をひく

2009年11月17日 | 出版
風邪をひいてしまった。最近、右下の奥歯が痛み、免疫が低下していることは実感しつつあったが、そこでウイルスを拾ってしまったようだ。先日(14、15日)、箱根の囲碁血戦に結局参加したのであるが、どうもそのときから調子が悪く、結果は惨敗に次ぐ惨敗。開始から四連敗し、一時はどうなるかと思った。その後少し建て直すが、J社Tさんとの本郷対決にも破れ、「腹巻さん、今日はいつもの勢いがないねえ」とからかわれてしま . . . 本文を読む

『初恋芸人』取次搬入

2009年11月12日 | 出版
先月の末、友人の一人が無期刑確定となってしまった。想定内ではあったが、獄中の外部交通が最近いくらかゆるくなったとはいえ、なんとも気の滅入る出来事である。ということで、その友人の面会のため、久しぶりに東京拘置所(以下、東拘)に行くことにした。 一昔前の感覚では、無期刑といっても10数年で仮釈がもらえるということであったが、最近ではそのようなことはまったくない。無期刑は実質の終身刑化されていて、無期刑 . . . 本文を読む

初恋芸人

2009年11月12日 | 読者の声から
作家中沢くん、記念すべき処女作出版おめでとうございます。 風塵社H様の粋な計らいで発売前に手に届いたことだけでも大変嬉しかったです。 しかし、それ以上に、小説の内容がとても良かった。人の心と心のつながりって難しくも大切だって事。 はじめは、“ナカザワ”くんのオタク的なお話で笑って読めるような小説かと思っていましたが、最終的には涙が出てきました。 作家中沢くんの人を見る目や、心を見る目、とらえ方もと . . . 本文を読む

The Day Small Pine Tree Died

2009年11月11日 | 出版
この数日、ブログを更新しているような余裕が全くなかった。オバマ訪日に合わせて地下に潜ったわけでもなく、会社が不渡りを出したわけでもございません。ご安心を。 本年の5月、笠間の陶炎祭で買った小松が、この数週間でみるみるうちに痩せ衰えてしまい、ついに枯れてしまった。なにが原因なのか、さっぱりわからない。毎日水をあげて、夜、帰宅すると屋内に移していたというのに、小松が死んでしまった。この夏はあんなに青々 . . . 本文を読む

『初恋芸人』見本出し

2009年11月07日 | 出版
11月6日(金)、ウォーキング&ジョキング出社二日目を試みる。前回よりも、だいぶ速いペースで進むことができる。7:55に家を出て、9:00に、壱岐坂のローソン前でF社社長と遭遇。ATMに用事があるというF社社長と別れ、そのまま会社に向かうと、早くもE製本のトラックが新刊『初恋芸人』の見本(画像)を持って待っているところだ。あわてて会社を開けて、見本の荷降ろし。 う~む、これはいい本ができたと一人ほ . . . 本文を読む

リターンキー

2009年11月05日 | 出版
昨夜は遅くまで「救援」紙の制作作業に取り掛かることになる。ところが、その5面をpdfファイルに落とそうとしたら、突然トラブル発生。エラー表示が出て、パソコンがフリーズしやがる。こういうトラブルに直面すると、当然萎える。すっかり労働意欲を喪失し、あとは焼酎を飲んで23:00帰宅。 くだらねえなあと思いつつニュースを見ていると、プロ野球日本シリーズでは、面白い展開になっている。来年は我がカープと楽天と . . . 本文を読む

肉体改造計画

2009年11月04日 | 出版
11月1日、久しぶりに秩父の山を歩き、翌日の昼過ぎから脚に筋肉痛が走るようになった。そのため歩き方がどうにもギクシャクしてしまい、なんとも情けない。そこで意を決し、肉体改造でも始めようかと思い立ってしまった。といって、スッパリタバコをやめられるほど意志は強くないし、メタボをそれほど気にしなければならないような体型でもない。これは腹に巻いてあるもののおかげと、深く感謝することにしておこう。 3日は、 . . . 本文を読む

塀の中の懲罰事情

2009年11月03日 | 出版
小生の友人から手紙が届いた。某極北の地でひどい目に遭わされている。なんとかしてやりたいとは思うのであるが。 (10月13日)  お元気ですか。今週から多分また私は懲罰です。月末まで手紙、面会不可能、優遇は4になって面会月2回です。秋も深まりつつあって、みんなの元気を願いつつ塀の中からのレポートです。私の方は前便で予告したように、工場担当職員に「差別だ」と「大声で」疑問を呈し、かつ抗議し、批判をし . . . 本文を読む