風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

『ザ・大杉栄』

2017年10月31日 | 出版
某日曜日、3週連続での週末の雨である。しかも2週連続で台風ときたもんだ。そういう雨の日にはおとなしく家に閉じこもり、弊社刊「復刊ライブラリー」シリーズでも読んでいてもらいたいものである。しかし、10月の秋空を当てにしていた商売は、上がったりというところだろう。儲かったのは長靴屋さんとコインランドリーくらいのものだろうか。それにしても、雨ばかりではいささか辛気臭い。 その日曜日、雨音を聞きつつ10: . . . 本文を読む

隣人愛考

2017年10月28日 | 出版
前回、隣人愛について中途半端に触れてしまったので、もう少し考えてみることにする。 前回も述べたように、小生はキリスト教についてさほどの知識があるわけでもないし、まともに聖書を読んだこともない。ただ、曖昧な記憶として、イエス・キリストが「右の頬を打たれたら左の頬を差し出しなさい」的な意味合いで、「汝の隣人を愛しなさい」と述べたんだったか、なにかを行ったんだったか、というような話を読んだか聞いたような . . . 本文を読む

隣人愛?

2017年10月27日 | 出版
ある朝、会社に向かおうとトボトボ池袋まで歩いていく。すると、途中で便意を覚える。家を出る前に一発投下したはずなのに、またかいなとウンザリした気分だ。快便でないということは、最近飲んでいる酒が悪いせいかなあなどと考えながら地下鉄に乗り、後楽園で下車。ラクーアのトイレに爆弾を投下することにした。 そこで毒ガスもろとも液状の爆弾もチョビンと放出するが、どこか下っ腹が晴れない気分がする。まだ出たりないのか . . . 本文を読む

愛国中年党

2017年10月25日 | 出版
ある日曜日、午前にポケーとテレビを見ていたら、元巨人の元木がフルマラソンに挑戦する番組がNHKで放映されていた。引退後のふしだらな生活でたるみきった体を少々鍛えなおし、最後は無事にゴールインできてめでたし、めでたしという内容である。それを見ていて感動するわけでもないけれど、元木でもフルマラソンができるのならば、小生もどっかの大会にエントリーしてみたいなあと思い始めた。フルマラソンに挑戦するという目 . . . 本文を読む

ノイズがいらだたしい

2017年10月18日 | 出版
少しばかりこれまでの繰り返しをする。小生は偏食が激しいうえ、しかも夜はなるべく食べないように最近は心がけている。食べはしないけれど、酒なら飲む(飲まなきゃやっていられない)。それはべつに健康のためとかなんとかという目的合理性に基づく行動ではなく、ただ単に年齢による新陳代謝の低下によるもの(と、ストレス緩和)でしかない。要するに、若いころとちがって、それほど腹が減らなくなっていて、食わなくてもさほど . . . 本文を読む

新宿区へ(3)

2017年10月12日 | 出版
某集会のなかで聞いた発言を自分なりにとらえなおして考えていたら、前回はずいぶんと文字数を費やしてしまったものである。誤解のないように申し添えておくと、そこで述べたことはこれからの検討材料であって、小生なりの最終結論ということではない。いまを生きる若い人たちの息苦しさをなんとなく感じ、それがどこに起因するものなのかを見極めたいだけなのだ。もちろん、その原因が単一で単純な構造であるわけがないし、人それ . . . 本文を読む

新宿区へ(2)

2017年10月11日 | 出版
後半戦が始まったものの、当初は90分を予定していたのに残りは60分しかない。しかし前半の印象からして、後半が60分では終わらないことだろう。時間の延長を画策することになる。われわれのあと、その場を使いそうな人や団体はいなさそうだから、勝手に延長して黙っておけばわからないかなとも考えるが、そういう心がけの悪い振る舞いは世間を狭くするだけである。 後半もどうせ人の話を聞くだけなのだが、前半はそれだけで . . . 本文を読む

新宿区へ(1)

2017年10月10日 | 出版
某休日、都内某所新宿区である集会を開くことになった。当日の参加者は80名弱といったところだろうか。会場のキャパにちょうど見合った人数でたいした混乱もなく無事に終了。その集会を開くと決まってから、実行委員会の会議はいつも風塵社内。その延長で議事報告を書くのは小生の役割、面倒なことこのうえなかったのだけれど、ようやく終わって少し清々とした気分である。 その某会を開きたいと言い出した某2名が諸悪の元凶で . . . 本文を読む

どこに置くのか?

2017年10月06日 | 出版
それにしても忙しい。自社の企画だけで6点を進行させないといけない。そこに編集請負の仕事も重なってくるし、書店さんにも営業に出かけないとならない。これでは体がいくつあっても足りないということになるけれど、かといって人を雇える余裕もないし、そもそもがその前提をまだ築けていない。そのための処理にあと何年かかることやら。しかしそこで、ふと足元を見やれば、忙しいのだったらこんな駄文を書くこともなかろうという . . . 本文を読む

9月を乗り越える

2017年10月03日 | 出版
もう10月だ。速いものである。2017年も3/4を生きながらることができたので、できることなら無事に2018年を迎えたいものである。おかげさまで11月までの資金繰り計画は小生の頭のなかにはできあがっているのだけれど、いまだに年末の突破の仕方が見えていない。どうやってその関門を乗り越えるか。とにかくは、働くしかないということである。現在は多岐にわたって忙しい状態となりつつあるから、その勢いを持続して . . . 本文を読む