風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

コースを変える(3)

2019年02月28日 | 出版
白山の坂を上れば本郷通りに出る。ところが、どこに出たのかが瞬間わからない。とにかく右折して走っていけば、そのうち本郷3丁目交差点に出ることだろう。文京学院大学には足しげく通っているから、そこまでの道はよく覚えている。しかし、さほど記憶にないところなので、文京学院よりもさらに北側に出たのだろう。 道路の反対側には寺があり、その門の脇には巨大なほていさんのような像が建っている。ほていさんって仏教系なの . . . 本文を読む

コースを変える(2)

2019年02月27日 | 出版
これまでの人生、東洋大学の校舎にはトンと縁がなく、かなり以前のいい加減な記憶では、神保町の専修大学のような校舎だったようなそうでなかったようなというものにすぎない。ところが、白山の坂を上っていったら、突然、立派な大学が広がっているから驚いたわけである。しかし、立派な建物を見ると、OG、OBからよっぽど寄付を募っているのではないかと疑いたくなってしまう。それとも、授業料が高いのだろうか。 東洋大学の . . . 本文を読む

コースを変える(1)

2019年02月26日 | 出版
金欠鬱によるなんにもやりたくない病がガンガン進行している。しかし、打開策を講じないことにはどうしようもないのもわかりきっている。なにかいいことないかなあと口をあんぐり開けていても、空から金貨が降ってくるわけでもなければ、棚にはぼた餅などない。そんなことはわかりきっていても、布団からは出たくないし、会社にも行きたくない。妻の「早く起きろ!」というわめき声も聞えてくるものの、布団にうずくまりながら、嗚 . . . 本文を読む

なんにもしたくない病

2019年02月22日 | 出版
2月21日の北海道の震災で不自由を余儀なくされている方にお見舞い申し上げます。 さて、当方、金欠鬱につき、なんにもしたくない。そのわりには、某誌と某ミニコミの制作を終わらせているのだから、小生の鬱状態というのもあてにならないものだ。しかし、なにもしたくないというのも事実である。死刑廃止映画週間が行われていて、小生も一つくらいは観ておこうかと前売り券を1枚買ってはおいたものの、渋谷まで行くのが気鬱で . . . 本文を読む

スシ食いねェ

2019年02月19日 | 出版
某日、Y印刷Y氏ご来社。ここ数年のY氏の口癖である「売上の低下をどうしたものか」がまた始まった。それに対してはいつも、印刷業自体が厳しい状況なのだから、まずは印刷とは別の業態をはからなければどうしようもないでしょ、と応えていた。出版業も当然ながら厳しい、世のデジタル化はこの先もドンドン進むことであろう、そこで、印刷というアナログな業態が右肩上がりになるわけもない。もちろん、そんなことはY氏も重々に . . . 本文を読む

『バカにつける薬』

2019年02月18日 | 出版
この半年ほど読書をしていない。もちろん、仕事上の必要があるときは本を開くけれど、そういうことではなく、ヒマなときにおのれの興味と関心にしたがって本を読むということをしていない。初めて手にする本だろうが、再読だろうがかまわないが、とにかく、愉しみとして本を読むという行為をしていないのだ。そんな話をF社社長にしたら、「腹巻くんが本を読まないんだから、出版不況になるわけだよ」とからかわれたけれど、読書と . . . 本文を読む

みなし解散法人

2019年02月13日 | 出版
先月のある日の夕方、税務署から郵便が届く。税務署から郵便が届いて気分のいい経営者など、この世のなかには存在しないことだろう。小生もその例に漏れない。どうせろくでもない通知だろうし、もしもどうでもいいような内容なら御の字だと、その日は封も開けずそのままテーブルのうえに放り出し帰宅することにした。しかし気になるし、いやなことばかりを想像してしまう。 翌朝出社してからまずは一服。どうでもいいような案内で . . . 本文を読む

エシカル

2019年02月07日 | 出版
数年前の冬、泥酔してコケてしまい、着ていた皮のジャンパーの左肩部分を軽く傷つけてしまった。そんなこと、小生はまったく気にしないのだけれど、妻はどうにも気になるらしい。そこである日曜日、「これからしばらく営業強化週間とし、背広を着て書店さんを回ることにする」と妻に告げると、「寒いから、冬物のコートが必要じゃないの。いまからサンシャインに探しにいく?」と言い始めた。なんだか面倒なこと言いやがるなあと思 . . . 本文を読む

コケちゃいました

2019年02月04日 | 出版
昨年12月から諸事ドタバタし始め、さらには資金繰りも行き詰まり、そのうえ返品も増加。やってられねえなあという気分で、ジョギングどころの気分になかった。しかし、とにもかくにも2018年は終わったので、その年末年始に少しばかり走りこみしてみようと思い立った。空白ができてしまったので、その初日はどこまで走れるのか、無理のないところで折り返そうと出発することにした。しかも、それまでとちがい、陽の高い午前か . . . 本文を読む